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この世界にカードの精霊としてやってきたのが二か月前。

あたし、ディアベルスターは主サマの家に住み着いて、楽しい毎日を過ごしていた。

だが、アタシには一つ、頭を悩ませることがあった。



主サマが…あのクソ童貞がアタシに手を出さないことだ。



そりゃあ出会ってすぐに手を出してこようものなら、あたしだってぶん殴ったりしていただろうが…

ここまで手を出してこないってのも、プライドが傷つくってもんだ。



この二か月間ことあるごとにアタシはあいつにアプローチしていた。

風呂上がりに上半身タンクトップ一枚であいつの目の前に出たり、そのまま晩酌に付き合わせて酔って寝たふりをしてみたり。

過激なベッドシーンがある映画を身体を少し密着させながら一緒に観たり。

だが、あの童貞野郎は全くなびかなかった。アタシを頑張って姫抱きでベッドに運んだり、真剣に映画に集中していたり、全く効果はなかった。メモを取って映画の考察を始めた時はアタシも目を疑ったほどだ。

いや、そういうところもまたあいつのいいところではあるんだが…



アタシに性欲が向かないのかと思うときもあったが、アタシのカードを数分間凝視したかと思えば、トイレにこもってまた数分間出てこなくなったこともあったあたり、アタシに劣情を抱いていることは間違いないだろう。

