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軍貫マン
エクソシスターは全知全能ではない

手を伸ばしても救えない命や届かない想いもあった

マルファが生まれた集落はエクソシスターからの支援を受けられず孤立していた

悪魔はそれを利用して集落を滅ぼさない代わりに生贄を出させることで死者の魂を手に入れていた

集落の人々は悪魔を恐れながらも逆らうことはできずに年老いたものや集落の空気に馴染めないはみ出し者を悪魔に捧げていた

荒廃したこの世界ではみな生きるのに精一杯で他者を顧みる余裕など存在しなかった
悪魔に怯えながらマルファは祈った

誰でも構わないからこの集落の人たちを救ってほしいと

そんなとき救いの手が差し伸べられた

「だめよ。ここはあなたたちが好きしていい場所じゃない」

声の主は黒と紫のスーツの女性

悪魔を討伐するエクソシスターが集落を訪れたのだ

マルファの祈りは届いたのだ

エクソシスターは剣を携えて悪魔を倒し、集落の人々を救ってくれた

しかし集落の人々はエクソシスターを歓迎することはなかった

悪魔からの報復を恐れたからだ

「心配しないで。もう悪魔を怖がる必要はないのよ」

エクソシスターは悪魔と戦っていたときの勇ましさとは裏腹に物腰柔らかく微笑み集落の人々に語りかけた

エクソシスターは集落の人々に武器を与えた

それは攻めるには不向きだが要所を守るのには優れていた

エクソシスターは武器の扱いを集落の人々に教え、守りを固めるように説いた

その効果は絶大で悪魔が現れても集落の人々は自ら戦い生き残ることができた

エクソシスターは自身には使命があると言って集落をあとにしたが時折様子を見にやってきては集落の人々を労り、戦禍に荒む人々の心を癒やした

その優しさと功績から人々は次第にエクソシスターに感謝し、尊敬の念を抱くようになっていった

マルファは魅せられていた

強く、美しく、それでいて慈愛に満ちたエクソシスターに

「お姉さん」

マルファは緊張した面持ちで顔を赤らめながらエクソシスターに声をかけた

「どうしたの?」

エクソシスターはマルファに視線を向けると穏やかに微笑みながら言葉を返す

「お姉さんはどうして私達を助けてくれたの?」

「それはマルファちゃんみたいなかわいい子のためよ。お姉さんはかわいい女の子をを探すためにエクソシスターになったのよ」

「ええっ!?」

「冗談よ」

エクソシスターはいたずらっぽく笑う

「もうっお姉さんたら」

マルファはぷいっと頬を膨らますが満更でもないようだ

「わたし、将来お姉さんみたいになりたい」

「あらあら。それは嬉しいわね。あら?そのロザリオはマルファちゃんの手作り」

マルファの首にかけられていたのはエクソシスターの象徴であるロザリオを模したアクセサリー

マルファはエクソシスターを真似てロザリオのレプリカを作り、常に身につけていた

「お姉さんのロザリオみたいな立派なものじゃないんですけど……。これがあれば私もいつかお姉さんみたいになれるかなって」

「そんなことないわ。マルファちゃんが私の真似をして同じものを身につけてくれていると思うとなんだか嬉しいわね」

エクソシスターは優しく微笑むと今度はマルファに尋ねた

「マルファちゃんはどうしてエクソシスターになりたいの?」

「私たちはお姉さんに助けてもらえたけど世界どこかでは同じように苦しんでる人たちがいると思うの。お姉さんみたいにそんな人たちの力になれたらって……」

