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前編:プラチナな日々 はるちは編

注意:
合宿所を舞台に、アイドル達の性活を描いたSSのシリーズです。
話の都合上、同性愛っぽい描写がありますので苦手な方はご注意願います。




「春香ちゃん、ちょっとだけお邪魔していいかな?」
「いいけど、どうかしたの雪歩?」
「ごめんね、寝る前に。ちょっと相談したいことがあって」

千早ちゃんが留守で、静かで平和な夜だった。
寝るにはまだ早く、退屈していた私は軽い気持ちで雪歩を招き入れた。
相談といっても雪歩のそれは他愛のないことに決まっているだろうし。

「で、相談したいことって?」
「千早ちゃんを貸してほしいの」
「……えっ?」
「とぼけないでいよ、私知っているから」
「と、とぼけるって何かな」
「じゃあこうすれば分かるかな」

いきなり布団に押し倒され混乱した私は、雪歩にのしかかれたまま
ただ茫然と彼女の顔を見上げるしかない。

「ねえ、千早ちゃんとは付き合っているの?」
「ちょっと待って、意味わかんないよ」
「じゃあ付き合ってもないのにあんな事とかしてるの?」
「……あ、あんなことって」
「付き合ってないのならいいよね、千早ちゃんを借りて」

雪歩のいわんとすることが分かっても、それを素直に認めるのは
危険だと無意識が警報を鳴らす。

「ちょっと待って、雪歩は何か誤解してるよ」
「誤解だなんて。私も千早ちゃんとしたいだけだよ」
「し、したいって……それなら直接本人に言えばいいと思うけど」
「そ。春香ちゃんがそれでいいならそうしようかな」

そこで手首を抑える力が緩められ、ほっとしたのもつかの間。

「私、本気だから。それにちょっと自信もあるんだ」
「待って雪歩。それどういうこと?」
「どうって言葉の通りだよ」

普段の気弱な面影はどこにもなく、夢見るような表情の先で
何を想像しているのか、頬までほんのりと紅潮させている。

「ちょっと待って……千早ちゃんはそういうのじゃないから」
「そういうのじゃないって?」
「わ、私が無理矢理つき合わせてるっていうか、その……」
「ノンケだっていいたいの? 大丈夫、私も”そういうの”じゃないから」

ここまで追い詰められたらもはや万事窮す、だった。
雪歩が千早ちゃんの体を求めているのは明らか、それもガチで。
だったら私はどうすべきだろう?
千早ちゃんとは付き合っているわけじゃないけど、お互いの秘密を共有し
女の子同士のエッチをしているのも紛れもない事実。
雪歩を止めるべきなのか、それとも……

「雪歩は千早ちゃんをどうしたいの?」
「別にどうもしないよ? 春香ちゃんと同じようにしただけだよ」
「さっき本気とか自信あるっていってたよね」
「そんなに気になるなら、いま試してみる?」

そういわれてすとんと腑に落ちた。
押し倒され、火照った体を押し付けられ、熱い滾りを感じて
興奮していた私はとっくにその気になっていたのだから。
雪歩は”そういうのじゃない”と言いはしたけど、女子高通いで
男性が苦手な彼女の”本気”と”自信”に正直興味もあった。

これは浮気とかじゃない。千早ちゃんのためにすることだから。
そう覚悟を決めて頷くと、雪歩は今まで見たこともない淫らな
笑みを浮かべながら、ピンクの舌で唇をぺろりと舐めてみせる。
そうしてパジャマのボタンをゆっくりと外しはじめた。



私に跨ったまま脱いだパジャマを無造作に放りだすと
小ぶりだけど形のいいおっぱいが小さく揺れる。
そういえばお風呂で見るたび、可愛がってみたいと思ったっけ。
彼女は私をまたいだまま立ち上がるとズボンも脱ぎ捨てる。

「電気、消さないの?」
「消さないよ、春香ちゃんを見ていたいから」

パンツを下ろして足から外すとき、剃ってツルツルのお股が開き
大事な部分が赤く充血してたっぷり潤っているのがわかる。

「わ、私も脱ぐね」
「いいからじっとしてて、脱がしてあげる」

雪歩が覆いかぶさり、顔が近寄せられる。
肌も吐息も熱っぽくて、こっちまであてられてしまいそう。
キスに備えて目を閉じたのに、空振りだったみたいで
瞼をひらいた瞬間、それを見計らっていた雪歩に唇を奪われる。
未だにおっかなびっくりの千早ちゃんとは違う深いキス。
入ってきた舌で強引にかきまわされ、息が詰まる寸前解放される。
空気をむさぼる口にとろりと唾液が垂らされ、飲むことを強制する
雪歩の眼差しに負けて喉を鳴らした直後、今度は首筋にキス。

勝手に抱いていたイメージとはまるで異なる強引な攻め方だった。
主導権を奪われたまま、あっというまに体は雪歩に屈してしまい
さらなる快感を求めている。
目を開けば可愛らしい雪歩が愛撫に夢中な姿が見えるのに
目を閉じれば見知らぬ人に強引に奪われているような錯覚。
そんな違和感の正体に気付かないまま、愛撫が乳房に及ぶと
もう考える余裕なんてなくなった。

