最終更新:ID:DAx7h25S4g 2023年05月20日(土) 20:14:51履歴
夜空のもとでネオンに煌めく高層ビルの合間を、今日も彼女は駆け回っている。
地上十数階、安くもなく高くもない家賃で借りられる広めの一室で、パソコンを叩きながら僕は彼女の帰りを待つ。
不意にファンファンとサイレンの音が鳴り響き、ネオンの街並みに赤い光の筋が見えたのを確認して、僕はかちゃりと窓を閉めた。
それから数秒、指を折って数えて、十。
「たっだいまーーっ、彼氏クンっ!!」
がちゃりと玄関のドアが開く。
現れたのは、黒いスポーツウェアを身にまとったツインテールの少女。
仕事仲間であり、アジトとなる部屋を貸している相手であり――同棲相手であり、僕の彼女。
百を超える顔を持つ彼女の本名を知る者は少ないが、I:Pマスカレーナ――今はそう名乗る彼女に合わせ、僕も彼女のことはマスカレーナと呼んでいる。
「おかえり、マスカレーナ。今日の仕事は早かったね」
「楽な運びでしたよー、はー最高っ! いっつもこれくらい簡単ならすぐ彼氏クンに会えてうれしいのになあ……」
マスカレーナはいわゆる非合法的な活動をしている女性であり、『運び屋』としてこの街を駆けている。
そんな彼女の仕事ぶりにはかなり名が知れており、一切の痕跡を残さずその場から逃走することも可能だが、僕と付き合いはじめてからは『今から帰るよー』という意図をこちらに伝えるためにわざとS-Forceに自分を見つけさせ、サイレンを鳴らさせている。
自分の逃げ足に極端な自信を持つ彼女だからこその荒業であり、僕もまた、彼女は必ず帰ってくるという信頼をもってこの家で彼女を待ち、迎える用意を整えているのだった。
「ほらほら彼氏クン、おかえりのぎゅー、はいっ♥」
そう言って両腕を広げ、こちらに差し出すマスカレーナ。
紅潮した顔とわずかににじんだ汗。百の顔を持つ彼女が僕にだけ見せる、百一つめの顔。
それを間近で受け止めて、背中に回した両手でぎゅうっと彼女を抱きしめ、頭を撫でる。
暖かい吐息を耳元で感じながら、すりすりと頭を寄せて甘えてくる彼女との、肉体を用いたコミュニケーション。
サイバース技術が発達したこの街において、まさしく至福のひとときである。
こちらの胸板でぎゅむっとつぶれるおっぱいの感触を堪能していたかったが、今日は彼女の方からするりと離れた。
「……じゃ、お風呂借りるね?」
にこっと微笑み、それだけ言ってマスカレーナはささっと浴室へ向かう。
そんな彼女にあわせて僕は着替えを用意し、夕食の準備にとりかかる。
いつものように、なんてことのない流れで。
(…………)
けれども長いこと付き合っていると、彼女の行動ひとつに小さな違和感を覚える瞬間もあり。
それは大抵、マスカレーナが僕に何かしら企てていることの表れでもあり。
(…………まさかな)
その小さな『嫌な予感』は、すでに幾度か経験していて。
その彼女の企みは、僕にとってとてもとても悦ばしいことでもある反面――身がもたないと思うような、キツいことでも、あった。
*
それは、付き合い始めて一か月ほど経った日のこと。
運び屋の仕事は数日かかるほど長引くこともあり、日をまたいでも彼女が帰ってこないことは珍しくなかった。
今日もそれだろう、またサイレンを鳴らしてひょっこり帰ってくるだろう――と、思っていたときだった。
ぴこん。とパソコンに通知がひとつ。
彼女か僕に来た仕事の依頼だろうかと思い、確認したそれは一通のメール。
無題であり、本文もない、動画が一本添付されただけの怪しげなものだった。
ばくん、ばくんと心臓がやかましく鳴り始める。
ウィルスチェックは問題ない。本当にただの動画ファイルだ。
それ故に、その『ただの動画ファイル』の正体がなんなのかが余計に気になり――僕は、おもむろにそれを再生した。
『…………あ、あ……撮れてる? 録画はじまってる? …………ん』
暗い部屋に、マスカレーナがいた。
いつものスポーツウェアじゃない。身に纏っているのは、煽情的――でもなんでもない――僕も洗濯で繰り返し見慣れた下着、それだけを着用した姿。
隣には、彼女の腰を抱く……でっぷりと太った恰幅のいい男が、一人。
そいつもまた、下着姿で。
汚らしいトランクスにテントを張り、すりすりと彼女の脇腹から腰を撫でていた。
正面を照らすカメラのライトは、マスカレーナだけを映している。男の顔は、伺えない。
「…………は? ……おい」
思わず、ディスプレイに爪を立てる。必然、かじりつく形で映像を見てしまう。
映像の中のマスカレーナは、下着姿の僕の彼女は、赤面しながら小さく手を振って一言。
『彼氏クン、見てる……? えっと、今回はこの人の情報収集を頼まれちゃったんだよね〜……だから……そのぉ……♥』
待て、待て待て待て、待て。
『だから』ってなんだ、ヘマをして捕まったとかなら助けようがあるけど、『情報収集だから』?
自分から、自分からこれを、して、送ってきて、お前…………っ??
困惑する僕をよそに、マスカレーナは困り眉で笑顔を作ってみせて、言った。
『……彼氏クン、ごめんね?』
軽薄な謝罪を、一言だけ。
次の瞬間、男の体がマスカレーナに覆いかぶさり――どさり、『やんっ……♥』という嬌声が聞こえた瞬間、ぶつりと映像が終わった。
「…………なんっ……だよ……これ…………?」
あまりに急なことに、理解が及ばない。
僕の彼女が、マスカレーナが、仕事のために体を売った?
きちんと手順を踏んで、ちゃんとお互いに了承を得て、好き合って、そうして恋人関係になった僕より……。
「彼氏――より、先にっっ…………ぁんな、男、とっっ…………!!?」
胸の奥からみしみしとなにかがきしむ音が聞こえるようだった。
下着姿のマスカレーナは本当にかわいくて、エロくって、興奮したけれど、それ以上に。
寝取られた、裏切られた、男に対する感情と彼女に対する感情がごちゃまぜになって、爆発しそうだった。
かちゃり、と玄関の戸が開く。
「……ふー……♥ …………ふー……♥」
「…………っ、〜〜〜〜っっ…………」
「ぁ……彼氏、クン……♥ ただい、まぁ……♥」
熱い吐息を漏らしながら、汗だくのマスカレーナがそこに立っていた。
仕事着のスポーツウェアがぐっしょりと濡れて、腋や胸元、股間が特に真っ黒くじんわりと染まっている。
それだけじゃなく、膨らんだ胸の先端が、ぷっくりと勃起していて。
普段はつけているはずの下着を、今はつけていないことを、その胸が表している。
「……ぇ、えへへ…………♥ ぁの、彼氏クン……」
ふらつく体で、マスカレーナは両腕を僕に差し出した。
「おかえりの…………ぎゅー……♥」
*
「きゃ……っ!!」
汗だくのマスカレーナの腕を乱暴に引っ張り、ベッドの上に思い切り転がす。
こんな状況、状況だって、いうのに。
ぷっくりと乳首が勃起した、汗まみれのじっとりとしたスポーツウェアに包まれたおっぱいが、汗で湧き上がる彼女の香りが、なにもかもが僕の劣情を刺激して、股間は痛いぐらいに硬く膨らんでいた。
「ぇ……えへへ、どうしたの……顔、コワい……んっむゅっ!?!?♥」
動くより先に、噛み付いていた。
言葉を発して話をするのが煩わしく、彼女の唇を自分の口で塞ぎ、歯を立てながらしゃぶりつく。
挨拶がわりに普段行う重ねるだけのものではない、ねっとりと舌を絡ませつつも吸い上げる、口の端から両者の唾液が溢れ出るような乱暴なキス。
「ん、んんんんっっ、んーーーっっ……!!♥♥ っっ!!?♥♥」
上から体全部で押さえつけているために、彼女の膂力では抵抗できない。それを許さない。
空いている片手で彼女のおっぱいを思い切りわし掴みにして、ウェア越しにぐにぐにと乱暴に揉むと、胸の奥と股間で火でも灯ったような気持ちになった。
犯している。マスカレーナを。
愛情や恋慕を前提としたまぐわいじゃない。加害、とも言える。
そんな行為を、彼女は自ら望んでしてきた。あの動画のことが頭に刻みつけられて離れない。
彼女を求めて、彼女との関係が壊れかねない行いを止められない衝動の正体は、これは。
「っぷぁ……つぅっ……♥ そんっ、な……乱暴に、おっぱいいじっちゃ、痛いよ、彼氏クン……っ♥」
「許さない」
「…………へっ」
「お前、は……僕の……彼女だろ」
僕の彼女に手を出した男への、嫉妬……というよりも。
僕の『もの』を勝手に使われた、という。
僕の『もの』が勝手をした、という。
「お前の体は――僕の、『もの』、だろ……!!?」
所有物に手垢をつけられたことと、所有物が勝手な行動をしたことへの憤り。
つまりは、純粋な薄汚い独占欲。
彼女との関係や信頼を壊さないように、胸の奥にしまいこんでいた感情が口をついて出る。
彼女のことが好きだから、愛しているからこの関係になったはずなのに、その裏側の気持ちがあふれ出る。
彼女を自分のものにしたい、彼女を手に入れたい、彼女を、犯したい。そんな想いの数々。
――それを聞いたマスカレーナは、ただ、口をふにゃふにゃに歪ませて笑っていた。
ハートが浮かんでいるかのような、開いた目で僕のことを見つめ、抵抗するでもなくぞくぞくと微笑んでいる。
「そ――れで」
笑う口がぴたりと閉じて、唇が内側に吸い込まれて、間を置かずに唾液で湿った唇がぷるりと覗く。
「彼氏クンは……どうするのかなあ……? 『お仕事』してきた彼女のこと……どうするの……かなあ……♥♥」
期待に満ちた眼差しと、火照った体。彼女が何を思い、何を考えてあんなものを送ってきたのか、漸くわかった気がした。
彼女の体や彼女との関係を大事に思い、付き合い始めてからの一か月、こうした性的なやり取りはなかった。
本音を言えばしたくてたまらなかった。洗濯かごに突っ込まれた彼女の下着や衣服を常にそういう目で見ていたし、誰もが追っている彼女の生の肉体を独り占めしたくてたまらなかった。
マスカレーナも、その気持ちは同じだったのか?
したくてしたくてたまらないけれど、してくれないから、来てくれないから、こうして『釣った』とでも言うのだろうか。
……他の男に抱かれてしまった後では、まるで手遅れとしか思えないが。
ズボンに手をかけ、下着ごと部屋着を脱ぎ去る。
硬く勃起してわなわなと震えるそれがぶるんと現れた瞬間、「ひゅっ――」と息を呑むような声が聞こえた。
「へ、へええっ……?♥ もう準備万端っていうか……ぉ……おっき……♥♥」
「……あいつよりもか?」
「…………♥」
マスカレーナは、にいっと笑って答えるだけ。
ただ、こちらがこれを差し出したのに応えるように彼女も自分のウェアに手をかけて、両脚をあげてするすると脱いでいく。
下着は履いておらず、腰から足元へ離れていくそれと彼女の股間との間に、長い愛液の橋がかかっていた。
そうして露わになる、彼女の下半身。
毛の一本も生えていない、ぴったりと閉じているつるつるの女性器。
汚されてしまった後の、僕の彼女のマンコ。
はじめて目にするそれに、思わず息を呑む。
あまりにもエロくて綺麗なソコに釘付けになって、びくびくと性器を跳ねさせる僕に、彼女は訊ねた。
「彼氏クンは……私がこういう形の仕事もしてるって、思ってた?」
今更何を、と思いながら答える。
「……事実、してたんだろ……? ショックかって聞きたいなら、そうだよ……その通りだよ」
「ふーーん……♥ ショック受けて、傷つくくらい、私のこと……彼女のこと、想ってくれてたんだ……♥」
「……〜〜〜〜ッ」
何が楽しいのか、まさに愉悦と言った様子でにったりと笑うマスカレーナ。
横っ面をひっぱたきそうになるのを堪えつつ、両膝を畳んで、股間をこちらに向けて差し出す体勢を取る彼女のことを、黙って見つめた。
せめて。せめて相談や、打ち明けるくらいはしてほしかった。いくら何でも、こんな形で知るなんて――。
――に、ぢゃあっっ……♥ くぱ…………っ♥
「……すっっ…………ごく嬉しい……♥♥ 彼氏クンのこと、もっともっともっと、大っっ好きに、なっちゃった……」
彼女の細い指先が、太ももの肉を左右に引っ張り、引っ張られた大陰唇が口を開き。
そこだけが別の生き物のように、ひくひくと口を広げて絶えず涎を垂らし続けていた。
そして、何よりも――その膣口には。
「っっじゃーーん…………♥♥ どっきり、大成功っ……!♥♥ っっ、ぁ、イっ、〜〜〜〜っっ……♥♥」
処女膜が、張っていた。
滴る愛液でてらてらと光る内側の肉は、生々しくも艶やかなピンク色をしていて。
到底、そこが誰かの手で汚されているなど、考えられないよう、な。
「っっ、見られてる、私の処女まんこっ、彼氏クンにまじまじ見られてるぅっっ……♥♥ やば、ぁダメ、イくっ、見られてるだけでイくっ、でっかいちんぽから我慢汁どろおっって垂れてるのヤバすぎ、イ、っっんんんんんぅぅぅぅぅ…………くふぅぅぅぅうう……っっ♥♥♥」
びくんっ、びくんっっ……と痙攣しながら、愛液を何度もこぷこぷと噴き出すマスカレーナ。
息をするのも忘れて彼女に覆いかぶさり、鈴口を膣口に押し当てながら、安堵や困惑や興奮や驚愕でぐちゃぐちゃの脳みそからなんとか一言しぼり出す。
「あの、映像、っ……は」
「ああ――あれね……♥ えへ、そんなになるくらい……よくできてた?♥」
もう堪えようともしない、蕩け切った真っ赤な笑顔でマスカレーナが『ネタばらし』をする、瞬間。
「――偽物でし、た♥ マスカレーナはそんな仕事しないし、キミのカノジョは……キミ、だけ、の……『もの』、です♥♥」
一息に、吸い込まれるように、思いっきり。
その穴をこじ開けて、ぶち抜いて、何のためらいも無く、ぶち込んだ。
「んっっ痛゛ぅっっっあ゛ッッ!!!!♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♥♥♥」
愛液でぐっちょぐちょに濡れていたソコは簡単に侵入を許し、処女膜を突き破って強引にこじ開けられる。
ぱぢゅんッッ、と鳴り響く、肉と肉がぶつかる音。肉とヒダに包まれる度を超した快楽に、チンポがどぷっと芯と快楽だけを残して融けた錯覚すら覚えた。
あったかい。熱い。爆ぜる。融ける。それから――漏れる。
「ぁ、あっっ、やっっば、彼氏クンの生ちんぽやぁぁっば…………痛っっづ……♥♥ は、はっ、はっ、ふっ、ふぅぅうぅうっっ……♥♥」
白目をむきそうになっているマスカレーナの顔を見つめながら、ガクガクと腰を震わせる。
絶えず股間に走る快感と放尿の感覚が、自分が絶頂して射精しているのだと気づくのに時間がかかった。
頭の中はめちゃくちゃで、何かを考える余裕もないまま、ただ目の前の女の子が愛しくてたまらなくなり、射精しっぱなしのチンポで彼女の膣をひたすら犯す。
――ばぢゅっっ、ぱちゅっっ、ずぢゅっ、ずっぢゅ、ずんっっ♥♥
「ん゛ぃっっ!!?!?♥♥ 待って待って待って待って彼氏クンそれダメぞれやばっっあ゛ッッ!!!♥♥ イ゛っっでる、イ゛ッ――でる、がらあ゛っっ!!!♥♥♥」
嬌声が可愛い。腹の底から押し出たような声が可愛い。汗だくになって髪を揺らす姿が可愛い。
絶えず訪れる絶頂感に頭が真っ白になりながら、ぶるんぶるんと上下に揺れる彼女の胸が視界に入る。
おっぱい、おっぱいも見たい。腰を打ち付けながら手を伸ばし、ウェアの裾を掴んで思い切り捲り上げた。
――ぶるんっっ♥♥
「ぁ――♥♥ っ、んっっ♥♥ んっっ!♥♥」
わずかに汗を散らして露わになる、マスカレーナのおっぱい。
硬く勃起して膨らんだ乳首と乳輪、初めて目にする彼女の生おっぱい。
髪を振り乱し、明確な言葉を定めないまま蕩けた笑顔でぶんぶんと頭を縦に振って肯定する彼女の気持ちを受け止めて、最初にしたように乱暴にそれをわし掴み、ぎゅうううっっと強く乳首をひっぱりあげた。
「あ゛ッッッぎうっっ!!!♥♥♥ 痛っっだい痛い痛い痛だいぃぃいいいっっ!!!♥♥♥」
ちぎれそうなほど強く引っ張って、赤く腫れたそれを今度は口の中に放り込む。
おっぱいの根元をぎゅうっと掴んで上に向け、背中を曲げてじゅるるるうっっと吸い付き、じんじんと痛むソコを口内でねぶり、舐めしゃぶる。
「ぉ゛………………っっ♥♥♥ それズルいっっズルいってばぁぁぁぁっっ♥♥♥ 痛くしたあと優しくするのマジで癖になっぢゃうがらあっっ……♥♥♥」
なったらいい、僕以外とセックスできなくなればいい。
他の男のことなんて考えられなくなればいい。あんな手段を講じられるぐらいなら、優しくなんてしたくない。
徹底的に痛めつけるような、傷すら残るような激しさで彼女を犯す。そうして犯されるほどに、彼女は悦ぶ。
そうか、僕の彼女はそういう女だったのかと、チカチカと意識が飛びそうになる頭で理解する。
彼女がされたがる思いに応え、大事な彼女を、僕は一心不乱にレイプする。
薄膜を被せる避妊も一切しないまま、無遠慮に彼女の子宮を突き上げる。
「ッッッ♥♥♥ ほんっっ、どにヤバっっ、おっぱいもまんこもめちゃくちゃにされてお゛かしくなるっっ♥♥♥ 彼氏クンのチンポに壊されるっっ、彼氏クンのチンポ気持ち良くするための穴にさせられぢゃうっっ♥♥♥ ぁ、あっ、あ゛ッッ♥♥ 来るっ、ヤバいの来る、ヤっっバいアグメ来ちゃうぅぅぅぅうっっ!!!♥♥♥」
思いっきり乳首を吸い上げて、ぢゅぽんっっと開放して、今度は両手で彼女の両のおっぱいをわし掴み、両方の乳首を一度につねり上げる。
下品にあえぎながら上を向き、顎を見せて舌を伸ばす彼女の姿を見下ろしながら、精液まみれの膣内で何度目かの絶頂を迎えた。
「イぐ、イぐイぐイぐイぐっっ♥♥ 処女まんこぶち犯されてイぐっっ♥♥ おっぱい乱暴されてイぐっっ♥♥♥ 彼氏クンに聞かせちゃ駄目な声でぢゃううぅううぅうっっっ!!!!♥♥♥ ィ゛っっっ、お゛――――♥♥ ぁ゛あ゛あああぁぁぁあぁああああああッッッ!!!!♥♥♥ ィ゛っぎぅぅううぅううううううっっっ!!!!♥♥♥」
――ぶびゅるるるっっ、びゅぐっ、びゅうううううっっ……!!!♥♥ びゅるるるるるっっ…………!!♥♥
「〜〜〜〜〜〜〜っっ……♥♥ ぉ゛…………♥ ぉ゛おおっ…………♥♥ ッッ!!?」
マンコに精液をぶち撒けながら、がっと彼女の顎を掴み。
今まさに絶頂の最中にあるマスカレーナの、すぼまって舌が伸びた口を、ぱくりと塞いだ。
「ぢゅっ♥ ぢぅぅぅぅ……♥♥ じゅるるるるっ、れるっ、じゅるるるるるるぅぅっっ♥♥」
声にならない声が口の端から漏れ出そうになるが、それすら許さないほど強く彼女の口を吸い上げるようなキスをすれば、鼻の奥から甲高い悲鳴に似た音が鳴った。
ただ果てるだけを許さない、絶頂に絶頂を塗り重ねるような、休まらない愛撫。
一心にそれを受け止めるマスカレーナ。射精が終わり、尚もびくんびくんと膣内で歓喜するチンポとは裏腹に、僕の頭はようやく冷静さを取り戻し始めた。
ずるん、と僕の口から彼女の舌が抜けていく。
マスカレーナながくがくと痙攣したまま、荒々しい呼吸だけを断続的に行っている。
互いに絶頂の余韻から帰ってこれないまま、僕はマスカレーナの体を抱きしめて、耳元で囁いた。
「――今度また、おんなじようなこと、したら…………」
「…………わかるよな、マスカレーナ」
……今にして思えば、こんなことを口走ったのが、原因だったのかもしれない。
マスカレーナはようやく舌をしまい込んで、ちゅぷ、と味わうように唇を鳴らし。
「…………ん♥♥」
と、小さな声で返事をした。
*
そんな初体験から数カ月。
今日もまた同じように彼女は数日家を空けていて、帰ってくる直前に、題名も本文もないメールが届いた。
添付ファイルには動画がひとつ。慣れた手つきでそれを開く。
『ん゛っっ♥♥ ん、んっっ、んぅうっっ♥♥♥ ぎもぢ――ぃっ…………!!♥♥』
ぱちゅん、ぱちゅんと激しい水音とともに、彼女の嬌声が再生される。
彼女が手掛けるフェイク動画は数を重ねるごとにクオリティが増しており、最初の数件になかった本番行為らしきシーンも入るようになっている。
