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この世界を覆う暗黒をふり払い、平和の光を再びこの地に…

その使命を果たすべく、私、聖殿の水遣いは異なる世界から『勇者様』をお呼びいたしました。それからグリフォンライダーさん、魔鉱戦士さんを仲間に加え、冒険へ旅立ったのです。

勇者様は一方的に呼び出されたにも関わらず、使命を全うしようとしてくれています。一度、その事について謝罪したことがあるのですが…



「何で謝るの?俺はむしろ感謝してるよ?」

「向こうで終わりかけてた人生を、こっちでやり直しさせてくれたんだから水遣いちゃんは恩人なんだよ」

「気にしないでいい、水遣いちゃんが俺を救ってくれた。だったら俺が恩返しする番なんだからさ」



その言葉通り勇者様は、私を何度も助けてくれました。多くの苦楽を共に過ごしてきたことで、私にとって勇者様はかけがいのない、大切な人になっていきました。ああ、勇者様。貴方の事をお慕いしております…♡

 

けど…



「ええ!?世界を救う旅に私達が!?」

「そ☆君たちみたいな優秀な子がいたら心強いんだけど…どうかな?」

「どうしようニニ〜!私達、世界の命運を握っちゃうんだって〜!ねっ!一緒についていこうよ!!」

「あー、はいはい。持ち帰って要検討させて頂きます。行くよハレ」

「あーん!ちゃんと考えてよ〜!」

「じゃーね♪勇者のお兄さん♪フゥリちゃん達のお返事、楽しみにね♪」

「しばらくここにいるからいい返事頼むよ!女の子メンバーもいるから安心して!」



「はぁ…勇者様、また女の子に声かけてます…」

「勇者サマのあれは今に始まったことじゃないでしょうに…わかってるでしょ?」

「わかってますけど〜…むー…」

隣で龍仙女さんがもっともな事を言ってくれますが…気持ちはモヤモヤしたままです。

「龍仙女さん達を誘った時もそうでしたよね。物凄く喜んでたと思ってたのに拳僧さんがいるってなったら露骨にがっかりしてましたし…」

「あの時の勇者サマの顔!あれは思わず笑っちゃった!あの態度で最初は反発してたアイツも今ではすっかり仲良くなったし、姉弟子としても鼻が高いわ!」

「重ね重ね申し訳ないです…んくっ」

謝罪しながらジュースを1杯。少しでも落ち込んだ気分を和らげないと…

「いいのいいの!英雄色を好むって言うじゃない!それで…勇者サマとはどこまで行ったワケ?」

「べふぅ!?」

何を唐突に言い出すんですか!?

「え、なななな、そそれはももうバッチリで勇者様は私にもう夢中でしゅよ!?」

「あー…だいたいわかったわ…前に話してた誘惑作戦、上手くいかなかったんでしょ?」

「それは…ハイ…」



私が勇者様を誘惑して恋仲になる作戦。これがまぁ上手くいかなかったんですよね…



勇者様と距離を詰めて意識させる



プライベートだとすぐ一人で出かけて無理…



事故を装って身体を押し付ける



普通に心配されちゃいました…



おしゃれして魅力度アップ



気付いてくれない…

 

ちょっとだけ露出度増やして見せ付ける



露骨に視線合わせてくれません…



「心が折れそうです…」

「もう最後の手段行くしかないんじゃない?」

「最後って…」

「これよ」

指で輪を作って人差し指を抜き差しする龍仙女さん…ってちょっと!

「ダメです!女性がそんなジェスチャーしちゃ!」

「手段事態は否定しないのね?」

「……最後に一回だけチャレンジさせてください…」

「まぁ、がんばりなさいな。どうせ実行することになるんだし色々買っといたら?」

「言いたい放題言ってますけど、龍仙女さんはどうなんですか…」

「え?あっ…いやいやいや!アイツはただの弟弟子でそういう目で見たことはないしぃ!?あたしは関係ないじゃないの!?」

「拳僧さんとは一言も言ってませんけど」

「あー!いっけない!用事思いついたから行くわね!!じゃ!!」

龍仙女さんは顔を真っ赤にして立ち去っていきました。貴女も大概バレバレなんですよね。拳僧さんは超がつくほど真面目で熱血過ぎるから気付いてないだけですけど…

泣いても笑っても次が最後です!気合い入れて勇者様を絶対に夢中にさせます!







