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作者:名無し

 アマゾネス女帝王と言えば、最強のアマゾネスとして知られている。

 三度子どもを産んでなお、その座を一度も譲ったことがないと言われればその凄さが伝わるだろうか。
 女帝王様の娘三名――全員父親が違うので異父姉妹だが――も、女帝、女王、王女と周囲から呼ばれ、アマゾネスの里における要職でその力を遺憾なく発揮している。

 さて、女帝王様の娘の一人である女帝様が種馬を一人手に入れたことは記憶に新しい。
 かつての女帝王様のように彼女もまた優秀な戦士をすぐに孕むに違いないと期待を寄せられているが、私には気がかりなことが一つあった。
 そのすぐ後の頃から、女帝王様がやたらと勤めを精力的にこなされるようになったのだ。
 一見すればいいことのように思われるかもしれないが、長きに渡って女帝王様に仕えている者の一人としては胸騒ぎがして仕方がない。

 そして、このような際女帝王様に恐れず意見を具申するのが賢者と呼ばれている私の務めなのだった。



「――女帝王様、女帝様。よろしいでしょうか」
「賢者か。申してみるがいい」

 女帝王様のドスのきいた声が部屋に響き渡る。
 聞く者が聞けば失神しかねない圧を感じられるが、これくらいで失神しては側仕えなど務まるはずもない。

 私は恭しく頭を下げると、抱いてる懸念を女帝王様に具申する。

「最近、女帝王様が精力的に勤めを果たされている理由を伺いたく――」
「――賢者。それではまるで女帝王様がいままで指導者たる者の勤めに対して真摯に向き合っておられなかったように聞こえるが?」
「……よい」

 女帝王様の隣に控えられている女帝様が声を荒げられるが、女帝王様はそれを手を上げて遮られる。

「賢者の言うことも間違いではない。指導者の立場を常々窮屈に思っているのは紛れもない事実ではあるからな。
 それはいまも変わらぬのだが、そうだな……向き合い方をあらためたのだ。だから、精力的になったように見えるのだろう。
 賢者よ、これでお前の疑問は晴れたか?」

「……はい。女帝王様、ありがとうございました」

 わざわざ胸の内まで交えて話してくださったのだ。どうして私がそれを疑えようか。
 私自身の胸のつかえも下りた思いだ。このまま辞去してもよかったが、ついでに臣下として気になることを尋ねるべく女帝様に水を向けた。

「ところで、女帝様。最近手に入れられた種馬の具合はどうでしょうか? 皆、早く女帝様のお子様を拝める日を待ち望んでおります」

「子を産むのもまた我らの大事な務め。賢者が案ずるまでもなく、今日もこれから種馬の躾に赴こうと思っていたところだ」

「それはそれは――その日は案外近そうですね」

 場は和やかな雰囲気に包まれるが、その時の私は気づかなかった。
 女帝王様が穏やかに笑っておられたようで、その実何か思案するような表情をされていたのを。



 女帝王は一日の勤めを終え、閨へと足を向けていた。
 ただし、その向かう先は彼女自身の閨ではなく――女帝の閨だった。

「あ゛っ♡ あ゛っ、ああんっ、あ゛っ、だ、旦那様、もっと、もっと……アタシをメチャクチャにしてくださいっ♡ あっ、あああ゛あ゛〜〜〜っっっ♡♡♡」

 女帝王が室内に入れば、種馬として捕らえられた青年が四つん這いの女帝に向かって激しく腰を打ちつけていた。しかし、女帝は普段の威厳ある姿からは程遠い乙女のような蕩けた表情を浮かべて喘いでいる。
 アマゾネスとしては由々しき事態のはずなのだが、女帝王は二人のまぐわいを横目に見ながら淡々と装備と衣装を脱いでいく。そして彼女もまた女帝と同様に一糸まとわぬ姿になると射精で脱力した青年をグッと自らの胸元に抱き寄せた。
 その勢いで青年の手が彼女の大きくも張った乳房に埋没するが、女帝王はそれを咎めるどころか嬉しそうに彼の頭を撫でる。

