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軍貫マン
ジェニー元気かな

 私は少し離れた地にいる恋人に思いを馳せる

 魔法都市エンディミオンで共に働き、その知的でクールな佇まいに心を奪われた

 彼女は魔法工芸を営むギルドに転職し遠距離恋愛になった

 互いに忙しくなかなか会えないことが続いたが幸いにも互いに長期休暇を獲得したため、いまだ正確なスケジュールはないがどこか旅行に行かないかと約束している

 実は私は当初の予定より少し多く休暇をもらっており、ジェニーが休暇を貰う日より一日早い

 そのため彼女の職場にサプライズでお邪魔して驚かせようと考えているのだ

 ギルドのマスターは存外にノリがよくジェニーの恋人であることを伝えるとあっさり許可が下りた

 彼女はジェニーからよく私のことを聞いていたようだ

 着いた

 ここがジェニーのギルドかなかなかいい雰囲気だ

 職場でのジェニーはどんな感じなのだろうか

 手紙でのやり取りによればジェニーは年長者であるらしいのできっと頼りになるお姉さんといったところだろう

 「イエェェェーイ………えっ?あなたどうしてここに」

 中に入った瞬間凄まじくハイテンションな女性の声が響く

 ジェニーだ、エンディミオンにいた頃とはまるで別人のように明るくなっている

 私は驚いているが、それはジェニーも同じようで恥ずかしそうな表情を浮かべている

 「ジェニーよかったわね。あなたの恋人が来てくれたわよ。じゃあもう帰っていいわよ。恋人同士いろいろあるだろうし」

 ギルドのマスターは笑いを堪えている

 なんというかジェニーの手紙で書かれていた通りの人だった

 ひとまず私とジェニーはお言葉に甘えてギルドをあとにする

 「その…驚きましたよね。昔とあまりにも変わりすぎて」

 確かに転職する前のジェニーはもっと落ち着いた大人の雰囲気だったはずだ

 「あんな風に感情を露わにしている姿は初めて見たから驚いたよ。とても可愛かったと思う」

  「そ、そうですか……」

 照れてしまったのかジェニーは俯いてしまう

 「一緒にいたころはなんだか無理してるような気がしたから、こっちでは楽しそうでなによりだよ」

 するとジェニーは慌てて首を振る

 「違うのよ。あなたの前では思わず見栄を張ってしまって。本当は不安だったの。だからあなたの前だとつい強がってしまう自分がいて。でも今はこうしてありのままの姿を受け入れてもらえるようになって嬉しいの。ありがとう」

 その後もジェニーと色々な話をした

 ギルドの仲間や仕事を語るジェニーの目は光り輝いて見えた

 「そろそろ旅行の計画を決めようか。休暇は長いとはいえ明日からだし」

 「そうね。実はずっと迷っていたのだけど…」

 そういってジェニーは私に旅行の計画を耳打ちした

 旅行当日

 旅先は海水浴場でのバカンスであった

 なんというか意外だった

 エンディミオンにいた頃の彼女は肌の露出を極力避けていたからだ

 だがいま目の前にいる彼女の紐のような水着は明らかにその役目を果たしておらず少しでも見る角度を変えたら乳首や割れ目が見えてしまっており裸よりも扇情的であるように思える

 「似合ってるけど……それは流石に…」

 「ちっ、違うのよ。この水着を着るのは今日がはじめてで認識阻害の魔法が使われているから他の人には普通の水着に見えてますから、決してそういう趣味があるわけじゃないんですから勘違いしないでくださいね!」

 ジェニーは必死になって弁明していた

 「わかったから落ち着いてほしい」

 私は苦笑しながら宥める

 ジェニーは深呼吸をして落ち着きを取り戻すと改めて私の方を見る

 「その……どうでしょうか?」

 「すごく綺麗だと思うよ」

 正直な感想を述べたつもりだったのだがジェニーの顔はみるみるうちに赤く染まっていく

 彼女のメリハリのある身体とそれを過剰なまでに引き立てる水着の組み合わせはかなり刺激的であり目のやり場に困ってしまう

 恋人であるジェニーとは当然身体を重ねたことはあるし裸を見たこともある

 だがそれは彼女の要望でいつも照明を限界まで暗くして行為に及んでいたため明るい場所でまじまじと見る機会はなかったのだ

 「あの、どうしていままで照明を消していたか、わかりますか?」

 そういってジェニーはゆっくりと近づき私に身体を密着させる彼女の柔らかい胸が押し付けられ理性が吹き飛びそうになる

 「あなたの逞しい身体を直接見てしまったらきっと私は自分を抑えきれなくなってしまうと思ったからです。あなたのことを好きすぎる私が、もしそうなってしまったら歯止めがきかなくなってしまいそうで怖かったんです。」

