FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

 バッツ達は「無」の力を手に入れんとするエクスデスの野望を阻止するために旅を続けており、その途中で山間の小さな村に立ち寄った。
 村は南向きの緩やかな斜面の上にあり、斜面を北に登っていくと、下を見下ろすのも恐ろしい、大絶壁になっていた。
「こりゃ、ここを降りるのは無理だ。大きく迂回するしかないな。もうすぐ日が暮れるし、とりあえず今日はさっきの村で宿を取ろう。」
「そうするしかないね。行こう、ファリス!」
「……。」
 クルルの呼び掛けにも答えず、ファリスはただ虚ろな瞳で遥か彼方を見つめていた。
「おい、ファリス!」
「…えっ!な、何だ!?」
 バッツに肩を軽く叩かれ、ようやくファリスは返事をする。
「どうしたんだよ、ボケーっとして?今日はさっきの村に戻って泊まるって言っただろ。」
「いや…、何でもない…。悪いけど、先に村に戻って宿を取っといてくれないか?ちょっと一人で散歩したいんだ。」
「そっか…、まあ暗くなる前には戻って来いよ。行くぜ、クルル。」
「うん…。」
 クルルは心配してファリスの方を振り向きながらも、村に向かって歩き始めたバッツを追いかけた。
 一人になったファリスの頬を山岳地帯の涼風が撫でて行く。
「レナ…。」
 タイクーン城ごと『無』に呑み込まれてしまった妹の名をファリスはふと呟いた。

「ファリス、大丈夫かな…?最近ずっとあんな感じだし…。」
 クルルが心配そうに後ろを振り返りながら言う。
「レナの事がずっと心に引っ掛かってるんだよ。アイツにとってレナは唯一の肉親だったから…。」
「レナお姉ちゃん…。」
 クルルの飛竜を助けるために命がけで頑張ってくれたレナ、そんなレナがタイクーン城ごと『無』に呑み込まれた時に何も出来なかった事を思い出すと、クルルも悔しさと悲しさで目に涙が浮かんでくる。
「もちろん俺だってレナがいなくなって凄く悲しいよ。でもここで立ちどまっちゃいけないんだ。もし、『無』の力をエクスデスが手に入れてしまったら、タイクーンの様な悲劇がまた繰り返される…。」
 バッツはそう言いながら拳を強く握り締めていた。
「だから…、今はそれを阻止するのが先決なんだ!!」
「バッツ…。うん、そうだね!」
 クルルは手で涙を拭いながら答えた。
 日がすっかり傾いた頃、ファリスはようやく村の方へ歩き始めた。
 村の方にはチラチラと灯りがともり始めている。
 そして村の外側の防風林に差し掛かった時の事だった。
 ファリスの目の前に突然、レナの飛竜が降りてきたのだった。
「飛竜!?お前、傷だらけじゃないか!『無』に呑まれたタイクーンから脱出出来たのか!?」
 そう言いながら飛竜に近付いたファリスの目に飛竜の背に乗っている人影が映った。
「!!レナ!?」
 レナは飛竜の背で気を失っていた。
 すぐにファリスはレナを抱きかかえて、目を覚まさせようと必死に呼びかけた。
「レナ!しっかりしろ、レナ!!」
「…ん…。」
 レナの目がゆっくりと開く。
「レナ、気が付いたか!!良かった…。」
「姉さん…、姉さーん!!」
 レナは泣きながらファリスに抱きつき、ファリスもしっかりとレナを抱きしめた。
「怖かった…、突然巨大な闇に呑まれそうになって…。」
「もう大丈夫だ、お前が無事で本当に良かった…。」
「姉さん…、私も姉さんにまた会えて良かった。本当に…、ホ〜ントに!!」
 不意にレナの声色が変わる。
 ファリスがそれに違和感を感じた次の瞬間、レナは隠し持っていた針をファリスの首筋に突き刺していた。
「痛っ!!」
 ファリスはすぐにそれを引き抜く。
「な…何をするんだ、レナ!」
 そう言った瞬間に、体中の力がガクンと抜けて、ファリスはその場に仰向けに倒れ込んだ。
「か…体が…!!」
「ウフフ、大丈夫よ。軽い神経性の毒だから、しばらく経てば動けるようになるわ…。」
 見下ろすレナの瞳が不気味に光る。
「それに、少しの間だけじっとしていてくれれば十分だもの…。」
 そう言うとレナはファリスのスカートの中に手を入れ、パンツを脱がせ始めた。
「ちょ…、レナ…!何を…!?」
「何って、気持ち良くしてあげるのよ、姉さん。ウフフ…。」
 レナはさっきまでと全く違う様子で、妖しい笑みを浮かべながらそう答えた。
(コイツ…、レナじゃないな!…でも飛竜が偽者を乗せる筈ない…。…何者かに操られてるのか!?)