暗い部屋で全裸の彼女がこちらに背中と尻を向け、ぱんぱんと腰を振っている。
周囲には数人の男たち。彼らは順番を待つように自分の竿をしごきながら、僕の彼女の痴態を愉しんでいた。
かちゃり、と戸が開く。
手製のパッチソフトが入っている記録媒体を手に取って、玄関へと足を運ぶ。
「……ぇ……っへへぇえ…………♥♥ 彼氏クン、ただいまぁ…………♥♥」
玄関に立っているのは、僕の彼女。
最初のころと同じ。『される』ことを考えて期待に体を火照らせた、淫乱そのものな姿でそこにいる。
「て、手間取っちゃって、ごめんねっっ……♥ きょ、今日は、ごはんいらないから――このまま……寝ちゃうね……?」
いつからか、『こういう時』に着ている服もスポーツウェアでなく、全身をぴっちりと包む特製のライダースーツになっていた。
I:Pマスカレーナのシンボルとも言うべき、黄色く発光するラインの走った黒いスーツ。
みっちりと形を浮かべるおっぱいのてっぺんには、ぷっくりと勃起して押し上げられた小さな膨らみ。
汗やそれ以外の体液でぐっしょりと濡れた、腋や首や、股間。
そのままてくてくと僕の横を過ぎ去ろうとする彼女の体を抱き留め、彼女の首に記録媒体の端子をぎゅうっと押し当てた。
「…………へ?」
瞬間、彼女の電脳にインストールされていくパッチソフト。
無論、体に害は一切無い。ブロックもアンインストールも彼女の意志次第で容易に可能だ。
それがもたらす効果もまた、とても簡単なもので。
「マスカレーナ」
「はい……?♥」
「まんこ、弄ってみて」
そういう趣向かと思ったふうな顔をして、彼女が小さく頷く。
玄関で、ただ立ったままの状態で、スーツの上から股間に触れようとした――彼女の手が、ぴたりと止まる。
「あれ…………? ……?? え、っと、彼氏クン……これ……?」
両手でいくら触れようとしても、その周囲でぴたりと手が止まる。
股間と両手が同極をくっつけようとした磁石のように反発し、触れられない。
本当にただ、それだけのソフト。
「じゃ、ベッドいこっか、マスカレーナ」
「ちょ、ちょっと待って彼氏クン、私になに入れたのこれっ!?♥ こ、怖いんだけど、え、えっ……!?♥」
「嫌なら簡単に消せるよ。まあ……そしたら今日の『おしおき』は無しだけど……」
「……〜〜〜〜っ……♥」
彼女の背中をとんとんと押して、部屋へと足を運び。
ぼふんと彼女を膝に座らせ、後ろから抱きしめる形でベッドに腰かける。
「あの、え、っと……彼氏クン? 今日のは、ほんとに何……ひゃっ……♥」
両の手の指先を這わせて、彼女の胸へとゆっくり運び。
そのあたりで、マスカレーナが感づいた。
「え、えっ、えっ……あ」
「――――あっっ?♥♥♥」
何をされるのかを、完璧に理解した瞬間に漏れる、嬌声に似た一声。
むにぅっっ、と彼女のおっぱいを揉む。薄いぴっちりとしたスーツ越しに、するすると撫ぜるように指先で刺激する。
揉んで、撫ぜて、くすぐって、また揉んで。たっぷりとおっぱいを堪能した後で、ぴんと勃起した乳首を、かりっ――♥ とひっかく。
「……ほんっっっとに手が込んだ、キッツイ映像を送ってきたマスカレーナにおしおき、ね」
「待っ……♥ 待って彼氏クン、これほんっっとにヤバい、か、ら゛ぁっっ!!?!?♥♥」
…………偽物とわかっていても。彼女のことを信頼しきっていても。
それでも、思わせぶりな、『匂わせ』だけでも、ソレがホントに無理で苦手な自分にとってはキツいものである。
それも相当手が込んでいて、万や億にでも『ホント』の可能性がちらつく以上。
彼女に、お前は僕の彼女なんだと。
おっぱいもマンコも、お前のもとじゃなくて、僕のものなんだと教えるために。
