うちのこまとめ

常に狩衣を身にまとっており、適度に伸びた髪と普通程度に整った顔をしている。
職業は神職で、奈良県の某山の頂上に建っている神社に家族と住んでいる。
妻がその神社の神様で、自分がその神様の子孫だという事を除けば、割と普通の青年。

人を殺すことに長けており、その技術は次代当主も含めて歴代最高峰。
ただし、あくまで人である。
本人曰く「“人”であるなら殺すのに技術は要らない。真に必要となるのは人外。そういう意味では、娘のほうが一枚上手」。
人外を殺すのはあまり得意ではない。
とはいえ、その技術と能力はやはり最高峰のものである。

現在は娘に当主を譲り、隠居している。
妻と楽しくのんびり暮らしていたり、冒険時代の友人と遊んでいたりする。

葛綺家第六十代目当主。
生まれた頃から現人神としての資質を持っており、過去最高とされていた。
そのため、英才教育として六十代目当主として小さい頃から一族の掟と【現人神としての思想】を叩き込まれた。

照夜が現人神となることが出来たのは10歳の頃。
前当主である母親は才能も乏しく、薬漬けにされていたため
照夜が現人神となって当主になると当主の座から下ろされ、幽世（かくりよ）へと送られた。

当主となってからは教え込まれた技術とその思想を元に一族を纏めてきたが
18歳の頃に、一通の手紙が照夜の元へ届く。
それはFalse Islandという場所への招待状だった。
日々の生活に飽きていた照夜は、自らの祖霊である姫樹と共にFalse Island、偽島と呼ばれる場所へ赴く。


偽島から帰って来た照夜は、恋人とともにまた日常に戻る。
数年後には娘が生まれ、沙耶と名付けられた。
その十数年後、娘に家督を譲り隠居する。
現在も存命中。
現人神の寿命はかなり長い。