「素敵な夢ね」

エクソシスターは優しくマルファの頭を撫でた

マルファの心臓は高鳴り、胸の奥が熱くなる

「マルファちゃんならきっとすごいエクソシスターになれるわ」

エクソシスターは首からロザリオを外す

「マルファのと交換しない?」

「えっ、それは……」

マルファは驚いた様子で目を丸くする

スールの契り

深い絆で結ばれたエクソシスターが行う親愛の証

「私でいいの?」

「マルファちゃんが大人になるころにはお姉さんはエクソシスターではないと思うから願掛けみたいな物よ」

「私でよければ……」

マルファは緊張しながらもロザリオを外すとエクソシスターに手渡した

エクソシスターはそれを受け取ると自身の首から下げてみせるとマルファもそれに倣ってロザリオを首にかける

「ふふっ、似合ってるわ」

マルファは照れ臭そうにしながらも嬉しそうに笑う

「ありがとう。お姉さん……いや、その…お姉様……」

「私もマルファちゃんと姉妹になれて嬉しいわ」

マルファはスールの契りの因習に倣ってエクソシスターへの呼び方を変える

「実はスールの契りには続きがあってね……」

エクソシスターは目を閉じて唇を差し出す

そこから先をマルファの意思に委ねるように

「マルファちゃんは無理しなくていいのよ。でももし受け入れてくれたら……」

マルファは息を飲んで深呼吸をする

そしてゆっくりとエクソシスターに近づくと唇を重ね合わせた

マルファははじめての口づけに胸がいっぱいになった

ロザリオが二人を祝福するように小さく揺れた

「んぐっ、はあ……」

マルファは不思議な感覚に包まれる

身体が熱くて頭がぼぉーっとするような

「ああっ……あまい」

マルファの口内に唾液とは少し違う甘くてどろどろとした蜜が流し込まれる

マルファは夢中でそれを飲み込んだ

「ぷはあ……マルファちゃん、大丈夫?」

マルファが我に帰ると目の前にはエクソシスターの心配そうな顔があった

「はい、大丈夫……です」

マルファは気恥ずかしそうに答えた

口づけをしている間のエクソシスターの表情は普段の穏やかな雰囲気とは打って変わって妖艶でマルファは目が離せなかった

ほどなくして彼女は集落を訪れることはなくなったがマルファは彼女のようなエクソシスターになるべく努力を続けた

人々を救いたいという強い意志はエクソシスターとしての能力を開花させ、大輪の百合の花の如く美しく咲き誇る

エクソシスターの装束を身に纏い艶やかな桃色の髪を靡かせれば悪魔は恐怖を抱き、救いを求める人々に希望という明かりを灯す

凛とした佇まいで悪しきを挫き、慈愛に満ちた微笑みは弱気を助ける

その姿はまさしくかつてマルファが憧れたエクソシスターのものだった

そんなマルファに転機がおとずれる

長年行方がわからなかったエクソシスターとの再開を果たしたのだ

「お姉様っ」

マルファは再会した喜びを隠そうともせずにエクソシスターに駆け寄った

「久しぶりね。マルファちゃん綺麗になったわね」

「いえ、お姉様ほどでは……」

エクソシスターはマルファと出会った頃と同じ美しさを保っていた

再会を喜ぶ二人は熱い抱擁を交わす

「元気にしてた?あなたの活躍は聞いているわ。とってもがんばったのね」

「はい。これもお姉様と会えたから……」

いまではリリウムというチームのリーダーとして、新たにスールの契りを結んだエリスの姉として厳しくも優しくチームを導いているマルファであるが彼女を前にしたときまるで少女の頃にかえったかのようなあどけない笑顔を見せる

