高橋維新のページ

　やりましたとも。山本先生の無慈悲な8bitで紹介されていたから。

　前作は、やっていません。ただ別に今作から入ってもストーリーの理解にそれほど支障はありません。
　非常によくできた、アクションゲームです。主人公のKNACKを動かして敵を殴りながらステージを踏破していくスーパーマリオブラザーズ風のアクションです。オールドファッションのシンプルなゲーム性は、とっつきやすい一方、少し飽きやすいのが問題でしょうね。基本的に、やっていることはずっと同じなので。もうちょいステージギミックに多様性があったら、なお良かったでしょう（ドンキーコングリターンズやマリオギャラクシーを範としてみてはいかがでしょうか）。ストーリーもちょいと冗長で、この点も「飽き」を助長してしまうのが惜しいところです。何と言うか、「お前ラスボスじゃなかったんかい！」という展開が2〜3回繰り返されるんですね。

　いやまあでも、この手のアクションゲームのファンなら手を出して損はありません。難易度は全体的に低めですが、高難易度はそれなりに難しいので、ライトな層からヘビーな層まで楽しめるんじゃないでしょうか。

追伸
　登場キャラクターの台詞回しが徹底的にバタ臭いのは、総監督が西洋の方だからでしょうか。「英語を翻訳した感じ」が抜けない台詞をずっと聞かされるのでゲーム自体の飽きやすさも相まってものすごく胸焼けしてきます。もうちょい、日本人が聞いて違和感のない翻訳を意識しても良かったんじゃないですかね。

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