 「こんないやらしい本性を隠していた彼女は嫌いですか?」

 ジェニーが耳元で囁く

 これまでに聞いたことのないような甘い声色だ

 私の理性は完全に崩壊してしまった 私はジェニーを抱き寄せ強引に唇を奪う

 認識阻害の魔法をかけているため傍から見れば仲の良いカップルにしか見えないだろう 私たちはそのままお互いを求め合い何度も愛を確かめ合った

 「はぁ……はぁ……ごめんなさい。急に変なこと言って。やっぱり幻滅しましたよね。」

 「そんなことない。むしろもっと早く気づいてあげられなくてすまなかった」

 私だって本当はもっと激しく愛し合いたかった

 彼女の美しい身体を隠す暗闇など消して欲望の赴くままに交わりたいと思っていたのだ

 でもそれはできなかった、怖かった本当の自分を曝け出したら拒絶されてしまうのではないかと

 それはジェニーも同じだった、互いは心から愛し合っていたにも関わらず臆病な二人は踏み込むことを恐れていた

  「んむっ!?」

 今度は舌を入れて濃厚な口付けを交わす

 「ふぅっ……ちゅっ……」

 互いの唾液を交換し合う しばらくして口を離すと透明な糸を引いた

 「私はジェニーを愛してるよ。どんな君も受け入れてみせる。だから我慢なんてしないし、我慢なんてさせない」

 私はジェニーのたわわに実った果実に手を伸ばす

 「あっ、ダメっ」

 身を捩るジェニーに構わず揉み続ける

 「あんっ、ああぁっ」

 快楽に悶えるジェニーの声を聞きながらさらに強く握りしめる

 「やん、もう、許してくださいぃ」

 ジェニーが涙目になり懇願する

 その顔は蕩けており心の奥底では悦んでいることは明らかだ

 「ジェニーがいけないんだよ。こんないやらしい格好をしているのに私を誘惑してくるんだから」

 「これはあなたを喜ばせるために着ただけで……ひゃうん」

 「じゃあ、このビンビンに勃ってる乳首を触られて感じているのはなんでかな?」

 魅惑的な双丘を遠慮なく揉みしだきながら、時折乳首を弾いてやる

 「それは……あなたに触れられているから」

 「触れられる前からだよね。そんな丸見えの水着で気づかれないと思ったのかい」

 自分でも信じられないくらいジェニーを罵る言葉がスラスラと出てくる

 「ちがう、ちがいます。そんなんじゃありません」

 「じゃあ、もっといじめてあげないとね」

 そういって私は彼女の乳首を口に含み吸い上げた

 「あ、だめぇ。おっぱい吸わないでください」

 「嘘つきにはお仕置きが必要だよ」

 壊したい

 いままで彼女が知性と理性で覆い隠していた分厚い仮面をすべての壊して心の中で燻っていた感情を暴きたい

 「ほらっ、お尻だってこんなにいやらしく振って誘ってるじゃないか」

 そういって彼女の突き出されたヒップを撫で回す

 「お願いします、それ以上は……」

 「何のことだい?はっきり言わなければわからないよ」

 ジェニーは顔を真っ赤にして消え入りそうな声で言った

 「あなたの、おちんちんで、私のいやらしい穴をいっぱい突いて下さい」

 「こんなに人が大勢いるところで恥ずかしい子だな。変態だよ君は」

 「はい……私は変態です……どうかあなたの好きなだけ虐めてください……」

 ジェニーはM字開脚をしながら自らの指で秘所を広げて見せつけてきた

 大胆な水着がそうさせるのかジェニーは剥き出しの性欲をぶつけられることを望んでいるようだった

 「いいだろう。そこまで言うなら望み通り犯してあげるよ」

 私はズボンを脱ぎ捨てると既に準備万端となった剛直を取り出す

 そしてジェニーの腰を掴み一気に挿入した

 「んぐぅっ!はぁ……すごい……大きい……久しぶりなので……少し苦しいです」

 ジェニーの膣内は久方ぶりに受け入れた私の男根を歓迎するように熱く絡みついてくる

 「動くよ」

 「はい……来てくださ……きゃうっ!」

 返事を待たずに私は強く腰を打ちつける

 「あんっ、激しすぎます……もう少しゆっくり」

 まだ温い

 もっと彼女の心も身体もぐちゃぐちゃに掻き回してやりたい

