2chの【女勝ち】バトルファックMシチュ【男負け】スレに投下されたSSのまとめwikiです

82 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:05:15
『デビルスピナー』ナオヤ
18歳。両親を亡くし、幼い妹を養うために11歳でBFSにデビュー。ショタな外見に似合わない凶悪な巨根で繰り出すピストンクラッシュで一世を風靡した。
試合のダメージから入院生活を余儀なくされていたが、地獄のリハビリを経て1年ぶりにリングに復帰。
必殺技は巨根に全身の血流を集めて放つ灼熱の一撃『インフェルノ・スマッシュ』

『爆殺天使』ミヤノ
13歳。ナオヤの妹と同い年。両親を亡くし、幼い弟を養うために11歳でBFSにデビュー。ロリな外見に似合わない凶悪な巨乳を持ち、138センチの身長から放つ900ミリカノンは大の男でも轟沈する爆発的火力。13歳になり、自慢の美巨乳はさらにパワーアップしているという。必殺技は女神から授かったおっぱいでただ思いっ切り挟み潰す『ヘブンズバスター』

83 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:05:48
ミヤノが赤コーナーからリングインすると、「「みゃーのちゃーん!!」」コールが会場に爆発した。
その光景が1年前のあの日に重なり、ナオヤは思わず拳を握る。
身長138センチ。少しだけ背が伸びた少女の目に緊張は無く、ただ獲物を狙う狩人のような闘志だけが宿っている。
浮き足立ちそうになる自分の心を叱咤し、ナオヤは闘争心のみで胸の内を満たす。
忘れもしない。1年前、ナオヤはあの胸にペニスを抱かれ、組み伏せられ、何度も何度も昇天必至の快感を味わわされたのだ。
――これに勝てば、次はミユとの再戦――
ナオヤが睨みつけると、少女も負けじと睨み返してきた。
「…今日も負けないよ、お兄ちゃん」

カーン!

ナオヤが口を引き結んだとき、バトルファックスタジアムにゴングの音が鳴り響いた。

84 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:06:21
キックボクサーのようなフットワークでリングを跳ね回るナオヤ。
ミヤノの胸の威力を知るナオヤは、自分から迂闊に仕掛けることが出来ない。必殺の乳房から一定の距離を保ち、隙を伺おうとする。
ミヤノはその様子を観察し、自慢の乳房をプルプルと揺らしながらじりじりとにじり寄ってくる…
その身体が、弾かれたように駆け出した。
右手で乳房を抱え込み、先端に大きく突き出しての片乳タックル。去年とは比べ物にならない少女の速さに目を見張り、ナオヤは思わず豊かな膨らみの先端目掛けて手を突き出す。
(…いや、ダメだ!)
少女の乳房の超弾力を思い出したナオヤは、すんでの所で手を引っ込めた。
重心を落とし、おっぱいから無防備な少女の脇腹へと目標を変える。狙いは胸に一切触れずの完全拘束。少女に敗れたあの日以来、何度も何度も頭の中で反芻してきた最適の挙動。
だがその動きを見たミヤノは、待っていましたとばかりに小さな唇をほころばせた。
「えいっ…!」
走から翔へ、瞬きの転身。
少女はナオヤの両腕を飛び越すように、思い切り大寝台の床を踏み切った。滑走路で助走を付けた戦闘機が、満を持して舞い上がったかのよう。
宙を舞う少女の機体は桜色の弾頭を前面に突き出し、重心を落としていたナオヤの顔面に勢いそのまま特攻した。
「ぶっ…!? うぅ…!!」
少女のおっぱいの直撃を受け、ナオヤの視界が肌色に染まった。
触れているところから溶けていくような、圧倒的な柔らかさ。
タップリとした乳房がナオヤの顔面を完全に包み込み、甘い匂いを塗しながら揉みくちゃに弄んでくる。
「あいかわらず弱いね、お兄ちゃんっ」

ぱふぱふ…

むにゅむにゅ…っ!

後ろ首に腕を回し、ミヤノはもがくナオヤの顔面目掛けて集中砲火を開始した。
甘酸っぱい匂いのするプルプルの双丘が顔に這うたび、熱病に犯されたかのような痺れが脳髄に走る。
酸欠と異常な興奮で頭が真っ白になり、ナオヤの両膝がガクガクと震え始める。
「今回も、これで終わりだよっ!」
抵抗が僅かに弱まったのを見計らい、ミヤノは必殺の美巨乳をナオヤの身体に沿って滑らせた。
ナオヤの身体がピクピクと反応し、面白いように背が仰け反る。
ミヤノはおっぱいを強く寄せると、先走りを垂らすナオヤの雁首目掛け、肌色のギロチンを一気に滑り落とした。

にゅぷぅ…

「うあああああああーーー!!!」

びゅく…っ!

