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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】戦国時代 講談
【CLASS】ランサー
【真名】山中鹿介幸盛
【異名・別名・表記揺れ】山中鹿之介 
【性別】男性
【身長・体重】151cm・40kg
【外見・容姿】一見は颯爽たる若武者。ただし目は爛々と不気味に輝いている。
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具A

【クラス別スキル】

対魔力:C

 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。

【固有スキル】

不屈の意志:A

 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
 彼の場合、その対象は「尼子家再興を阻むあらゆる因難」と定義される。
 問題に対する瞬発的な抵抗力というよりは「決して諦めない」という継続力に通じる在り方。

仕切り直し:A

 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

月下の誓い:A

 三日月に七難八苦を請うた逸話から。
 集団戦闘において相手の敵意を自分に集め、攻撃対象になる確率を増す。
 さらにAC(アーマークラス)も大幅に上昇させるが
 類似するスキルである被虐体質のように敵対者の冷静さを損なう効果は発揮できない。

【宝具】

尼子十勇士あまごじゅうゆうし

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 伝説において尼子家再興の為に働いたとされる勇士達が宝具に昇華されたもの。
 十勇士とされる者の魂を最大で9人(山中鹿之介を加えて10人となる)同行させる事が出来る。*1
 彼らの実体化には莫大な魔力を必要とする為、現実的ではないが
 山中鹿之介の魔力の一部を借用する事で瞬間的に現世に干渉し、何らかの技によって山中鹿之介を援護する。

七難八苦の報いを今しちなんはっくのむくいをいま

ランク:A 種別:克己宝具 レンジ:0 最大捕捉:−
「尼子家の再興がなった」あるいは「再興がなったも同然」と山中鹿之介が確信した時にのみ使用できる特殊な宝具。
 尼子家の再興を為せずに死んだ生前を、影法師であるサーヴァントの側から否定し、IFの姿へと概念を置換するもの。
 これまで受けてきた苦難――すなわち行為判定の失敗回数*2に応じて、自身の能力を指数関数的に上昇させる。
 宝具発動に至るまでの道程が苦難に満ちたものであるほどに強力な効果となるのは言うまでもない。
 そして発動条件を満たすのが非常に困難であることも論を俟たない。

【Weapon】

『十字槍』

【解説】

 戦国時代、尼子家の家臣。尼子十勇士の筆頭にして尼子三傑の一人。
 山陰の麒麟児の異名を取り、主家滅亡後も尼子家の再興を志し戦い続けた勇将。
 衰亡する主家に忠義を尽くした事で人々に高く評価され、後世伝説化するまでとなった。

 前半生は信用がおける史料が少なく不明な点が多い。
 父の死後、家は困窮したが、鹿介(当時は幼名の甚次郎)は幼少期から非凡な才能を示し
 16歳で豪傑・菊池音八を一騎打ちで打ち取る程の若武者に成長した。

 しかし、当時の尼子家は衰運を隠せない状況にある一方で、敵対する毛利家は日の出の勢いの内にあった。
 鹿介は類まれな武辺を顕して活躍するものの劣勢を覆す事は出来ず、ついには主家である尼子家は滅亡する事となる。

 主家滅亡後は浪人となるも、尼子家再興の志を捨てず、傭兵団を率いて諸国を流浪。
 やがて京都で僧となっていた尼子勝久を主君とし、尼子家の旧臣達を糾合して尼子再興軍を発起する。

 二度に渡る決起では山名家の勢力と合同し
 毛利家を苦しめはしたものの最終的には敗れ去り、尼子家の再興はならなかった。
 だがその戦いぶりによって有名を馳せたのもあり、三度目の決起では織田信長の支援を受ける事に成功する。

 明智光秀や織田信忠の下で武功を挙げた事で信長の信頼を得た鹿助らは
 羽柴秀吉の播磨への進軍に同道し、要衝・上月城を任されるまでになった。
 しかし、三木城の別所長治が織田家から毛利家に寝返った事によって、上月城は織田家の勢力圏と分断されてしまう。

