予防歯科を受ける前に
予防歯科と標榜していても、経営的に取り入れていると考えざる負えないホームページが散見されます。異論もあると思いますが、少しポイントを書きましたので、歯科医院選びの参考にしてください。歯科衛生士の仕事の重要性は高まるばかりで、それを応援していますが、どうも衛生士さんがほとんど説明するというのは?
- 従来型:
- 「早期発見、早期治療に必要なリコール:治療をした後、三ヶ月か半年などの一定期間が経ってから、再び診察することをリコールといいます。」
- 「歯石を取ってもらいましょう。3〜6カ月に一度は、歯科医院で歯石を取ってもらうようにしましょう。歯石は自分一人で取ることはできません。」
- 「虫歯予防の基本は、プラークコントロールです。」・「まず、しっかりと歯磨きをすることが、虫歯予防の第一歩」と言って、フッ素と食事指導をせずに、歯磨き指導ばかりする。
- 新型:
- 「PMTCでバイオフィルムを除去して虫歯予防しましょう。」と書いてあるのと同時に、「PMTC(プロが行う歯のクリーニング)の料金システム:所要時間 1回30分、料金1回3,150円(税込)」のように、PMTCを予防プログラムから切り離して売っている。
- 「予防プログラムとして、虫歯・歯周病の原因などを話しせずに、TBI(ブラッシング指導)を行って」予防歯科の説明とする。
- 「PMTCと3DS:デンタル・ドラッグ・デリバリー・システムで虫歯予防、レーザ・カリソルボ・ダイアグノデント・3Mix−MP法・・・」と説明している。すなわち、予防とか虫歯・歯周病の原因の説明とか勉強より歯科医院での行為そのものをメインとして宣伝している。
- さて、このような現状の中から、本当の予防歯科を実践している歯科医院を探すのは、困難ですね。僕も、どこの歯科医院が推薦できるかは、わかりません。いろいろな教室とか、予防のクラブを作って、頑張っている歯科医院は、多いのですが、本当のところはわからないのです。参考として、少し内容は高度になりますが、歯科医院・歯科医師についてとこれからの歯科治療のページを作りましたので、参考にしてください。
2006年06月13日(火) 03:44:24 Modified by mxe05064