最終更新:ID:ZZmXL7YO8A 2012年05月27日(日) 11:24:27履歴
九月の初め。
まだ残暑が残り、うだるような真昼の休日に自室で淡いブルーのTシャツとブラウンのハーフパンツ姿の遠山キンジは背中を壁に預けながら苦悶の声を上げていた。
キンジの呼吸は荒く、身体全体の火照りは静まることを知らなかった。ハーフパンツのジッパーは外され、そこから直立した男性の象徴は樹脂製のホールの中で激しくしごかれていた。
ホールは上下するたびにグポッグポッ、と吸い付くような水音を鳴らしていた。
「し、白雪……もう……!」
「ふふっ、ダメだよキンちゃん。まだ、出しちゃ……」
と、恍惚とした表情を浮かべた巫女服姿の白雪がオナホを掴んだ右手の動きをさらに激しくさせる。
キンジは快感で思わず背を仰け反らせる。
「もっ、ダメだ……白雪……っ!」
その言葉とほぼ同時にキンジは身体を大きく痙攣させて果てた。
ホールは貫通式だったため、勢いよく吐き出された体液は白雪の服へ、顔へ、髪へ。遠慮なく飛び散り、白濁に染め上げた。
「これがキンちゃんの子種……」頬についた精子を白雪はいとおしそうに指ですくい取り、ペロリと舐めて見せた。
「白雪……どうして……」
呼吸を整えながらキンジは白雪を見た。ところどころ白濁液にまみれた白雪の姿は和服姿と相まってひどく艶かしく見えた。
思わず、小さく喉を鳴らすと同時にオナホの下の股間が熱くたぎって硬さを取り戻してくる。
「だって、キンちゃん……」
と、かわいらしい女の子のイラストの描かれた長方形のパッケージを掴み上げる。
「私という許嫁がいながらどういうことなの……」
「いや、そもそもお前と婚約した覚えは――」
「『超快感! あなたを虜にしてあげる♪ らぶ☆さきゅばす』」
キンジの指摘に耳を貸す様子は一切見られなかった。
黒い笑いを浮かべながら白雪は振り返り、わざとらしく訊いた。
「……キンちゃん、これなぁに?」
「え、あ、ええっと……それは……だな――」
「なぁに?」
顔は笑っているが、背後に見える地獄の深淵のような暗いオーラの前ではキンジが口を割るのも時間の問題だった。
「お、オナニー……ホー、ル……」
事の始まりは実に単純かつ明快なものだった。
ある日、教室で武藤が「オナホはすごい」と豪語していて、キンジはその場は興味なさげに振舞ったが寮に帰るとすぐさまパソコンを立ち上げてどういうものなのか調べた。
そういった方面の知識に乏しいキンジでもとりあえず理解できたのは「勃った股ぐらをホールにぶち込んでしごく自慰をするための道具」というざっくばらんなことだった。
インターネットは昨今便利なもので、おすすめを探し、おおよその目星を付けるとすぐさま大手通販サイトでローションとともに購入した。
そうして、翌日には包みと対面するキンジの姿があった。
まずはホールを軽く水洗いし、ローションをホールに入れ空気を抜く。
下半身に履いているものはすべて脱いで、目を閉じ、いかがわしい妄想を脳裏へ映し出す。
すると、瞬く間に股間はいきり立ってくる。そこへローションを塗し、ホールへ自身のモノを挿入して上下に動かした。
基本的に竿を握って擦るだけのそれしかしていなかったためか、五分と持たなかった。
電流のように快感が走りぬけ、気づけばビュクビュクと筒の中で熱い体液を吐き出していた。
それからはすっかりホールを使ってのオナニーに夢中になり、何人かの押しかけ同居人たちにはバレないようにこっそりと隠し持っては自慰に励んでいたのだが――。
「キンちゃん、こういうの使って慰めてたんだね……」
