FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

 長かったとも、短かったともいえる世界の命運をかけた戦いは終わり、世界は徐々に落ち着きを取り戻している。

―商業都市パルムポルム
それぞれがそれぞれの日々を送るようになってから数日。
ライトニング、同じ時間を共有した仲間、今やそれ以上の存在になった彼女と久々に話がしたい。
ふとそんな気分になったホープは家に招待してもてなすことを思い付いた。
本当はすぐにでも色んな話をしようと考えていた。だが、ひょっとしたら迷惑かもしれないと思うと二の足を踏んでいた。
意を決して連絡を取ったところ、すぐに了承され喜色満面になった事は想像に難くない。

「ここに来るのも久し振りだな」
短い間しか滞在しなかった場所。ライトニングは当時の事を思い返す。
「親父さんはいないのか?」
賑わう街、人々の行き交いを窓から眺めていたライトニングが尋ねる。
「急な仕事が入ったらしくて、数日は家を空けるそうです」
ホープの父、バルトロメイはコクーンの危機が去ってからはますます仕事熱心だ。
ホープとは以前よりギクシャクすることは無くなり、確実に会話が増えている。
ホープはそんな父との穏やかでのんびりとした生活に安心を覚えるようになった。
「一言お詫びをと思っていたが、また日を改めるしかないな」
ライトニングは表情を曇らせる。ホープにはその理由が分からない。
「お前をさんざん連れ回して、ひどい目に遭わせてしまったからな」
ライトニングの本心からの言葉だった。共に死地に乗り越えて、こうして無事に帰って来たとはいえ、ホープの父の心労は計り知れないものだったろう。
それを思うとライトニングの胸にやりきれないものが込み上げる。

「あ、あの、ライトさん」
ライトニングの心情を察してしばらく黙っていたが、思い切って声を掛ける。
ホープとしてはライトニングの悲しげな顔は見たくない。
「食事でもどうですか?一応用意はあるんですけど」
ライトニングはこわ張った表情を見せたが、すぐに柔らかい笑みを見せて答える
「暗い話をしてすまなかった、お言葉に甘えるとするよ」

「平穏な事が一番だな」
片付けを終えたライトニングは再び窓に立つ。
人々の行き交いは無くなり、昼間とは正反対の景色が広がる。
「はい、色んな事があったから…ますますそう思います」
諸々を終えたホープが、部屋に戻って来る。
「ホープにも言わなければならない事がある」
ライトニングが後ろに振り返る。改まった様子にホープも自然に緊張する。
「えっ?なんでしょう」
「忘れていた、と言うと怒るかもしれないな」
じっと見つめられたホープはますます緊張する。
「色々すまなかった、でもそれ以上に感謝している。ありがとう」
率直な謝罪と感謝。ライトニングも数日の間に思う所があったのだろう。

「ぼっ僕もライトさんに言わないといけない事が」
距離を詰めてライトニングを抱き締める。まだライトニングの方が背が高い。
「ホープ!?」
ライトニングがその身を固くする。
「これからも、その…ライトさんと一緒に色んなものを見ていきたいです。コクーンも、下界も」
とりとめのない話でもして動揺を隠そうとしたが、心の大部分を占める思いを告白した。
率直な言葉には率直な言葉で返そう。
ここで変に飾ることは意味を何の意味も成さない。

「奇遇だな」
ホープの告白を受けて、黙ったままのライトニングの手が背中に回る。
「私もそんな事を考えていた」
しばし抱き合ったまま時間が流れる。
「なぁホープ」
自分を抱き締める相手の名を呼ぶ。
「脚が好きなのか?」
名前を呼ばれた相手は面食らう。
「えっ!?ああ!いや、これはあの…」
間近に感じる異性、そのほのかな香りにあてられたのか、気持ちの通じ合ったことがこの上なく嬉しかったのか。
ホープは分身を固くして、あまつさえそれをライトニングに擦り付けていた。
「下衆な言い方だが、溜まってるのか?」
一瞬ためらったが、ホープはうなづいた。思慕の対象でもあるライトニングは、同時に性欲の対象でもあった。
しなやかでいて、刺激的な肢体を思い浮かべては熱くならない事は無かった。
それでも神聖なものを汚す事を恐れるように、自らを慰めることはしなかった。
「貰うばかりというのは性に合わないし、チャラにしろとは言わない」
ライトニングの手がホープの頬に触れる。
「食事のお礼といってはなんだが、私でも良いか?」
ライトニングは問い掛ける。

「ライトさんがいいです、ライトさんじゃなきゃ…」
精悍さが現われ始めた、けれどもあどけなさを残した顔で見返した。

口付けを交わして、ベッドに向かう。下半身を顕にしたホープが仰向けに横たわる。
普通にしないのかと聞いたが、是非足でと嘆願されたため、それに沿うことにした。
薄い腹に密着するほどに固く反り返った分身に、ゆっくりと優しく踏むようにライトニングの右足が触れる。
「あっ、はぁ…」
足の感触とそこから伝わる体温にホープは体を震わせる。
「ホープ、どうだ?気持ち良いか?」
足が前後に動かされる度に与えられる甘い刺激にすっかり虜になっている。
「はい…とても、良いです」
指先が先端に触れればホープは大きく体をのけ反らせる。
親指が裏筋をなぞり、四本の指が脇から捉える。
ライトニングは立ち上がった姿勢であるため、ホープからはスカートの中が覗いている。
視覚的興奮もあいまってホープの快感は高められていく。
「あの、指で…挟んでくれませんか?」
息が上がり、先端から露が静かに漏れ始めてホープは願い出る。
「ああ、こうか?」
天井に向けられた分身を親指と四本指で挟む。指の股が敏感な裏筋に当たる。

「ううっ…気持ち良いです」上下に擦られ分身もますます震える。ホープはもたらされる快感に身を任せる。

「あぅ、ライトさん…その…そろそろ」
背筋がぞくぞくとする。分身は露をまとって卑猥な音を奏でる。
「遠慮するな。自分のタイミングでいい」
下腹部に力を入れ耐えていたが、絶妙の力加減で擦り上げられ、いよいよ我慢の限界が訪れる。
堪えられなくなったのか、ホープはせわしなく腰を浮かせる。
不規則に動く腰に合わせてライトニングも擦る動きをさらに早める。
「うあっ、ライ…トさ…、もう、あああっ!」
全身が一際大きく震える。声を上げると同時にホープの分身は白濁した欲望を噴出させた。
「ああ…はあ…はぁ…」
放たれた性のほとばしりはライトニングの顔を汚していった。

その瞬間こそ勢いと量に驚いたが、満足そうなホープの様子に、ライトニングは自然と口元がほころびる。
荒かった呼吸の落ち着いたホープとしばし談笑しながら、思い出したようにライトニングは切り出した。
「しかし随分と出したな」
まだほのかに熱を持った液を人差し指ですくいながら言う。
「あっ、すいません、こんなに汚してしまって」
独特の疲労感に深く浸っていたが、飛び起きてそれを拭う。
欲望に任せて満足感を得た自分を恥じるようにばつが悪い表情を見せる。
「気にするな。それより…」
可愛いものだと思いながら優しく微笑み、萎えることなく存在を主張する分身を見つめる。
「まだ元気なんだな」
ライトニングとしては褒めたつもりだったが、ホープの顔が羞恥に染まる。
そんな様子を見かねてかライトニングはゆっくりと口を開く。
「立派なものじゃないか、自信を持て。折角だ、もう一回しようか?」


fin.
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