FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

魔女記念館からリノアを取り戻し、腕に抱いた瞬間、ひどく安堵した。
やっぱり、一緒に居たい。
この手を離したくない。
その為にもこれからの世界を、リノアを守る戦いを戦っていく。
スコールはそう心に誓った。

不謹慎とでも言えばいいのだろうか。
そんな事態じゃないのは自分が一番良く分かっている。
だけど、あふれ出した気持ちは抑えきれそうもなかった。

リノアを抱きたい。
リノアの存在を自らの身体で確かめたい。

そう思い、スコールはリノアをガーデンの自室に連れてきていた。
リノアは不思議そうにしていたが、スコールとふたりきりになれるのが少なからず嬉しそうだ。
スコールのベッドにふたり腰かけ、最初は他愛のない会話をしていた。
そして、ふと

「めずらしいよね、スコールが私とお部屋でお話するなんて。どうかしたの?」

と、リノアは小首をかしげながら大きな瞳でスコールを見つめながら聞いた。
その仕草が可愛らしくて、それだけで欲望が溢れ出しそうになる。

「リノア」

スコールは意を決したように、リノアに向き合い、手を握り、

「俺、リノアを抱きたい。リノアをこの手で感じたいんだ」

と言った。
リノアは驚いたように目を見開いた。
そして、少し俯いて、睫を伏せた。
そんな様子のリノアにスコールは、

「嫌か……?」

と聞いた。

「嫌ならー…」

と言いかけたところでか細い声でリノアが。

「いやじゃない……」

と言った。

「本当か?」

リノアは頷きながらはっきりと言った。
それは宇宙から帰還するラグナロクで言った言葉。

「触れていたいよ。生きてるって実感したいよ」

それは俺も同じだ。
リノアを自分の身体で感じたいんだ。

瞬間、スコールはリノアを抱き締めていた。

「リノア、ごめん……」
「謝らなくていいよ。それより…もっとぎゅうってして?」

白い肌を紅く染めながら柔らかく微笑む彼女。
潤んだ吐息を耳元で感じる。
もうこの想いは止められそうにない。

「リノア……!」

抱きしめる手に力がこもる。
リノアもスコールの背中に手を回し、胸に顔をうずめた。
スコールはリノアの顎を持ち上げ、その瞳を見つめた。
リノアもスコールの瞳を見つめて、そして瞼を閉じる。
最初は口唇が触れるか触れないか分からないようなキス。
そこから何度も何度も相手の感触を確かめるようにくちづけてゆく。
それが熱っぽいものに変わっていくのに時間はかからなかった。

「んっ……スコール……」

はぁっと息を漏らしながらリノアがスコールの名を呼ぶ。
その様子に背中をぞくりとさせながら、スコールはリノアを優しくベッドの上に倒した。
そして熱いくちづけを交わしたまま、リノアの胸元を弄ってゆく。

「んぅ……」

リノアが身をよじりながら、切なくも熱のこもった声をあげる。
それとは逆にスコールの頭の中は少し冷えていた。

服、邪魔だな……。

そんなことを思いながら、くちづけはそのままにリノアの服をするすると脱がしてゆく。
スコールは露になった白い肌に目を見張った。
白く透き通る、傷などない滑らかな肌。

「リノア、綺麗だ……」

そう耳元で囁き、リノアの指先にくちづけを落とす。
リノアの身体が紅く染まっていくのが分かる。
そして直にリノアの肌に触れてみる。
柔らかな膨らみを掌で感じていると身体の中から熱いものが込み上げてくるのが解った。
もう、止められない。
スコールはリノアの首筋からデコルテラインに舌を這わせた。
左手で柔らかな膨らみを弄びながら、右手で腰から下腹部のラインを撫で上げる。
膨らみの頂きにある果実を口に含んで舌で転がすと、リノアから高く甘い声が漏れ始める。

「あぁっ……スコール……っ」

スコールはリノアの声によって頭の中が甘美に痺れてゆくのを感じながら、もっとこの声に酔って
いたいと、リノアの秘部に手を滑らせていった。
そこはもう濡れていて、スコールの指によってくちゅ、と水音を立てた。
その音が聞こえたと同時にリノアが真っ赤になった顔を両手で覆った。

「リノア……嫌、か?」
「いや…じゃない……」
「大丈夫か?」
「大丈夫……。でも、恥ずかしいよぉ……」
「リノア。手……どけろよ」
「見ないで……恥ずかしい……」
「リノアの全てを見たいんだ。駄目か……?」
「だめ……じゃない……」

そう言うとリノアはそろそろと手を顔から下ろしはじめた。
スコールはそれを見てからリノアにそっとくちづけ、秘部に滑り込ませた指を再び動かし始めた。
ぴちゃ、くちゅといった卑猥な水音が室内に響き始める。

「うぅっ……!」

身を捩りながら声をあげるリノア。
スコールはその様子に高ぶってくる自身をもっと駆り立てるかのように、リノアの秘部を弄る。
そして、指は埋めたままで、充血し大きくなった淫核を刺激してやる。
リノアの白くしなやかな肢体が刺激を受けてびくんと跳ね上がる。

「やぁっ……!っはぁっ……スコールぅっ……!」

リノアはスコールの首筋に手を回し、しがみついた。

「リノア……気持ちいいか?」
「あぁっ……!……うん……気持ち…いいよ……んぁっ…!」

自分の腕の中で乱れていくリノア。
もっと、もっと乱らなリノアを見たい。

スコールは右手はリノアの秘部に埋め、淫核を刺激したまま、左手で柔らかな乳房を揉みしだき、
その頂きを舌で味わい、吸い、捏ね上げる。

「ふぁっ…!やぁっ…!ああっ!!」

リノアの声が大きくなってくる。
汗ばんだ身体は艶かしく、長い黒髪は甘い香りを振り撒く。

もう、我慢はきかなかった。

スコールは今にも溢れ出しそうではちきれそうな自身を、リノアの秘部に宛がいながら言った。

「入れても……いいか?」
「……いいよ……」

今にも消え入りそうな声でリノアは言った。
こんなものが自分の中に入るんだろうかというリノアの不安がスコールには伝わってきた。

「嫌だと思ったら言ってくれ。リノアの嫌がることはしたくない……」
「大丈夫……。スコール、優しく……して、ね……?」

大丈夫、スコールとなら怖くない。

「リノア、力抜いて……」

先程とは変って、少し硬直したリノアの身体。
緊張をほぐすように優しくくちづける。
くちづけるとまた熱を帯びてくるふたりの身体。

「…行くぞ」

熱く硬いスコールのそれがリノアの秘部に静かに埋め込まれていく。

「んんぅっ…!!」

鈍い、擦れた痛み。
リノアは顔を歪め、スコールにしがみつく。

「辛いなら、やめるか…?」
スコールが心配そうにリノアの瞳を覗き込む。
「大丈夫……。少し待って……」

スコールは優しく、リノアの頬を撫で、黒髪を撫で、くちづけた。
それだけで落ち着くことができた。
痛みも引いてきた。

「ね、スコール…。ゆっくり……」
「……分かった」

リノアを抱き寄せ、ゆっくりと自身を沈めていく。

「…………っ!!」

ぎゅっと目を閉じ、スコールにしがみつくリノア。
その動きだけで破瓜の痛みをスコールまで感じてしまいそうな感覚になる。

「……痛いか?やっぱりやめるか…?」
「やめないで……。この痛みも、苦しさも、愛しさも、わたしが、今、生きてるって、実感になる。
 全部、全部、スコールが与えてくれた」
「リノア!!」

リノアが言い終わるか否か、スコールは強くリノアを抱き締めた。
リノアの瞼から涙が零れた。
スコールはそれを唇で吸い上げ、くちづけながらゆっくり動き出す。

「んっ……、ふぁっ……」

だんだんとリノアのしがみついていた腕の力が抜けてくる。
痛みが苦痛ではなくなってきたのだろう。

「……っ!」

リノアが手で口を覆い、声を堪えている。
スコールはリノアの手を掴み、

「リノア、我慢しないで、声、聞かせて……」

と、リノアの細い腰に自身の腰を打ちつけながら言った。

「だって……っ……恥ずかしい……っ」

顔を真っ赤にしながら、そして、快感に囚われ始めたリノアが答えた。

「俺はリノアの声が聞きたい……」

リノアの中は熱く、潤っていた。
ぐちゅぐちゅと淫猥な水音。
そしてリノアの発する甘い吐息と声で室内はいっぱいになった。

「っあっあっ……!スコールぅっ……!」

スコールの腕の中で黒髪を乱してリノアがすすり泣く。
そんなリノアが可愛くもあり、自我を抑えきれなくさせる。
激しく腰を打ちつけ、リノアの身体を貪る。
リノアはそんなスコールを膣内で激しく締め付ける。

「……んんぅっ!あぁっ!はぁぁんっ…!あうぅっ…スコール……っ!」

リノアは意識を手放しかけている。
スコールを虚ろな目で見つめ、舌足らずな声でその名を呼ぶ。

「リノア、俺、もうっ……!」
「ああああああっ!!スコールぅっ…!!」

スコールはリノアの最奥で果てた。
ふたりは同時に意識を投げ出していた。

「……わたし、やっぱり、スコールとずっと一緒にいたい……」

昨晩の行為のあと共に眠ってしまったふたり。
目が覚めた後、抱き合いながら二言三言言葉を交わしたあと、リノアが言った。

「俺もリノアとずっと一緒にいたい。だから、戦う。俺がリノアを守る」
「ありがと、スコール。わたしも、スコールを守れるように頑張る」

リノアがふふっと微笑む。
そしてさらにきつく抱き合い、くちづけを交わす。

その後服を着て、戦いの準備を整える。
世界を、スコールはリノアを、リノアはスコールを守る戦いを勝ち抜くために。

ベッドからリノアが勢いよく立ち上がり言った。

「行くぞ!スコール!」
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