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軍貫マン
「誰か…助けて…誰でもいいから…ここに住んで…」

 屋敷わらしは消滅の危機に瀕していた

 妖怪である彼女は閑な屋敷に根付き住んだ人間に富をもたらしたり、時に悪戯をしたりしていた

 しかし、前の住人に迂闊に姿を見せてしまったばかりにいわくつきの物件として扱われそれ以来十数年誰一人として入居者がいなかったのだ

 そのため手つかずなった屋敷は廃墟同然だった

 「もう私はこのまま消えてしまうのかしら……こんなところで誰にも気づかれずひっそりと」

 屋敷わらしは消えかかった意識の中呟いた その時だった

 「ついにこの時が来た。俺だけのマイホーム」

 誰かが入ってくる

 「入居者!?まずい、隠れないと」

 慌てて隠れようとする屋敷わらしであったが衰弱した身体では指一本動かせなかった そしてその人間は彼女のいる部屋に入っていった

 「このボロ屋敷をリフォームしてやる!」

 青年は嬉々として作業を始めた

 「こいつ…霊感なさすぎて私に気付いてないわね……」

 屋敷わらしは安堵した

 前の住人の二の舞にならずにすんだと

 青年はまず掃除をはじめる

 雑巾で床や壁を拭き窓を開ける

 「ああ、綺麗になっていく……」

 屋敷わらしは感動する

 自分の居場所を取り戻せた気がしたからだ

 「よし次は家具だな!待ってろ!俺好みの部屋にしてやる!」

 「どうせ西洋にかぶれた感じにするんでしょ」

 屋敷わらしは自身の洋装を棚に上げて愚痴る

 住んでくれるだけで重畳、それに元が廃墟同 然であるため致し方ないが、それでも長年住んできた愛着のある和室を別物にされると考えると心境は複雑だった

 青年のリフォームは屋敷わらしの想像とは異なるものだった

 部屋全体を天井や柱・桟に合わせたナチュラルカラーで統一し和室としての佇まいを残しつつもどこか温かみを感じるような空間に仕上げた

 襖や床の間も昔ながらの造りのものが、調和のとれた家具や小物を設置することでモダンな雰囲気に仕上がっている

 無理に洋室に傾けず、和室の良さを活かしながらほど良いバランスを保ち

 障子に透け感のあるカーテン、畳にラグやラスティな家具を合わせて無理せず自然な雰囲気

 柔らかな光と風を感じながら、思わずごろんとしたくなる和室が完成する

 「これが…本当に私のお家なの…」

 屋敷わらしは驚きを隠せない様子だった

 「 俺の目に狂いはなかった。ちょっとボロいけど少し手を加えたら十分住めるぞこれ。しかもいわくつきだったからかなり安く買えたし、ここに住んでる妖怪さんには感謝しないとな」

