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 ———またやってしまった。

 彼が帰り、一人だけになった部屋で私は自己嫌悪に陥る。

 こんなはずじゃなかった……本当ならもう何年も前に私は彼と結ばれ何度も愛し合っているはずだった。もしかしたら今頃私の胎には彼の子供が宿っていたかもしれない。だが現実の私は未だ処女であり、彼の子種は何度も私の膣外に放出される。

 いっそのこと性欲に任せて私を押し倒してくれたらどんなに楽だろうか……だが、彼の優しい性格ではそれもあり得ない。今日だって彼の前で性欲を煽るように彼の白濁液を舐めてみたが…彼は私に欲情そこしていたが私を押し倒してくるような事はなかった。

 彼のそういう所は美点でもあるが…私に取っては酷くもどかしい。

 私がいいと言うまで射精を我慢すれば私の純潔をあげる———私が一言「終わり」と言えば終わるはずのゲームの筈だったのに……いざ始めると明らかにやりすぎな所までいってしまい、彼を射精まで導いてしまう。

 そうして彼が帰った後、毎回後悔してしまう。

 彼と結ばれたいと思いながら何故「終わり」の一言を言えないのか……その過ちを何年繰り返せば気が済むのか……。

 何度繰り返したかわからない後悔に今日も包まれながらベッドの上で独り悶えた…



















「辞めてくれええええええええええええええええええ!!!」



 そう叫びながら俺は目を覚ました。

 体中汗でびっしょりと濡れており、下半身は不快感で溢れている。恐らく下着の中は夢精による精液で大変なことになっているだろう。



「はぁ…はぁ…はぁ……良かった…夢か…」



 そうさっきまで見てたのは夢だ…だが、あれが現実にならないなんて保証は何処にもない……マルファが他の男のものになる……そんな未来が来る前に俺は勝負に勝たなくてはならない。

 勝ってマルファに気持ちを伝えよう———その勝負がたとえどれだけ不利なものだとしても…

 そう心に誓うと下着を取り替えるために風呂場へと向かった…

















「終わりよ」



 私はついにその一言を口にする。



「はぁ…はぁ…はぁ…お、俺の勝ちなのか」

「ええ…貴方の勝ちよ…約束通り私の純潔をあげる♡」



 そう言って私はゆっくりとショーツを脱ごうとするが彼は私の手を掴んでそれを阻んだ。



「ま、待ってくれ…!!」

「え?」

「その…」



 彼は顔を真っ赤に染めながら私を見つめる。いつもと違う彼の雰囲気に何か大切な話があるのだろうと察し彼の言葉を静かに待つ。



「お、俺と……その……」



 そこで彼は一度言葉に詰まりながら深呼吸すると私に真剣な眼差しを向け口を開く。



「ずっと好きだったんだ…お、俺と…結婚してください!」



 それは彼らしい真っ直ぐな告白だった。彼の真剣な眼差しが彼の言葉が嘘ではないことを告げている。

 私は嬉しさのあまり泣き出しそうになるの堪え震える声で答える。



「ええ……喜んで」



 その言葉を聞くと彼は私の肩に優しく手を添える。私は彼が何をしようとしているのかを察しそっと目を閉じ…



「ん…♡」



 私のファーストキスは彼との誓いのキスとなった。

 唇を離し目を開けると彼は顔を真っ赤っかにしてこちらを見つめている。それが愛しく感じて今度はこちらからもう一度唇を重ねる。

 唇を薄く開け舌を入れようとすると彼は驚いて口を離してしまう。



「な、なにを…」



 その反応はまるでこのキスを知らないかのようで私は思わず聞いてしまう。



「キス……知らないの?」

「し、知ってるよ…だからさっきしたじゃないか」



 彼は私の想像以上に初心でピュアだった。

 その事実に私は興奮すると同時に独占欲が強く湧き上がってきた。彼という真っ白なキャンバスを私だけの色に染め上げてやりたいという欲求、彼を他の女に汚されたくないという独占欲が膨れ上がる。