ものすごい音と共に、ナオヤはあまりにも呆気なく精液を吐き出した。
ペニスが乳房内で痙攣し、気を失いそうなほどの快感が腰の奥から突き抜ける。
「ダウン! ニュートラルコーナーへ!」
レフェリーの声が響く。ミヤノがペニスを解放すると、大きすぎる乳房に閉じ込められていた精液がゴポッと溢れた。

85 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:08:24
――こんな、バカな――
辛うじてベッドに立ち上がったナオヤ。だが、ショックの色は隠せなかった。
快感に笑う膝を隠すことも出来ない。
記憶通り、いや、記憶より遥かに凄まじいミヤノの胸。自慢の巨根は深いダメージに痙攣し、ピクピクと先走りを垂れ流している。
――こんなはずは無い――
――自分は、去年とは比べ物にならないくらい成長したはずだ――
――いくら何でも、こんなに一方的にやられるはずが無い――
「ファイっ!」
レフェリーの合図があっても、ナオヤはまともにステップを踏むこともできなかった。パフパフ固めのダメージに脳が痺れ、平衡感覚がおぼつかない。
マズい、今組みあったら確実にやられる。
一度距離を取り、自分のペースを取り戻さなくては。
「また逃げようとしてるの? そんなのムダだよっ」
そんなナオヤの内心を見透かしたように、ミヤノは息つく間も無く駆け出した。先ほどと全く同じ、天使の乳房を正面に突き出しての片乳タックル。
――同じ手を二度も食らうものか――
ナオヤは重心を高く保ち、両手で天使の乳房から顔面を守ろうとした。
守ろうと、してしまった。
「〜♪」
ミヤノは小さな身体を生かしてその手を潜ると、両腕を大きく広げ、無防備なナオヤの腰に悠々とハグを繰り出した。
「あ…」と、ナオヤが惚けたような声を出す。
その視線の先で、自慢の剛直が柔らかな双丘の谷間に消えていく。

ぽふっ、ぽふっ、むにゅんっ!

「あっ!? うあああああああああああッッッ!!!!」

ペニスを包むみっちりとした感触に、ナオヤは身体を仰け反らせて絶叫した。腰をさらに突き出す格好になり、ミヤノの谷間により深くペニスが埋まる。
ナオヤは全身を痙攣させて悶え狂った。
先走り塗れのペニスが弾力のある乳房の中で暴れ回り、あっという間に腰が砕ける。
立っていられなくなり、ベッドに仰向けに倒れこむ。
「ほらっ」
倒れこんだナオヤの腰を膝の上に抱え込み、ミヤノが無邪気に笑った。
「そんなフラフラの身体で、わたしのおっぱいから逃げられるわけないじゃんっ」

ゆさっ…ゆさっ…むにゅんっ!

「はぅぁぁーーっっ!!」

ミヤノが乳房を軽く揺すると、ナオヤの顎がビクリと跳ね上がった。
あまりにも凶悪なミヤノの乳。シーツを握り締める手を少しでも緩めたら、その瞬間に精液を吐き出して気絶してしまいそうなほどの快感がナオヤを襲う。
何度食らっても慣れない威力にナオヤのペニスは震え上がった。
「あっ…ぅぁ…っ な、なん、で…っ」
「?」
ガチガチと鳴る奥歯を噛み締め、ナオヤはなんとかそれだけを言った。
「な、なんで……僕は、強くなったはずだ…。去年より、ずっと…!」
「うん。お兄ちゃんは確かに強くなったよ。でもねぇ……」

にちゃあ…!

「あ…が…」
ミヤノが両手を僅かに寄せると、谷間から凄まじい水音が響いた。
ナオヤの声が止まる。先端がプクッと膨れ上がり、睾丸がキュ〜ッっと上がっていく。
ネズミをいたぶるネコのような表情で、ミヤノはユサリとおっぱいを動かした。
「わたしはもぉーっと強くなったんだよ♪」

むにゅっ…むにゅにゅにゅにゅにゅっ!!

「あっ! あっ! んあぁぁぁぁぁぁ!!!」
ナオヤの喉から女のような喘ぎが漏れた。
自慢の巨根が先端までピッチリと包まれ、見る見る速さを増していく少女の巨乳にイジメられ続けている。閉鎖空間で無限に高まっていく乳圧に、ナオヤのペニスはなす術なく痙攣を始めた。
「うわあああああああああっっっ!!!!」
我慢など考えるのも愚かしいほど、あまりにもあっさりとナオヤは弾け飛んだ。
かつて容易くナオヤの意識を奪った超威力のパイズリ『密室爆弾』。
二度目となるその攻撃を受けたナオヤは、一度目よりも遥かに強烈な快感に白眼をむき、凄まじい勢いで敗北の証を吐き出した。

