21無題Nameとしあき 20/01/08(水)01:02:29No.12553867そうだねx9
鈴瑚トプスはある日、その巨体を活かし相撲をし始めた。
地面に円を描き、その円の中に入ってくる者を誰と
構わずに外へ排除した。 こういう勝負に限ってトプスは
強かった。 ほとんどのジュラシックには負けず、勝って
満足していたがある日、そこへ驚きの存在が現れた。
ケーキロサウルスがズシンズシンと近くまで歩んでくる。
「ちょ…おまっ…相撲とかそういう次元じゃねえプス。」
トプスはケーキロサウルスが自分に向かって真っすぐに
歩いてくるので、それは挑戦であると思い込んでいた。
しかしそのケーキロサウルスは、何も考えていなかった。
トプスはその円の中を守っていたが、こればかりは
相手が悪い。 足元すらも見ようとしないでかぶつに
踏み潰されぬように、円の外へ逃げ、そして呟いた。
「トプに守れるものなんて、結局何もないんプスなぁ…」
トプスは悔しがったが、でも何故か微笑んでいたのだった。

■ SEARCH

■ JURASSICS BIRTHDAY

■ SHELTER

■ OMAKE ver.2024

どなたでも編集できます