FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

「綺麗だな……」
夜空を見上げると、ふと独り言を呟いてしまう。
それほどまでに、パルスから見る夜空には満天の星が広がっている。
この地に降り立ってから、早一週間が過ぎた。
問題が何一つ解決しないまま、何時とも知れないタイムリミットが迫っている。
「やりきれないな……」
いっそのこともう、色んな想いとかブチ撒けてしまうべきだろうか。
それとも希望を信じて、最後まであがくべきだろうか。
「希望か……」
どんどん暗い気分になってきた。このままじゃまずい――なんて思っていると。
「よう、眠れないのか?」
後ろから声をかけられた。ファングだった。
「……まぁ、そんなところだ」
「隣いいか?」
「ああ」
胡坐をかいて横に座られた。
前から思っていたが、こいつ実は男じゃないのか。
というか男なら、私が惚れかね……いや、やっぱないか。
「ホープのこと考えてたんだろ?」
そうそう、だって私はホープのことが……って、バレてたしっ!
「……ま、まぁ。確かに考え事の一つではあるな」
「ほーお?」
ニヤニヤしやがらこっちを見てくる。勘弁してくれ……。
「みんなでそうじゃないかって話してたんだが、やっぱりそうだったか」
「……まさか、バレバレ?」
「ああ。当の本人以外にはな」
「っ……」
……恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
「明らかにホープだけ、扱いが違うもんな。
 ショタコンなだけかとも思ったが、それにしては女の目で見てやがるし……」
「ショ、ショタコンで悪いか!? 女の目で見ちゃ犯罪なのか!?
 しょーがないだろ! かわいいんだから!!」
何言ってんだ私は。アホか。
「わ、わかったよ。少し落ち着け」
「……すまん」
変な沈黙が訪れる。気まずい……。
「なぁ、いっそ告白しちまった方がいいんじゃねぇのか?」
「駄目だ。この状況で余計なことを考えさせるわけにはいかない」
「この状況だからこそじゃねーか。
 手遅れになって後悔しても、どうにもならないんだぜ?」
「……だとしても、わからないんだ」
「なにが?」
「そんな……告白とか、どうしたらいいかわかんないんだ。
 親が死んで仕官学校に入ってから、軍人になっても……その……恋愛とかしたとこなくて」
「ふっ……はーはっはっ!」
「笑うな!」
「そりゃそうだよな! そんなとこに年下の男の子はいねーもんなぁ!」
「ハッキリいうな!」
「……まぁそんなん気にしなくていーだろ。
 ホープだって、ライトにベタ惚れだぜ?」
「うそっ……ホントに?」
「こっちから見たらな」
「……どうせ私は恋愛なんてわかんないさ」
「拗ねるな拗ねるな」
「拗ねてない」
「じゃあいまから呼んできてやっから、ちゃんと告白しろよ」
「気が早すぎだろ!」
「いーじゃねーか、さっさとくっついて問題一つ解決しちまえよ。
 頼むぜリーダーさん」
「誰がリーダーだ!」
「違うのか? ……ああ、特攻隊長か」
「うっさい!」
「怒んな怒んな。ホープ連れてきてやっから」
「やめろって……!」
あの女、意気揚々と行きやがった。
知るか。不貞寝してやる。