おっぱい全体が唾液でとろとろになるまで乳首を舐められ
吸われ、小さく噛まれてまた吸われてキスマークが増えていく。
その間に雪歩の指は下半身を目指してお腹から太ももの愛撫を繰り返す。
ああ、焦らさないで。欲しいの、あそこに……
そんな思いが伝わったのか、ようやく指が性器に届いて。

「ね、春香ちゃんは指いれても平気?」
「うん……大丈夫だよ」
「そう、よかった」

千早ちゃんには望むべくもない、本格的な愛撫がしてもらえると
逸る心が雪歩の真意を見落としてしまった。

「あは、凄く熱くてとろとろだね……春香ちゃんのオマンコ」
「やだ……そんな風にいわないで」
「でも感じてるでしょ? 腰、びくびくしてるよ」
「だって、凄く気持ちいいから、あっ、やぁっ!」
「自信あるっていったでしょ? でもね、まだこれからなんだよ」

最初はゆっくり、丁寧に挿入された雪歩の人差し指。
抜き差しする動きが徐々に早くなるともっともっと快感が欲しくて
知らず腰が動いてしまう。

「もっと欲しい?」
「欲しい、気持ちいいこと、もっといっぱいして」
「いいよ、春香ちゃん」

膣の中で雪歩の指がぐねぐねと動き、中をこすられてさらなる
快感を呼び起こされる。
自分では届かない奥深くまで雪歩の指は届き、それだけでなく
感じる場所を的確に探し当てるから快感はどんどん高まっていく。

「ほら、ここ分かる? こりこりしてるとこ」
「し、しきゅう……やっ、そこ、あぁっ、きもちよすぎるよぉ」
「んー、じゃあこの辺でやめとこっか?」
「だめ、やめないで! もっと、もっと欲しいの」
「春香ちゃんは欲張りだね、指3本も咥えこんでまだ欲しいの?」

そんな風にされているなんて気が付かなかった。
ただ快感が欲しい、もっともっと気持ちよくしてほしい、
それしか考えられくなっていたから。

「欲しいよぉ、もっとして、お願いだから」
「じゃあ、私のお願いも聞いてくれるかな?」
「千早ちゃんのこと?」
「そうだよ。聞いてくれたらもっと凄いことしてあげるよ?」
「…………やさしくしてあげてね」
「もちろん、大丈夫だから安心して」

かくして快楽に魂を売り渡した私はその代償として
後戻りできない領域に足を踏み入れてしまうことになる。



日付が変わった夜更け、行為が果てても快楽の余韻は
まだ私の中で燻りつづけている。
雪歩のいう”もっと凄いこと”の結果だった。
執拗な愛撫で出来上がった私が仰向けに寝かせられた直後
指でも舌でもないものが私の中に侵入してきた。
それが人工的な異物と分かった時には遅かった。
正常位の格好で私の上で腰を振り続ける雪歩に、犯される快感を
いやというほど刻みこまれて数えきれないくらい絶頂もして
初めて意識が飛ぶという経験もした。

お風呂どころか体を動かすこともできないくらい消耗した私の前で
行為を終えた雪歩が満足げに”異物”の後始末を始める。
そういう道具があると知っていたけど、初めて見た実物は異様で
それを事も無げに体内から抜き出す光景は結構衝撃だった。

「ねぇ雪歩……」
「なあに、春香ちゃん」
「千早ちゃんのことだけど」
「分かっているよ、入れるのはなし、だよね」
「うん。それと無理なこと、嫌がることも」
「大丈夫、そんなこと絶対にしないよぉ」

千早ちゃんの膣に指を入れたことはある。
もちろん傷つけないよう、人差し指の第一関節くらいまでで
あの子は痛がりもせず、嫌だともいわなかったけどそれ以上
のことはしていない。
私がかつて先輩にそうされて、その指を破瓜で赤く染めたように
するべきではないと分かっているから。

分かっているけど、つい考えてしまう。
千早ちゃんがあんな快感を与えられたら一体どうなるのだろうって。
どんな顔をして、どんな声をあげて……
その時、ふとそこに思い至った。
雪歩もあれをあそこに入れていたということは。


「ねえ雪歩、聞いてもいいかな」

彼女はその質問を予期していたのだと思う。
むしろそうなるように仕向けたのかもしれない。

「初めては男の人だよ。いったでしょ、私”そういうのじゃない”って」
「…………」
「でもね、してもらうのは男の人がいいけど、するのは女の子がいいかな」
「……そ、そうなんだ」
「春香ちゃんは男の人には興味ないの?」
「な、無いことはないけど」
「だったら経験してみたら? これより本物の方が絶対にいいから」


雪歩を女にした男性。一体誰なんだろう?
そして雪歩が相手にした女の子もいるだろうってこと。
今夜私がそこに加わって、もうすぐ千早ちゃんもそうなるはずで。
もしかしたら765プロの他の誰か?

知りたい、聞いてみたい。
さらに深みにはまるとしても好奇心は止められなかった。

「あのさ、雪歩の相手って」
「ふふっ……春香ちゃんも知ってる人だよ」


それだけ言うと、あとは何を聞いてもはぐらかされるだけだった。
彼女は身支度を終えると部屋を出ようとして戸口で振り返る。


「その気になったら紹介してあげるね、千早ちゃんが終わったら」


つづく。

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