最終更新:ID:V05ydj5nhA 2019年07月31日(水) 21:25:11履歴
長時間・長距離騎乗を可能とする無尽蔵の体力。
敏捷の一時的な急上昇のみならず、全力疾走時には筋力・耐久も上昇する。
本来は愛馬と共に在る事で齎されるスキルだが、愛馬すら射殺したアーチャーは騎馬を選ばない。
敏捷の一時的な急上昇のみならず、全力疾走時には筋力・耐久も上昇する。
本来は愛馬と共に在る事で齎されるスキルだが、愛馬すら射殺したアーチャーは騎馬を選ばない。
現在は保有していないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは剣術、カリスマ、軍略、仕切り直し、等。
偉大なる帝祖としての職能により、軍事・武芸・政略に関するスキルを凡そ修得可能。
該当するスキルは剣術、カリスマ、軍略、仕切り直し、等。
偉大なる帝祖としての職能により、軍事・武芸・政略に関するスキルを凡そ修得可能。
ランク:E+++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
数十万に及ぶ無数の矢を戦場に展開する召喚宝具。
矢は騎兵が変じたものであり、アーチャーの命に従い、自動で迎撃・索敵・諜報を行う使い魔である。
単純な制圧射撃としても猛威を振るうが、事実上の軍隊を使役する数的優位こそが真価。
召喚される配下を低コストな器物に置き換えることで圧倒的な物量を実現している。
数十万に及ぶ無数の矢を戦場に展開する召喚宝具。
矢は騎兵が変じたものであり、アーチャーの命に従い、自動で迎撃・索敵・諜報を行う使い魔である。
単純な制圧射撃としても猛威を振るうが、事実上の軍隊を使役する数的優位こそが真価。
召喚される配下を低コストな器物に置き換えることで圧倒的な物量を実現している。
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
矢が織り成す方陣の内部に敵を閉じ込め、その能力を著しく減退させる拘束宝具。
神格や幻想種に由来するスキルと宝具の行使を禁じ、幸運値を最低ランクにまで低下させる。
他者との繋がりやバックアップを断ち、特殊な因子と豪運を無力化する天子封殺陣。
矢が織り成す方陣の内部に敵を閉じ込め、その能力を著しく減退させる拘束宝具。
神格や幻想種に由来するスキルと宝具の行使を禁じ、幸運値を最低ランクにまで低下させる。
他者との繋がりやバックアップを断ち、特殊な因子と豪運を無力化する天子封殺陣。
秦末期から前漢前期にかけての匈奴の単于(王・皇帝)。冒頓は勇者を意味するバガトルの音写と解される。
頭曼単于の長子として生を受けるが、父は妾腹の弟を溺愛するようになり、冷遇された冒頓は人質として月氏に送られてしまう。
直後、頭曼単于は月氏への攻撃を再開。月氏の油断を突く戦略的な意味もあっただろうが、冒頓の死を望んでいるのは明らかだった。
しかし、予め逃走手段の目星をつけていた冒頓は名馬を奪って帰還。頭曼はこれを評価したが、冒頓はこれを機に忠実な私兵の育成を開始する。
まず冒頓は自分が射たものを必ず射るよう部下たちに厳命し、野獣を射た。従わなかった者は殺した。
次いで、冒頓は自分の愛馬を射た。従わなかった者を殺した。更に冒頓は愛妾を射た。従わなかった者を殺した。
冒頓が頭曼の愛馬を射た時、全ての者が従った。最後に冒頓が頭曼を射れば、部下たちは一斉に矢を放ち、単于だったものは骸と化した。
即位から間も無く、冒頓を若輩と見た東胡から使者が訪れて名馬を要求した。怒る部下を抑え、冒頓は馬を贈った。
これに増長した東胡は次いで冒頓の妃の一人を要求してきたが、これにも応えた。三度目には両国間にある荒野を要求された。
部下の中には荒野など譲ってもいいと主張する一派もあったが、冒頓は「土地こそが国の根幹だ」とこれらを処断し、一気に東胡へ攻め込み滅亡させた。