ちょっと悲しいな。白雪はしょんぼりとした様子を見せるが、片手に握ったホールのパッケージはメキメキと握りつぶされている。
白雪がふいに普段あまり掃除してないところまで掃除しようと始めたのが今回露呈した直接的な原因だった。
それを見つけた白雪はニコニコと笑顔を浮かべながら強引にキンジを押し倒し、わざとらしく胸を押し付けたりして下腹部を元気にさせた後、雄ネジと雌ネジにローションを塗して無理やり射精させたのだった。
「でも、私にも言ってくれたらよかったのに……」
と、白雪は袴とその下に履いていた黒の下着を脱ぎ捨て息の荒いキンジの上へ馬乗りになった。
「キンちゃん――」艶かしく耳元で囁きかける。思わず、ゾクッと背筋を震わせる。「今からいいことしてあげる」
まさか。キンジが言葉を発するより先にホールの取り外されたイチモツに白雪のか細い指が触れ、軽く上下にしごくとそれだけですぐに硬さを取り戻してくる。
「キンちゃんの……こんなに熱い……」
ヌリュヌリュとローションで塗れたペニスを白雪は自身の秘所へ誘導していく。
白雪のそこは愛液が溢れて洪水のようだった。
「じゃあ、入れるね……?」
キンジの制止の言葉も白雪には届かない。挿入してから若干抵抗を感じたものの、その後はスムーズに中へ呑み込まれて行った。
「う……あ……っ」
得も言えぬ快感にキンジは震え、声を上げるしかない。
それを見て白雪は悪戯っぽく笑い、
「感じてるキンちゃん――かわいい……」
と、すぐに腰を動かし始めた。肉と肉が打ち付けられ、ぶつかるたびに音が鳴り、淫猥な水音が部屋に響く。
冷房はほどよく効いていたが、身体を火照らせた二人には所詮、焼け石に水でしかない。
「ぐ……あっ……白雪……っ」
「キンちゃん……キンちゃん……っ! もっと、もっと感じて……っ! いっぱい、気持ちよくなって……っ!」
互いの口からこぼれる荒い吐息が否応なしに興奮をさらに高める。
途中、キンジが片手を伸ばして大きく揺れる白雪の胸を鷲摑み、グニグニと揉みしだいた。
「あっ、いいよぉっ! おっぱい触られて、揉まれて、気持ちいいの! 気持ちいいよっ、キンちゃぁん!」
そんな風に互いを感じながら徐々に快感を高めていく。白雪は永遠に続けばいい、と願った。
が、終わりは互いに舌を絡めて唇を貪っている際に自分から唇を離したキンジから告げられた。
「白雪……俺、もう……っ!」
「うん、いいよキンちゃん! 出して……! 中に、いっぱい……! キンちゃんの精液、私の中にいっぱい出して!」
そこから先は一気に坂道を転げ落ちるようだった。
今まで以上に激しく腰を振り、ふと気づけばキンジの方からも竿を前後させて快楽を貪っていた。
「白雪……白雪……っ! もう、出るっ、出るっ、出る――っ!」
途端、キンジのモノが一気に膨らんで勢いよく体液を吐き出した。
ほとばしる精液を子宮へ浴びせられ、白雪も一際甲高い嬌声を上げて絶頂した。
「あはぁ……キンちゃんのせーえき、いっぱいでてるぅ……きもち、いいよぉ……」
余韻が大きく残っているのか、身体がビクビクと痙攣している。
惚けた顔の口元からはかすかによだれが垂れてきていた。
「はぁ……はぁ……」
荒い息を整えながらキンジは程よい疲労感から睡魔に襲われた。しかし、それを拒むすべはなく、潔く意識を手放して眠った。
翌日、オナホはどこかに消え失せていたが、めげることなくキンジは某大手通販サイトで避妊用コンドームを探していた。
白雪の言葉に嘘偽りがなければ、今後も頼めばしてくれるに違いない。
キンジは昨日の白雪の痴態を脳裏に思い浮かべながら、注文ボタンをクリックした。
股間は痛いほど硬くなっていた。