86 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:09:04
「21……! 22……!」
ナオヤが目を覚ましたとき、レフェリーのカウントは既に10を切っていた。
ナオヤの股間からニュートラルコーナーまで、点々と白い雫が続いている。
ミヤノは既に胸の精液を拭い終わり、倒れるナオヤを挑発するように見下ろしている。
「23……! 24……!」
「う…ぐっ……」
レフェリーのカウントが進んでも、ナオヤの手足はピクリとも反応しなかった。
肉体的なダメージに加え、何よりも大きな精神的ダメージ。
この一年必死に鍛えてきたのに、少女の胸はそれを遥かに上回るペースで気持ち良くなっていた。あまりにも残酷な現実に、強靭なはずのナオヤの心が折れそうになる。
――もう、勝てないのか――
「25……! 26……!!」
「ぐ…あぁ…っ!!」
レフェリーのカウントが5を切っても、ナオヤは上半身すら持ち上げることができなかった。
去年あの胸に敗れた自分と、去年あの胸で自分を搾り尽くした少女。
一年のブランクを取り戻した自分と、この一年でさらに実力を増した少女。
「今度こそ勝てるはず」という思いが「勝てるはずがない」にすり替わり、全身から動く気力を奪っていく。
勝利を確信したかのように、腕を掲げる予備動作を始めるミヤノ。
ナオヤファンの声援は、既に悲鳴にも近かった。
「27……! 28……!!」
レフェリーのカウントが、3を切る。
ナオヤの身体から、フッと力が抜けそうになる。
だが…
「ナオヤッ! 立て、ナオヤァッ!!」「ミユちゃんはお前を待ってんだぞぉっ!!」
ナオヤは、妹の名前を呼ぶファンの声を聞いた。
「立つんだナオヤぁっ!!」「ナオヤっ! ミユちゃん泣かせんなぁっ!」
(っ! ミ…ユ…っ!)
おっぱいに芯まで蕩かされ、どうしても動いてくれない身体。壮絶な絶頂の余韻は重く、ジクジクと神経を責め苛む。
だが折れそうなその心の中に、妹の声が蘇った。
「29……!!!3……」
レフェリーが30のカウントを取ろうとする。
その時、会場がにわかにどよめいた。
汗と精液が染み込んだ大寝台の中央。奥歯が砕けそうになるほど歯を食いしばり、ナオヤが呻き声を押し殺して立ち上がっていた。
震える拳を握りしめ、ファイティングポーズを作っている。
ぱちくりと、ミヤノがニュートラルコーナーで目を瞬かせた。
幼い淫魔のようなその姿を睨みつけ、ナオヤはレフェリーに試合続行の意思を示した。
会場が、爆発したような大歓声に包まれた。
「ファイっ!」
レフェリーが手刀を振り下ろす。
立ち上がったナオヤを見て眉根を寄せ、ミヤノがパタパタと駆け寄ってくる。
ナオヤは力の入らない右手で拳を作り、震える足腰に力を入れた。
――まだ、終われない――
ナオヤは大寝台を踏みしめると、ミヤノに向けて大きく一歩を踏み出した。

87 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:11:22
だが……
「ぐっ……」
一歩目を踏み出したその膝が、力を失いガクンと落ちた。ナオヤに代わり、先走りだけがピュッと飛び、数センチだけ前にポタリと落ちる。
1年前ですら、ナオヤの意識を容易く奪った『密室爆弾』。さらに威力を増したその一撃は、ナオヤの足腰に既に致命的なダメージを与えていた。
劈くようなファンの悲鳴。ナオヤの逞しい身体が、ズルリとリングに沈んでいく。
「…なーんだ。お兄ちゃん、やっぱり限界だったんじゃん」
笑いを押し殺し、ミヤノが悠然と歩み寄ってくる。
マズい、逃げなくては。
ナオヤはガクガクと震える膝を殴りつけた。だが、痙攣が全く止まらない。
「なに逃げようとしてるの。そんなのムダだよっ」
ミヤノの声が近づいてくる。
ナオヤの額に脂汗が浮かぶ。
「お兄ちゃんみたいな弱いオトコが、わたしのおっぱいにガマンできるワケないじゃん」
立ち上がって逃げようとしては、足がもつれてまた転ぶ。
すぐにそれすら出来なくなり、ナオヤは四つ這いのまま赤ん坊のように震えることしかできなくなった。
その背に、何か柔らかいものが乗っかった。
振り向くと、ミヤノがお馬さんごっこのような体勢で背に跨っていた。
ポカンと開いたナオヤの口から、「ヒッ」と小さな悲鳴が漏れる。
「ほら…お兄ちゃんっ、はやくおちんちん出してっ! お兄ちゃんみたいな根性なし、すぐにおっぱいで瞬殺してあげるんだからっ!」
「あっ…うぁぁっ!」
いたぶるようなミヤノの目に、ナオヤはパニックを起こしたように首を振った。どうしても動かない身体に、ミヤノの小さな手が絡み付いてくる。繊細な指先はナオヤの下腹を撫で、すぐにナオヤの先端を包みこもうとした。
ナオヤは、亀のように身体を丸めた。芋虫のように身をよじり、少女の繊指から懸命にペニスを守ろうとする。
そのあまりにも情けない格好に、観客席からブーイングが飛んだ。
「何やってんだナオヤァ!」「やる気あんのかぁ!」「サイテーっ! かっこわるーい!」「ちゃんと立って勝負しなさいよっ!」
ほんの小さな隙間からでも侵入してくる、少女の細く柔らかな指先。それを押さえ込み、ときには力任せに振り払ったりしながら、ナオヤはモゾモゾと身をよじった。
格好悪いのなんて、百も承知。だが、それでも負けられないのだ。
押し付けられる乳房の感触に身震いしながら、ナオヤは絡みつく少女の指から逃れ続けた。

