46 無題 Name としあき 18/01/09(火)00:36:26 No.9922697
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戦車プスー
強いプスー

47 無題 Name としあき 18/01/09(火)00:36:40 No.9922699
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元ネタ

53 無題 Name としあき 18/01/09(火)00:52:32 No.9922750
敵の本丸にのこのこと現れてそのまま包囲網突破して敵の喉元へタンクを突きつけようとしたトプスだったが背中に乗せていたはずのタンクが見当たらず辺りを見渡すトプス
見つけたので拾おうとするが「あっ!それは我が軍のタンクだよ!」と注意されてしまう
「えっ…じゃあ じゃあぼくが持ってきたタンクはどこですか?」「えっしらないなあ…来た時には持ってなかったよね?」「じゃあ…探して来ます…おじゃましましたまたきます」
と言い残して敵陣を去っていくトプスと急いで撤退する敵の全軍

54 無題 Name としあき 18/01/09(火)03:56:17 No.9923168
「もはや撤退は間近だ、準備をしておけ」
指示を出す鈴瑚大隊長の声が遠くで聞こえた

トプタンクが地雷を踏みぬいて命があったのは幸運だったのか不運だったのか
その後包囲を受けながらなんとか逃げ延び月兎軍前線基地の喉元へ迫る純孤軍の情報を伝えられたが、その代償は申し訳程度の履帯に巻かれた膿混じりの血が絶えず染み出る包帯が物語る。
それだけではない、トプタンクの全身は包囲された際に貰った敵軍兵士からの贈り物に彩られ、
身体に黄色と赤のマーブル模様を描き出していた。

鈴瑚大隊長が近づいてきた
「トプタンク、話が…」
「トプ自身、履帯(あし)をやられてるプスからねぇ…」
「物分かりがよくて助かる…すまない…」
話はそれだけで十分だった

55 無題 Name としあき 18/01/09(火)03:58:31 No.9923170
「見捨てるのはだめだよー!トプタンクはこれまで頑張ったのに!」
「まず運ぶ手段がない、あきらめないといけないんだ…」
「諦めちゃだめだよー!諦めちゃ…」
「壊れた戦車に構って居られる状況じゃないのはわかってるだろう、二等兵」
「…」

トプタンクと関係の深かった二等兵は最後まで食い下がったが、トプタンクは予定通りに置いて行かれる事になった。
トプタンクはせめての餞別に帽子を渡しておいた、二等兵はいいやつだ、少しでも生き延びて欲しいという願いを込めて

それから数時間もすれば、兵士たちは一人として残らず手際よく基地を離れて行った。

トプタンクはそれから少しして目を瞑り、それが最期だった
死因は失血死だった。

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