フェイク映像を見て抱えさせられた鬱憤を、吐き出すように、ぶつけるように。
「待って待って待って待って待っでっっ!!!♥♥ ッッせめて脱がして、直接おっぱい弄ってえっ!!?♥♥ 生おっぱい見て、っ興奮してほしいのに、こんなっっ――ぃじめられるばっかなんてっっ、や、やあ――っ!!♥♥ あ゛っっ!!!♥♥」
「イ゛っっぎゅぅ…………っっっ♥♥ おっぱいでイかされるっっ、ちくびでイかされるっっ、イっっ、ぉ゛――――っっっ♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!♥♥♥」
「まって彼氏クンほんとにまってイキっぱなしのおっぱいかりかりとめてとめてとめてっっっイってるっっイってるからいじめないでっっっイっでるがら許じてえええええええええええぇぇぇええええっっっ♥♥♥ またイぐっっおっぱいイキ来るううぅううああああああぁあああっっ!!!♥♥♥」
見えないなにかを弄り回すように、必死に両手を股間の周囲でぐにぐにと動かすマスカレーナ。
たっぷりと乳首イキを刻まれた乳首を解放し、汗でむれっむれのおっぱいに顔を埋め、薄い塩の味を堪能しながら乳首をしゃぶる。
あったかくて心地がいい。いいが、それ以上に。
「まんこっっっおまんこヤバいぃいいいぃいいいっっ!!!!♥♥♥ うずきっぱなしでおかしくなるっっ彼氏クンのチンポ欲しくて欲しくてだまんないのにっっっ弄れないのキツすぎるってばああああぁああぁあっっ!!!!♥♥♥ まんこ弄ってっっまんこ犯してぇえっっ!!♥♥ 彼氏クン専用肉おなほまんこっっなのにぃいいいいっっ!!!!♥♥♥ おまんこからっぽでおがしくなるよおお゛おおおおぉぉぉおおっっ!!!!♥♥♥」
…………挿れたくても、疼かせるために挿れられないのが、かなりキツい。
手で弄るのは勿体ない。熟成して疼きまくりのマスカレーナのまんこを味わうために、ズボンの中で堪え続けてもらわなくては。
気をまぎらわせるために、時々口を離してキスを挟みながら、一心不乱にマスカレーナのおっぱいをしゃぶり続ける。
――お預けされ続けた彼女のマンコの具合は、それはそれはすさまじいもので。
一日だけで終わらせる予定のおしおきは、結局熱が冷めないまま、わずかな休憩を挟みつつも丸二日は行われ続けたのだった。
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このページへのコメント
『彼氏と同棲しているマスカレーナは、その仕事の性質から家を数日間開けることが珍しくない
そんな中、ある日見慣れない動画が彼氏宛に送られる
再生するとそこにはマスカレーナが「今回はこの人の情報収集を頼まれちゃったんだよね〜」と言っていたターゲットの男と下着姿で密着している姿が…
「彼氏くんゴメンね…♡」と軽薄な謝罪を吐いた後、マスカレーナと男の影が重なって───
みたいな『ディープフェイク』のNTRビデオレターを毎度送っては、いつもはとびきり優しい彼氏くんに「彼氏くんゴメンっ♡煽ったの謝るから許してぇ♡」って懇願しても止めてくれない程に激しく乱暴にされる様なわからせエッチされるの心待ちにしちゃうマスカレーナ下さい
※マスカレーナは最初から彼氏くん一筋なので実際は他の男に身体を許す気は毛頭ない感じで
(彼氏くんはNTRビデオレターがマスカレーナ謹製のフェイク品だと気付いた上で乗っかってても良いし、毎回迫真のクオリティなので本当にNTRれたのかも…と気が気じゃなくても良いです)』
という自分のリクエストに応えてくれてありがとうございました!本当に良かったです!
凄く好みの作品
彼氏クン、その女にはもっとキッツいお仕置きしてやってもいいと思うよ