つ〜か、わざわざアタシのカードを見なくても等身大のアタシがいるんだから、手を出さなくてもアタシを見てシコればいいものを……ほんと、童貞をこじらせると厄介だな。

とはいえこちらも我慢の限界。あいつから襲ってくることは内心あきらめていた。

それならば……





あいつが仕事を終えて帰ってきた。そのまま風呂に入っていくのを確認すると、アタシは服を脱いで裸になると、風呂場のドアを開ける。

とっさに股間を隠してこちらを見る主サマ。アタシは奴に自身の身体を見せつける。

一瞬目を見開いてすぐに目をそらす主サマだが、アタシはその背中にその身を寄せる。アタシの大きく実った乳房がその広い背中でつぶれる。



「おいおい、わざわざ見せつけてやってるのにその反応はあんまりじゃねえか?てめぇの好きなおっぱいが今こうして押し付けられてるんだぜ?」



主サマの顔はまるで茹で上がったかのように真っ赤だ。そのまさに童貞って反応が、アタシの情欲を刺激する。



「いっつもアタシのカードをオカズにオナニーしてたもんな。てめぇの妄想してたあたしの裸…もっと見たくねぇのかよ」



それを聞いて頭を縦に振ると、ゆっくりをこちらに振り向き瞼を開ける。



「はっ、ようやくその気になったか。どうだ?あたしの裸体。結構エロいだろ?」



そこには、もうアタシの裸体しか映っていない。欲情に染まったその視線がアタシをさらに高ぶらせる。

アタシはその手を取ると自身の背中に回させる。アタシもその背中に手を回すと、主サマの胸板に乳房が当たる。



「ここまでお膳立てしてやったんだ…ここからはお前がしたい事をしろ…してほしいことがあったら、付き合ってやるからさ…」



アタシは彼に微笑みかける。少し戸惑い気味に主サマはアタシにキスをする。

童貞丸出しのディープキス。歯が当たるわ、舌の使い方が下手だわ、いい加減にしろと言いたくなるほどの稚拙な口づけ。

でもそれが、アタシにとっては最上の物だった。アタシが本気を出したらそのままキスだけでイカせちまうかもしれねえが、それじゃあ意味がない。

恐る恐る主サマがアタシの乳房に手を伸ばす。アタシはその指を受け入れる。



「んちゅっ…どうだ…アタシのおっぱい…♡もっと好きにしていいんだぜ……?」



アタシがそう告げると、主サマは恐る恐るその手でアタシの胸を揉み始める。



「んっ……そうそう、上手いぞ♡遠慮するな…てめぇはアタシの主…アタシの身体、全部てめぇのもんだ……♡」



アタシはすでに大きく勃起させている主サマのチンポに手を伸ばす。

指先に熱くかたい感触。それを指先で感じながら、ゆっくりと上下にしごいていく。



「ずっと我慢させられてたんだ…そう簡単にイクんじゃねぇぞ?」



そう耳元で囁くと彼の身体がビクンと跳ねる。アタシはその姿が面白くて、つい笑ってしまう。

互いが互いの身体をまさぐり、その快感に身をよじらせる。

その事実がアタシにはとても心地よく、快感だった。



「ほら、キスしたりねぇだろ?もっとあたしも求めて来いよ…んちゅぅ…♡あむっ…むちゅ…んあっ…れぇろ…♡」



すこしづつ慣れてきたのか、徐々に彼の舌遣いがうまくなっていく。アタシも負けじと舌を絡ませて、主サマの口内に唾液を流し込む。

主サマの顔はその快感にとろけているが…きっとアタシも似たようなものだろう。

もっと抱き合いたい。もっとキスしたい。もっとこいつも気持ちよくさせたい。こいつとセックスしたい。

そんな思いが脳を支配している。きっとこいつも同じ気持ちだと思いたい。



「し〜こしこし〜こしこ♡自分でシコる時とは全然ちげぇだろ?もっと早くこの快感を知れたと思うと自分がもったいないことをしたって思っちまうよな」



耳元でそう囁く。ちょっとアタシの性格には合わない淫語だが、主サマの鼻息がさらに荒くなってるあたり、効果はてきめんのようだ。



「ほら、ただ揉んでるだけってのも味気ねぇだろ?乳首…吸ってくれよ…」



アタシも少し主サマに甘えちまう。切なくなってる乳首を主サマは口に含んで優しく吸い上げる。



「んあっ…あぁん…♡てめぇの吸い方…気持ちいいぞ…♡もっと吸え…♡赤ん坊みたいにもっと吸ってくれ…♡」



普段のアタシに似つかわしくない甘い声が思わず漏れちまう。彼が乳首を吸ってくれるたびに声が漏れて、それに気をよくしてもっと吸ってくれる。



「はぁ……んっ♡んあぁ……いいっ♡乳首……吸われるの……好きぃ♡」



気づけばアタシは自分でも知らないうちに主サマの頭を抱き寄せて、その胸にさらに押し付けていた。

もうこの快感を知ってしまったら戻れないかもしれない。でもそれもいいかもなぁなんて考えてしまう。

それほどにアタシはこいつに惚れて、こいつの女になりたがっていたのだ。



「ほら…おっぱいだけじゃ、ダメだろ?自分が好きなものだけじゃなくて…こっちも、いじってあげるのが…いい男ってもんだぜ?」