「」

「えっと…残念だったわね…」

「」

「いやー、あの人いなかったら上手くいってたんじゃないかしら?」

「」

「……ねえ?大丈夫…?」

「ダイジョウブジャナイデス…」

「だよね…」



探索中に見つけた、人の気配がない水場。そこに二人っきりで訪れて露出高い水着でメロメロにしちゃう作戦。絶対に成功するはずだったんです…

まさか長身のマイクロビキニ美人がいるだなんて思いませんよ…なんで、なんで今だったんですか……なんで一人っきりでいたんですかあの人…



「わたしそっちのけでおねえさんとかいわしてましたよあんなびじんかてるわけないじゃないですかわたしだってゆうきだしたのにこんなのないですひどいひどいひどいどうしてわたしばっかりこんなめにあうんですかだいたいゆうしゃさまだってわるいじゃないですかわたしがいるのにまいにちまいにちまいにちおんなのひとさそってこんなのゆるせないですゆるせないですゆるせないですゆるせないです」

「ヒッ」

「龍仙女さん」

「ヒャイ…」

「協力してください」

こうなっちゃったからにはもう…ね…





 

「いやーしっかし、いい人だったな〜フルルドリスさん。最初はびっくりしたけど話せばわかる人だったし。ま、でも予定あるならしょうがないよな」



宿屋の男部屋で拳僧くん、魔鉱戦士、グリフォンライダーを待ちながら一息つく。そういえばフルルドリスさんはあんな人気のない所で何をしてたんだろう…水遣いちゃんと来てたのにすっかり吹っ飛んじゃった。



「水遣いちゃんには埋め合わせしとかないと…」

最近、水遣いちゃんがグイグイ来てる…気がする…

だって水遣いちゃんはいつも真面目に取り組んでて、色恋沙汰とか二の次みたいな感じだからな。それに俺なんかに惚れる訳ないし…惚れるような事もしたことないし…



「それにしても三人共遅いな…なんか眠くなってきたし…さきに…ねて…」

いつしか俺の意識は闇の中へと落ちていった。







 ぎしり





「ん…?かえってきたのか…?」

すっかり日が落ちて月明かりだけが差し込む暗い室内。木の軋む音と人の気配で目を覚ます。ベッドの横で俺を見ていたのは



「水遣いちゃん?なんで?」



俺の問いには答えず、水遣いちゃんはゆっくりと着ているものを脱いでいく。

 「ちょちょっと!何やっ、て…」

水遣いちゃんが着ていたのは色鮮やかな青色の下着。でも本来覆われるべき胸の頂点部分は縦にスリットが入っていて、その…乳首が丸だしだった。パンツはレースが施されたガーター付きで、胸と同じように股間部分を露出する形になっていた。



「え、あ、あう、ああ」

言葉が、出ない

大きめの胸にぷっくりとした桃色の乳首。きちんと整えられた薄い水色の陰毛。目を背けるべきなのに動かなくって、すごく綺麗だった。



「…様が」

「え?」

「勇者様が、いけないんですから」

何かボソリと言うと水遣いちゃんはベッドに乗って俺との距離を詰めてきてって!?

「待って待って!水遣いちゃ、うわっ!?」

どうにかしようとあたふたする内、覆い被さるように水遣いちゃんが上になる。説得、説得しなきゃ!おっぱいが!桃色が!!

「待ってよ!他の人達来ちゃ『来ませんよ』えっ…?」

「龍仙女さんがちょっと…ね」

────────────────────────

「よく効くわね、これ…みんな起きやしない…」

「……♡」

「こいつが、こいつが悪いんだから…♡無防備に寝てるこいつが…♡」

────────────────────────

「だーれも邪魔は入りませんよ♡勇者様♡どうです♡似合ってますか♡」

「似合ってる!似合ってるけどさ!もうちょっと段階踏んで…」

そう言った瞬間、水遣いちゃんの顔から表情が消えた。

「誰のせいだと…」

「え?」

「誰のせいだと思ってるんですか!!」

普段からは考えられないような声を張り上げて怒る彼女は続ける。



「私が貴方にアピールしてるのに気付いてくれない!」

「おしゃれしても褒めてもくれない!」

「毎回毎回女の人ばっかりに声かけて!!私がいるのに…!私がいるのに!!」

「挙げ句の果てにはこうやって来ても宥めるばっかりで…!!私は貴方にとって何なんですか!ただの…仲間でしかないんですか…!」

「もっと、もっと私を見てくださいよぉ…」

「水遣いちゃん…」



俺って、馬鹿だな…ここまで追い詰めちゃったんだ

「ごめんね」

「…!やっぱり…!そう、思ってたんですね…」

「違うよ!俺は、俺は…」



伝えなきゃ、全部を



「水遣いちゃんのこと…大好きだ!」









「え…う、嘘です!この場をごまかしたいからそんな事を!」

勇者様から出た突拍子もない言葉に少し驚きました…私のことが好き?そんな訳ありません!

