kagemiya@ふたば - ゴドフロワ・ド・ブイヨン


「聖なるは貴。異端なるは賎。故に、この私は「それ」を行おう」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【真名】ゴドフロワ・ド・ブイヨン
【異名・別名・表記揺れ】ゴットフリート・フォン・ブイヨン*1
【性別】男
【身長・体重】170cm・63kg
【髪色】銀灰
【瞳色】青
【外見・容姿】中性的な外見の、清廉な気配を纏った青年

picrew

【地域】ベルギー
【年代】11世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:A 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:C+ 幸運:B 宝具:A

【クラス別スキル】

対魔力:B++

魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしてもセイバーを傷つけるのは難しい。
また、唯一神由来の式典や詠唱に対しては更に高いレジスト力を示す。

騎乗:A

乗り物を乗りこなす能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Aランクでは、幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】

聖墳墓守護者:A

アドヴォカトゥス・サンクティ・セプルクリ。
固有スキル。生前に名乗った称号であり、エルサレムの実質的な王としての権威を示す。
自陣防御や守護騎士、魔力防御(光)などを複合する強力な陣営防御スキルではあるものの、聖地ないし聖属性を持つ味方を対象とする場合以外では効果を発揮しづらい特性も持つ。

クルセイダー:A++

十字の名の元に聖地を目指し進軍し、数多の犠牲と引き換えに聖地を支配下に置いた者たちのスキル。
信仰の加護や精神汚染、勇猛などに近しい特性を兼ね備える・・・・・・・・・・・(正確には複合されているわけではないが類似する)スキルであり、「信仰」を表明することで自身の能力の枷を解放するものである。

聖征のカリスマ:B+

人心掌握力、そして先頭に立つ力。
同じ信仰を持つ軍団の模範として立ち、後続らの士気を向上させ、団結させる特殊なカリスマ性。
後に騎士道、信仰の理想形のように語られたセイバーのカリスマは、本来の能力で得られるはずのランクより高ランクになっている。

白騎士の系譜:C

セイバーは、白鳥の騎士ローエングリンの子孫として語られる存在である。
騎士としてのローエングリンの持つ逸話から、Cランク相当の魔力放出(光)と騎乗スキルが1ランクアップする効果(B→A)、中程度の精神耐性及び呪い耐性を得ている。
更に白鳥限定での動物会話も行えるが、これが活かされる機会はほぼない。

人外殺し:A+

物語で異形の怪物として語られた異教徒らの大量殺戮や、熊殺しの逸話から発生したスキル。異端狩り、獣殺しなどを複合。
「人型」でない全ての相手及び、「人間として扱われなかった」相手に対して高い特攻効果を得る。
逆に、「人間」でなくとも人に寄り添い、人として生きた一部の人外には通用しない場合もある。

【宝具】

征異の燦光クロワ・ロレーヌ・リュミエール

ランク:A+ 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1〜250
宝具、十字軍旗。
セイバーが自ら記して掲げたロレーヌ複十字が現された、世界三大聖旗*2の一つ。
真名開放する事で聖地攻城戦の折に降り注いだとされる「神の光」を再現。
範囲内の異端の相手にはダメージを、同じ信仰を持つ相手にはステータスバフとB〜Dランクの「クルセイダー」スキルを与える。
ちなみに、異端認定からセイバーが意図的に外した相手は、例え本来の信教が違っていても巻き込まれない。

【Weapon】

『剣・盾』

当時に一般的な剣と盾。
人々のイメージにより多少史実のものより豪華なデザインに変化しているが、シンプルな使い勝手は不変。
また、それぞれにロレーヌ十字が刻まれており、ルーンのような理屈で神の加護を発動させられる。

『シャパリュ』

セイバーの駆る馬。その名はアーサー王やオジェ・ル・ダノワが退治した怪猫*3と同名であり、このシャパリュもまたそれらの血を引く魔獣であり、少なくとも現代の魔術師に御せるレベルを軽く超えている。
見た目は少しもふもふしている白馬。慣れるとかわいく見えてくるとか。

征異の燦光クロワ・ロレーヌ・リュミエール

敵味方識別式唯一神ビーム。
当然のように先端に槍がついているのでこれ自体を武器として振り回すことも可能。対人宝具としても扱われるのはこのため。
この場合は神の光を旗自体に纏わせることで異端へのダメージを増幅させるほか、真名開放のレンジを狭め神光の大剣として振るうことも可能。
こちらの形態では宝具の元となる逸話が、道に迷った十字軍の行くべき先を天に浮かぶ剣の形の光が示した逸話へと変化。自軍へのバフはそのままにレンジが変化し、相手の回避や防御を無視する効果が付随する。

【解説】

11世紀ベルギーの人物。
第一回十字軍の指導者のうちの一人として知られ、同時に(実際には中核を為すというより先駆けのような存在だったとはいえ)後の世で十字軍を象徴する英雄として語られた。
九大英雄*4に数えられ、白鳥の騎士の子孫とされ、紳士的で勇敢かつ冷静な模範的な騎士として称えられた十字教の大英雄。
…僅か四十年ほどのその生涯の晩年を戦いに費やし、十字軍の将として数多の戦いで異教徒を打ち倒すこと幾度。
誰よりも早く聖地の城壁の上に立ちながらも、王として呼ばれることを嫌い守護者の名に甘んじた男。

実際には愚直なまでの信仰心を持ち、無謀にも似た勇敢さゆえに英雄となったような存在である、とされる…が、少なくとも英霊としてのゴドフロワは、十字軍の英雄として、白鳥の騎士の子孫として、聖地奪還の魁として、偉大なる騎士道を体現せし英雄として、そう定義された存在である。

【人物・性格】

穢れなき清水のような柔らかさと、突きつけられた刃の如き怜悧な存在感を同時に備える人物。
凪いだ雰囲気でありながらも其処に居るだけで周囲に緊張感や息苦しさに似た感覚を与え、その一挙一動は確固たる恐怖となって相対者に不思議な恐れを抱かせる。

英雄というよりは神に近しいような印象を示す彼であるが、戦線に立たない平時の彼はその気配ほどに研ぎ澄まされた人物ではない。
信仰に篤く、決して大きく態度を崩すことはないが、狂信的ではなく、人並みに笑い、人並みに泣き、人並みに怒る。慣れてしまえば接しやすいとまで感じるほどに「普通の人間」らしい人間が、そこにはいる。

───で、あるにも関わらず、彼は「騎士」である。
一人の人間とぴったり重なるように存在する、冷徹なる殺戮の気配を持つ存在だ。
人間としての動き一つが、突如万人を殺める采配へと変貌し得る、一種の完成された合一。
心に持つ信仰、或いは願われた希望が産み出したその二面性が、彼に無機質な鋭利さを与えていると言える。


イメージカラー:一片の欠け無き白
特技:戦闘、先駆け
好きなもの:神
嫌いなもの:異端、裏切り
天敵:レーモン四世
願い:聖杯を得ること自体

【一人称】この私
【二人称】汝
【三人称】殿付け、様付け

【因縁キャラ】

あとで

【FGO風台詞集】


【FGO風ステータス】


【コメント】

正統派セイバーが練りたかった
史実的にsenka容認勢なので外道鱒でも信仰が一致すればわりと何でも許してくれる