 さらに信長は三木城の攻略に注力して上月城に籠もる尼子再興軍を見捨てる動きを取り
 孤立無援となった鹿介らは奮闘するも衆寡敵せず毛利家に降伏。
 幾度となく尼子再興軍に苦杯をなめさせられてきた毛利家は、尼子勝久とその勇将である山中鹿助に、死を以って報いた。

【人物像】

 外交的、強気、能動的。弁舌さわやかで溌剌と振る舞う、相手の好感を誘う美少年。
 律儀で義理堅く、頭の回転が速く、一騎打ちに長け、逆境では粘り強い、一見すれば優秀なサーヴァント。
 しかし、尼子家再興の一念でバーサーカー寸前の精神性になっており従えるのは中々困難。

 尼子家に対する忠義を第一とするが故に
 マスターを主君ではなく尼子再興軍の後援者とし見做し、利害不一致の傾向が見えれば即座に離反する。
 生前はここまで即断即決の傾向はなかったのだが
 生前に信長に見捨てられた経験や、仮初の生でしかないサーヴァントには現世に留まれる期間が短い事が影響しているようだ。

 尼子家再興の一念に取り憑かれてはいるものの、大名として復活させることに固執はしない程度には柔軟性を保っており
 あくまで当世の気風に沿った大成を求める。
(現代であれば尼子の名を冠する大企業グループの創生、ないし尼子家による独立国家の樹立となる)

 仮にマスターが尼子の血に連なる者であった場合は忠義を尽くしてくれる――わけもなく、より危険な存在となる。
 山中鹿之助はマスターに尼子家の当主となるように要請し、これを断るようなら即座に離反するだろう。
 彼にとって忠誠の対象は尼子家という“氏”であり、尼子家の血統自体はその為に利用できる物に過ぎないのだ。
 その点を弁えず、尼子家の血筋を理由に彼を従えようとすれば、手痛いしっぺ返しを食らう事となる。

 ランサーのクラスではあるが、バーサーカースレスレの危険性を秘めたサーヴァント。
 もしも尼子家の再興を為し得たのならば、狂気にも似た激情は静まり
 生前持っていた英雄性を完璧なものとして取り戻すだろうが、奇跡でも起こらない限り、そのような機会は訪れないだろう。

 イメージカラー:赤黒
 特技:人探し
 好きなもの:尼子家
 苦手なもの:孤立無援の戦況
 天敵:吉川元春
 願い:尼子家再興

【一人称】私 拙者 【二人称】あなた 貴殿 貴様 【三人称】あなた達 貴殿ら 貴様ら

台詞例

「尼子再興の為、馳せ参じました! 私を後援してくださるのはあなたですか?」

「生前はならなんだ尼子再興……この仮初の生を以って、今度こそ為遂げてみせる!
 三日月よ! 拙者の戦いを照覧あれ!」

「憂き事のなおこの上に積もれかし、限りある身の力試さん……か。
 生前そんな事を言った覚えはないのですが、そういう心の持ち様は大事だと思います」

「その先に尼子家再興があるならば七難八苦は無論のこと、千辛万苦とて耐えて見せましょう!」

「おお! 貴殿は尼子の血筋を継ぐ者ですか! ならば当然尼子家の当主となって私と共に再興を……しない?
 では貴様は無用の長物よ。疾く死するが良い」

【因縁キャラ】

織田信長:かつての尼子再興軍の後援者であり、見捨てられた相手でもある。
戦略的な判断なのは理解しているが、それはそれとして見捨てられた恨みは深く、出逢えば敵意を剥き出しにする。

羽柴秀吉:織田家の下で尼子再興軍を率いていた頃、共に戦った同僚。
信長に見捨てられた後も救おうと手を尽くしてくれていた事に感謝しており、出逢えば何らかの形で報恩しようとするだろう。

明智光秀:織田家の下で尼子再興軍を率いていた頃、共に戦った同僚。
お互いにその器量を高く評価しているが、お互いに忠義のあり方をちょっと気持ち悪いなと思っている、そんな関係。

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