 そんな衝動に駆られ腰の動きをを速める

 「ひゃん、あっ、あぁん、もっと、もっとぉ」

 ジェニーは涙を流しながらよがり狂っている

 その姿に嗜虐心を煽られた私はさらに激しく責め立てる

 「お"っ、おおっ、そこイイッ、奥まで届いてます」

 子宮口をノックされる度に獣のような声を上げる彼女を見て興奮はさらに高まっていく

 「ねえ、いまあそこの男の人がちらりとジェニーのほう見なかった?もしかして気づかれたのかな?」

 「いやっ、見ないでください。私がいやらしいのを見ないでください」

 認識阻害によってこちらがなにをしているかは気づかれてはいないだろうが、普通の水着であっても抜群のスタイルをもつジェニーの姿は周りの男性の視線を集めていた

 そんな彼女を多くの人の前で私が組み敷いている

 その事実に優越感を覚えますます激しく攻め立てていく

 「ジェニー好きだよ。知的でクールなところも、本当はすごいエッチなところも全部大好きだよ」

 「だめぇ、いきなりそんなこと言っちゃダメです……おちんちんで突かれながらそんなこと言われたら私、私もう我慢できません」

 ジェニーは限界が近いようだ

 「ああぁっイクッ、もう無理です。私、私……」

 「私もだよ、一緒にいこう」

 ラストスパートをかける

 「んっ、んんんーっ!!」

 勢いよく精液が飛び出した 同時にジェニーも絶頂を迎える

 「ああっ、出てる、熱いのが出てる……」

 大量の精子を受け止めた彼女は放心状態になっている だがこれで終わりではない 私は再びピストンを開始する

 「えっ!?待ってください。私もう……」

 「言ったよね、我慢なんてさせないって。今度は後ろからいくよ」

 今度はバックの姿勢で挿入する 先程出したばかりだというのにまだまだ収まりそうにない

 「ああっまた入ってきました。今度は後ろからですか。素敵です」

 すっかり従順になったジェニーは快楽に身を委ねている

 「はぁ……はぁ……どうだい。気持ち良いかい」

 「はい、最高です。もっともっとください。あなたを感じさせてください」

 ジェニーの肉付きの良い尻を両手で鷲掴みにする そのまま乱暴に揉みしだいてやる

 「ああん、激しいっ!!でもそれがいいんです。もっと強くしてください」

 要望通り力を入れる

 「あん、ふぅ……凄いです。こんなの初めてです」

 彼女の膣内がきゅっきゅと締まる まるで搾り取ろうとしているかのように

 「はは、そんなに締め付けて、そんなに欲しかったの?」

 「はいっ、離れていたときもずっとこうしたかったんです。だからお願いします、もっと滅茶苦茶にしてください」

 普段の彼女からは想像もできないような淫乱な台詞だ

 「私も同じ気持ちだよ。君と離れていてもいつも頭の中は君のことで一杯だった」

 私はこれまでの空白を埋めるかのごとく激しく腰を打ち付ける

 「嬉しいですっ、もっと、もっと愛し合いましょう」

 彼女の求めに応じ何度も膣内に注ぎ込む

 「んっ、んんっ、んむっ……」

 口づけを交わし舌を絡め合う 互いの唾液を交換しあい貪るように求める

 「あのっ、そろそろ、出ていったほうが……」

 少し冷静になったジェニーが私に声をかける

 いくら認識阻害があるからといって公衆の面前で堂々とイチャつくのを続けていれば周囲からは奇異の目で見られることになる

 それに私の精液を浴びて無惨な姿になった水着を放置するわけにもいかない

 私達は海水浴場をあとにしてホテルへと向かった

 ホテルにて

 「あなたがこんなに強引な方だとは思いませんでした」

 ベッドの上でジェニーが呆れたように呟く

 「ごめんよ。あんな姿を見せられたら我慢できなかったんだ」

 「いえ、いいんですよ。私のほうこそつい夢中になっちゃいました」

 ジェニーは照れたように笑みを浮かべる

 「びっくりしたのは私のほうもだよ。まさかあんな水着を着てくるとは思わなかった」

 「それは…あなが本当の私を受け入れてくれたのが嬉しくて……はしたないとは思ったのですが、どうしても着たくなってしまって」