「違うわ。これはマルファちゃんが自分の力で掴んだものよ」

エクソシスターはマルファの頭を優しく撫でる

「お姉様……」

「ねえマルファちゃん、あの頃の続きをしない?」

「え……?」

エクソシスターの表情はかつて口づけの際にほんのわずかに見せた妖艶なものと同じだった

マルファの心臓が高鳴る

マルファはもう少女ではない

それが何を意味するかを理解できないほど無知ではなかった

「お姉様……」

マルファは目を閉じて唇を突き出す

しかしマルファが待ち望んだものはおとずれず鼻先になにかを押し当てられてそのまま意識を失ってしまう

「いつもだったら生け捕り用の落とし穴を使うけどマルファちゃんは集落で見慣れているからこういう形になっちゃった。ごめんね。これもあの子のためだから」

エクソシスター…否、シトリスはこともなげに言うと意識を失ったマルファを優しく抱き抱えた

「お姉様、これはいったい?」

目を覚ましたマルファは葉のようなもので身体を拘束されていた

衣服は脱がされ、一糸まとわぬ姿になっていた

「ごめんねマルファちゃん。私本当はエクソシスターじゃないの。蟲惑魔って言って人間を食べる存在なの」

シトリスはマルファに覆正体を明かした

「蟲惑魔?そんな……でも悪魔からの私達を……」

「悪魔は蟲惑魔にとって競合相手だから守ってあげないと人間を食べられなくなっちゃうの」

マルファは絶句する

「エクソシスターのフリをしていたのは警戒を解くためよ。守ってくれる相手が得体の知れない化け物よりもみんなから尊敬されるエクソシスターのほうがいいでしょう?」

シトリスはマルファに歩み寄るとなにかを見せる

「このロザリオずっと持っていてくれたの?嬉しいわ」

「あ……」

それはマルファが肌身離さず持っていたシトリスから貰ったロザリオ

あの日に交わしたスールの契りはマルファにとって宝物であった

「シトリス……お姉様……これは……」

「懐かしいわ。とってもおいしかったなあ」

ロザリオの真の持ち主であったであろうエクソシスターは既にシトリスに喰われていた

「そんな……嘘……ですよね?」

マルファは信じられなかった、信じたくなかった

「嘘じゃないわよ。変だと思わなかっただ?本来は二人一組で活動するエクソシスターがなぜ一人で集落に訪れたか?なぜ悪魔を倒せるほどの力を持つ落とし穴の技術を私が持ち合わせていたのか?エクソシスターになって私のことを知っている人はいたかしら?」

