161 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @無断転載は禁止:2016/08/21(日) 04:02:36.90 ID:cCz9xJUz0
【第四十四話】 オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様
[でかーい]
これは今年の春の話だ。
当時近所のデパートのフードコートで友人と昼飯食べようとしてた時のことだ。
自分が何処で食べるか店見てると「おい、あれみえるか」と友人が肩をつついてくる。なんだよおいと思いつつみてみると巨人がいた。正確には警備員の服を着た自分の倍以上でかい男がいた。
窮屈そうに背をかがめてなお天井にあたりそうな感じできつそうだった。
「ああなんかでかいな。警備員なのか?」
唖然としてあいまいな返事を返しながら二人でそいつをみてる。周りにも当然人はいるが特に騒いでないし注目もしていない。
なんかよくわからんが騒ぐのはまずそうだなと感じた。そこで俺らは強引になんか凄く育ちすぎたここの警備員さんもしくは気のせいや見間違えということにしようという事になった。
なおそのでかい人はこれまた狭そうにエスカレーターで上階に移動していった。
彼のその後とかなんだったのかは知らない。
【了】
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