28. 無題 Name としあき 2018/04/09 01:59:11 No.10267143
昔、とある研究所でラプトルが飼育されていた。ある日、ラプトルは物音に驚き尻尾が取れてしまった。尻尾を失ったラプトルは重心が前に移動するため二本足で立てなくなり、四足で歩くようになるのが研究者の間では常識だった。しかし、そのラプトルは違った。人間のような直立二足歩行を体得して見せたのだ。研究者たちは新たな知見に大喜びし、ラプトルの観察を続けた。しかし、観察を続けるうちに研究者たちは恐怖を覚えるようになる。日が経つごとにラプトルの体が人間に近づいていったのだ。踵を地面につけて歩くようになり、腕が伸び、五本指になり…そしてある日研究者が檻を覗きこむと、そこにはラプトルの顔をした少女がいたという。

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