「ライトさん! ライトさんっ!」
「ん……」
私を呼ぶ声で目が覚めた。
「ごめんなさい待たせちゃって。ファングさんに呼ばれてきたんですけど、
 ライトさんが僕に話があるとかで」
「話……」
そうだ、なんかいつのまにやら告白する事に……告白!?
「ライトさん?」
どうしようどうしよう。
一気に顔が紅潮していくのが自分でも解る。
「きょ、今日はいい天気だな、ホープ!」
「え? ……え、ええまぁ、夜なんでよくわかんないですけど」
「そ、そうだな!」
ヤバイヤバイ。どうすんの私。落ち着け私。
「ちょっと待って……!」
一旦ホープに背を向け、深呼吸した。
こうなったら覚悟を決めるしかない。
大丈夫だ。戦闘ならこのくらいの修羅場、何度も潜ってる。
「いいかホープ、よく聞いてくれ」
「はい」
恥ずかしいので背は向けたまま……今の私はどんな顔をしているんだろうな。
「私は、キミのことが好きなんだ。だから……だから……
すんなり言えた……言ってしまったら……なんか溢れるものが止まらない。
思わず振り向いてしまい、ホープの目を真っ直ぐ見ながら溢れる想いをぶつける。
「だから、この戦いが終わったら、結婚しよう!」
…………あれ? 何言ってんの私。バカだろ。スノウよりバカだろ。
ホープはじっと、私を見ている。というより固まっている。
そりゃそうだ、引くだろ普通。
「ライトさん、なんで死亡フラグ立ててるんですか!?」
…………あれ? WHAT? 死亡フラグ?
「ごめん無し! 今の無し! ていうか忘れて!」
よくわからないまま私も私でまくしたてる。
「無しにしないでくださいよ! いいじゃないですか、結婚は勢いで!」
「……あれ? いいの?」
「いいに決まってるじゃないですか!
 ライトさんにそんなこと言われたら、嬉しすぎますから!」
「そ、そうか……」
「はい、そんな死亡フラグなんて僕が打ち砕いてみせます!」
「よくわからんが、よろしく頼む」
「はい!」
なんだろうこの展開……そうか、これが恋愛か!
スノウとセラにも、きっとこんなことがあったに違いない、うん。
「……さて、結婚も誓いあったことだし。一気にしてしまうか?」
「してしまうって……その、なにをです?」
「私にキミを味わせるんだ。体の隅々までな」
「ライトさん……やらしいですね」
「やらしいお姉さんは嫌いか?」
「いえ……大好きです」
「いい子だ」
かわいいホープの頭をなでつつ、顔を近づける。
童顔の中の小振りな唇を、私の唇で塞ぐ。
「んうっ……」
舌を一気に進入させ、歯の裏側まで舐めとりつつ、唾液も吸い取る。
ホープの体液を、私の口内へ少しづつ送りこむように……。
たまらない。どんな食事よりも脳が刺激されていく。
体を弄る手は、下腹部へと辿り着く。
ホープの男根は、年相応の大きさではあるものの、しっかりとした堅さで勃っている。
「うぅ……」
少し小突くだけでも、塞いだ口から声が漏れる。
「かわいい反応をしてくれる……だが見せろ」
一気に下着ごとズボンを降ろす。
どこかまだ子供を感じさせるものではあるが、私を欲情させるには十分な物だった。
「恥ずかしいですよぉ、ライトさん」
「しょうがないなぁ、隠してやろう」
初めてだというのに、なんの躊躇いもなく、私はその物を頬張る。
「ん……んんっ……」
一心不乱に、舌を這わせる。
味として美味しいわけでは決してないはずだが、好きな男の物と考えるだけで舌の動きは止まらなくなる。
ホープが気持ちよくなるようにではなく、ただ私が求めるままに私はホープを味わう。
構うもんか、残りの命が少ないのなら思うがままに生きてやる。
「ライトさん……気持ちよすぎますっ……!
 もう、出ちゃいますよっ」
「構わん。出せ」
顔も激しく上下運動させ、搾り取るように吸引を加える。
「ああっ! 出ますっ……!」
「んぐっ……!」
私の口内へ、勢いよく発射されていく、ホープの精液。
零さぬように飲み込み、全て私の体へ注ぎ込む。
そうすることが、愛の証明だと思った。
「……さぁ、最後までやるぞ」
「ま、待ってくださいライトさん。
 今日はこの辺にしときましょう。ね?」
「何故だ。キミもまだまだ元気だろう?」
「そうですけど……ほら、あれ」
ホープが指差した方向を見る。
木陰からアフロらしき物が見える、というか黄色い小鳥がいるではないか。
「サッズ!?」
「……ていうか、みんないます。覗かれてたのに、さっき気づきました……」
「そうか……次からは気をつけような」
「はい……」
本日の教訓。暴走は戦闘中だけの方がよさそうだ。

〜おわり〜
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます