最終更新: fferoparo1 2011年07月02日(土) 11:14:19履歴
その日、インビンシブルの空調は調子が悪かった。
艦内の気温は三十度を超え、蒸し風呂状態にある。
何せオーバーテクノロジーであるため気軽に修理をすることもできず、一行はシドのところへ向かっていた。
休憩室で読書していたレフィアも、あまりの暑さに本を投げ出し、眼鏡もそのままに突っ伏して昼寝をしていた。
熱がこもるからかブーツを脱ぎ、靴下もその中でくったりしている。
傷一つない白く滑らかな足が眩しい。
そこへシーフの名に恥じない忍び足で侵入する影が一つ。ルーネスだ。
最初は寝顔を見ていただけだったが、全裸の足に気付くとその場に屈み込んだ。
足首を持って起きないことを確認。獲物の質感を確認。その上で指先を咥え込んだ。
この間実に三秒。
かしずき貴婦人の手の甲に口づけする騎士のように、足の指に唇で触れた。
左手で足首を保持し、右手はそのまま自分のズボンの中に入れている。
さて、いくら寝入っているとはいえ、特に敏感な足に触れられて起きないほどレフィアは熟睡していなかった。
「……何してんの、ルーネス」
「とりあえず今は突然落下してきた本の角に苦しんでる」
涙を浮かべながらも両手の位置は変えない。
「レフィアの足があんまり美味しそうだったんで、ちょっと味見を」
「これはもう強制猥褻の罪で底なし沼に沈めてもいいと思うんだけど、どうかしら」
「じゃあ冥土の土産に最後まで」
二冊目が脳天に直立した。
「そもそももう少し隠れようとかそういうこと考えつかないの? ここ見晴らしいいでしょ」
「大丈夫大丈夫、アルクゥ達は羊の枕で眠らせてきたから」
「それならまぁ…………操縦は!?」
「モーグリに頼んだ」
「便利な草食動物ね……」
寝ていたとき以上にぐったりとした様子でレフィアはうなだれた。
ルーネスは凝りもせず足の裏に口づけている。
「……それで、抜くのはそっちから何もしないって条件じゃなかったかしら?」
「いや、これは俺の独断専行のセクハラだから」
「じゃあ私の独断専行でリンチしてもいいのよね?」
脚の振りで追い払おうとしてもうまくいかないことに苛立ち、自然と口調も刺々しくなる。
「えーっと……じゃあ今回レフィアは見てるだけでいいから、このまま収まりをつかせてくれないか?」
右手を示して言うと、レフィアは眉間に皺を寄せて目を逸らした。
「それは楽でいいけど……あんまり調子に乗らないでよね」
反対の足で蹴飛ばしながら、レフィアはそう言ってしまった。
聞いているのかいないのか、ルーネスは足指の間にまで舌を絡め、右手を動かす。
「大体汚いとか思わないわけ? 足よ足。しかも汗かいてるのに……」
「綺麗だし美味しいとしか思わないな」
「……本っ当、変態……」
頬杖を突き、眼鏡の奥からサラマンダーすら殺せそうな氷点下の視線を注いだ。
甲と言わず踵と言わず、レフィアの左足はすぐに唾液まみれになった。
「くすぐったいしべとべとして気持ち悪い……」
「もうすぐ出そうだから我慢してくれよ」
「膝とか胸でやってあげたときより早いのは気のせい? すっごく複雑」
「自分の足と俺の右手に嫉妬か?」
「バカ」
呆れ果て、蹴飛ばす動きも力無い。
指三本を深く咥え込まれ、右手の速い動きからそろそろかと思った頃にルーネスは小さく呻いた。
「……出た?」
「手の中に。見てみるか?」
「椅子を叩き込まれてもいいなら見てあげてもいいわよ」
「そりゃ残念」
ズボンの中で拭く動きを見せ、出した手には僅かな糸が引くのみだった。
微かに漂う生臭さにレフィアは顔をしかめる。
「じゃ、ありがとな」
「……」
稲妻を落とされる前に退散しようとするルーネスを見、レフィアの中にふつふつと妙な衝動が湧いてきた。
「待ちなさい」
攻撃を警戒して竦むルーネスに、レフィアは汗のみで濡れた右足を持ち上げて見せた。
「片方だけ汚れて気持ち悪いから、こっちも舐めて」
頬杖の中に口と鼻を隠してはいたが、どう見ても自分の言動に照れていた。
「あー……俺もうすっきりしたから、今日は」
「ルーネスの好きなときだけ好きなことするって不公平じゃない。さっきは喜んで犬みたいに舐めたくせに」
「分からないかもしれないけど、男の性欲ってのはこう、一点集中というか」
「……じゃあちょっとそこで仰向けになって」
困惑気味に寝そべるルーネスを見て、レフィアは妙な興奮を覚えた。
「これでもまだ性欲湧かない?」
しっとりと汗ばんだ右足をルーネスの顔に、舐め回された左足を萎えたばかりの男性器にそっと乗せた。