マルファはエクソシスターになってシトリスのことを調べた

だが彼女がいた痕跡を見つけることはできなかった

シトリスの問が疑問として浮かんだこともある

しかしマルファはそこから目を逸らした

なにか特別な理由があるのだろうと考えることを放棄して自分の都合のいいように解釈をした

シトリスとの美しい思い出が偽りなのではないかという疑念から目を背けるために

「本当は心のどこかで感じていました。お姉様がなにかを隠していたことを。それでも知りたかった本当のお姉様を」

マルファはショックを受けながらもシトリス手に持つロザリオを見つめると覚悟を決めたように口を開いた

「お姉様から頂いたものは私に勇気をくれた。前に進む力をくれた。たとえ全てが偽りであったとしてもそれによって形作られた私は本物。お姉様への想いは変わらない」

マルファの表情はシトリスに対する恐怖や絶望に染まってはいなかった

「お姉様が望まれるならこの命捧げます」

マルファが憧れ目指したエクソシスターの存在はシトリスが作り上げた虚像だった

それでもシトリスが集落を救い生きる道標になってくれたことは事実である

そんな彼女にならこの身を捧げても後悔はないとマルファは思った

「エリスごめんなさい。一蓮托生を誓ったあなたをこのような形で置き去りにしてしまう愚かな姉を」

マルファはエリスに謝罪の言葉を呟く

マルファは気づいていなかった

まだシトリスは全ての事実を明らかにしておらずこれは終わりの始まりだということを

「これが本当のお姉様……」

マルファはシトリスの本性を目の当たりにする

シトリスは男を愛玩動物のように甘やかし、マルファと同じように自身が捕えた女性を性玩具として男の欲望の捌け口として与える

シトリスが信条とする幸福な最期を与えるために

女性たちはシトリスの恐れ心を押し殺して男に媚を売る

その光景はマルファに仄暗い優越感を与えた

彼女たちは知らないのだと

シトリスから愛される幸福を

シトリスが如何に恐ろしい存在であろうと彼女から向けられる慈愛を知れば死への恐怖など掻き消えてしまう

そしてマルファはそんな自分を憎んでいた

はじまりが偽物だろうとマルファがエクソシスターとして培った善性は紛れもなく本物であり、人類の敵であるシトリスに魅了されてしまった自分を許せなかった

「私ともエッチしたいの?」

男は頷くとシトリスの手を取って頬を擦り寄せておねだりをする

その様子は性玩具の女性たちを無理矢理犯す姿とは打って変わって大人しい

「そんなに可愛くおねだりされたら断れないわ」

男は欲望に身を委ねてシトリスの指をしゃぶりはじめる

「ふふっ、いいこいいこ」

シトリスは赤子をあやす母親のように男の頭を優しく撫でたあと顎の下を撫でる

シトリスの愛撫に男は頬を赤らめるとさらに激しく指をしゃぶりはじめる

いつも優しく頭を撫でて肉棒を扱いてくれるシトリスの手は甜めることは乳房とはまた違った安心感を男に与える

ちくり

マルファの胸の内で棘のようなものが突き刺さる

羨ましい

ただ存在するだけでシトリスから愛されている男が

だがわがままな男は指を咥えて満たされながらも早く早くと手を伸ばしてハグをせがむ

「いいのよ。もっと欲張って、もっと甘えて。あなたの幸せが私の幸せなんだから」

シトリスはふわりと身を寄せるとぎゅっと隙間なく男を包み込む

甘い香りが男の鼻腔をくすぐり脳を蕩けさせる

「あら?ぎゅ〜だけで気持ちいいの?」

男の肉棒は直接触れられていないにも関わらずぴくぴくと震える

「おっぱいほしい?」

シトリスは豊満な乳房を重たげに揺らして男の情欲を煽る

マルファの喉がぐっと唸る

シトリスの肉体は作られたものであるが故に隙がなく美しい曲線は精巧につくられた美術品のようであり男とマルファの視線を釘付けにする

男は躊躇うことなくシトリスの白く大きな乳房を赤子のようにしゃぶりつく

より濃密な甘い香りと暴力的なまでの肉の海に男は溺れていく

「あんっ、甘えん坊さんね。でもそんなあなたが大好きよ」

そんな二人の様子をマルファは歯噛みしながら見つめている

「よしよし」

シトリスは乳房に夢中になる男をあやしながら脇腹を優しく撫でる

こそばゆくもどかしい刺激は男の性感を高め、さらに強く乳房を揉みしだき、乳首に吸い付くと甘い蜜がシトリスの乳房から溢れ出る

「これがほしかったんでしょう。いっぱい飲んで」

男の口いっぱいにシトリスの甘露が注がれる

男は待ち望んだものをゆっくりと時間をかけて飲み込んでいく

一度味わえば麻薬のようにその味を忘れることができなくなる

「おいしい?」

男は蕩けた表情で頷く シトリスは慈愛に満ちた眼差しで男を見つめる

「私のおっぱいはね、あなたのためだけにあるの。だからいっぱい飲んで」

男は夢中になってシトリスの乳房にしゃぶりつく

「あんっ、もう……そんなに激しく吸ってもおっぱいは逃げないわよ」

母性に溢れたシトリスの声はどこまでも甘く男を包み込み幸せな夢を見させてくれるようだった

「お姉様……」

マルファはシトリスに魅入られた男の幸せそうな顔を見て嫉妬していた

「ごめんね。マルファちゃんも甘やかしたいよね。でもちょっと早いと思うの。過保護かもしれないけど許してね」

違う

マルファはいますぐ首を振って否定したかった

その優しい眼差しを自分に向けて愛してほしいと叫びたかった

でもそれは叶わない願いだとマルファはわかっていた

シトリスは男と性玩具との間には明確な線引があった

愛情を注ぐ男にマルファと同じ気持ちにさせないために

シトリスが単に悪辣で食欲が旺盛なだけの化け物だったらここまで心を動かされることはなかったのにとマルファの心は悲鳴をあげる
そんなマルファを尻目に男は肉棒から白濁液を放出させる