88 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:13:23
「…ねぇ、お兄ちゃん」
電光掲示板に目を走らせる。第一ラウンド……残り、五分。なんとか凌がなくては…そう思ったときだった。
「…”アレ”……してあげよっか?」
「っ!?」
ミヤノがナオヤの耳に唇を寄せ、ボソッと囁いた。
ナオヤの背筋が、ビクリと跳ねる。
「あ…アレ…、って?」
「も〜、わかってるくせにぃ❤」
砂糖菓子のように甘い声。
おっぱいを押し付けられながら耳に熱い息を吹きかけられ、ナオヤのペニスがピククッと反応する。
「ね…お兄ちゃん…。わたしのおっぱいねぇ…今年になってからぁ…またちょっとおっきくなったんだよぉ?」
「や…やめろ…」
「ンフフ…ダーメっ♪…ほらぁ。ちょっと、思い出してみてぇ? このまえわたしが…お兄ちゃんのおちんちん、おっぱいでふにゅぅってしたときのこと…」
鼓膜を舐めるような囁きに、否が応にも妄想が膨らむ。
背中をプルプルと舐め回す乳房。いま、それはナオヤのペニスを挟んでいるわけではない。だが肌に触れているその感触が、忘れたくても忘れられないナオヤの記憶を呼び起こした。
未だに悪夢に見ることすらある、あのあまりにも凄まじい絶頂の記憶を…
「…ねぇ、お兄ちゃん。試してみたくなぁい? そのおてて、ちょ〜っとどけてくれたらぁ…”アレ”、してあげるよぉ?」
「や、やめろっ」
亀頭が痙攣を始め、止めどなく涙を流し始める。
どんなに気を引き締めていても、全身に気を配り続けることはできない。耳に意識を割き、身体の抵抗が緩んだ一瞬の隙を、ミヤノは見逃さなかった。
「ほらぁ、想像してみてぇ…。ふふ…去年よりぃ、ず〜〜っと気持ちいいよぉ? わたしの…」
クスッとした声。
ミヤノは馬乗りになったまま重心を傾けると、バランスを崩したナオヤの身体を一気にひっくり返した。
ポカンと目を見開くナオヤ。その脚を大きく割り開き、間にしゃがみ、ミヤノが股間に胸を被せてくる。
「あ……」
無論、気づいたときには全てが遅い。
ナオヤのペニスは先走りをピピッと飛ばすと、すぐに少女の胸に埋もれて見えなくなった。
谷間の深さが、そのまま絶望の深さになる。
泣きそうな顔のナオヤを見下ろし、ミヤノはニコ、と笑い、言った。
「…『え・ん・じぇ・る・ぼ・む』っ❤」
「あ…あぁ…ぁ…。うわぁぁぁぁああああああああああああああああッッッ!!!!」
ペニスがミヤノの胸に挟まれている…それを理解した瞬間、ナオヤは幼い子供のように泣きじゃくり始めた。
まだ、挟まれただけ。まだミヤノの乳房は動いていない。だがミヤノの胸の感触が、ミヤノが呟いたその技の名前が、ナオヤの身体に刻まれた恐ろしいほどの快感の記憶を呼び覚ます。
「や、やめて…っ!」
ガチガチと奥歯が鳴り、涙が止めどなく零れ落ちる。
ミヤノがおっぱいを寄せると、ナオヤの全身が怯えるようにブルブルと震えた。
「ぁっ! あぁっ! だ、ダメっ! それっ、それだけは、ダメ! 許して! はさまないで…っ! やだっ! やだあ!!」
うわ言のように「やめてやめて」と繰り返すナオヤ。そのペニスに、ミヤノは容赦なく胸を寄せた。
「お兄ちゃんが弱いのがいけないんでしょ」と、ミヤノの口が小さく動いたのをナオヤは見た。

89 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:13:40
「ばぁくさつ!」「ばぁくさつ!」
炸裂する爆殺コールに、ナオヤの泣き言が飲み込まれる。
ミヤノが胸を動かし始めると、「ひぅっ」と漏らしたきりナオヤの声がピタリと止まった。
一揺すり、二揺すり。
ヒートアップする観客の歓声の中、ミヤノの爆乳がものすごい速さで動き始める。
ナオヤの全身に、異常な痙攣が走り抜けた。
「うわああああああああああああああああっっっ!! あっ!! あぁっ! うわぁぁぁあああああっっっ!!」
ナオヤは絶叫していた。絶叫しながら絶頂していた。10往復に満たない内の、あまりにも早すぎる絶頂だった。
だがミヤノの超弾力の乳房に尿道を塞がれ、敗北の証を吐き出せない。絶頂しているのに射精はできず、行き場をなくした快感が胸の谷間で底なしに増幅されていく。
「ばくさつっ!」「ばくさつっ!」「ばくさつっ!」
熱狂と化したミヤノファンの爆殺コール。
あまりの快感に、ナオヤはもう悲鳴すら上げられない。
――負けられないのに。
――妹が待っているのに。
そんな意思すら容易く飲み込むほどの快感が、何度も何度もペニスの芯から押し寄せてくる。
よどみなく擦り付けられるミヤノの胸に、ドライオルガスムスの凄まじい快感に、ナオヤの身体はあっという間に限界を迎えた。
抵抗が失われ、ナオヤの目から理性の光がフッと消える。
その瞬間、
「いっくよーっ!!」
響き渡ったミヤノの声に、観客が総立ちになった。
お馴染みとなった掛け声に合わせて、ナオヤの股間を胸から解放する。
凄まじい快感に震えるナオヤの全身を、観客の歓声が打ち付けた。
「エンっ!」「ジェルっ!」「ボォォォォォォォォォムッ!!!」

どばっ

どばばっ!!

ばびゅびゅびゅびゅびゅびゅるぅっ!!!