「本当だよ!」

「じゃあ何で女の人ばっかり誘うんですか!?」

「水遣いちゃんを…水遣いちゃんを取られると思ったから!」



「え?」

「俺なんて何の能力もないんだ!俺より強い男が来たら水遣いちゃんが靡いちゃうと思って…だったら女の人誘うしかないじゃないか…あー…情けねえ…恥ずかしい…」

そう言って顔を隠してしまう勇者様の耳は真っ赤に染まっていました。まさか、本当なんですか?そんな理由で?

「勇者様…バカじゃないですか…?」

「ああそうだよ…こんな理由で水遣いちゃん悲しませて…俺は大馬鹿…」

「そうじゃないです!勇者様の朴念仁!」

「え!?な!?水遣いちゃん!?」

私は勇者様を起こしてぎゅうっと抱きしめて言ってやりました。

「私は勇者様しか見ません!だから!そんなバカなことは心配しなくていいです!私は、私だって…」



「勇者様のこと!大好きですから!!」



「え、あ、ありがとう…水遣いちゃん…俺、嬉しいよ…」

お礼を告げた勇者様は呆気に取られた様子。朴念仁にはこれくらい言ってやらないとわからないでしょう!



さて、ここまで来たら仕上げですね…



「勇者様」

「え?あっ、なに…?」

「私達両想いですよね?」

「う、うん」

「なら…しましょう?…えっち♡」

「え、いやいやいや!待って待って!そんな流れじゃなかったよね!?」



途端に顔を真っ赤にして慌てる勇者様。なんか…可愛いです♡



「でも、さっきからずっとお尻に当たってるんですよね…♡勇者様の♡おちんちん♡早く私とえっちしたいよって言ってますよ♡」

「それは生理反応でっ!?水遣いちゃんぐりぐりしちゃダメぇ!」

「うふふ♡勇者様は私のこと、これ以上好きになりたくないんですか?」

「ヘ…?」

「私は、勇者様をもっと、もっともっともーっと♡大好きになりたいんです♡だから…」



勇者様の耳元でそっと囁く



「お互いに知りましょう♡身体の隅から隅まで♡余すことなく♡」

「この夜が明けてしまうまで…♡」



 



「んっ♡んむっ♡ちゅっ♡ちゅる♡ちゅーっ♡ぷはっ♡えへへ♡ようやくキスしてくれましたね♡」

軽いキスではなく吸い付くようなキス♡求められてるみたいでドキドキしちゃいます♡

「えっと、変じゃ、なかった、かな?」

「え?勇者様経験豊富なのでは?」

「あっ…ごめん…実は結構無理してキャラ作ってて…女の子とこういうことするの…ハジメテデス…ハイ…」

「そう、だったんですね…」



バツが悪そうに目を逸らす勇者様。でも…

「ごめん、失望し『あはっ♡』うん?」

それとは正反対に私の胸中は非常にざわめいていました。それって、私が勇者様の初めてになれるって事…?

「いいんですよ勇者様♡私でじっくりたっぷり女の子を学んでくださいね♡♡私も経験ないですけど…精一杯がんばりますね♡」

「よ、よろしくお願いします…!」



「たくさん触ってください♡勇者様に触れられるだけでドキドキが止まらなくて…♡」

おそるおそる勇者様が触れてきたのは胸。下から持ち上げるように、横から感触を確かめるように触る勇者様。すっごく興奮してくれてて嬉しいです♡



「やっぱり、お好きなんですか?おっぱい♡」

「その…男にはないから…後、普段からすっごい強調してたし、ぶっちゃけ触れて嬉しい…!」

「もう♡気づいてたんなら行動してください♡そしたらもっと早く揉めてたんですよ♡♡」

「うう…ごめむぎゅ!?」



謝ろうとした勇者様を胸元に引き寄せて言葉を遮らせます。謝られたらムードが台無しですから!

