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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。


「問おう、貴方が私のマスターか……………って何だい、この良い声と口調は?何で私がこんな美男子の姿に?」

「…え?エクスカリバーにしては貧相な剣だって?ああ、私の股間に"付いている"方の聖剣がコイツの切れ味と輝きを奪っちまったのさ!」(笑い声のSE)



基本情報

【原典】『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』
【CLASS】セイバー
【真名】「アーサー王」
【性別】男性
【身長・体重】181cm・64kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】青
【外見・容姿】チープな鎧を身に付け、作り物っぽい剣を携えたプロトアーサーと瓜二つの美男子。
オリジナルと違って全体的に間抜けそうな面をしている。
【地域】イギリス
【年代】1974年
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:A+ 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具: C++

【クラス別スキル】

対魔力:D

成立した年代を考えると破格の抵抗力だが、セイバーという枠組みの内では普通に低い方。
近代の英霊に高い対魔力などありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。

騎乗:D-

正しい調整が成されたバイクや車、自転車などの一般的な乗り物は人並みに乗りこなせる。
一応馬にも乗れない事は無いが、乗りながら戦うような器用な真似は出来ない。
何なら調子こいて降り落とされたりする。

【保有スキル】

コメディ・リリーフ:EX

シリアスな雰囲気を打ち破り、陰鬱さを吹き飛ばす剽軽者の証。彼の発言と立ち振る舞いは周囲の者全てを脱力させ、大きく戦意を削ぎ落とす。また「何処からともなく気の抜ける効果音や笑い声のサウンドエフェクトを発生させる」「ハリセンを手元に投影する」「自身と相手の頭にタライを落とす」等の小さく喜劇的な奇跡を引き起こす事も可能。ただシンプルに五月蝿いので隠密性は低下する。

戯事補正:EX

ギャグ補正。現実ではあり得ない程の不死性。死んだと思わせといてシレっと再登場したりする。肉体治療に要する魔力の消費量と傷の回復に掛かる時間を大幅に減少させる効果を持つ。
また毒や炎・爆発への耐性も含まれており、顔面の変色や髪型のアフロ化といった外的変化こそ表れるもののダメージ自体はほぼ無効化出来る。

理性蒸発:D

理性が蒸発しており、考えも突拍子も無く行動しては当然のようにドジを踏む。
………が、それによってもたらされる事柄は全て「笑える範疇」に収められる物であり、そこから逸脱する事は無いようキッチリ線引きをしている節がある。実は理性を残しているのかもしれないが、本人はそれを頑なに否定し続けている。

【宝具】

羽織りしは騎士王の套ロール・オブ・アーサー

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自分自身)
近代の低予算コメディ映画の中とはいえ、彼自身もまた「アーサー王」として定められた存在であり、僅かながらもその概念を内包している事に由来する常時発動型の宝具。
「騎士王アーサー・ペンドラゴン」が持つ英雄達の中でも最高峰の知名度と実力、その一端を(無許可で)借り受けて霊格とステータスを増強する事が可能。
この能力の恩恵で本来ならば良くて幻霊留まりなセイバーの霊基は飛躍的に強化され、「英霊」たる資格と現在のステータスを獲得するに至っている。

また戦闘の役には立たないものの、この宝具は「アーサー王に対する民衆の印象」の影響もモロに霊基へと反映させる副次効果を持つ。
その結果、「気高く英雄的な騎士王」という肩書きから多くの人々が思い起こすイメージや、昨今の「アーサー王伝説」を題材とした創作物によって座に居るセイバーの霊基は大きく歪められた。
劇中では髭面のオッサンだったにも関わらず、現在のセイバーが良い声の金髪イケメンになっているのはこの為である。

聖なる冗句手榴弾アッティラーズ・ホーリー・グレネード

ランク:C++ 種別:対獣・対魔宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:1人
聖人アッティラが考案した、神の恩寵により敵を爆破・粉砕する聖なる手榴弾。良い文明か否かは不明。
聖なるピンを引き抜き、3つ数えてから全力でブン投げて目障りな敵を吹き飛ばすシンプルな宝具。剣をバット代わりにすれば飛距離が更に伸びる。
聖別されているため魔性と獣に対する特効を持ち、相手がウサギだった場合は確実に打ち負かす事が出来る。

『約束された勝利の剣』には規模も威力も遠く及ばないものの、まあまあな知名度故に宝具自体のランクも意外と高く、特効性能が噛み合えば格上相手にも大ダメージを与える事が出来たりする。
何より「アーサー王の宝具=エクスカリバー」と判断した相手の意表を確実に突ける奇襲性はこの宝具独自の長所と成り得るだろう。
ただし戦闘スタイルが「アーサー王の名を騙って不意討ちで手榴弾を投げる」というセコい物に限定される上、うっかり抜いたピンの方を投擲して自爆する事もある。