恐ろしいほどの絶頂感が走り抜け、ナオヤは獣のような声を上げて腰を反らせた。
爆殺天使の二つ名を持つミヤノの代名詞、『エンジェル・ボム』。
1年前の試合でナオヤに破られて以来、ミヤノはこの技に更に磨きをかけ続けてきた。
小学生の頃より成長した乳房。何より何十人もの男たちをベッドに沈め続け、その度に熟練してきた技巧・スタミナ。
今のミヤノが繰り出す天使のパイズリの威力は、かつてナオヤに味わわせたものとすら比べものにもならない。
男の身体構造的に耐えきれない、真の意味での必殺技の域に達しようとしていた。

「ダウンっ! ニュートラルコーナーへっ!!」

鼓膜が裂けそうなほどの歓声の中、ミヤノはゆっくりと立ち上がり、呼吸を整えながらコーナーへと向かった。
完全に白眼を剥いたナオヤは、もう呼吸をしているのかどうかさえ分からない。
ペニスだけが、強烈な絶頂の余韻で未だにピクピクと空打ちを繰り返していた。

90 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:14:10
誰もが決着はついたと思っていた。
ナオヤの復活を信じる者など1人も居ない。
それほどまでに、この1年で『エンジェル・ボム』が築き続けてきたKO記録の数々は圧倒的だった。
完全に心を折られ、気を失ったナオヤはもはやピクリとも動かない。
童貞のように充血したペニスも、よだれと涙がこびりついた顔も、誰がどう見ても逆レイプの後。
今すぐ担架で運ばれても文句は言わないほど、それはあまりにも無残な有様だった。

観客席が俄かにどよめいたのは、正にそんなタイミングだった。
スタジアムの入り口が開き、1人の少女が会場に走りこんできたのだ。
観客の何人かが息を飲む。なぜならその少女は、正にこの時間、隣の会場のリングで死闘を繰り広げているはずの人物だったからだ。
「予定より早く片付いたので、応援に来たんです」
関係者にそう説明すると、少女は心配そうに大寝台を見据えた。観客を押しのけるようにしてリングに駆け寄り、ロープにしがみつく。
そして、すぅっ、と大きく息を吸った。
よく通る声が、この場で唯一ナオヤの復活を信じる声が、終戦ムードを切り裂くように会場に響き渡る。

「お兄ちゃん、頑張れーっ!」

91 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:14:41
呼びかける声に、ナオヤの意識がフッと戻った。
同時に、先ほど味わった凄まじい…あまりにも凄まじい快感の余韻が、ペニスの芯から脳天まで突き抜けて思わず嗚咽する。
余韻だけでも、ずっと射精し続けるに等しいほどの快感。意識はすぐに朦朧とし、ナオヤはまた気を失いそうになる。
「お兄ちゃんっ!」
その桃色に霞みがかったような意識に、再び声が響いたような気がした。
ここに居るはずのない少女の声。なら、これは幻聴だろうか。ミヤノの胸のあまりの気持ち良さに、自分はとうとうおかしくなってしまったのかもしれない。
(それでも…構わない)
凄まじい絶頂のダメージで、身体は指の先まで痺れて動かない。それでも、ナオヤは拳を握った。
(負けるか…お前のために…)
動かないはずの手を動かし、ナオヤは確かに拳を握っていた。
(…お兄ちゃん、絶対に勝つからな!)
レフェリーの30のカウントを取ろうとする。
観客の大歓声が鳴り響いた。

92 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:15:13
観客の声に振り向いたとき、ミヤノは思わず目を剥いた。
『エンジェル・ボム』はペニスの限界を超えた快感を与え、射精を超えた真の絶頂に至らしめる禁断の秘技。
男を『昇天』させかねないが故に『天使』の名を頂いた、文字通り『男殺し』の『必殺』技。
これを受けて立ち上がった男はおろか、意識を取り戻した男すら、ただ1人の例外を除いてはいなかった。
その唯一の例外ですら、辛うじて立ち上がれたのは去年の話。さらに威力を増した『エンジェル・ボム』の前では、ひとたまりもなかったはずだった。なのに…
ミヤノの視線の先で、ナオヤは確かに二本の脚で立ち上がっていた。腰が抜けたように前屈みで、視線は自分の乳房に吸い寄せられがち。童貞のようなピンク色に染まったペニスは先走りを垂れ流し、少しつついただけでも弾けてしまいそう。
だが、その目の奥にはまだ鋭い光が残っていた。
勝利に食らいつこうとする、バトルファッカーとしての『闘志』の光が――。
「ファイっ!!」
レフェリーが手刀を振り下ろす。
ミヤノはティッシュを投げ捨てると、ナオヤの股間に聳える巨大な的目掛け、全速力でコーナーを蹴った。

93 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:15:44
ミヤノの両腕は、ベッドの中央でナオヤに受け止められた。
これまでのように逃げようとせず、正面から自分のタックルを受け止めたナオヤに、ミヤノは一瞬「おや」と思う。
だが…自分の身体を押し止める手足に全く力が入っていないのを感じて、ミヤノはクスリと微笑した。逃げないのではない。立っているだけで精一杯で、逃げる余力すら残っていないのだ。
ミヤノは電光掲示板に目を走らせた。第一ラウンド――残り、15秒。
「クッ……!」
「きゃは♪」
ミヤノが進んだ分だけ、ナオヤはなす術なく後ろへ下がる。抵抗らしい抵抗もできず、あっという間に、ナオヤは13歳の少女の手でロープに張り付けにされてしまった。
ミヤノがナオヤの両手を左右に広げる。ナオヤのペニスが、ミヤノの乳房の前に無防備にさらけ出される。先走りが怯えるように飛び、ミヤノの胸にピピッとかかる。
「寝てたほうがマシだったね、お兄ちゃん」
ミヤノは、肌色の処刑台をグイグイと前に押し出しながら微笑った。
第一ラウンド――残り、10秒。
十分すぎる。ミヤノが乳房で一撫ですれば、快感で蕩けたペニスなどいとも簡単に精液を吹き上げるだろう。
既に一度、『エンジェル・ボム』を受けた身体。この上立て続けに射精させられては、いかにナオヤといえどももう立ち上がれまい。
ミヤノが胸を押し出す。ペニスまでの距離が、1センチまた1センチと縮まっていく。
「…!?」
だが…そのほんの少しの距離を、ミヤノはなかなか詰めることができなかった。力の抜けたナオヤの腕が、最後の最後で決死の抵抗を見せている。
ミヤノは腕と背筋に力を入れた。
ここで逃すわけにはいかない。
残り5センチ、4センチ…
「くぅ…っ!」
「ん…っ」
ナオヤが呻き、ミヤノが奥歯を噛みしめる。
緊迫した空気に、観客までもが息を飲んでいた。
ペニスまでの距離、残り2センチ、1センチ…5ミリ…
「うああああっ!!」

カーン!!