アタシは主サマの手をつかんで、アタシの下半身に持っていく。割れ目に人差し指が当たり、その上にあるクリが刺激される。

もう我慢するつもりはない。その甘い刺激に嬌声を上げ続ける。



「あぁっ♡いいぞ…もっと遠慮せずにまさぐれ…んあっ♡アタシの身体はてめぇのものだって言ったろ…?てめぇの欲望全部、アタシにぶつけろ……」



乳首を吸いながらも、主サマはアタシの下半身を弄り続ける。指が割れ目をなぞるたびに中から愛液があふれ出して止まらない。



「んちゅぅ……れぇろ……じゅる……♡ほら、そろそろイかせてやるよ……」



アタシは主サマのチンポを激しくしごく。その快感に耐えられなくなったのか、彼の腰の動きが早くなる。



「おらっ♡イケッ♡アタシの身体をまさぐりながらアタシの身体にぶっかけてみろ♡」



ついに限界を迎えたのか、主サマはアタシの胸に顔を押し付けて射精する。

びゅくびゅくと、アタシの身体に熱い精液がかかる。その匂いにアタシはクラっとしちまう。



「ははっ……こんなにいっぱい出しちまって……♡そんなにアタシの身体がよかったか?」



射精の快感でふらつく彼をアタシは腕で支え、その唇にキスをする。



「んちゅっ♡はぁ……せっかくの風呂場だ…このままてめぇの身体も洗ってやるよ♡」



シャワーで精液を流し、ボディーソープを泡立てて自分の身体に塗りたくる。

腕を胸で挟むように泡をこすりつけていく。その柔らかさに主サマも興奮しているようで、射精したばかりのそれがまた膨らんでいく。



「次は背中だ。さっきまで押し付けたりしてたが、もっと堪能しろ♡」



今度は背中でこの胸の感触を味あわせる。乳首がこすれて声が漏れてしまっているが、構わず体全体を上下させて泡を塗りたくる。



「んあぁ♡ほらっ……どうだ?アタシの胸は……最高だろ?」



泡が潤滑剤となり、胸の動きもより早くなっていく。耳元で囁かれるのが好きなのかますますその剛直は大きさと硬さをましていく。



「じゃあ……最後は前だな♡んんっ♡ダメだ♡おっぱい吸うには今はお預けだ…我慢出来たらちゃんとご褒美くれてやっからさ♡」



そう言ってアタシは泡のついた体を密着させる。全身をこすりつけるように身体を動かすと、そのたびに主サマの体が震える。



「ほら……こうやって胸を洗ったら次はお待ちかねのチンポを…おっぱいで挟んでやる♡」



アタシは胸を持ち上げると、その大きな胸の谷間に主サマのチンポを挟み込む。なんか肌に優しいボディーソープらしく、パイズリの潤滑剤にはぴったりだった。



「どうだ?気持ちいいか?アタシのパイズリは……いっぱい気持ちよくしてやるからな♡」



その柔肉で包み込みながら、上下に揺する。その度に主サマは小さく声を漏らし、口からは涎が垂れ流しになってる。

全く…かわいい顔しやがって……

思わずキスしてやりたくなるが、今はパイズリに集中しなければ…アタシは主サマの剛直に奉仕し続ける。



「あたしのカードでおっぱいの谷間、凝視してたもんな♡しこってる時はこんな感じでパイズリされる妄想でもしてたんじゃねぇのか?」



アタシが挑発するように言うと、彼は恥ずかしそうに顔を赤らめる。図星かよ……ほんとかわいいなぁこいつ♡

腰を引いて逃げようとするチンポをおっぱいで両端から挟んで離さない。その刺激に主サマはまた声を漏らしちまう。



「ほら……逃げんな♡アタシのおっぱい、存分に味わえよ♡」



観念したのか、逆にチンポを押し付ける主サマ。アタシはそれに合わせて身体を動かす。胸でチンポをしごいていると、自分の胸の鼓動も早くなってくる。



「自分の妄想がかなった気分はどうだ?あたしにパイズリされちまったら、もう二度と他の女では満足できなくなっちまうだろうが…それでもいいよな?てめぇのズリネタが、こうやっててめぇを誘惑してセックスに誘ってんだ。ほかの女にうつつを抜かす暇なんてねぇからな?」



ごくりと唾をのむ主サマ。アタシはより手の力を強めて胸の圧を強くする。面白いぐらい形が変わる乳房に思わず主サマも腰を打ち付ける動きを速める。



「出したくなったか?いいぜ?出せ出せ♡アタシのおっぱいマンコを孕ませるつもりで存分に射精しろ♡」



その瞬間、アタシの乳房に主サマの劣情が吐き出される。受け止めきれない精液がこぼれてしまい、風呂場の床を汚す。



「あ〜あ…こんなに汚しちまって…そんなに気持ちよかったか?」



肩で息をする主サマが首を縦に振る。アタシはシャワーで泡と精液を二人の身体から洗い流す。



「続きはどうする?我慢できずにここでやっちまうか、ベッドでしっぽりするか…てめぇが決めな」



あごに手を当てて真剣に悩む主サマ。そんな姿もかわいいと思ってしまって笑みがこぼれちまう。

そんな彼の耳に口を近づけて…



「あたしは、ベッドで優しくセックスするのが好きなんだがな♡童貞のてめぇを一人前の男にするんだったら、ベッドの上で手取り足取り教えてやった方がやりやすいと思うだろ?」