 青年は屋敷わらしがいる場所とは全く違う方角を向きお礼をいう

 「そんなお礼を言いたいの私のほうよ。ありがとうこんなに綺麗にしてくれて」

 屋敷わらしは涙を浮かべながら感謝の言葉を口にした

 しかし青年には全く霊感がないため屋敷わらしの存在に気づくことはなかった

 「力が戻ってくるわ」

 青年がリフォームしてくれた影響か衰弱しきっていた屋敷わらしは力を取り戻しつつあった

 「きっとこの人は私の運命の人なんだわ」

 屋敷わらしは青年に恋をした

 深夜

 「ダーリン♡気持ちをよくしてあげるからね」

 屋敷わらしは眠っている青年に熱っぽい視線を向ける

 頬は赤く染まり息遣いも荒い

 これまでの生活で青年は非常に寝つきがよく 一度眠れば決まった時間になるまでは絶対に起きないことを屋敷わらしは知っていた

 「私、こういうことははじめてだけど大好きなダーリンのためにがんばるから」

 屋敷わらしは服を脱ぎ捨て生まれたままの姿になる

 「ダーリン大好きっ♡」

 屋敷わらしは青年の頬にそっと触れると唇を重ね舌を入れた濃厚なキスをする

 「はあ……はあっ……もう我慢できない」

 屋敷わらしは青年の下半身に手を伸ばしズボンのファスナーを下ろす

 「これがダーリンの……」

 屋敷わらしは大きくなったそれを手で軽く握る

 「ダーリン気持ちいい?」

 意識はなくとも身体は反応するようで屋敷わ らしの手の中でピクッと動く

 「嬉しい。もっと良くしてあげる」

 屋敷わらしは青年の肉棒を舐めはじめる

 「んちゅ……れろ……はむ……じゅぷ……はぁ」

 拙いながらも一生懸命奉仕を続ける屋敷わらし

 「んむぅ、ダーリンのおちんちん、私のお口の中で膨らんでる。出そうなのね。出して。全部受け止めるから」

 屋敷わらしはラストスパートをかける

 「はやく……早く頂戴」

 青年は屋敷わらしの口内に欲望を解き放つ

 「ああ……出てる。あったかい」

 屋敷は満足げに微笑む

 「ふぅ……はぁ……はぁ……はぁ」

 屋敷わらしは興奮しているのか身体が火照りはじめていた

 「ああ……もうダメ……」

 屋敷わらしは自分の秘部を触る

 そこは濡れておりクチュクチュと水音が聞こえる

 「あん……はぁ……はぁ……」

 屋敷わらしは手の動きを速める

 「だめっ…これじゃ足りない。ごめんねダーリンのお手々借りるよ」

 屋敷わらしは青年の手を掴んで自分の胸へと持っていく

 「ああ……おっぱいも感じちゃう」

 「ダーリンの手で私をめちゃくちゃにしてぇ」

 そして屋敷わらしは絶頂を迎える

 「イクゥウウッ!!」

 ビクンと身体を震わせ、腰を浮かせる

 「はぁ……はぁ……はぁ……」

 屋敷わらしはぐったりと横たわる

 「気持ちよかった……」 

 屋敷わらしは少し休んであと行為を再開する

  「まだ終わってないよ。次はこっちでするんだから」

  屋敷わらしは青年の肉棒を掴み自身の秘部に宛がう

  「行くよダーリン」

  ゆっくりと腰を落としていく

 「痛いっ」

 処女膜が破れ血が流れる

 「でも大丈夫だよ。すぐに良くなるから」

 屋敷わらしは痛みに耐えながらすべてを収める

 「入ったよダーリン。これで私たちは一つになれたね」

 「動くね」

 屋敷わらしは上下運動をはじめる

 「ダーリン、気持ちいい?私はすっごく気持ちいいよ」

 妖怪だからかすぐに痛みに順応し快感を得はじめる

 「はぁ……むっ……んぁっ」

 屋敷わらしは一心不乱に動き続ける

 「ダーリン、好き、大好き、愛してる、ずっと一緒に居ようね」

 屋敷わらしの問に返答が来ることはない

 「寂しいよお。せっかく一つになれたのに声も届かないし、ダーリンに見てもらえないなんて」

 すると青年が下から突き上げるように動いた

 「ひゃうん!?」

 突然の刺激に屋敷わらしは驚く

 恐らく刺激を与えたことでに青年の身体が無意識に反応を示したのだろう

 「ダーリン動いてくれた!嬉しい!」

 屋敷わらしは嬉しさのあまり泣き出しそうになる

 「いっぱい突いて、もっともっと」

 青年は激しくピストンを繰り返す

 「はぁ♡んんぅ♡ああん♡」

 屋敷わらしの喘ぎ声が激しくなる

 「ダーリン、離さないで…もう独りぼっちは嫌なのぉおお」

 わらしは青年が限界を迎えつつあることに気づく

「きてえ♡私の中を満たしてぇええ♡」

 青年は大量の精液を放出する

 「あはぁ♡熱いぃいいい♡」

 屋敷わらしは歓喜の声をあげた

 「ダーリン、気持ちよかったんだね。明日もエッチしようね」

 屋敷わらしは幸せそうに微笑んだ

 「せっかくダーリンにお家を綺麗にしてもらったのに汚しちゃった。掃除しておかないと」

 そういって屋敷わらしは青年と交わった痕跡をすべて消し去った

 翌朝

 「こんなにすっきり眠れたの生まれてはじめてかも。全身から毒素が抜けたみたいだ。これも妖怪のご利益とかだったりして」

 屋敷わらしになにをされたか全く知らない青年はいつもより爽やかな気分であることに気付く

 「よかったわ。ダーリンも喜んでくれたみたいだし、これからもいっぱいしてあげるからね」

 その後夢のマイホームによる快適な環境と屋敷わらしによって夜な夜な搾り取られ続けた青年は煩悩を断ち切り仕事に対しても真摯に取り組み大いに出世したという

 仕事でもプライベートでも充実した生活を送る青年は女性からもアプローチを受けることも増えた

 だが不思議と誰とも付き合うことはなく独身のまま生涯を終えたという

 なんでもそういった情動が湧かないのだとか

  「ふふっ、ダーリンは私のものだから。一滴も渡さないんだから。」

 そう笑う屋敷わらしの腹部は大きく膨れ上がっていた

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