「ふふっ、おっぱいに興奮しすぎてイっちゃったのね」

シトリスは乳房から口を離した男の頭を優しく撫でると唇を重ね合わせる

「ちゅっ、れろっ」

舌が絡み合う音が響き渡る

「んっ……ふっ……ちゅっ……」

男の口内を貪るシトリスの舌の動きはねっとりとしており、まるで蛇のような動きであった

唾液が混ざり合い生暖かい液状の物体が2人を繋いでいる

男はそれを恍惚とした表情でそれを受け入れていた

「もっとほしいのね」

男はまだ脳が蕩けるこの快楽を感じていたいと触れられもせずに漏らしてしまった情けない肉棒も癒やしてほしいと懇願する

マルファにとって一生忘れられないものを刻みこんだ口づけは男とシトリスの間では愛を確かめるための通過点にすぎなかった

「おっぱいにちゅうちゅうしながらいっぱいおててできもちよくなってね」

シトリスはやんわりと手で男の肉棒は包み緩く優しく扱き始める

刺激は決して強くはないが今まで触られずにいた肉棒はビクビクと悦びを感じながら跳ねるようにシトリスの手の中で震えて快感が高まっていく

「可愛い。おちんちんが気持ちいいっていっぱい私に教えてくれてる。嬉しいわ」

シトリスは男の肉棒の鈴口から漏れる透明な液体を人差し指で絡めとるとそのまま亀頭に塗りつける

敏感な部分を触れられ男は身体をぴくりと震わせる

緩やかだった愛撫は明確に男を絶頂に向かわせようという意思のこもったものに変わっていき男は腰を浮かせて快感に悶える

頭の下にある柔らかな太もも、優しく頭を撫でる手、甘く熱っぽい声、顔を包む魅惑の双丘、これまで累積された快楽は射精を促す刺激が加わることで一気に男の肉棒で爆発する

「熱い。ふふっ、またいっぱい出たね」

シトリスは乳房に顔を埋める男を見つめながら指ですくいとった男の精液を舐める

男は息を切らしてその場に倒れこむ

「大丈夫?ちょっとやりすぎちゃったかしら?」

男は首を振るシトリスも気持ちよくなってほしいと

「ありがとう。でも疲れたでしょう?寝たままでいいのよ」

シトリスは寝そべる男の顔に跨ると愛液のようにぬかるんだ蜜が滴る割れ目を男の顔に擦り付ける

「おまんこぺろぺろってきもちよくしてほしいなあ」

甘えるのが至上だという価値観に染められた男であるがシトリスから求められて嬉しくないはずがない

むしろ自分に興奮してくれたのかと男の士気はさらに高揚していた

「あんっ、そう……そこっ」

シトリスの割れ目を舌でかき分けるように蜜を舐めとる

母乳蜜とも少し違った独特の風味が口の中に広がり男は夢中になってむしゃぶりついた

「はあ、そこっ……きもちいい。もっとぺろぺろして」

「お姉様……嬉しそう」



マルファは二人の様子を羨ましそうに見つめていたがある疑念が浮かぶ

シトリスの肉体はあくまで疑似餌でありその構造は人間のものとは異なる

果たして彼女は本当に心からこの行為に快楽を得ているのかと

「うっ、あっあっ……じょうずよ」

男は舌をさらに奥へと伸ばし割れ目をこじ開ける

そして蜜が溢れる泉の中に舌を浸して舐めまわすとシトリスは悦びの声をあげる

「おまんこきもちいいっ、あっ、もっと……そこぉ……ああっ」

シトリスの声の高ぶりに合わせて男の舌が締め付けられる

男はもっとシトリスに気持ちよくなってほしいと舌で転がしたり、唇で挟んだり、舌の先で弾いたり、時折不意をつくように乳房を掴み乳首を擦りあげる

「やあん……いきなりおっぱいはずるいわ。でもきもちいい」

男からの愛撫にシトリスは蕩けた顔で身体を捩る

「もっと……して、おまんこぺろぺろって」

男はさらに舌を奥まで突き入れると膣壁のざらつく部分を執拗に擦り上げる

「ああっ、いいい……おかしくなっちゃうぅ」

男は蜜を掻き出すように何度も何度も膣壁に舌を這わせる

その度にシトリスの身体は跳ねあがり悦びを表現する

マルファは抱いた疑念が詮無きものだと感じた

たとえそれが嘘でも最終的な目的が捕食であってもこれほど献身的になれるのならそれは愛なのだと

「くっ、あっああ……きもちっ、うぁあ……だめぇ……もうイっ……」

シトリスは身体をガクガクと震わせるながらもこれまで見たことのない表情で絶頂らしきものを迎えた

マルファは頭が真っ白になってそのあとのことははっきりとは覚えていなかった

朧気になってシトリスたちの姿を見ながら自問自答する自分はなんのためにここにいるのかと

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