そう囁いてやると、主サマはすぐにでもベッドに向かおうとする。

あわててそれを静止して、彼の身体についた水滴をタオルでふき取ってやる。



「ダメだ…キスも愛撫もベッドについてから…お預けになってる時間が長ければ長いほど、気持ちよくなれるってもんだ♡」



身体を拭くアタシに抱き着こうとした主サマをそう言って止めると、彼の手を引いてベッドに連れていく。



「ククッ…もう準備万端ってところか?まぁあたしもてめぇを受け入れる準備はできてるんだけどよ♡」



ベッドに座ると途端に、あたふたとしだす主サマ。

やっぱりやめた方が良いだのこんなのに付き合わせて申し訳ないだの、御託を並べやがる。

アタシは舌打ちをすると、主サマの顔を両手でつかんで無理やりにでも目を合わせる。



「このクソ童貞がよぉ…ここまでしといて日和ってんじゃねぇよ。今はてめぇがしたいことを考えろあたしとセックスしたいのか、それともシコって寝るのか、てめぇはどうしたいんだ?」



それを聞いても少し考えこんじまう主サマだったが、決心したのかまっすぐアタシを見つめてディアベルスターとエッチしたいとはっきり口にした。



「ククッ…いい顔してるぜ主サマ?おら、来いよ…アタシがてめぇの筆おろし…してやるよ」



主サマのすべてを受け止めるように腕と足を開いて見せる。濡れそぼった割れ目に主サマがチンポをあてがう。



「そうそこ…そこがマンコ…お前のチンポを受け入れて精液を搾り取っちまうところだ♡」



入り口にあてがわれたそれを、アタシのマンコが飲み込む。必死に腰を動かそうとする主サマを足でがっちりとホールドして固定する。



「ククッ…童貞卒業おめでとう♡どうだアタシの膣内の感覚は…?……んあぁ♡ダメだ…ちゃんと膣に形を覚えさせろ♡このマンコは俺専用なんだって主張させるために…まずはぴったり馴染ませるんだ♡」



アタシは主サマの首に腕を回し、キスをする。身体を最大限密着させ、お互いの体温や心臓の音を感じ取る。



「んちゅっ♡ちゅぱっ……れろ……どうした…?そろそろ動きたくなったのか…?いいぞ…好きに動いてもあたしが全て受け止めてやる♡」



五分ほどたったところで、主サマの腰がゆっくり動き始める。その少しつたない腰使いに、アタシも興奮が高まる。

必死に腰を振る主サマがあまりにも愛おしく思っちまう。気づけば彼の頭をアタシな胸にうずめさせて、その頭を優しくなでていた。



「ほら……アタシのおっぱいを吸いながら腰を打ち付けられるのも、アタシの主であるてめぇの特権だ♡けど…もっとあたしのことを気持ちよくさせたくねぇか?」



そう言うと、彼は必死に首を縦に振る。そんな姿もかわいいと思っちまう…主サマもあたしにベタ惚れになってるが、アタシもまたこいつにベタ惚れになっちまったんだなぁと実感する。



「じゃあ……もっと奥にまでチンポを届かせてだなぁ…んあぁ♡…そう、そこだ…子宮の入り口…ポルチオってやつだ…♡鈴口でキスされる度にてめぇに惚れなおしちまう…アタシの女の子スイッチ♡」



