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軍貫マン
「またフラレれた……」
マスターはもう何度目かもわからない失恋に項垂れていた。
「相棒、気にすんなって。相棒はちょっと優しすぎるんだよ」
そう言って肩を叩くのは、グレイドル・スライムだ
灰色の身体と大きな目はまさにオーソドックスな宇宙人といった風貌である
「なんでだよ。なんで浮気するんだよ」
マスターはグラスに煽った酒を飲み干した
「大丈夫だって、相棒がいいやつなのはオレが一番わかってるからすぐにいい人見るさ」
グレイドル・スライムも自分のグラスに入った酒を一気に飲み干し、マスターの背中をさすった
「お前見た目の割にはいいこと言うなぁ……そういうとこなのかなあ結婚できるヤツとできないヤツの差って……」
マスターはすでに酔い始めていた
グレイドル・スライムは美人の妻を持ち、子を授かっているのだ
その経験からか妙に説得力があった
「ほら、もう一杯いこうぜ!」
グレイドル・スライムは自分の分だけでなくマスターの分まで注ぎ始めた
「悪いな。いつも付き合わせてよ」
マスターは少し照れ臭そうに笑みを浮かべた
「いいってことよ!オレたちの仲だろ?」
二人は再び乾杯をしてグラスをぶつけ合った
「はあ…結構飲んだな。相棒、そろそろお開きにするか?」
時刻は既に深夜0時を過ぎていた
「そうだな。その……アレしてもらっていいか?」
グレイドル・スライムを初めてとするグレイドルたちは他者に寄生して操る能力を持っておりそれを応用することで別の生物に擬態することができる
マスターは振られたときや落ち込んだときはグレイドル・スライムを女性の姿に擬態してもらい慰めてもらっていたのだ
「ああ、いいぞ。どんな姿がいい?」
「お前に任せる」
その言葉に従いグレイドル・スライムは姿は桃色の髪と尻尾を覗かせる目元にはゴーグルをつけた猫のような獣人の美女へと変化する
フェリジットだ
グレイドル・スライムの擬態の完成度は非常に高いが目元だけは変化させられないためゴーグル等をつけていても違和感の少ないモンスターを選ぶ彼の気遣いである
「これでいいか?相棒」
「いつも悪いな。嫁さんも子供もいるのに」
「いいってことよ。でも一番ハンサムな素のオレは相棒でもダメだぜ。そこはワイフ専用だからな」
「安心してくれ。どんなに酔っていてもそこだけは……」
マスターは言葉の途中で理性が限界を迎えグレイドル・スライムに飛びつき顔を豊満な乳房に押し当てた
「よしよし。辛かったろ。好きなだけ甘えていいからな」
グレイドル・スライムはマスターの頭を撫でながら子供をあやすように優しい声をかけた
口調がそのままなのは意図したもので、擬態は寄生した相手を思い出して行う
そのため擬態できるのはグレイドルの性質上対戦相手のモンスターになるためマスターの友人にとって思い入れ深いモンスターになることもある
それを性の捌け口にするのは互いに罪悪感が湧くのでそれを少しでも軽減するためだ
「っ、ちゅっ…ちゅぱっ」
マスターは甘えるようにグレイドル・スライムの胸を強く吸う
グレイドル・スライムはその様子に母性本能のようなものを感じ、さらに強く抱きしめる
「かわいいなあおい。ワイフのおっぱい飲むJrちゃん並みにかわいいぞ」
恐らくグレイドル・スライムにとって最大の讃辞であろう言葉を述べる
「情けないなあ。いい年してこんな風に甘えちまって。そんなんだから上手くいかないのかなあ」
「そんなことないぜ。みんな大なり小なり情けねえモンだ。オレだってワイフとするときは結構甘えるからな。大切なことはそういう部分も互いに理解してわかり合うことだぜ。だから相棒の気持ちを受けて止めてくれるやつもいるさ。そのときは相棒もちゃんとその子の気持ちをちゃんと受け止めてやるんだぜ」
「ありがとな。少し気が楽になった」
