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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】宇宙開発史
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ライカ
【性別】雌
【身長・体重】?cm・?kg
【容姿】犬種の曖昧な巨大な犬と、それに騎乗する女性的な人型
【属性】中立・犬・人
【ステータス】筋力A 耐久C+ 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具E

【クラス別スキル】

復讐者:A-

復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:E

人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。…ということになっている。本当に記憶を望むのは、どちらか?

自己回復(魔力):C

復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【保有スキル】

星の開拓者(偽):A

人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
本来はあらゆる難航・難行が「不可能なまま」「実現可能な出来事」になるスキルだが、このスキルはそこまでは届かない。可能の域に押し上げられる出来事を実現するが、完全に為し遂げることは出来ず残り半分を取り落とす。
その時代の記述力でも一歩届いたかも知れない難行を、人間力の不足で乗り越えられない。人間の持つ「誇り」を燃やし尽くせなかった、不完全燃焼の燃え殻。

匣の中の犬:B

その死の正確な理由・タイミングについて諸説入り乱れており、"人類にとって"謎として残っていることに由来するスキル。
人類史の英雄である限り生と死が揺らいでおり、攻撃を受けても全くの無傷から致命傷までも可能性を全て重ね合わせたまま行動し続ける。

神性:D

霊基を補い支えるために、「犬を連れた冥界の女神」のエッセンスが少しだけ入っている。人の世界の果てにあり原初の暗闇に満たされた生命の無い「宇宙」という世界と冥界の類似性から特例的に為された融合。

冥闇を巡る者:B

冥界の女神のエッセンスにより、復讐心や背負う人の夢などが具体的な外装となる。

【宝具】

赫月に封ず犬の宇宙レッド・ムーン・ウンヴェルト

ランク:E 種別:対界宝具 レンジ:30 最大捕捉:50人
固有結界。窮屈な"月"に閉じ込められて思い出す野良犬の原風景。
人類にとっての偉業が意味も価値も持たない「犬の世界」を展開する。その内側では人の信仰によって成り立つサーヴァントはおしなべて弱体化する。特に「人類史の発展」に携わるようなサーヴァントは霊基が不安定になり、「星の開拓者」に属するようなサーヴァントともなればただそこにいるだけで現界の危機に晒される。
しかし真に危険なのは内側ではなく境界であり、そこでは「犬の世界」と「人の世界」との摩擦により全てが激しく燃え盛っている。この炎もまたサーヴァント特攻であり、「人類史の発展」に携わった者への特効であり、「星の開拓者」特効である。
内側の景色は穏やかで平和そのものな…人間の街である。植物や虫などと同様の「環境」として、固有結界内には「人間」も住んでいる。

【Weapon】

『スプートニク2号』

アヴェンジャーの上に騎乗する人型。炎を操りアヴェンジャーを援護する。アヴェンジャー自身にとっては重荷のようなものでもあり、同時に英霊としての体裁を保ち現界を維持するための重石でもある。
人間の言語を解さずもちろん人間の価値観も解さないアヴェンジャーと人間の世界の仲介役というか、翻訳機というか、ナレーション役と言ったところ。

【解説】

宇宙犬ライカ。人類史上はじめて宇宙の周回軌道上に進出した地球の生物。1952年、ソ連の宇宙船スプートニク2号に乗せられて宇宙に打ち上げられた一匹の雌犬。名前はクドリャフカともダムカともリンダともリモンチェックとも報道されたが、現在は「ライカ」とすることが一般的である。
スプートニク2号には大気圏に再突入する機能がもともと備わっておらず、その"旅"は最初から片道前提、ライカは地球に帰還することは出来ず死ぬことが定められていた。そもそもライカの打ち上げは、偉業のために入念な計画のもとに行われた事業などでは全く無かった。スプートニク1号の成功とその反響を受けた当時のソ連最高指導者フルシチョフの、「革命記念日に何か目立つものを打ち上げる」という発案(もっと明け透けに言えば、思いつき)を実現するために、たった一ヶ月の計画で実現された事業だった。全てが無茶な間に合わせで、当然ライカを生還させることなど可能不可能を論じられるまでも無く、その努力自体が放棄された。
ライカの死の状況は、当初は「打ち上げ10日後に毒入りの餌を食べさせられて安楽死」と報道されていた。しかし別の情報では異常な温度上昇により打ち上げの数日後には死んでいたとも、数時間後には死んでいたともされ、今となっては正確な所は判然としない。

ライカは人間の可能性を広げた偉大な先駆者たる英霊か? それとも人類の汚点を象徴する犠牲者たる反英霊か?
そのどちらもある意味では正しく、ある意味では的外れだ。
ライカは犬だ。元・野良犬だ。
どんなに冷酷な仕打ちを受けて、どんなに苦しみながら死んだとしても…人間が自分にした行為の意味を、本質を、彼女自身は理解しているわけではない。いや、その意味は彼女にとって意味は無く、その本質は本質的に彼女に無関係なのだ。彼女を復讐者足らしめるのは人類の勝手な願望、自罰趣味に過ぎない。逆説的に人類に対する究極のアヴェンジャーであるとも言える。
他の適性クラスはライダー。この時は真っ当な英霊寄りに解釈される。即ち、人類の夢を乗せて飛んだライダーとして。言うなれば形無いものを運んだ駄獣、輓獣として。スプートニク2号こそが具体的なアトリビュートとして形になった「人類の夢」の象徴であり、それ故に騎乗する(運ばれる)側がスプートニク2号であり騎乗される(運ぶ)側がライカという関係はどちらのクラスでも変わらない。

【因縁キャラクター】

レミュエル・ガリヴァー
ガリヴァー側からは、まさに夢想的な科学研究の犠牲を象徴する存在であり、自身の一番の同士となり得ると見做す。
ライカ側からは、餌をくれるなら良い人。

センメルヴェイス・イグナーツ
センメルヴェイス側からは、犬は不衛生なので潔癖な性格で現界した現在はやや苦手だが、ライカという個は別に嫌いではない。
ライカ側からは、遊んでくれるなら良い人。

【コメント】

ヘシアン・ロボへのオマージュとして「人と獣の間の相互理解不可能性」を別の角度から解釈してみたキャラであり、アヴェンジャーの「復讐を望む者ではなく、望まれる者」というあり方を突き詰めたキャラ

《FGO性能》

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