 聞くとあの水着は急遽ハイネに無理を言って作らせたものらしい

 「ギルドの人たちに感謝しないとね。いまの君は私と一緒にいたときよりもずっといい表情をしている。きっと素敵な仲間に出会えたんだろうね」

 「はい、みんな優しくしてくれますしとても頼りになる人達です」

 ジェニーがギルドに転職したいと聞いたきは随分と動揺した

 臆病な私は自分の心を押し殺して反対することができなかった

 そんな自分が情けなくて仕方がなかった

 だがそれでよかったのだといまでは思う

 距離を開けることでジェニーは本当の自分と向き合えたのだ

 「でも、一番はやっぱりあなたです」

 そう言うとジェニーは私に抱きつき唇を重ねてきた

 「んっ……」

 突然のことに頭が真っ白になってしまう

 しばらくして顔を離すとそこには悪戯っぽい笑顔があった

 「ふふ、どうかしました?」

 「いや、その、不意打ちはずるいと思うよ」

 きっと外では色々な出会いがあってジェニーほど魅力的な女性であれば男から言い寄られることも多いはずだ

 それでも私のことを一番だと想ってくれていることに胸の奥が熱くなるのを感じた

 「ねえ、もう一度してもいいかな」

 「もちろんです。私もあなたのことが大好きですから」

 そういうとジェニーは私の手足を魔法で拘束してきた

 「えっと、これはどういうことかな?」

 「決まっています。今度は私があなたを犯してあげるんです」

 ジェニーは妖艶な笑みを浮かべて私を見つめている

 まるで獲物を見つけた獰猛な獣なみたいに

 「だってあなたはやめてと言っても止めてくれませんから。それなら私も遠慮しません」

 ジェニーは私の頬にそっと触れると首筋に舌を這わせてくる

 「ちゅっ、れろっ、んんっ」

 そのままゆっくりと下へと移動していく

 「はあ、逞しい……素敵」

 そういって私の胸板に顔を埋め匂いを嗅いでいる

 「うっ、恥ずかしいな……」

 「ああ、この臭いだけで達してしまいそうです」

 今度は乳首を甘噛みしてくる

 「んっ……」

 「気持ち良いですか?じゃあここはどうでしょう」

 今度は股間の辺りに手を添える

 「ああ、すごい。もうこんなに大きくなってます」

 「ジェニー……」

 「ふふ、焦らないでください。まだ夜ははじまったばかりですよ」

 ズボンを脱がすと指先で私の肉棒をツンツンとつついている

 その度に私のものはビクビクと震えている

 「昼間は私をたくさんいじめましたよね。今度は私の番です」

 そういってジェニーは私のものをくわえた

 私は驚いた、ジェニーが自分からこんなことをするなんて

 エンディミオンにいた頃の私達は互いに内に秘めた欲望を抑えこんでいたため、交わりもどこかぎこちなかった

 しかしいまの彼女は積極的に奉仕してくれる

 「んっ、じゅぷっ、んむっ」

 一生懸命になってしゃぶってくれるその姿はとても愛おしかった

 「気持ちいい?はじめてだから下手かもしれないけど」

 「そんなことはないさ。すごく上手だよ」

 「本当?」

 「ああ、それに凄く可愛い」

 「嬉しいっ」

 そういって笑うジェニーはこれまでの妖艶な雰囲気とは打って変わってまるで少女のように可憐だった

 この数日だけで私の中でのジェニーが何度も更新される

知れば知るほど彼女への想いは強くなっていく

 「こういうのはどうかしら?」

 ジェニーは私の肉棒を豊満な乳房で挟み込んで上下に動かしはじめた

 「くっ……」

 柔らかさと温かさが同時に伝わってきて凄まじい快感に襲われる

 「これは?」

 「ギルドの周辺は商業が盛んで、色々なものが売買されているの。だからなかにはこういった行為について詳しく記された書物もあったわ」

 「そうなんだ……」

 「私、勉強熱心なのよ」

 ジェニーは得意げな表情を見せる

 もしかしたらこの日のためにわざわざ購入したのだろうか

 「私をむちゃくちゃにした悪いおちんちんもおっぱいの中では大人しくしているのね」

 「くうっ……」

 「あら、また大きくなった。ふふ、可愛い」

 昼間の仕返しとばかりにジェニーは自慢のバストでの奉仕を続けた

 「くぅ、駄目だ、出そうだ」

 「いいのよ、いっぱい出して」

 「うぁ……出る!!」

 私は彼女の胸に射精した

 「きゃあっ、熱いぃ!!すごぉいっ、はあ……幸せぇ」

 精液まみれになった自分の身体を見てうっとりとしている

 「はあ……はあ……良かったよ」

 「ありがとうございます。でも、まだまだ満足していないようですね」

 ジェニーは私のいまだ萎えない肉棒をみて微 笑んでいる

 いままでは彼女に対して無意識にブレーキをかけていたため気づかなかったが私はかなりの絶倫らしい

 ジェニーは私の上に跨り腰を沈めていく

 「ああ、入ってくる……あなたのが、奥まで届いてる」

 ジェニーは私の上で激しく動く

 それに合わせて大きな胸が激しく揺れる

 もどかしい

 手足が拘束されていなければすぐにでも鷲掴みにして揉みしだいてやりたい

 そう思った瞬間に拘束が外れ、ジェニーは私に期待の眼差しを向ける

 昼間のようにむちゃくちゃにしてほしいと言外に訴えかけるように

 だが私はあえて動かずにジェニーのしたいままにさせた するとジェニーは両手で私の手を掴むと自らの胸に押し当ててきた

 「ねえ、触ってほしいの。お願い」

 懇願するように言う その瞳は潤んでいて今にも泣き出しそうだった

 「ああ、いくらでも触ってあげるよ」

 「嬉しい!ああ、あなたの手、大きくて温かい」

 私の手が触れたことでさらに興奮したのかジェニーの動きはさらに激しさを増していった

 「あんっ、そこぉ、気持ち良いです」

 ジェニーの弱点を見つけた私は重点的に攻め たてた

 「ジェニー、犯すとか言っていたけど、本当はこうして欲しかったんじゃないのかい?」

 「はい、自分で責めるよりもずっと気持ち良いです。あなたに滅茶苦茶にされながら突かれるのが一番好きです」

 私はジェニーの期待に答えるべく動きを激しくする

 「ひゃうん!?ああっ、だめっ、すごい…奥に当たってます!」

 「はぁ、はあ、私もそろそろ限界だよ」

 「来て、私の中に全部注ぎこんでください」

 「ああ、出すよ」

 「私もイっちゃいます……ああっ、イクゥウウッ!!!」

 「ぐぅっ……」

 私が果てるとほぼ同時にジェニーも絶頂を迎えたようだ

 「はあ、はあ……」

 余韻に浸っているとジェニーは私にキスを求 めてきた それに応えると舌を入れて絡ませてくる

 「んっ、ちゅっ、れろっ」

 しばらくして口を離すと銀色の橋がかかった

 「ふふっ、大好き」

 そう言ってジェニーはもう一度唇を重ねてくる

 「んっ……」

 今度は触れるだけの軽いものだった それからしばらく抱き合ったあと私たちは浴室へと向かった

 「ふう、気持ち良い」

「そうだね」

 二人で浴槽に入り一息つく

 「実はあの拘束、抜け出せるように弱めに調整していたんです」

 「えっそうなの?」

 「はい、また激しくしてほしくて。でもあなたったら全然手を出さないから」

 ジェニーは拗ねたような口調で言う

 「ごめん。また君の気持ちに気づけなくて」

 「そんな真剣に考えないで。もう私はあなたにいっぱい甘えさせてもらっているから」

 「これからは遠慮せずにどんどん頼ってほしい」

 「ありがとうございます。じゃあその、ひとつお願いが」

 「なにかな?」

 「お風呂から出たら続きをしましょう」

 そう耳元で囁かれて再び私のものは反応してしまった

「あら、元気になってる。嬉しい」

 結局この後、私たちが眠りについたのは夜が明けてからのことだった

 それからも私とジェニーの休暇は続く

 次に訪れたのは魔法工芸の展示だった

 ジェニーの服装は昨日のものと違い露出が控えめで、落ち着いた雰囲気はエンディミオン時代を彷彿とさせる

 だがそれを保っていられたのはごく僅かな間で、展示品を見ればギルドで見せたあのハイテンションなジェニーとなる

