kagemiya@ふたば - アドニス
 
 
「この花が、僕の生きた証だ」



基本情報

【出典】ギリシャ神話、フェニキア神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】甘利もぐ
【真名】アドニス
【異名・別名・表記揺れ】アドーニス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【肌色】美白 【髪色】深緑 【瞳色】深紅
【外見・容姿】紫暗色の布で顔を隠した射手。その素顔は凄まじいイケメン。
【地域】フェニキア、ギリシャ
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B


覆面中

Bing Image Creator」様で作成

【クラス別スキル】

対魔力:C

二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術や儀礼呪法などの大掛かりなものは防げない。

単独行動:C(B)

マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても1日は現界可能。
本来はBランクだが、女神の寵愛によりランクダウンしている。

【保有スキル】

神性:D

神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血となる。
フェニキア神話においては植物の神とされることから、低ランクの神性を有する。

紅顔の美少年:A++

人を惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わず魅了の魔術的効果として働く。
対魔力スキルで回避可能。対魔力がなくとも抵抗する意思を持っていれば、ある程度効果を軽減できる。
ギリシャ神話における美少年の代名詞、二柱の女神を魅了したアドニスは本スキルを極めて高ランクで保有する。

女神の寵愛:A

美の女神アフロディーテと冥府の女王ペルセフォネ、二柱の女神から寵愛を受けている。
幸運を除く全ステータスがランクアップし、魅了スキルの成功率と即死耐性も強化される。
一方で過保護な女神たちによる束縛としての側面もあり、単独行動と自給自足(森)がランクダウンしてしまう。

自給自足(森):B(A)

特定条件下において体力と魔力を回復できる。単独行動や自己回復(魔力)などの互換スキル。
ランクBならば、マスターからの魔力供給がなくとも現界を維持でき、宝具使用などの大幅な魔力消費もある程度は賄える。
没薬の木から生まれ、狩人として自然と共に生きたアドニスは植物に縁深いが、女神の寵愛によりランクダウンしている。

【宝具】

是、星を暗む晦冥アイドス・キュネエー*1

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
アドニスのその美貌による女難を憐れんだ冥府神ハデスが授けた*2、姿隠しの兜の模造品。
極めて複雑な織りをした紫色の布。折りたたむことで帽子になり、被った者を魔術的・光学的に観測不能にする。
布のままでも使用可能。視認性を下げる程度にまで効果が落ちるが、この状態でも探知遮断効果は十分に機能する。
アドニスは常にこれを首元に巻いて顔を覆い隠すことで、紅顔の美少年スキルの魅了効果を意図的に落としている。

風散る血華、愛没す紅香アネモス・ミロディア*3

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人
死したアドニスの流した血からアネモネの花が咲いた、という逸話が宝具となったもの。
体外に流れた血液をアネモネの花に変える宝具。真名解放を必要とせず、流れてから時間が経っていても問題なく、念じるだけで花が咲く。
そうして咲いた花はすぐに散り、花弁と香りが風に乗って運ばれていく。
アドニスの体は女神の加護を受ける。ならば流れた血にも加護が宿るのは必然であり、そこから生じた花とその香りにも女神の加護は宿っている。
アネモネの香を纏った敵にはアフロディーテの魅了の権能による弱体化、味方にはペルセフォネの冥界の加護による生命力活性化の恩恵を与える。

「香り」という目に見えない攻撃な上、アネモネの香りは余程嗅覚に優れていなければ気づかないほどに薄いため、奇襲性が極めて高い。
血を花に変えるタイミングは自由なので、小瓶に保存しておいたり、予めフィールドに撒いて罠として仕込むという芸当も可能。
アドニスは特に、血を塗った矢で射ることでマスクなどの香り対策をしている敵に直接効果を撃ち込む手法を好む。

【Weapon】

無銘・弓

狩りを好むアドニスが自作した狩猟用の弓。
リム部分には刃が付いており、接近された場合の攻撃手段や自傷用に使う。

血液瓶

血を溜めたガラス瓶。腰のポーチに入れている。
休憩中などに自傷して用意し、戦闘時にばら撒いたり矢に染み込ませたりする。

植物操作

没薬の木から生まれたアドニスに具わった能力。
大地に魔力を通すことで近辺に木々を生やしたり、生えている植物をある程度自在に操れる。
何もない荒野や地面の舗装された市街地で使うのは難しいが、森林地帯であれば巨木を生やすぐらいは難なく可能。