「ズルいぞ、婿殿♡ 女帝ばかりに構っていては私が寂しいではないか♡」
「そ、そもそも……女帝王様が我々の営みに混ざられるのが何か間違っていると思うのですが」

 さすがに見ていられなかったのか、女帝が青年とのまぐわいで息も絶え絶えにも関わらず口を挟む。

「うるさい、そもそもお前が婿殿の性技について嬉々として話すのが――」

 女帝王はそこまで口にして自らの欲望がだだ漏れであることに気づき、誤魔化すように一度咳払いをした。

「何度も言うようだが、ここは閨。そして、ここでは私もお前も衣をまとわぬ一人のアマゾネスに過ぎぬ。であれば肝要なのは、この場にいて婿殿から寵愛をどれほど賜れるか……それだけよ」

 自分自身の述べた理屈に満足そうに頷くと、女帝王は座り来んで青年の肉棒に顔を近づける。
 先程激しい射精をしたばかりにも関わらず、青年のそれはまだ硬さを変わることなく保っていた。
 女帝王はその光景に恍惚とした表情を浮かべ、黒ずみつつある亀頭に迷うことなく口づけを落とす。

「さすが、婿殿♡ 今日も変わらず雄々しくおられる。なればこそ、私も今日一日女帝王としての勤めに励んだ甲斐があるというもの。ここからは一人の雌として婿殿に奉仕しましょう♡」

 青年の肉棒に一度熱い息を吹きかけると、女帝王は大きく口を開いて勢いのままに根元まで咥え込んだ。そして頬を思い切りへこませると、顔を上下に激しく動かし始める。

「じゅぽっ……♡ じゅぷ、ちゅぷ、ぎゅぽ……っ♡ じゅぱ……っ、ぬぷぅ、じゅぽ♡♡」
「はむはむぅ……れろぉ♡ ぬぷぅ……っ♡ ちゅぷっ、ちゅぱぁ……♡♡」

 女帝王に負けてられないと思ったのか、女帝も青年への愛撫に加わる。彼の睾丸をしゃぶるように口に咥え、全体をれろれろと淫らな音を立てながら舐め上げる。

 青年がいくら種馬として二人と毎日のようにまぐわっていようとも、精力が彼女たちにまだ追いつくはずもない。二人の愛撫にあっという間に呑まれ、女帝王の喉奥に白濁液を勢いよく吐き出す。
 しかし、女帝王は直接注ぎ込まれる白濁液を平然と嚥下していく。しまいには綺麗にお掃除までしてから彼の肉棒を口内から解放した。

「さすが婿殿♡ 日に日に濃さが増していっておられる♡ こんなにも濃いのをいただいては身体が疼いてしまって我慢ができません♡」

 先ほどまでの女帝と同じく四つん這いになって、女帝は青年に己の秘裂を曝け出す。そして引き締まって筋肉質な尻を誘惑するように振ってみせた。

「さぁ、すでにこんなにも濡れてしまっているいやらしい雌に寵愛を♡♡」
「ズルいです、旦那様♡ 女帝王様だけではなくアタシにも寵愛を♡♡」

 女帝は青年の片手を掴むと、自らの豊満な乳房に押しつける。その手がたわわに実った果実をぐにぐにと揉む様を見て、彼女はうっとりとした表情を浮かべた。

「じゅぷっ♡ ちゅぷっ、れろぉ……っ♡ ぬぷっ、ぴちゃぁ……♡♡」
「んんっ……、おお゛っ、お゛、お゛っ♡ おお゛っ、んおおぉぉっっっ♡♡♡」

 青年は女帝と唾液を交換し合いながら、その腰を女帝王に向かって打ち続ける。彼女は腰を打ちつけられる度に獣のような激しい嬌声を上げた。

「あっ、あ゛あ゛っっ♡♡ 私のこ……っ、こは婿殿の形をしっかり覚えてしまっていてぇ♡ 婿殿の太いおち×ぽでないともう満足できないのです♡ だから、何卒寵愛を♡♡ あああ゛っ、んんっ、あ゛っ、あっ、あん……、あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜っっっっ!!!!」

 青年の肉棒が暴発し、女帝王の膣内に白濁液が激しい勢いで吐き出される。彼女は鍛え上げられた身体を弓なり状に反らしながら、それをしっかりと受け止めた。

 しかし、女帝王と女帝がこの程度で満足するはずもない。
 今宵も夜が明けるまで女帝の閨からは二人の獣のような嬌声が聞こえ続けるに違いなかった。


 しばらくして女帝王と女帝の同時懐妊が発覚し、アマゾネスの里では上を下への大騒ぎになるのだが――このときの彼らはそれをまだ知らない。

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