最終更新:ID:UdfyKoRKAg 2023年08月06日(日) 16:36:12履歴
「キャスター、ケレオス……チッ、やはりサーヴァントになろうと付いて回るか。この“気配”は……」
「私の願いは“コレ”との血の繋がりを絶ち切りたいというものだ。──────育ててもいない息子に玉座を盗られ、喜ぶ王 がいると思うか?」
「私の願いは“コレ”との血の繋がりを絶ち切りたいというものだ。──────育ててもいない息子に玉座を盗られ、喜ぶ
キャスターに付き従う有翼の蛇は騎乗用に訓練されており、いざとなればケレオスや人を直に乗せて飛行する事も可能。
ただし、キャスターは嫌な思い出を連想するため、自ら進んでこのスキルを使用する事はほぼ無い。
ただし、キャスターは嫌な思い出を連想するため、自ら進んでこのスキルを使用する事はほぼ無い。
ケレオスの息子たちは女神デメテルに深く愛されており、ケレオスにもその寵愛ぶりの余波が来ている。
かつてハデスに無理矢理拐われた娘ペルセポネーを探すため地上に下り、老婦人に化けケレオスが治める国を訪れたデメテルは、手厚い歓迎を受けながら王室の乳母として雇われた。
気をよくしたデメテルはその返礼として、王の赤子であったデモフォンの世話をしながら不老不死の儀式を行った───毎晩密かに赤子を暖炉にくべ、人間部分 を焼き尽くそうとした。
しかしある夜、息子が焼かれているという異常な場面を見てしまった妃 によって、デメテルの儀式は妨害されてしまう。
*1
神の善意を台無しにされ大変腹を立てた女神は正体を表し、自身の怒りを静めるための神殿を建てることを命じ、
更には返礼しそこねたデモフォンに代わり、王のもう一人の子トリプトレモスを祝福することにした。
かつてハデスに無理矢理拐われた娘ペルセポネーを探すため地上に下り、老婦人に化けケレオスが治める国を訪れたデメテルは、手厚い歓迎を受けながら王室の乳母として雇われた。
気をよくしたデメテルはその返礼として、王の赤子であったデモフォンの世話をしながら不老不死の儀式を行った───毎晩密かに赤子を暖炉にくべ、
しかしある夜、息子が焼かれているという異常な場面を見てしまった
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神の善意を台無しにされ大変腹を立てた女神は正体を表し、自身の怒りを静めるための神殿を建てることを命じ、
更には返礼しそこねたデモフォンに代わり、王のもう一人の子トリプトレモスを祝福することにした。
デメテルの神獣、トリプトレモスに付き従っていた蛇。
……何故ケレオスにもこの蛇を操る権限(スキル)が備わっているのか。
彼は「“息子 ”が余計な手出しをしたのだろう」と忌々しげに推測している。
女神はトリプトレモスへ諸国に農耕を広め回るよう命じたが、その際有翼の蛇が牽く空飛ぶ戦車を授けた。
*2
……何故ケレオスにもこの蛇を操る権限(スキル)が備わっているのか。
彼は「“
女神はトリプトレモスへ諸国に農耕を広め回るよう命じたが、その際有翼の蛇が牽く空飛ぶ戦車を授けた。
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神に約束された儚い王権を示す、カリスマと似て非なるスキル。
古代の作家ヒュギーヌスいわく、世界中を旅し使命を果たしたトリプトレモスこそエレウシスの王にふさわしいと判断したデメテルはケレオスに王位と国を渡すよう強要した。
腹を立てたケレオスは息子を暗殺しようとしたが失敗し、トリプトレモスが新たな王になったという。
古代の作家ヒュギーヌスいわく、世界中を旅し使命を果たしたトリプトレモスこそエレウシスの王にふさわしいと判断したデメテルはケレオスに王位と国を渡すよう強要した。
腹を立てたケレオスは息子を暗殺しようとしたが失敗し、トリプトレモスが新たな王になったという。
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人
豊穣の女神の怒りと喜びを解放・再現する宝具。
ケレオスは女神からエレウシスの秘儀や祭儀を学んだ王の一人と言われている。
宝具解放と同時に辺り一面の大地・植物・魔力を急激に枯渇、その直後に氾濫───つまり暴走させその奔流で範囲内の敵を押し潰す。
大地の暴走前には範囲内の魔力は枯れ果て、暴走用に全て使われてしまうため、他サーヴァントや魔術師にとって天敵と言える宝具でもある。
男神らの企みにより娘を失ったデメテルは自身の神殿に籠り仕事を放棄し、大地を荒らし神々と人々を苦しめた。
後に制約付きではあるが、ペルセポネーを返還されたデメテルは一時の再会を喜び、地上に恵みをもたらし直す。
これがギリシャ神話における冬と春、季節の起源となる。
豊穣の女神の怒りと喜びを解放・再現する宝具。
ケレオスは女神からエレウシスの秘儀や祭儀を学んだ王の一人と言われている。
宝具解放と同時に辺り一面の大地・植物・魔力を急激に枯渇、その直後に氾濫───つまり暴走させその奔流で範囲内の敵を押し潰す。
大地の暴走前には範囲内の魔力は枯れ果て、暴走用に全て使われてしまうため、他サーヴァントや魔術師にとって天敵と言える宝具でもある。
男神らの企みにより娘を失ったデメテルは自身の神殿に籠り仕事を放棄し、大地を荒らし神々と人々を苦しめた。
後に制約付きではあるが、ペルセポネーを返還されたデメテルは一時の再会を喜び、地上に恵みをもたらし直す。
これがギリシャ神話における冬と春、季節の起源となる。
ギリシャ神話に登場する王。
彼が治める国エレウシスはデメテル崇拝で知られ、彼の息子トリプトレモスは女神の使者としてギリシャ全土に穀物や農業を教え回ったと伝えられし文化的英雄である。
“神と人々に愛されし、優れたエレウシスの真の王、トリプトレモス”。
……ならば、父たる自分はなんだ?
ただ、彼のための王座を繋ぎ止めるために存在していたのか?
ふざけるな……!!
デメテルによって手元から引き離された挙げ句、帰還したと思いきや玉座を奪った彼をケレオスは激しく憎み、拒絶している。
聖杯に『いっそデメテルやトリプトレモスとの関係を無かったことにする』とすら願うほどまで……。
彼が治める国エレウシスはデメテル崇拝で知られ、彼の息子トリプトレモスは女神の使者としてギリシャ全土に穀物や農業を教え回ったと伝えられし文化的英雄である。
“神と人々に愛されし、優れたエレウシスの真の王、トリプトレモス”。
……ならば、父たる自分はなんだ?
ただ、彼のための王座を繋ぎ止めるために存在していたのか?
ふざけるな……!!
デメテルによって手元から引き離された挙げ句、帰還したと思いきや玉座を奪った彼をケレオスは激しく憎み、拒絶している。
聖杯に『いっそデメテルやトリプトレモスとの関係を無かったことにする』とすら願うほどまで……。
信心深い王であったが、女神と息子たちの件ですっかり人が変わり、神々並びにそれらから寵愛を受ける英霊たちには敵対的な態度を取る。
マスターであっても、気安く過去や息子に関して触れてはならないよう注意すべし。
マスターであっても、気安く過去や息子に関して触れてはならないよう注意すべし。
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