FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

<死霊の姫君(セイレーン×バッツ)>

バッツたちは船の墓場を抜けてやっと陸地にたどり着いた。
あたりには、深い霧が立ち込めていた。

「やな感じだな…」とつぶやいてすぐに、
「バッツ… こっちへおいで…」
霧のためか霞んで見えるその人は、
「母さん…?」
その横、レナとファリスの前にも、
「こっちへ来なさい…」
「お父様!」
「レナ!?…… ……うッ…」
行方不明のタイクーン王がいた。
「おじいちゃん、こっちに来て…」
同じようにガラフの前にも。
「だれじゃ…? 思い出せん…」
記憶を失っているガラフには、それが誰だったのか思い出せなかった。

「フフ、命を吸い取られるがいい… 私たちの仲間になるのだ!」
聞き覚えのない女の声。
「きさま、何者だ!」
「ほう… 私の術にかからぬとは… 私はセイレーン。3人の命はもらった。
 じゃまをしなければ、お前は帰してやろう。」
3人の体から青い光のようなものが出ようとしている。
「そうはいかん!」
「なぜ、その3人を守る?」
「わしの… 仲間だからじゃ! まどわされるな! みんな目をさませ!」

ガラフは3人の頬を叩き、無理やりに起こす。
「うう…」
すると青い光は体の中に納まっていく。
「生意気な…力づくでも!」
セイレーンが手を構えてこちらに向かってくる。
「来るぞ!」

冷気の塊が襲い掛かってくる。
それくらいの魔法など気にすることも無く、バッツは剣で切りかかる。
すんでのところでその攻撃はかわされ、すぐに振り向いた。
セイレーンと目が合って、「スリプル」魔法をかわすことができずに気を失ってしまった。
「ボウヤは後でたっぷりとね。」

「…… ……」
「目が覚めたのかしら?ちょうどよかった」
「ありがと―」
バッツに声を掛けてくれたのは仲間ではなく、
「何?驚いた風な顔をして」
セイレーンだった。

「仲間は、レナやファリスやガラフは…!」
「あなたが眠っている間に、おいしく頂いたわ」
セイレーンの後ろの方に、3人が倒れている。
顔色はよくない、すぐに助けなければ。と歩みかけて
「どこに行くつもり?」
腕を掴まれる。
腕を強い力で引っ張られて、セイレーンの体に倒れる。
「やめろっ、放せ!」
背中には二つの柔らかなおっぱいを感じる。
大きな胸に、綺麗な腕に、白い指に絡め取られて、動けない。
「もちろん、あなたもおいしく頂くことにするわよ」
セイレーンの体から、甘い香りが漂う。
「うう…」
視界に霧がかかり、
思考にもやが舞う。
仲間の姿は見えていなかった。
セイレーンに、彼女になら何をされてもいいと思えた。



振り向かされて、セイレーンの顔を見る。
過去に見たどんな女性よりも美しかった。
どんな妄想した女性よりも妖艶だった。
その彼女の唇が、迫る。
キス。
彼女の舌が、口の中を荒らしまわる。
くちゅくちゅといやらしい音。
唾液が流し込まれる。
ほのかに甘い蜜に、夢中になる。
キスだけで全身を犯されたような気分になり、股間に血液がたぎる。
やがて長いキスから開放された。
「ふふ…あなたのここ、すっかり大きくなってる」

やわらかい手で触られるだけでイってしまいそうになる。
勃起した物を彼女は胸に挟みこんで、振動させる。
唾液をたらして、ぬちゃぬちゃと音を立てて振るわせる。
耐えるまもなく、どくどくと精液がこぼれ出る。
「出たでた。あなたの白い液」
手にとってそれを舐め取る。
「とってもおいしいわぁ」
その手つきだけで、再び勃起する。
「あなたの精液、あなたも舐めなさい。」
精液を掬った手を口に当ててくる。
閉じた口は自然と開いて、自分の精を飲まされる。

「すっかりトロケちゃってるわね。
 これから、もっとすごい世界に連れて行ってあげる。
 わたしのおまんこは気持ちよすぎて、一度でも味わうと忘れられなくなるの。
 二度とわたし以外では、起ちもしなくなるわよ。」
そういって、彼女は穴へと誘う。
わずかに残った理性も、その誘惑に消し飛ばされてしまう。
彼女の蜜の滴る、底なしかとも思われる、男を喰うための穴へと、飲み込まれていった。
ぐちゅ、ちゅるといやらしい音を立てて。そこは天国か地獄か、耐えることはできない。
「うあ、ああぁあぁああっ。」
再びの射精。
激しく、頭が真っ白になる。
そのまま、意識が遠のいていく。
彼女に犯され続けながら。
終わりなく射精を続けながら。

「何度でもイかせてあげる。
 あなたの気が狂うまでね。

 あなたの全てはわたしの支配化に落ちた。
 視線で視覚を犯してあげる。
 香りで嗅覚を犯してあげる。
 乳房で味覚を犯してあげる。
 声で聴覚を犯してあげる。
 抱きしめて感覚を犯してあげる。
 全身であなたを犯しつくしてあげる。」
目が覚めたとき、それはまだ続いていた。
気が付いたとき、まだ犯され続けていた。
ただ全身の感覚は弱く、
彼女の穴に蹂躙されるものも痙攣するばかりで精は枯れ果てている。
死んでしまう。と思った。
それでもいい。と思った。
地獄のような快楽から開放されるのなら。と。

「あら、すっかり元気がなくなったわね。
 このまま死ぬのかしら?わたしの下で死ぬのね。」
「いいわ、最後の射精をなさい。
 あなたの全てを捧げなさい。
 命も心も全て、一滴残らず私の中に吐き出しなさい。」
そしてもう一度。今度は目覚めることのない眠りに付いた。

はずだった。
そう願っていたのに。
「目が覚めたかしら。
 理解したのかしら?
 あなたはもう人間ではなくなっていることに。
 あなたは一度死んで、わたしの中に飲み込まれた。」

「そして人間ではなく、モンスターとして、アンデットとして、
 わたしの僕として生まれ変わったの。」

「ふふ、永遠にわたしに精を捧げなさい。
 永遠にわたしに犯され続けなさい。
 あなたの仲間もほら、わたしの僕として生まれ変わっているわ」

やけに白い肌をした、よどんだ瞳のかつて仲間だった者たちがそこにいた。
彼女たちの名前も思い出せない。
自分が誰だったのかさえも。
わかっているのは、自分が彼女の僕で、
彼女こそが自分のすべてだと言うことだけだった・・・・・・・・・

その後、バッツたちの姿を見たものはいない・・・


〜終劇〜
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