 彼をベッドに押し倒すと唇を奪い舌をねじ込み彼の口内を蹂躙する。唾液を流し込み彼の舌と自分の舌を絡み合わせ歯茎や上顎などを丹念に舐め回す。



「んっ……っふぅ」



 突然の私の行為に彼は驚いたような声を上げながらも大人しくそれを受け入れていた。

 彼の口内を一通り舐め尽くした私は口を離す。唾液で出来た橋が二人の唇の間にかかりすぐに途切れた。



「これが大人のキスよ♡」



 私がそう告げると彼は顔を真っ赤に染めながら私を見つめる。その顔には快楽による蕩けた表情が浮かんでおり、その瞳には私に対する欲情の色が見え隠れしていた。

 そんな彼の表情にゾクゾクと背筋を震わせながら自らの手で下着を脱ぎ捨てると彼に跨がり秘所と亀頭を密着させる。

 秘所からは大量の愛液が流れ出て鈴口から溢れる先走り汁と混ざり合いグチュリと厭らしい音を響かせた。



「それじゃあ…いくよ♡」

「ま、まって…ゴムつけないと……」

「いらない♡」



 私はそう言ってゆっくりと腰を下ろしていく。



「ん♡……あぁ♡」



 ゆっくりと亀頭が私の肉壁を掻き分けながら奥へと入っていき、その圧迫感と快感で思わず声が出てしまう。



「んっ♡……あっ♡」



 そして、とうとう一番深い場所———子宮口に亀頭がキスをした。亀頭の熱さが子宮口を通じて伝わり全身に電気が流れるかのような快感が走る。処女膜が破れた痛みはあるがそんなものは気にならないほどの幸福感に包まれていた。



「ふふっ♡……全部入ったわよ♡」



 そう言って私は下腹部を軽く押さえる。彼は既に限界が近いのか彼のモノはビクビクと震え、玉袋もパンパンになっており今にも射精しそうといった感じだった。

(入ってる……♡彼のモノが全部♡私の中に♡)

お腹の中で感じる彼のモノが愛おしくて思わずキュゥと膣を締め付けてしまう。



「あっ!」



 その締め付けが彼に最後の一押しをしてしまった。私の膣内で彼のモノが一際大きくなったかと思うと大量の精液が私の膣内に放出される。



「んんっ♡♡」(きたぁ♡)



 お腹の中に温かいものが注がれる感覚で私は悦びの声を上げる。ずっと待ち望んでいた彼の精液……それが今、私に注ぎ込まれていると考えるだけでゾクゾクしてしまう。彼の精液で満たされていく子宮が堪らなく幸せだった。

 私は下腹部に手を当てながら彼が射精する様子をじっくりと見つめる。

 彼のモノがビクビクと脈打つ度に私の子宮も熱を帯びていき徐々に広がっていくのを感じ、子宮に入り切らなかった精液が彼のモノと私の膣壁の隙間から溢れ出てきた。



「ふふっ♡……いっぱい出たわね♡」



 私がそう言うと彼は恥ずかしそうに目を逸らす。彼のモノは半立ち状態で私の膣に収まっており、まだ出し足りないとばかりにビクビクと震えていた。



「ねぇ……まだイケるわよね?」



 彼の耳元で囁くように言うと彼は小さくコクリと首を縦に振り、その反応を見た私は半立ち状態の彼のモノを締め付けて勃たせようとする。



「んっ♡」



 私が膣をキュッと締め付けた事で彼のモノが大きくなったのを感じた。

 再び大きくなり始めた彼のモノは膣内を押し広げるように膨らんでいき私の膣壁をゴリっと抉る。私はそれが嬉しくなってさらに強く締めつけると、どんどん硬さを取り戻していき完全に勃起した状態になるまで時間はかからなかった。