「オレよりすごいやつはいっぱいいるけどそれでも相棒はオレが一番の仲間だといってくれたんだ。だからよ相棒が辛いときはいつでも言ってくれ。必ず助けになってみせるぜ……ってその間に相棒の益荒男が立派になってきたな。よし、任せな」
グレイドル・スライムはマスターを肉棒を取り出し手際よく刺激していく
マスターはグレイドル・スライムの胸を吸いながら手淫によって与えられる快楽に身を震わせていた
やがて限界を迎えたマスターはグレイドル・スライムの手の中に精液を解き放った
「はあ…はあ、お前どんどん上手くなってないか」
「ワイフにアドバイスもらってるからな。ワイフも相棒の身を案じてるんだぜ。でもワイフに手を出すのはダメだぜ。いくら相棒でもそれは許さねえからな」
「わかってるよ。お前には感謝してもしきれねえ」
「嬉しいこと言ってくれるじゃねーか。お礼にオレも相棒のために頑張っちゃおうかな。ほら好きだろ、こういうの?」
グレイドル・スライムは乳房を持ち上げると谷間を作るとそのままマスターの肉棒を挟み込む
「おお……これは」
ハリのある乳房は肉棒の形に合わせて柔軟に形を変えていく
そこにグレイドル・スライムの上下運動が加われば極上の快感をもたらす
「どうだい?ワイフ直伝のパイズリは?」
「ああ……最高だよ。このままだとまたすぐ出そうだ」
「いいぜ、好きなときに出しな。全部受け止めてやるからよ」
その言葉通りグレイドル・スライムは射精を促すように激しく乳房を動かし続ける「ぐっ……出る!」
マスターは勢い良くグレイドル・スライムの胸に精を放つ
「おぉ、すげえ量だな。相変わらず元気だな」
グレイドル・スライムは顔にかかった精液を指ですくうと妖艶な笑みを浮かべる その仕草にマスターは再び興奮を覚えた
「おいおい、まだまだ足りねえみたいだな」
マスターの肉棒はまだ萎える気配はなかった
「ああ、もっと頼む」
「いいぜ、今度はオレの中でイカせてやるよ」
そう言うとグレイドル・スライムは服を脱ぎ捨て裸になるとマスターに跨りゆっくりと腰を落としていった
「んっ……はぁ、あん…奥まで届くぜ」
グレイドル・スライムは小さく喘ぐが擬態はきぐるみを身につけている感覚に近く性的快感は感じておらず演技である
「くぅ、いい締め付けだ。やっぱすげえなこれ」
マスターは突き上げを開始した
「んんっ!いいぜ、相棒!はあ、はあ、いいぜぇ」
演技でも喜んでくれるグレイドル・スライムの姿にマスターはさらに動きが激しくなる
オレは相棒の恋人じゃねえし、この身体ならなにをされても痛みは感じねえ。だから相棒が内に抱えた欲求も鬱憤も全部オレにぶちまけろ。悪いって思ってるならそれは相棒がいいヤツだからだ。その優しさは相棒を愛してるくれるヤツのためにとっとけ」
「スライム……」
「ほら、遠慮するなよ。オレは相棒のためだったらなんだってしてやるぜ。だからよ……」
マスターは失恋の悲しみや苛立ちを全てぶつけるようにグレイドル・スライムを犯し続けた
「はあ、はあ、イクぞ!」
「ああ、いけぇ相棒!!お前の全力で来いよ!!」
マスターはグレイドル・スライムの奥深くに精を解き放った
「ふい〜。相棒、満足したか?」
「ううっ、またやっちまった……ぐぅ」
酔いが醒めて冷静になったマスターは罪悪感で一杯になっていたが疲れたのかそのまま眠ってしまった
「まったく、どうしようもない相棒だぜ」
グレイドル・スライムはマスターに布団をかけるとその頭を優しく撫でた
「でもそんな相棒だからこそついていこうと思ったんだけどな。おやすみ相棒」
グレイドルは新規が長年来ないうえスキルドレインの規制と向かい風が多い
それでも愛着を持って共に戦ってくれるマスターにグレイドル・スライムは感謝しており、彼の幸せを心から願っていた
「ちょっとムラっと来たな。ワイフのところに戻るか」

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