これを契機に周囲の諸民族に攻勢を開始した冒頓は、月氏を西方に放逐、南方の楼煩を併合し、遊牧民族国家を打ち建てた。
侵略戦争で挙げた戦功が目立つ冒頓だが、国家制度の整備でも功績を残している。
冒頓は国家を右翼・中央・左翼に分割し、数千から万の兵を統率する世襲の官位「万騎」を置いた。
万騎が率いる軍団は十人の騎馬兵を最小単位として成り、これを什長、百長、千長が纏める事でヒエラルキーを形成する。
この国家を三分割する統治法、十進法に基く組織体制は、遥か後世のモンゴル帝国にまで継承される遊牧民族国家の礎となった。
前200年、40万の軍勢を率いて漢を攻め、漢の皇帝・劉邦率いる32万の軍勢と激突した。白登山の戦いである。
冒頓は偽装退却を繰り返して追撃を誘うと、漢軍の前線が伸び切り、劉邦が少数の兵と共に孤立した所を包囲した。
この時、劉邦は食料も無く厳寒に晒される窮地に陥ったが、陳平の提案に従い冒頓単于の夫人に賄賂を贈り、脱出に成功した。
事実上の勝利を収めた冒頓単于は、匈奴に有利な条件で漢と講和した。これにより、匈奴は中原北方の草原地帯に一大帝国を築き上げる事となる。
前174年没。匈奴帝国の栄華は漢の武帝が大討伐を行うまで続き、中原から放逐された後もフンヌと呼ばれ欧州で猛威を振るったという。
頭曼単于の長子として生を受けるが、父は妾腹の弟を溺愛するようになり、冷遇された冒頓は人質として月氏に送られてしまう。
直後、頭曼単于は月氏への攻撃を再開。月氏の油断を突く戦略的な意味もあっただろうが、冒頓の死を望んでいるのは明らかだった。
しかし、予め逃走手段の目星をつけていた冒頓は名馬を奪って帰還。頭曼はこれを評価したが、冒頓はこれを機に忠実な私兵の育成を開始する。
まず冒頓は自分が射たものを必ず射るよう部下たちに厳命し、野獣を射た。従わなかった者は殺した。
次いで、冒頓は自分の愛馬を射た。従わなかった者を殺した。更に冒頓は愛妾を射た。従わなかった者を殺した。
冒頓が頭曼の愛馬を射た時、全ての者が従った。最後に冒頓が頭曼を射れば、部下たちは一斉に矢を放ち、単于だったものは骸と化した。
即位から間も無く、冒頓を若輩と見た東胡から使者が訪れて名馬を要求した。怒る部下を抑え、冒頓は馬を贈った。
これに増長した東胡は次いで冒頓の妃の一人を要求してきたが、これにも応えた。三度目には両国間にある荒野を要求された。
部下の中には荒野など譲ってもいいと主張する一派もあったが、冒頓は「土地こそが国の根幹だ」とこれらを処断し、一気に東胡へ攻め込み滅亡させた。
これを契機に周囲の諸民族に攻勢を開始した冒頓は、月氏を西方に放逐、南方の楼煩を併合し、遊牧民族国家を打ち建てた。
侵略戦争で挙げた戦功が目立つ冒頓だが、国家制度の整備でも功績を残している。
冒頓は国家を右翼・中央・左翼に分割し、数千から万の兵を統率する世襲の官位「万騎」を置いた。
万騎が率いる軍団は十人の騎馬兵を最小単位として成り、これを什長、百長、千長が纏める事でヒエラルキーを形成する。
この国家を三分割する統治法、十進法に基く組織体制は、遥か後世のモンゴル帝国にまで継承される遊牧民族国家の礎となった。
前200年、40万の軍勢を率いて漢を攻め、漢の皇帝・劉邦率いる32万の軍勢と激突した。白登山の戦いである。
冒頓は偽装退却を繰り返して追撃を誘うと、漢軍の前線が伸び切り、劉邦が少数の兵と共に孤立した所を包囲した。
この時、劉邦は食料も無く厳寒に晒される窮地に陥ったが、陳平の提案に従い冒頓単于の夫人に賄賂を贈り、脱出に成功した。
事実上の勝利を収めた冒頓単于は、匈奴に有利な条件で漢と講和した。これにより、匈奴は中原北方の草原地帯に一大帝国を築き上げる事となる。
前174年没。匈奴帝国の栄華は漢の武帝が大討伐を行うまで続き、中原から放逐された後もフンヌと呼ばれ欧州で猛威を振るったという。
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