【Weapon】

『鎧』

胸元に太陽のホーリーシンボルが描かれている古びた鎧。14世紀頃の衣装としての再現度は非常に高いが、それ故にファンタジー的な見栄えに欠ける。加えて何処と無く予算不足の気配を纏っている。

『剣』

エクスカリバー……の模造品。
見た目のクオリティだけは比較的高いが本物よりも安っぽく、当然ながらビームも撃てない。
一応黒騎士と歴史学者を斬り捨てるだけの切れ味はある。

『ココナッツの殻』

セイバー曰く「愛馬」。
叩くとパコパコと馬の足音に似た音を立てる。だから何って訳でもない演出用の小道具。

『聖なる冗句的手榴弾』

第二宝具でもある聖別された手榴弾。セイバーのメインウェポンでもある。
威力の割にコスパが良く、魔力を用いて量産・連投する事も可能と手軽に扱える武器。
実は投げる前に正式な宝具詠唱を行えば威力が大幅に上昇するのだが、ダラダラと無駄に長いので大抵省略されるか唱え終わる前に負けてしまう。

【解説】

イギリスを代表するコメディグループ『モンティ・パイソン』が製作したコメディ映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」の主役こと「アーサー王」。

従者を引き連れ旅を続けていたアーサー王は各地で円卓の騎士を集め、神の命によって彼等と共に聖杯を探す羽目になる。

道中に立ち塞がる珍妙な騎士や怪物達、そして時代設定を無視して突然現れた歴史学者の悉くを打ち倒し、時々アニメーションになりながらも予算の少ない冒険活劇を続けていた一行だったが、最終的に現地警察に逮捕されてしまう。
警察官が撮影用カメラにも攻撃を加えるのを尻目にアーサー王と仲間達はしょっぴかれ、その後の彼等がどうなったのかは分からないまま物語は幕を閉じるのだった。

言うまでも無い事だが、この作品はかの有名な「アーサー王伝説」のパロディコントである。
セイバーは言わば「『モンティ・パイソン』に造られた物語の役が実体化したアーサー王」であり、実在する「アーサー・ペンドラゴン」とは似てるようでかけ離れた存在なのだ。

【人物・性格】

完璧!間違い無く最強のカードを引き当てた!
─────と喜びに震える無数のマスター達を召喚直後に1人残らず絶望のドン底に叩き落として来た罪深き男。
一応このセイバーも安い清涼飲料水の果汁より薄められた「騎士王アーサー・ペンドラゴン」成分が配合されているので完全な名称詐欺という訳でも無いのだが、マスター側が抱く期待値との落差が大きすぎるからかそのガッカリ度は生半可なハズレサーヴァントのそれを凌駕する。
近代の英霊故に触媒の入手も容易で簡単に喚べてしまう点もタチが悪く、一説には「聖杯戦争三大ガッカリ英霊」に数えられているとかいないとか。
彼とて決して弱い訳では無いが、その実力は『羽織りしは騎士王の套』による強化を受けて漸く「中の下」なステータス値と一般兵士に毛が生えた程度の剣術を修得したレベルなのでやっぱり騎士王とは比較にならない。
しかし『聖なる冗句的手榴弾』が持つ奇襲性の高さや消費魔力の少なさ、そしてオリジナルの騎士王を唯一上回る回復力の高さなど光る要素もちゃんと存在するため、キッパリ割り切って彼を運用し、マスター当人の立ち回りで短所をカバーすれば優勝も狙える。

セイバー自身は「喚ばれたから応じたら初対面でガッカリされる」という相当に失礼な事をされ続けても全く気にせずジョークを飛ばせる明るくおおらかな性格の持ち主。
ただ素でアホな性格をしている上に『理性蒸発』の影響で突然奇行に走る事も多く、喜怒哀楽の感情表現やリアクションもオーバーかつ五月蝿いので真面目に接すると著しく体力を消耗する。外見だけは理想的な王子様風なのもそれに拍車を掛けている。
ある程度は弁えているので自陣営に壊滅的な被害をもたらす事こそ無いが、端からはギャグに見える程度の厄介事は頻繁に起こす面倒臭さも併せ持ち、特に突っ込み体質のマスターにはその傾向が顕著に現れる。

とは言え彼の本質は「人々を笑わせ、楽しませる存在」なので裏切る事は無く、また笑う事が出来ないほど精神的に追い詰められた者がいれば迷わず助けに行く善性もちゃんと有している。
「笑いで人々の精神を救う」という面においては彼もまた英雄なのだ。

イメージカラー:安っぽくも鮮やかな金メッキ
特技:「ニッ(It)」だらけの会話、演技する事、ジョークを言う事
好きなもの:笑える事、ジョークを言う事、酒
嫌いなもの:笑えない事、ウサギ、フランス人、スベった時の空気
天敵:国家権力、短い撮影期間、見た目が可愛い怪物
願い:「潤沢な」演出費用の獲得と余裕を持った日程での撮影を行う事

【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】奴、アイツ、アイツ等

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