ゴングの音が鳴り響いた。

94 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:16:27
「ブレイク!」
レフェリーの声が響く。
「ブレイク! 第一ラウンド終了だ!」
組み合う二人を引き離し、レフェリーははっきりとそう告げた。
ペニスまでの距離…残り、2ミリ。産毛がかすかに触れるような距離で、ミヤノの胸は止まっていた。最後の最後で、ナオヤが男の意地を見せた形だった。
「くはぁ……」
ナオヤの身体が、グッタリとロープに崩れ落ちる。
ミヤノはその姿を、少しの間呆然と見据えていた。
そして、振り払うように首を振った。
「…ふんっ。どうせもう、気持ちよすぎてまともに動けないんでしょっ。素直に負けとけば良かったって、すぐに後悔させてあげるからっ」
パタパタと赤コーナーに帰っていくミヤノ。
その背を一瞥したナオヤは、どうにか立ち上がって青コーナーに足を向ける。
三歩目を踏み出したところで、フッと白目を剥いて、倒れた。

95 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2015/12/07(月) 02:16:59
「ナオヤっ!」
「お兄ちゃんっ!」
コーナーポストに崩れ落ちたナオヤに、セコンドとミユが駆け寄った。
ナオヤからの返事はない。ひぃひぃと浅い呼吸を繰り返し、身体は小刻みに震えている。
「ナオヤッ! 大丈夫か、ナオヤ!」
「ひっ…ぃ…っ…ひっ…ひっ…」
再度の呼びかけにも、ナオヤはまともに返事を返せなかった。セコンドがペンライトを取り出し、チラチラとナオヤの瞳の奥を照らす。
そして、グッと強く目を閉じた。
「……妹ちゃん。せっかく来てくれたのに、すまねえな。ギブアップだ」
「そんなっ!」
セコンドの判断に、ミユが思わず声を上げる。
その花弁のような口が抗議の言葉を紡ぐ前に、セコンドはナオヤのペニスを指差した。
ミユが「うっ」と顔を顰める。
「……妹ちゃんも、バトルファッカーなら分かるだろう? こんな状態、意識があるだけでも奇跡なんだよ」
ミユは閉口するしかなかった。ミヤノのおっぱいで何度も挟まれ、擦られた兄のペニス。兄の代名詞であるはずの巨根は快感で真っ赤に蕩けきり、未だにピュクピュクと先走りを垂れ流している。時折、濃い白濁が混じることすらあった。
与えられた快感は、とうに兄の限界を超えている。とてもではないが、試合を続けられるような状態ではない。
セコンドは沈鬱そうに頷きを返すと、ミユの頭をポンと叩き、ティッシュ箱を片手にレフェリーの方に足を向けた。
その腕が、不意に誰かに掴まれる。
「や…ら…せ、て、くれ…」
セコンドの腕を握り込み、ナオヤがそう訴えていた。
声は枯れ果て、目の焦点は合っていない。
だが力なく震える唇は、はっきりとセコンドにそう呼びかけていた。
「や、らせて、くれ…頼、む…」
「……、駄目だ」
ナオヤの手を掴み返し、セコンドが首を振る。
「自分でも分かってんだろ、ナオヤ。あの子のおっぱいにやられて、完璧におっぱいドランカーになっちまってる。…お前には、まだ先があるんだ。ここで無理することはねぇ。ねぇんだよ…」
そして、ナオヤの手を振り払おうとした。
だが…、ナオヤの手は、離れなかった。快感に侵されているとは思えない力強さだった。
「やらぜで、ぐれ…」
目を瞬くセコンドに、ナオヤがもう一度言う。
「頼む…あのガキに、かたない、と……僕は、さきに、進めないんだよ……!」
ナオヤの双眸がギラリと開く。手負いの獣のようなその光に、セコンドは思わず気圧されそうになった。
「私からも、お願いします」
その隣で、ミユが頭を下げる。
「お兄ちゃんは…1年前のあの日から、ずっと自分を責め続けているんです。お兄ちゃん、とても責任感が強いから…あの子に勝つことで、お兄ちゃんが少しでも楽になるなら…お願いします。どうか…」
「…………」
セコンドは眉を潜め、口を引き結んだ。
もう一度、ナオヤの手を掴み、振り払う。震えるその手は、やはりビクともしなかった。
「…10分だ」
浅くため息をつき、セコンドは言った。
「第二ラウンド、時計が10分回ったところで俺はティッシュを投げ入れる。勝つつもりなら、それまでにあの子をノックアウトするんだな」
「お兄さん――ありがとうございますっ!」
ミユが大きな目の端に涙を浮かべる。それを指先で拭うと、セコンドはロープ越しにナオヤの体を抱き寄せた。
「ナオヤ…落ち着いていけ。お前は手も足も出ずにボコられたと思ってるかもしれねえが、そうじゃない。あの子だって、お前が怖いんだ」
タオルを被せ、脂汗を拭いながら、言う。
「あの子は5年前のお前だ。自分よりデカい大人を倒すために、責められる前に責めるのに必死になってたお前だ。…大丈夫、お前は強い。あの子よりも、遥かに強い」
「…当たり、前だろ」
力強い声に、セコンドは目を丸くした。
ナオヤは焦点の戻った目に闘志を込め、ニヤリと不敵な笑みを浮かべていた。