「レ」
「喋るの禁止」
ぐい、と鼻と口を塞ぐように踏みつける。
途端に左の足の裏に顕著な反応が返ってきた。
「……ほら、やっぱりこういうのですぐ固くなるんじゃない。変態」
頬杖を突いたまま、覗き見るようにちらちらと視線を送る。
「だ」
「禁止!」
足指を口に突っ込むと、今度は素直にしゃぶる音が聞こえてきた。
(どうしよう……何となく意地でやっちゃったけど、私凄いことしてるかも)
舌の形を確かめ、歯列をなぞり、すぐに大きくなったモノを躊躇いがちに撫でる。
「ルーネスが悪いんだから。勝手に汚れた足舐めて、勝手に抜いて。私要らないじゃない」
多少乱暴に扱ってもいいと分かるや否や、左足の動きも激しくなる。
一度の射精で汚れた性器と唾液まみれの足が、ズボン越しに粘ついた音を立てる。
「ほら、二回目なのにいつもより固いじゃない。やっぱりケダモノよね」
そう言って、ルーネスから見えないところでほんの少しだけ楽しげに微笑んだ。
「それで、本当に美味しいと思ってるの? 思ってるならちょっと歯を立ててみて」
すぐ小さな痛みを伴う反応が返り、レフィアはつまらなそうに鼻を鳴らした。
「……噛むなんて生意気」
理不尽なことを呟き、左足で抓り上げるように強く性器を握った。
「んっ!」
「呻くのも禁止」
舐め回された右足で顔を撫で回し、それでも抵抗しないルーネスを楽しそうに見下す。
「……それで、イキそう?」
頷く動きも踏んで押さえ、スパートをかけるように左足の動きを速めた。
「踏まれて喜ぶなんて本っ当に最低……!」
往復するごとに強く、体重をかけて顔と性器を踏みにじる。
「んっ! ぅっ!」
「禁止破ってばっかりね、まったく」
足の裏に熱い噴出を感じても、両足を止めずにぐりぐりと踏み続けた。
「……じゃあ操縦心配だから顔洗ってさっさと戻って」
「あー……その、すごく良かった」
「バカ! さっさと行ってよ!」
本を投げつけて追い払い、いつにもまして長い長い溜息を吐いた。
そして辺りを見回し、特にルーネスの去った方をじっと見て、誰もいないことを確認して、
「……本当、変態」
体を屈め足を高く持ち上げ、足から垂れるルーネスの唾液を一舐めした。
ルーネス×レフィア5
艦内の気温は三十度を超え、蒸し風呂状態にある。
何せオーバーテクノロジーであるため気軽に修理をすることもできず、一行はシドのところへ向かっていた。
休憩室で読書していたレフィアも、あまりの暑さに本を投げ出し、眼鏡もそのままに突っ伏して昼寝をしていた。
熱がこもるからかブーツを脱ぎ、靴下もその中でくったりしている。
傷一つない白く滑らかな足が眩しい。
そこへシーフの名に恥じない忍び足で侵入する影が一つ。ルーネスだ。
最初は寝顔を見ていただけだったが、全裸の足に気付くとその場に屈み込んだ。
足首を持って起きないことを確認。獲物の質感を確認。その上で指先を咥え込んだ。
この間実に三秒。
かしずき貴婦人の手の甲に口づけする騎士のように、足の指に唇で触れた。
左手で足首を保持し、右手はそのまま自分のズボンの中に入れている。
さて、いくら寝入っているとはいえ、特に敏感な足に触れられて起きないほどレフィアは熟睡していなかった。
「……何してんの、ルーネス」
「とりあえず今は突然落下してきた本の角に苦しんでる」
涙を浮かべながらも両手の位置は変えない。
「レフィアの足があんまり美味しそうだったんで、ちょっと味見を」
「これはもう強制猥褻の罪で底なし沼に沈めてもいいと思うんだけど、どうかしら」
「じゃあ冥土の土産に最後まで」
二冊目が脳天に直立した。
「そもそももう少し隠れようとかそういうこと考えつかないの? ここ見晴らしいいでしょ」
「大丈夫大丈夫、アルクゥ達は羊の枕で眠らせてきたから」
「それならまぁ…………操縦は!?」
「モーグリに頼んだ」
「便利な草食動物ね……」
寝ていたとき以上にぐったりとした様子でレフィアはうなだれた。
ルーネスは凝りもせず足の裏に口づけている。
「……それで、抜くのはそっちから何もしないって条件じゃなかったかしら?」
「いや、これは俺の独断専行のセクハラだから」
「じゃあ私の独断専行でリンチしてもいいのよね?」
脚の振りで追い払おうとしてもうまくいかないことに苛立ち、自然と口調も刺々しくなる。
「えーっと……じゃあ今回レフィアは見てるだけでいいから、このまま収まりをつかせてくれないか?」
右手を示して言うと、レフィアは眉間に皺を寄せて目を逸らした。