 認識阻害を用いることで周囲の目を気にする必要がなくなったジェニーは私にべったりとくっついて離れようとしないまま興奮した様子で商品の説明をする

 その横顔はとてもいきいきとしていて、彼女がギルドに転職したことは間違いではなかったのだと改めて確信できた

 一緒にいられないのは寂しくないといえば嘘になるが、この笑顔を見られたのなら私は幸せだった

 「どうですか?楽しめていますか?」

 「ああ、君のおかげでとても楽しいよ」

 「ふふっ、良かった」

 ジェニーは嬉しそうに笑う

 時の流れというのは残酷なもので、長めにとっていたはずの休暇もついに最終日を迎えてしまった

 「これが最後ね」

 ジェニーが名残おしそうに呟く

 私たちはこの休暇の間で何度も身体を重ねたというのにまだ物足りないといった表情だ

 「君とならいつでも、何度だってできるよ」

 「ありがとう」

 ジェニーは満面の笑みを浮かべるとキスをしてきた 最初は軽くついばむようなものだったが徐々にそれは深いものへと変わっていく

 「んぅ……ちゅぱ……れる」

 互いの唾液を交換しあう濃厚なキスだ

 何度してもその感覚に酔いしれてしまう 

 「ぷはぁ、ねえ、今最後までしてくれる?」

 「もちろんさ」

 「嬉しい」

 ジェニーは私の首に腕を回してくる

 「今日はあなたの好きなようにして」

 そういって微笑む彼女は女神のように美しかった

 好きだ

 豊かなバストも、キュッとくびれたウエストも、肉つきのいいヒップも、柔和な笑みも、それが快楽によって塗りつぶされて獣のように喘ぐ姿も、すべてが愛おしい

 それだけじゃない

 好きなことに全力で打ち込める前向きな性格や、他人のために一生懸命になれる優しさも、私にだけ見せてくれる淫乱でいやらしい一面も、何もかもが好きなんだ

 「好きだよ、ジェニー」

 口に出てくるのはそんな陳腐な言葉だけだった

 目の前の彼女と交わるのに精一杯で他には何も考えられない

 「はあ、ああ、私も好きぃ。あなたのことが大好き。だからもっと激しくして。壊れちゃうくらい滅茶苦茶にしてぇ」

 「ああ、わかっている」

 私は彼女の望むまま腰の動きをさらに加速させる

 「ああっ!すごぉい!気持ちいい。ああっイク!イッちゃいます!」

「ああ、私も出そうだ」

 「出して!あなたの熱いのをいっぱい注いでください!孕ませて!あなたの赤ちゃん産みたいのぉおお!!」

 避妊はちゃんとしている

 魔法都市で多忙を極める私とギルドの出向業務で各地を転々とするジェニーとでは次にいつ会えるのかさえわからない

 彼女が無意識に発したであろうその言葉は私の心に暗い影を落とす

 「出すよ」

 卑怯な私はその問いに応えない

 だから私は心の中で告げる

 どんなに時間がかかってもいつか必ず君を幸せにすると

 その誓いとともに欲望を解き放つ

 「ああっ!出てるぅ……イクゥウウッ!!」

 ジェニーはビクンと大きく仰け反り絶頂を迎える

 その締めつけにより私もまた果てた

 ジェニーはぐったりと脱力している

 しばらく休ませてからシャワーを浴びることにした

 そしてついにこのときが訪れる

 ここから進めば私はたちはまた別の道を進むだろう

 「ごめんなさい。私が好きなところばかりに付き合わせて」

 「謝らないで。私も楽しかったのだから。それに色々なジェニーを知ることができて嬉しかった」

 それは裏を返せばこれまで私がちゃんと彼女のことを知らなかったということだ

 でもいいんだ

 これからお互いのことをよく知ってそれで衝突も起きるかもしれないけれどそれでも私たちはきっと上手くやっていけるはずだから

 「ジェニー」

 私は彼女の名前を呼ぶ

 「はい」

 「最後にもう一度キスしてほしい」

 「わかりました」

 ジェニーは優しく唇を重ねてくる

 「ん……」

 触れ合うだけの軽いキス だが私たちにはこれで十分だった

 次に会うときはもっと良い関係になれると信じてるから

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