 そう考えたファリスだったが体が動かせないため、打つ手が無かった。
 やがてレナは、露となったファリスの秘所へ顔を近付ける。
「やあ…あ…っ!!」
 顔から火が出る程恥ずかしかったが、毒のせいで抵抗することは出来なかった。
「ウフフ、男勝りな性格でもやっぱり此処は女の子ね。」
 レナの唇がファリスの秘所に触れる。
「ひっ!!」
 思わず感じて声を上げてしまうファリスをよそに、レナが絶妙の舌使いで秘所を攻め立てる。
「んっ…ふぅ…。」
 唾液をたっぷりと纏ったレナの舌が割れ目の中に入って行く。
「あっ…やっ…やめろっ…!」
 ファリスの意思とは関係なく、女陰からは愛液が溢れ出て来る。
「んふっ、美味し…。」
 レナが溢れ出た愛液を舐めながら言う。
「ちょっと刺激してあげただけでこんなに溢れて来るなんてよっぽど溜ってるのね。カワイイ。」
「くっ…、レナ…やめ…。」
「ウフフ…、そうね…。」
 レナは舐めるのを止め、自分のパンツを脱ぎ始めた。
「じゃあ、こっちでもっと気持ち良くしてあげる…。」
 パンツを脱いだレナの秘所を見て、ファリスは自らの目を疑った。
「なっ…!?」
レナの股間からは、まるで男性の肉棒の様なモノが生えていたのだった。
「ウフフフ…、これでもっと気持ち良くしてあげるわ。」
「何だと…、わっ!?」
 レナはその肉棒の先をファリスの秘部へと接吻させる。
「や…やめろレナ、やめてくれー―っ!!」
「ウフフ…、姉さんカワイイ…。」
 そう言うとレナはファリスの女陰に肉棒を押し込んで行く。
 メリメリとファリスの処女膜が肉棒に突き破られた。
「痛っ!!!」
 その痛みにファリスが声を上げる。
「あらあら、初めてだったのね。お詫びに優しくやってあげるわ。」
 そう言うとレナはゆっくりと肉棒をファリスの膣内へ押し込んで行く。
 やがて、ファリスの女陰がレナの肉棒を根元までくわえ込んだ。
 レナの体温と脈流が肉棒から伝わってくる。
「あっ…くっ…。」
「ウフフ…、姉さんの中、とっても温かい…!」
 レナはゆっくりと肉棒をファリスの膣内で動かし始めた。
「いやっ…!ああっ…!!」
 初めてだというのに痛みはそれほど感じず、むしろ快感の方が勝っていた。
 それはレナがファリスの痛覚を刺激しないように上手く肉棒を動かしているためであり、また妹に犯されているという異常な状況も逆にアドレナリン分泌を促し、痛みを忘れさせるのに一役買っていた。
「あっ、姉さんの中、スゴイ締め付けで、もうイキそう!!」
「ああっ!ああっ!レナ…、俺なんか変だ!」
 肉棒が膣内で動く度に快感が体中を巡り、ファリスは快楽に呑まれかけていた。
 やがて、膣内で動いていた肉棒が一層奥深く押し込まれた。
「あっ…あああっ!!!」
 その瞬間、ファリスの快感が絶頂に達した。
 肉棒の先からゲル状の液体がドクンドクンと放たれ、ファリスの膣内を満たしていく。
「ああっ!はあぁっ!くうぅっ!」
 液体が膣内に放出されるたびに稲妻の様な快感が体中を走り、ファリスは悶え声を上げた。
 液体の放出は数分にわたって続いたが、液体が女陰から溢れ出ることはなく、膣内から更に奥に、まるで自分の意思で動いているかの様に入り込んでいくのだった。
 そして放出が終わると同時に膣内を圧迫していたレナの肉棒は急激に縮小していき、やがて消滅した。
 そしてレナは力尽きたようにその場に倒れこんだ。
「ハァッ、ハァッ…。くそっ…!!」
 大量の液体を膣内に放出されたせいで少し膨らんだお腹を見つめながらファリスは拳を握り締めた。
「…動く!?毒の効果が切れたのか!?」
 ファリスの体はいつの間にか元通り動くようになっていた。
「くっ…、レナ、大丈夫か!?」
 体を起こし、レナに近付こうとした瞬間だった。
「くっ!!うわぁぁっ!!」
 まるでお腹の中を掻き回されるかのような痛みにファリスはその場に蹲り、悶絶した。
《ウフフ、痛いのは今のうちよ。あと数分であなたは私のお人形になって、痛みや苦しみを感じることもなくなるんだから!》
 大量に注ぎ込まれた液体で膨らんだお腹の中から、響く様な声が聞こえてくる。
「…まさか…、さっきの液体は…!」
《ウフフ、その通り、さっきの液体が私の本体よ!》
「くっ…!あっ…!!…お前…一体!?」
 痛みに堪えながらファリスが問いかける。
《私はエクスデス様の忠実なる部下、メリュジーヌ!》
「エクスデス…だと!?」
《ええ、エクスデス様の命令でその娘に取り憑き、あなた達の隙を伺っていたのよ。まさかこんなに早くチャンスが来るとは思わなかったけどね、ウフフフ…。》
「あっ…!くっ…!俺を…どうするつもりだ!?」
《ウフフ…、決まってるじゃない。あなたの体を奪って、あなたに成り済まし、残りの二人の隙を窺ってバッサリ…。》
「何…だと…!!」
《ああ、その前にそこのお姫様にとどめを刺さなきゃね。もう用無しだし、ウフフ…。さあ、早く私のお人形におなりなさい。》
 更に強い痛みがファリスを襲う。
「うわああああああぁっ!!!!!」
 ファリスの悲鳴を防風林の木々のざわめきがかき消していった。
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