「それは楽でいいけど……あんまり調子に乗らないでよね」
反対の足で蹴飛ばしながら、レフィアはそう言ってしまった。
聞いているのかいないのか、ルーネスは足指の間にまで舌を絡め、右手を動かす。
「大体汚いとか思わないわけ? 足よ足。しかも汗かいてるのに……」
「綺麗だし美味しいとしか思わないな」
「……本っ当、変態……」
頬杖を突き、眼鏡の奥からサラマンダーすら殺せそうな氷点下の視線を注いだ。
甲と言わず踵と言わず、レフィアの左足はすぐに唾液まみれになった。
「くすぐったいしべとべとして気持ち悪い……」
「もうすぐ出そうだから我慢してくれよ」
「膝とか胸でやってあげたときより早いのは気のせい? すっごく複雑」
「自分の足と俺の右手に嫉妬か?」
「バカ」
呆れ果て、蹴飛ばす動きも力無い。
指三本を深く咥え込まれ、右手の速い動きからそろそろかと思った頃にルーネスは小さく呻いた。
「……出た?」
「手の中に。見てみるか?」
「椅子を叩き込まれてもいいなら見てあげてもいいわよ」
「そりゃ残念」
ズボンの中で拭く動きを見せ、出した手には僅かな糸が引くのみだった。
微かに漂う生臭さにレフィアは顔をしかめる。
「じゃ、ありがとな」
「……」
稲妻を落とされる前に退散しようとするルーネスを見、レフィアの中にふつふつと妙な衝動が湧いてきた。
「待ちなさい」
攻撃を警戒して竦むルーネスに、レフィアは汗のみで濡れた右足を持ち上げて見せた。
「片方だけ汚れて気持ち悪いから、こっちも舐めて」
頬杖の中に口と鼻を隠してはいたが、どう見ても自分の言動に照れていた。
「あー……俺もうすっきりしたから、今日は」
「ルーネスの好きなときだけ好きなことするって不公平じゃない。さっきは喜んで犬みたいに舐めたくせに」
「分からないかもしれないけど、男の性欲ってのはこう、一点集中というか」
「……じゃあちょっとそこで仰向けになって」
困惑気味に寝そべるルーネスを見て、レフィアは妙な興奮を覚えた。
「これでもまだ性欲湧かない?」
しっとりと汗ばんだ右足をルーネスの顔に、舐め回された左足を萎えたばかりの男性器にそっと乗せた。
「レ」
「喋るの禁止」
ぐい、と鼻と口を塞ぐように踏みつける。
途端に左の足の裏に顕著な反応が返ってきた。
「……ほら、やっぱりこういうのですぐ固くなるんじゃない。変態」
頬杖を突いたまま、覗き見るようにちらちらと視線を送る。
「だ」
「禁止!」
足指を口に突っ込むと、今度は素直にしゃぶる音が聞こえてきた。
(どうしよう……何となく意地でやっちゃったけど、私凄いことしてるかも)
舌の形を確かめ、歯列をなぞり、すぐに大きくなったモノを躊躇いがちに撫でる。
「ルーネスが悪いんだから。勝手に汚れた足舐めて、勝手に抜いて。私要らないじゃない」
多少乱暴に扱ってもいいと分かるや否や、左足の動きも激しくなる。
一度の射精で汚れた性器と唾液まみれの足が、ズボン越しに粘ついた音を立てる。
「ほら、二回目なのにいつもより固いじゃない。やっぱりケダモノよね」
そう言って、ルーネスから見えないところでほんの少しだけ楽しげに微笑んだ。
「それで、本当に美味しいと思ってるの? 思ってるならちょっと歯を立ててみて」
すぐ小さな痛みを伴う反応が返り、レフィアはつまらなそうに鼻を鳴らした。
「……噛むなんて生意気」
理不尽なことを呟き、左足で抓り上げるように強く性器を握った。
「んっ!」
「呻くのも禁止」
舐め回された右足で顔を撫で回し、それでも抵抗しないルーネスを楽しそうに見下す。
「……それで、イキそう?」
頷く動きも踏んで押さえ、スパートをかけるように左足の動きを速めた。
「踏まれて喜ぶなんて本っ当に最低……!」
往復するごとに強く、体重をかけて顔と性器を踏みにじる。
「んっ! ぅっ!」
「禁止破ってばっかりね、まったく」
足の裏に熱い噴出を感じても、両足を止めずにぐりぐりと踏み続けた。
「……じゃあ操縦心配だから顔洗ってさっさと戻って」
「あー……その、すごく良かった」
「バカ! さっさと行ってよ!」
本を投げつけて追い払い、いつにもまして長い長い溜息を吐いた。
そして辺りを見回し、特にルーネスの去った方をじっと見て、誰もいないことを確認して、
「……本当、変態」
体を屈め足を高く持ち上げ、足から垂れるルーネスの唾液を一舐めした。
ルーネス×レフィア5
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