「謝るのはなしです!それより…揉むだけでいいんですか♡おっぱいって…何のためにあると思います…♡?」

そう伝えて抱き寄せてた手を緩めると、勇者様は乳首に吸いついてきちゃいました♡♡

「あんっ♡ひうっ♡それ♡好きです♡すごく好きです♡もっと吸って♡吸ってぇ♡ひんっ♡」

ビリビリと脳に伝わる快楽。でもちゅうちゅう吸う勇者様に愛おしさをおぼえてしまいます…♡

「やぁ…♡それ♡それも好きです♡♡コリコリ好き♡ペロペロすき♡♡すってのばすのすきぃ♡♡♡ん〜〜っ♡ひあんっ♡♡♡」

ちゅぽんと音を立てて勇者様の愛撫から解放された乳首はピンと勃ってしまっていました♡♡勇者様の唾液でてらてらと光っていて…自分のものなのにひどく、いやらしいものに見えました♡♡



「はーっ…♡はーっ…♡勇者様…♡」

「ご……えっと、次、いいかな?」

また出かけた謝罪の言葉を飲み込んだ勇者様は、私に次を促します。もちろん、大丈夫ですよ♡

「ここ、ですよ♡指で触ってください♡」

 ちゅぷっ♡くちゅり♡

私のおまんこに指を入れたらすぐに響く水の音。すっかり出来上がってしまった、私の腟内…♡ああ、この人に触られちゃうんだ…♡

「うわっ…あつい…」

「そうっ♡ですよ…♡もっと、いじっちゃってください♡」



 じゅぷっ♡くちゅくちゅ♡

「ふーっ♡ふーっ♡うんっ♡」

右に、左に、上に、下に。色々な所からくる勇者様の指の感触。私とは違う、太くて、ゴツゴツした、たくましい指。

 くちゃくちゃくちゃ♡ぞりり♡

「ひゃぁああ♡♡そこ♡そこきもちいいです♡もっと♡もっとぉ♡」

その指がある場所を撫でたとたん、ゾクゾクと走る快感♡自分でした時とは全然違う♡♡

 ぐちゅぐちゅ♡ぐちゅぐちゅ♡

「あっ♡あっ♡あああっ♡勇者様♡勇者様ぁ♡クリも♡クリも触って♡♡」

私の懇願に勇者様はそっとなぞるように触れて応えてくれました♡そんなことされたらもう、もう♡

「イっ♡くぅぅう♡♡♡♡」

びくん、びくんと身体が勝手に跳ねて絶頂を迎えてしまいました…♡こんなに♡こんなにきもちいいだなんて…♡こんなにきもちいいなら♡



「はーっ♡ひゅう♡はーっ♡ひゅう♡ゆうしゃさま♡ゆうしゃさまぁ♡」

もっと もっと したいです♡

「……水遣いちゃん」

「……?」

「我慢できない。するよ」

「あっ…♡」



ゆうしゃさまの おちんちん♡ あんなに おおきく なってて♡

「ゆうしゃさま…♡」

なら こたえなきゃ♡

「わたしのはじめてを…♡」

ぜんぶ ぜんぶをあげなきゃ♡

「わたしを…♡」

 くちっ♡くぱぁ…♡

「みずつかいをもらってください♡」



 ちゅくっ ずぷぷ…

「んっ♡くうっ…♡」

 ぷちっ みりみり…

「ひっ!いった…んむぅ!?ん…ちゅっ♡ちゅう…♡」

 ずぶぶぶっ ぶちゅん!

「んうっ!?ん〜っ…ぷぁ!勇者様…ありがとうございます…キスのお陰で痛みが薄れました…♡」

「そ、そっか…よかっ…たね」

「はい…♡」

ああ、私、やっと結ばれたんだ…大好きな勇者様と…ここに勇者様のが入っちゃってるんだ…♡うっすら腹部に浮き出ている勇者様のおちんちんをそっと手で撫でてうっとりしてしまいます…♡

「み、水遣いちゃん!それダメっ…ああぁっ!?」

慌てた言葉が勇者様の口から出たとたん、腟内に感じる熱い感覚。これってもしかして…?

「勇者様…?でちゃい、ました…?」

「その…水遣いちゃんのが、良すぎて…」

とたんにしょぼくれはじめる勇者様。これはいけません!私が何とかしなくては!