「セコンドアウト!」

カーン! ゴングが第二ラウンドの始まりを告げた。

200 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2016/01/14(木) 23:52:48
ミヤノがゴングと同時に駆けてくる。
ネコ科の動物のように駆ける少女は、第二ラウンドになってもスタミナが切れる気配さえ見せない。
迫り来る必殺のおっぱいを、ナオヤは薄皮一枚の距離で身を捻って躱す。
「く……」
「きゃは♪」
ミヤノが無邪気に笑った。男をダメにする女の凶器を揺らしながら、弾むように身体を回して息つく間もなく仕掛けてくる。ナオヤは歯を食いしばり、半身になってそれを避ける。
やはり、キツイ。おっぱいとペニスの距離が近すぎる。
少女の柔肌がペニスに擦りでもすれば、それだけでナオヤは達して今度こそ二度と立ち上がれないだろう。
「またそれかよっ!」「逃げてばっかりじゃねぇかっ!」
「もう辞めちまえ!」「戦う気ないならギブアップしなさいよっ!」
ミヤノファンから容赦の無いブーイングが飛ぶ。
屈辱と羞恥に歯を食いしばり、よろめきながら、ナオヤは少女の必殺の乳撃を避け続ける。
もう、走り回って逃げることも出来ない。一度『エンジェル・ボム』で爆殺された身体は、ただ立っているだけでも精一杯なのだ。
だが…それでも、負けられない。負けるわけにはいかない。
三たび駆け寄ってくるミヤノの身体を、ナオヤはフラつく足運びでギリギリ躱していく。
まとわりつくミヤノを振り払うたび、観客席から次々と罵倒の声が上がった。
ミユも悔しげに唇を噛み締めていた。
だが…、
「いや……あれ凄くね?」
十何度目かのミヤノの乳撃が躱された時、観客の誰かがそう呟いた。
罵声がざわめき声に替わっていく。
ファンの何人かが、ハッと息を飲んだ。
ナオヤを追い回すミヤノの顔からは、いつの間にか笑みが消えていた。

第二ラウンドが始まって3分。度重なるミヤノのタックルを、ナオヤは満身創痍の身体で避け続けていた。
まともにステップを踏むことすらできない体で、だからこそ少女の動きを限界まで見切り、最小限の動きで。
復帰間もないとは思えない、驚くべきテクニック。そして、勝利への執念だった。鬼気迫るナオヤの立ち回りに、次第に観客たちが飲まれていく。
大きなおっぱいを揺らし、フェイントを交えながら距離を詰めてくるミヤノ。未だ疲れを見せないその突進を、ナオヤは重心をわずかに傾けるだけで回避していく。
(……一度だ……)
膝を震わせ、脂汗を垂れ流しながら、ナオヤはミヤノを睨みつける。
ミヤノのあどけない表情に、ほんの少しの焦りの色が見えた気がした。
(一度だけでいい…)
去年に比べ、少女はかなりスタミナが付いている。
だが、ミヤノはあの大きな乳房を引っ下げて跳ね回っているのだ。いつかは必ず限界が訪れるはずだ。
問題は、それがいつなのか。
ナオヤは時計を見る。第二ラウンド開始から、4分30秒……
(一瞬の隙を探し出せ…!)

201 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 2016/01/14(木) 23:53:46
「…ふふっ♪」
その時、突然ミヤノが足を止めた。
肩で息をし、天使の乳房をプルプルと弾ませながら、額に浮かぶ汗を拭っている。
スタミナ切れか――?
見極めようと意識を研ぎ澄ますナオヤに…ミヤノは上気した顔で、にこ、と笑った。
「びっくりしちゃった。お兄ちゃん、ほんとに強くなったんだね❤」
ナオヤのペニスをジッと見て、子供を褒める母親のようにミヤノは囁く。
いつの間にか緊迫感に静まり返っていた会場で、その声ははっきりとナオヤに届いた。
「でもぉ……さっきも言ったでしょ?」
ミヤノの瞳が、唇が、笑いを嚙み殺すように緩んでいる。
――何のつもりだ――
いぶかしむナオヤの前で…、ミヤノは、そっと両胸を捧げ持った。
そして、ナオヤのペニスを見つめる双眸を、いたずら気に細め、