【解説】

ギリシャ神話を代表する美少年の1人。アネモネの花の由来となった伝説を持つ。
母であるフェニキアの王女ミュラーはとても美しく、ある日誰かが「美の女神アフロディーテよりも美しい」と言ってしまう。
怒ったアフロディーテはミュラーに実の父であるキニュラース王に恋してしまう呪いをかけ、彼女は身分を隠して一夜を共にする。
相手が娘であると気づき怒ったキニュラースの追手から逃げるミュラーは、彼女を憐れんだ神々によって没薬ミルラの木となった。
この時ミュラーは身籠っており、後に猪がぶつかって裂けたところから子どもが生まれた。それがアドニスである。

アドニスの美貌は母譲りで、アフロディーテを魅了した。また彼女から赤子の彼を預けられた冥界の女王ペルセフォネも恋に落ちた。
二人の女神はアドニスを巡って争ったため、裁判でアドニスは1年の3分の1をそれぞれの女神と、残りの3分の1を自由に過ごすことになる。
しかしその自由な時間もアドニスはアフロディーテと過ごしたため、嫉妬したペルセフォネはアフロディーテの恋人アレスに告げ口をする。
アフロディーテの忠告を聞かないほどに狩りを好み、ある日も狩りに興じていたアドニスは、アレスの放った巨大な猪に襲われて殺されてしまう。
アドニスの死を嘆いたアフロディーテは彼の死を忘れないよう、彼の体から流れ落ちる血にネクタルを注ぎ、そこから赤い花を咲かせた。
花はアドニスのように儚く、風に運ばれて咲き、風に吹かれて散るところから風を意味するΆνεμοςアネモスから転じてアネモネと呼ばれたという。

【人物・性格】

儚げな青年。顔立ちは非常に整っていて中性的。深緑色の長い髪を後ろで結っている。
口数は少なく物静かな印象を受けるが、内面はかなり情熱的。好きなものに対する熱意は強く、熱中するあまり他を疎かにしてしまうほど。
一人で黙々と何かをすることを好むが人との交流を嫌ってはいない。自分から話しかけることは少ないが、話自体は割と長続きする。
女神たちによって過保護に育てられてきたからか、かなりの天然で危機感が薄い。「自分が世話をしてあげなければ」と思わせるタイプ。
狩りや戦闘時には集中するので大分マシにはなるものの、本人はこの欠点に無自覚で、自立を望み率先して単独行動しようとするのでタチが悪い。

宝具で隠しているが、自身の美貌に絶対の自信はある。
顔こそ知らないが愛する母との繋がりとして大事にしており、スキンケアなどは欠かさず行っている。
素顔を隠しているのはマスターを女難に巻き込まないためであり、女難を起こしてしまうほどに自分がモテることは長所として誇っている。


イメージカラー:深緑と深紅
特技:狩り、単独行動(自称)
好きなもの:狩り、アフロディーテ、ペルセフォネ
苦手なもの:騒がしい場所、世話焼きな女性、嫉妬心、酒(最近追加された)
天敵:アレス、ヤンデレ系の女性
願い:アフロディーテを守れる一人前の男になりたい

【一人称】僕 【二人称】君、貴方、貴女 【三人称】彼、彼女、○○さん

台詞例


【因縁キャラ】

生前関係


カルデア関係


甘利もぐマダガスカル聖杯戦争におけるマスター。
性格的な相性は良好。能力的にも必殺技を持つ彼女と援護や支援、共闘どれもそつなくこなせるアドニスでバランスがいい。
自分を囮に『是、星を暗む晦冥アイドス・キュネエー』で彼女に奇襲させたり、植物で敵の動きを封じつつ彼女の熱と合わせた延焼ダメージを与える戦法が強いと思われる。

「マスター、君の仕事……モデルと言ったか。一体どういうものか教えてくれないか。気になる」
「ふむ、肉体美で魅せるのか。なら────(上を脱ぐ)僕もギリシャ英雄、身体には自信があるがどうだろう?」

「僕のマフラーで君を隠して、君が相手のマスターの顔面を根性焼きする……うん、いいんじゃないか」
「僕は戦士ではなく狩人だ。背中を刺すことを卑怯とは思わないし、油断してる方が悪いと思う。戦うからには手段は尽くすべきだ」

【FGO風性能】

FGO風ステータス


【コメント】

APP18族。ギリシャ神話の美しさ代表=被害者代表と言っても過言ではない。
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