まだ残暑が残り、うだるような真昼の休日に自室で淡いブルーのTシャツとブラウンのハーフパンツ姿の遠山キンジは背中を壁に預けながら苦悶の声を上げていた。
キンジの呼吸は荒く、身体全体の火照りは静まることを知らなかった。ハーフパンツのジッパーは外され、そこから直立した男性の象徴は樹脂製のホールの中で激しくしごかれていた。
ホールは上下するたびにグポッグポッ、と吸い付くような水音を鳴らしていた。
「し、白雪……もう……!」
「ふふっ、ダメだよキンちゃん。まだ、出しちゃ……」
と、恍惚とした表情を浮かべた巫女服姿の白雪がオナホを掴んだ右手の動きをさらに激しくさせる。
キンジは快感で思わず背を仰け反らせる。
「もっ、ダメだ……白雪……っ!」
その言葉とほぼ同時にキンジは身体を大きく痙攣させて果てた。
ホールは貫通式だったため、勢いよく吐き出された体液は白雪の服へ、顔へ、髪へ。遠慮なく飛び散り、白濁に染め上げた。
「これがキンちゃんの子種……」頬についた精子を白雪はいとおしそうに指ですくい取り、ペロリと舐めて見せた。
「白雪……どうして……」
呼吸を整えながらキンジは白雪を見た。ところどころ白濁液にまみれた白雪の姿は和服姿と相まってひどく艶かしく見えた。
思わず、小さく喉を鳴らすと同時にオナホの下の股間が熱くたぎって硬さを取り戻してくる。
「だって、キンちゃん……」
と、かわいらしい女の子のイラストの描かれた長方形のパッケージを掴み上げる。
「私という許嫁がいながらどういうことなの……」
「いや、そもそもお前と婚約した覚えは――」
「『超快感! あなたを虜にしてあげる♪ らぶ☆さきゅばす』」
キンジの指摘に耳を貸す様子は一切見られなかった。
黒い笑いを浮かべながら白雪は振り返り、わざとらしく訊いた。
「……キンちゃん、これなぁに?」
「え、あ、ええっと……それは……だな――」
「なぁに?」
顔は笑っているが、背後に見える地獄の深淵のような暗いオーラの前ではキンジが口を割るのも時間の問題だった。
「お、オナニー……ホー、ル……」
事の始まりは実に単純かつ明快なものだった。
ある日、教室で武藤が「オナホはすごい」と豪語していて、キンジはその場は興味なさげに振舞ったが寮に帰るとすぐさまパソコンを立ち上げてどういうものなのか調べた。
そういった方面の知識に乏しいキンジでもとりあえず理解できたのは「勃った股ぐらをホールにぶち込んでしごく自慰をするための道具」というざっくばらんなことだった。
インターネットは昨今便利なもので、おすすめを探し、おおよその目星を付けるとすぐさま大手通販サイトでローションとともに購入した。
そうして、翌日には包みと対面するキンジの姿があった。
まずはホールを軽く水洗いし、ローションをホールに入れ空気を抜く。
下半身に履いているものはすべて脱いで、目を閉じ、いかがわしい妄想を脳裏へ映し出す。
すると、瞬く間に股間はいきり立ってくる。そこへローションを塗し、ホールへ自身のモノを挿入して上下に動かした。
基本的に竿を握って擦るだけのそれしかしていなかったためか、五分と持たなかった。
電流のように快感が走りぬけ、気づけばビュクビュクと筒の中で熱い体液を吐き出していた。
それからはすっかりホールを使ってのオナニーに夢中になり、何人かの押しかけ同居人たちにはバレないようにこっそりと隠し持っては自慰に励んでいたのだが――。
「キンちゃん、こういうの使って慰めてたんだね……」
ちょっと悲しいな。白雪はしょんぼりとした様子を見せるが、片手に握ったホールのパッケージはメキメキと握りつぶされている。
白雪がふいに普段あまり掃除してないところまで掃除しようと始めたのが今回露呈した直接的な原因だった。
それを見つけた白雪はニコニコと笑顔を浮かべながら強引にキンジを押し倒し、わざとらしく胸を押し付けたりして下腹部を元気にさせた後、雄ネジと雌ネジにローションを塗して無理やり射精させたのだった。
「でも、私にも言ってくれたらよかったのに……」
と、白雪は袴とその下に履いていた黒の下着を脱ぎ捨て息の荒いキンジの上へ馬乗りになった。
「キンちゃん――」艶かしく耳元で囁きかける。思わず、ゾクッと背筋を震わせる。「今からいいことしてあげる」
まさか。キンジが言葉を発するより先にホールの取り外されたイチモツに白雪のか細い指が触れ、軽く上下にしごくとそれだけですぐに硬さを取り戻してくる。
「キンちゃんの……こんなに熱い……」
ヌリュヌリュとローションで塗れたペニスを白雪は自身の秘所へ誘導していく。
白雪のそこは愛液が溢れて洪水のようだった。
「じゃあ、入れるね……?」
キンジの制止の言葉も白雪には届かない。挿入してから若干抵抗を感じたものの、その後はスムーズに中へ呑み込まれて行った。
「う……あ……っ」
得も言えぬ快感にキンジは震え、声を上げるしかない。
それを見て白雪は悪戯っぽく笑い、
「感じてるキンちゃん――かわいい……」
と、すぐに腰を動かし始めた。肉と肉が打ち付けられ、ぶつかるたびに音が鳴り、淫猥な水音が部屋に響く。
冷房はほどよく効いていたが、身体を火照らせた二人には所詮、焼け石に水でしかない。
「ぐ……あっ……白雪……っ」
「キンちゃん……キンちゃん……っ! もっと、もっと感じて……っ! いっぱい、気持ちよくなって……っ!」
互いの口からこぼれる荒い吐息が否応なしに興奮をさらに高める。
途中、キンジが片手を伸ばして大きく揺れる白雪の胸を鷲摑み、グニグニと揉みしだいた。
「あっ、いいよぉっ! おっぱい触られて、揉まれて、気持ちいいの! 気持ちいいよっ、キンちゃぁん!」
そんな風に互いを感じながら徐々に快感を高めていく。白雪は永遠に続けばいい、と願った。
が、終わりは互いに舌を絡めて唇を貪っている際に自分から唇を離したキンジから告げられた。
「白雪……俺、もう……っ!」
「うん、いいよキンちゃん! 出して……! 中に、いっぱい……! キンちゃんの精液、私の中にいっぱい出して!」
そこから先は一気に坂道を転げ落ちるようだった。
今まで以上に激しく腰を振り、ふと気づけばキンジの方からも竿を前後させて快楽を貪っていた。
「白雪……白雪……っ! もう、出るっ、出るっ、出る――っ!」
途端、キンジのモノが一気に膨らんで勢いよく体液を吐き出した。
ほとばしる精液を子宮へ浴びせられ、白雪も一際甲高い嬌声を上げて絶頂した。
「あはぁ……キンちゃんのせーえき、いっぱいでてるぅ……きもち、いいよぉ……」
余韻が大きく残っているのか、身体がビクビクと痙攣している。
惚けた顔の口元からはかすかによだれが垂れてきていた。
「はぁ……はぁ……」
荒い息を整えながらキンジは程よい疲労感から睡魔に襲われた。しかし、それを拒むすべはなく、潔く意識を手放して眠った。
翌日、オナホはどこかに消え失せていたが、めげることなくキンジは某大手通販サイトで避妊用コンドームを探していた。
白雪の言葉に嘘偽りがなければ、今後も頼めばしてくれるに違いない。
キンジは昨日の白雪の痴態を脳裏に思い浮かべながら、注文ボタンをクリックした。
股間は痛いほど硬くなっていた。
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