「勇者様!私、嬉しいです!」

「え…」

「だって私で興奮して、気持ちよくなってくれたんですよね?」

「初めてなのに好きな人を気持ちよくできて、私、すっごく自信ついちゃいました!だから…」

「わっぷ!?」

「もっともっと♡私に夢中になってくださいね♡ぎゅーっ♡」

勇者様を胸元に抱き寄せ言ってあげます♡そしたら勇者様はおっぱいにおずおずと手を伸ばし揉み始めちゃいました♡

「みず、つかい、ちゃん…」 

「なんですか♡おっぱいですか♡正直な勇者様♡大好きです♡いっぱい吸って元気になってくださいね♡♡」

おっぱいにむしゃぶりつく勇者様…本当に可愛い…♡長くも短くも思える時間で、勇者様のおちんちんが私の腟内で、どんどん大きくなっていくのが感じられました♡

「ぷはっ、水遣いちゃん…ありがとう。何とかなりそう…」

「ふふっ♡よかった♡じゃあ…♡」



「私を愛してください♡」

「貴方のお気に召すままに…♡」





「あっ♡あっ♡ああっ♡勇者様♡勇者っ♡さまぁ♡私♡わたし♡しあわせです♡」

お互いに抱き合いながらするセックス♡とても幸せです♡つながってる部分から聞こえるいやらしい音も♡勇者様が私の身体に肉体を打ち付ける音も♡私達を祝福してるようにしか聞こえません♡♡

「ゆうしゃさまのおちんちん♡きもちいいとこ♡ぜんぶあたってます♡♡あたま♡ふわふわしちゃいます♡♡♡」

「しあわせがずっと♡ずっと♡つづいてます♡♡すき♡すき♡♡だいすきっ♡♡♡だいすきですゆうしゃさまぁ♡♡♡♡」

「もうっ、がまんむりだっ!みずっ、つかいちゃん…!」

「ふぇ…?」

ゆうしゃさまが なにか みみもとで



「ずっと いっしょ だよ」

 かぷり



「ひっ♡」

ああ だめ 

「いっ♡あっ♡」

だめだめだめ ぞくぞくが

「あああああ♡♡♡」 

とまらな い

 

どくっ!どくどくどくっ!どくん!

「────────────ッ♡♡♡♡♡♡」



からだ びくびく あたま ちかちか

おなか あつくて 

ゆうしゃさまのが いっぱいで



「しあわせ です♡」

 





『水遣いちゃんへ、一階で待ってる。身体洗ってすっきりしたらおいで』

眼を覚ますとこんな書置きを残して勇者様は部屋を後にしていました。身体を洗って(垂れてきた勇者様の精液でちょっと興奮して、一人でシちゃったのは内緒です…♡)一階に降りるとパーティの皆さんが集まっていました。



「ニャー…グリフォンの小屋で寝ちゃうとは…疲れてたのかニャ?」

「わからん、記憶がない…」

「俺…最低だ…夢とはいえ姉弟子に、あんなっ、みっ淫らな…ああっ!」

首をしきりに傾げるグリフォンライダーさんと魔鉱戦士さんの隣では拳僧さんが頭を抱えて唸っています。

「おはよ、水遣いちゃん♪ゆうべはおたのしみでしたね♪」

「龍仙女さん…」

「ちょ、なによ!お互いうまくいったからいいじゃないの!」

「そうでしょうか…」

どう見ても悪夢だったとしか思ってないですけど、どうなることやら…

「それよりも勇者様です!勇者様!貴方の水遣いが来ましたよ♡」

「あ、ちょっと今は!」





「勇者のお兄さん!おっはよ〜♪フゥリちゃん達がお返事持ってきたよ♪」

「結局ハレに押し切られちゃって…勘違いしないで。あなたがハレに手出ししないように、私は監視としてついて行くだけだから」

「肝心のハレちゃんはまだ寝てるけど…コンゴトモヨロシクってね♪」



「」



「へー!『罪宝狩りの悪魔』…カッコいい!俺達と組みましょ!」

「正気か?賞金首の盗賊を仲間にする勇者なんぞ聞いたことがないが」

「お願いします!ダンジョンの謎解きとか罠解除とか必要なんです!魅力的なんです!貴女が!」



「」



「いやー!よかったな〜!御巫ちゃん3人組で来てくれるなんて…黒魔女さんも状況次第で手助けするって言ってたし!順風満帆だよ!!あれ?みんな?どこ?」

 

「ゆうしゃさま」

「え、あ、あのみずつかいちゃんこれはね」



「勇者、様の…」

「勇者様の浮気者────────!!」



怒鳴り声に続き何かが弾けるような音が朝の街に響いた

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