アタシの反応が琴線に触れたのか、何度も何度もポルチオに亀頭をぶつける主様。アタシも弱点をさらけ出して、そこを主サマに責めてもらっていることに…今まで感じたことがないほど興奮しちまっていた。

その上弱点を何度も責められているんだから、気付けば顔も蕩けて主サマにキスをねだり、手を絡ませて恋人つなぎする。

黒魔女だの罪宝狩りの悪魔なんて異名がついてたアタシはここにはいない。ここには主サマの恋人…ディアベルスターがいるんだ。



「あぁあ…♡随分ポルチオ責めが気に入ったみてぇだなぁ…おあぁ♡そう…このまま子宮口に射精しちまったら…孕んじまうかもな…てめぇの子供…♡」



そう言うと主サマの表情が少し変わる。それを見て笑みをこぼしてアタシは続ける。



「あたしは精霊だからな…ふつうは子供を作れないだろうが…万が一ってこともある……てめぇはどうしたい…?あたしはもちろん……孕みてぇなぁ♡」



それを聞いて腰の動きが速くなる。アタシも驚いて嬌声を上げることしかできない。ついでにディープキスもされて、頭が真っ白になっちまう。



「んちゅっ♡ちゅぱっ……れろぉ♡おいおい…こういうときは普通おじけづくものだぜ?それでもピストンを激しくするってことは…てめぇも孕ませてぇんだな…?」



主サマは返事をしない。だがその代わりにまたキスをして激しくピストンしてくれる。

得も言われぬ多幸感がアタシを包む。

アタシも必死に舌を絡ませて、足を彼の背中に回してがっちり固定する。



「ちゅるっ♡……はぁ♡早く出せよ主サマ♡アタシを孕ませたいって思っちまったんだろ?だったら……最後に思いっきり子宮に叩き込んで、熱い精液をぶちまけろ♡」



膣に根元まで入れるように、主サマが腰を押し付けてくる。ポルチオ責めですっかり降りてきていた子宮の入り口が亀頭に吸い付き、その瞬間に主サマは射精する。



「んあぁああぁ♡♡……くはは…無遠慮に奥に種付けしてくれやがったな……♡もし本当にできちまったら…ちゃんと責任取ってくれよ?」



また主サマは何も答えない。代わりにアタシに優しくキスをして抱きしめてくれた。もちろんアタシも抱きしめ返す。

このまま、夜が更けるまで何度も交わり続けた。









「…ここは…そうか、精霊として顕現したのか……あなたがアタシの主殿…ということか。私はフルルドリス。今は妖眼の相剣師を名乗って剣をふるっている」



あれから数か月がたち、ある日主サマが使っていたカードから精霊が表れていた。

あやめ色の髪に角が付いた笠をかぶった女。その身体はアタシと匹敵するほど育っていた。

思わずアタシは主サマの顔を見る。鼻の下を伸ばした間抜け面。



「てめぇ…!ちょっと来い!えっと…妖眼!ちょっと待っててくれ!」

「あ…あぁ…」



思わずアタシは彼を引きずって部屋を出る。精霊は一人呆然と部屋に取り残されていた。



「てめぇ……なにあの精霊にデレデレしてんだよ…殺すぞ」



主サマはアタシの剣幕にビビりながらもゆっくりと口を開く。あの姿が好みで見惚れていたらしい。

思わずため息が出てしまうが、まぁあれだけ美人なら仕方ないかと思いもする。



「んぢゅぅ…じゅるるるるるぅ♡」



アタシは主サマを壁際まで追い詰めると、激しくディープキスをする。主サマは驚いたままなすすべもなく口内を蹂躙される。



「ぷはぁ♡…アタシに勝てねぇ間は…浮気なんざできると思うなよ、雑魚彼氏君?」



腰が抜けて立っていられない主サマの腰に腕を回して支えると、アタシはにやりと笑みを浮かべてそのとこけた顔を見下ろすのだった。

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