「んっ♡もう元気になったのね♡」



 そう言って私はゆっくりと腰を上げていき、膣から彼のモノが抜かれるギリギリまで持ち上げるとそこから一気に腰を落とす。



「んんっ♡」



 再び子宮口に亀頭がキスする感覚に身悶えながら私は何度もその動きを繰り返す。先程出された精液のおかげで滑りが良くなっているためスムーズに動くことができ、彼のモノに自分の膣壁が絡まるような感覚は私にとって堪らなく気持ちいいものだった。

 何度もそれを繰り返し私は自分自身も絶頂へと向かって行く。子宮がキュンキュンと疼き、秘所からは愛液が大量に溢れ出し彼の下腹部を濡らしていく。



「んっ♡……あっ♡」



 私は彼に覆い被さるように抱き着くとキスをしながら一心不乱に腰を振る。お互いの身体を密着させながらまるで一つの生き物になったかのように動き続ける。

 そして……



「んんっ♡♡」



 先に絶頂を迎えたのは私だった。膣内が痙攣し彼のモノをぎゅっと締め上げると、その刺激によって彼も二度目の絶頂を迎え、先程よりも多くの精液を私の膣内に叩きつける。

 二度目の射精とは思えない量の精液が再び子宮に流れ込んでくる感覚に私は身体をビクビクと痙攣させながら恍惚とした表情を浮かべる。



「んっ♡……あぁっ♡」(凄い量……♡)



 子宮に温かいものが注がれる感覚に酔いしれながら私は彼の胸板に頭を預け余韻に浸っていた。子宮口に鈴口をくっつけたままの射精は長く続き、私のお腹を膨らませる程大量な精液が注ぎ込まれていく。

(これ……♡加護を破って本当に妊娠しちゃうかも♡)

 そう思うだけで私の胸は高鳴り子宮がキュンと疼く。

 エクソシスターの子宮は聖なる力の加護によりよほどのことが無ければ妊娠しないようになっているが、彼の強い精力があればその加護を超えて妊娠してしまうのではないか、そんな考えさえ浮かんでくる。

 そんなことを考えていると自然と彼のモノが再び硬さを取り戻していき膣内を押し広げていく。私は思わず笑みを浮かべた。



「ふふっ♡……まだイケるのね♡」



 もうこれで三回目だというのにまだまだ元気なようだ。

 このまま一晩中愛し合うというのも良いかもしれないと思い始めていると、彼はゆっくりと身を起こすと私に覆い被さり、今度は私が組み伏せられる形で仰向けになる。



「ふふっ♡またするの?」



 私がそう聞くと彼はコクリと首を縦に振る。どうやらまだまだ物足りないようだ。



「ふふっ♡じゃあ気持ちよくさせてもらおうかしら♡」



 そう言うと彼は私の腰を掴みゆっくりと腰を前後に動かし始めた…











「ふふっ♡もうヘトヘトかしら?」



 あれから数時間が経ち外はすっかり明るくなっていた。

 何度も彼の精を受け止めた私は上機嫌で彼に言う。

 彼は悔しそうな表情を見せながらそれでも私に快楽を与えようと腰を動かし続けようとするが、それも限界のようで徐々に動きが鈍くなっていく。



「無理しなくていいわよ♡」



 私はそう言うと彼のモノを締め付け射精を促すと、それに合わせるように彼も何度目かもわからない射精を行う。ほとんど勢いは無く量も少ないものだが確かな熱を感じ、その熱さを感じながら私は満足げな笑みを浮かべる。

(いっぱい出たわね♡これで全部かな)



「ふふっ♡満足した?」



 そう聞くと彼は静かに頷く。体力的にもう限界なのだろうが、それでも必死に私を気持ちよくさせようと腰を動かす姿が愛おしくて仕方がなかった。



「ありがとう♡気持ち良かったわ♡」



 私はそう言って彼の唇に軽くキスをし、彼の胸板に頭を預ける。



「少し休みましょ…起きたら婚姻届出しに行かないとね…」



 そう言うと彼は小さく頷き私を抱きしめてくる。彼の体温と鼓動を感じ私たちは繋がったまま眠りにつくのだった。



おまけ
青年の見た悪夢(閲覧注意 NTR要素あり)

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