「わたしはも〜っと強くなったんだよ❤」

ユサリ……
胸を、落とした。

「ぐ……!? うあああああっ!!」

ナオヤが、股間を押さえて悶絶した。
先端から射精したように我慢汁が弾け、指の隙間からダラダラと太ももに滴っていく。
その足元には、いつの間にか汗と先走りで水たまりが出来ていた。
それで、ナオヤはようやく少女の仕掛けた罠に気がついた。
ミヤノは何度も突進を仕掛けながら、大きく揺れる胸をわざとナオヤに見せつけていた。
ミヤノの動きを見切らなくてはならなかったナオヤは、視界いっぱいに揺れる少女の美巨乳をモロに見続けてしまっていた。
気づかぬうちに心身に蓄積していた興奮が、少女の誘惑をきっかけに芯まで蕩けたペニスに殺到する。
「ねぇ… お兄ちゃん? 正直になっちゃおうよ」
前屈みになって悶えるナオヤに、少女は砂糖菓子のような声で囁く。
「ホントは、わたしにも〜っと気持ち良くして欲しくて立ち上がったんだよねぇ?」
「っ、そ…そんなこと…」
「ええ〜? ほんとに〜?」
言い返そうとして、ナオヤは思わず息を詰まらせた。
ミヤノが、おっぱいをむにゅむにゅと揉みしだいている。
小学生の頃とは桁違いに濃厚なフェロモンが、豊満な胸の谷間から弾け飛んだ。
ミヤノの胸の気持ち良さがリフレインし、見ているだけでペニスがぐちゃぐちゃに蕩けそうになる。
「ねぇ、お兄ちゃん? もう素直になろうよ。
そうすればぁ、すっご〜〜く、気持ちよくしてあげるよぉ?
このおっぱいで、おちんちんぎゅ〜〜〜ってしてぇ…、やわらか〜くてスベスベのお肌の中でぇ…、白いおしっこと一緒にぬちゅぬちゅにかき混ぜてぇ……」
おっぱいを悩ましく揉みながら、ミヤノが熱っぽい表情で誘惑する。
ナオヤは歯を食いしばって小悪魔の囁きに抗おうとした。
だが…あの胸。あのおっぱいの気持ち良さ。男が耐えきれず、死にかけるほどの圧倒的な快感への誘惑が、ナオヤの足を一歩前に進ませようとする。
「ぐ…」
「お兄ちゃん!」
妹の、ミユの悲痛な叫び声が響く。
ナオヤは拳を握りしめた。
そして…

202 : ナオヤvsミヤノ・二戦目 sage 2016/01/14(木) 23:55:50
「ぐああああああああああああっっっ!!!!」
――ドサッ。
ナオヤの膝が、大寝台の上に落ちた。
ナオヤは…誘惑に抗い、踏みとどまった。
だが、心よりも先に身体がミヤノのおっぱいに屈した。
ミヤノの色気にペニスが蕩け、立っていることができない。
何度もミヤノのおっぱいで擦られ、胸を見せつけられ、興奮を詰め込まれたたペニスは、もう限界。空気に触れているだけでも、ほんの少し揺らしただけでも精液が漏れてしまいそうだった。
「ふぅ… やっと大人しくなったね」
「お兄ちゃんっ!!」
ミユが叫ぶ。極上の処刑台を揺らしながら歩いてくるミヤノ。迫り来る女の象徴を睨みつけながら、ナオヤは血が出るほど拳を握って正気を保とうとした。
まだ、チャンスはある。
決め手がパイズリしかないミヤノは、トドメを刺すために、一度自分の足を抱え込みに来るはずだ。
その一瞬で逆に抱え込めば、あるいは…
ナオヤは震えるペニスを押さえたまま、ミヤノの秘裂を狙い神経を研ぎ澄ませる。
「ふふっ♪それじゃ、トドメ刺しちゃうね? お兄ちゃん」
ミヤノがあと一歩の距離まで近づいてくる。
その小さな体を抱え上げるため、ナオヤは両腕を前に突き出した。
だが…

「なーんて、やっぱりダメー❤」
「っ!?」
その両腕が、空しく宙を泳いだ。
ミヤノがあと一歩の距離で立ち止まり、小悪魔の笑みを浮かべる。
そのまま足を伸ばし…無防備なナオヤのペニスを、爪先でちょんっ、とつついた。
「ぐあああああああああああっっ!!!」
ペニスを襲った壮絶な感覚に、ナオヤは悲鳴を上げて仰け反った。
普段のナオヤなら感じるわけも無い刺激。しかしミヤノの胸で芯まで蕩かされ、射精寸前まで追い詰められたナオヤのペニスには、そのほんの少しの刺激ですら劇薬じみていた。
「おっぱいでシてもらえるとでも思った?
ざ〜んねん❤ お兄ちゃんみたいな弱いオトコに、これ以上わたしのおっぱい使うのもったいないもん。きゃはっ♪」
ナオヤは屈辱に震え上がった。
妹と同い年の、五つも年下の少女に、一番の武器すら使われずに足先だけで弄ばれる屈辱。
だが目の前におっぱいを突きつけられ、ナオヤは立ち上がって逃げることも出来なかった。
もし立ち上がろうとして、この胸が顔に触れてしまえば…その瞬間にペニスは弾け、精液を吐き出してしまうだろう。
今のナオヤは、おそらくそのたった一度の絶頂にすら耐えきれない。
「ねぇ、お兄ちゃん? もう楽になっちゃお?」
今にも弾けてしまいそうなペニスを、足でちょんちょんと弄ぶミヤノ。
刺激を耐えるだけで精一杯のナオヤは、呻き声を嚙み殺すことしかできない。
全身からドッと脂汗が滲む。
「もうギブアップしちゃおうよ。
わたしには勝てないって認めちゃお?
そうすればぁ、気持ちよ〜く負かしてあげるから。ね♪」
爪先でペニスをつついたまま、最後通告のように胸を捧げ持つミヤノ。
ナオヤは…

203 : ナオヤvsミヤノ・勝敗の分かれ目2 2016/01/14(木) 23:58:47
1・諦めたフリをして隙を伺う

2・最後の最後まで抗ってやる!

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