kagemiya@ふたば - 黄帝



「喜べ、人間。ライダー・黄帝軒轅。此度は「人の帝」として、お前の願いに応えに来てやったぞ」



基本情報

【元ネタ】『史記』他
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】黄帝
【異名・別名・表記揺れ】黄帝/公孫/姬・轩辕/帝鸿/有熊
【性別】可変(現在は女性の姿をとる)
【身長・体重】188cm・76kg
【肌色】黄色人系
【髪色】黄金
【瞳色】黄金
【スリーサイズ】118/64/92
【外見・容姿】一本の剣を携えた、何もかもが尊大で偉大な女性。
       神獣の皮と竜の鱗で編まれ、陰陽や奇門の装飾がなされた甲冑に身を包む。

【地域】『中国』
【年代】B.C.2717〜B.C.2599(?)
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・竜種・王
【ステータス】筋力:A 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:A++ 宝具:EX

【クラス別スキル】

騎乗:EX

乗り物を乗りこなす能力。
極めて上位の竜種である応竜を蚩尤の乱において使役し、また竜の背に乗って昇天したとされるライダーのものは規格外のランク。
乗れる(とライダーが判断した)ものなら、例え神獣だろうが宇宙船だろうが難なく乗りこなす。

対魔力:A++

魔術に対する耐性。
素でもAランクだが、そこからスキル「白沢図」、及び「奇門遁甲」により大幅に強化されている。
Aランク以下の魔術は常にキャンセル。それ以上のものであっても大幅に効果を軽減する。
事実上、神代の領域にない魔術師がライダーに傷をつけることは不可能。

【保有スキル】

四面分霊:EX

東西南北の四方を常に見やり、全ての民を見守ると語られた*1黄帝の固有スキル。同ランクの神性を複合する。
黄帝は本来のスペックでは冠位を持たないサーヴァントとしては召喚されないため、基本的にこの四面のうち一つを自身の霊基としてスペックを調整し召喚に応じる。
その際、四面に相当し分割された黄帝の側面である「帝」「仙」「神」「竜」*2の何れかの属性を強く表出させるが、ライダークラスでは帝モード。
カリスマ性に大きくパラメータが振られ、また人々の理想の帝として構築されるためキング・アーサー的な霊基の性質変換が自主的に可能。
このスキルによりライダーは現在の姿を手にしている*3

「后土*4がなんか気付いたら女になってたからな。まぁ、わたしだってなるだろ」
「それにわたしは姬姓だ。この国だと姫様とか言うんだろ?女じゃないと呼びづらいだろ。たぶん」
「……ん、その姫様はニュアンスが違う?そうなのか。まぁ、姫様って呼んでも構わないぞ。ライダー様って長いし、なんか変だしな」


カリスマ:A++

人心掌握力。カリスマは稀有な才能であり、王たる素質とも言える。
この域のカリスマは呪いの域にあり、望む望まないに関わらず多くの人の中心となる運命を背負う。

黄帝の元に仕えた賢臣は数多い。
例えば、車を発明した剛力無双の力牧、陣形と指南車コンパスを発明した軍師の風后、地を揺るがす戦鼓を発明した常先、配下の兵の訓練を一任された大鴻の所謂四賢臣。彼らは戦闘において黄帝を支えた。
また、漢字の発明者たる蒼頡、重さの基準を定め数学を始めた隷首、共に医学を躍進させ黄帝内経を完成させた岐伯、竹で楽器を作り音楽を創造した伶倫、三皇神農の子孫であり一度は敵対したもののその医学と農耕の技術を得るために生け捕りにした炎帝榆罔といった、黄帝の文化英雄としての側面を支える臣下・協力者も多く存在する。
他にも四竜の長たる応竜や、娘であり干魃の神である、妖精を纏う九尾の怪霊である陸吾、かつて敵であり苦戦を強いられた風神と雨神のコンビ風伯/雨師などを味方につけており、そのカリスマ性は人類史上において希に見るものである。
それでも尚規格外のランクへと昇華しないのは、大敵であった蚩尤や、自らと直接対決した形天の存在が大きい……とライダー本人は語る。

白沢図:A+

瑞獣白沢により伝えられた一万千五百二十種の魑魅魍魎、妖魔鬼神の詳細と対策が記された書物。
あくまで書物でしかないため本来はその対策を自ら実践する必要があるのだが、ライダーの術により自動で対抗策を発動させる機能が付け足されているため所持しているだけで効果を発揮する。
地属性のサーヴァントからの干渉、あらゆる神秘を用いた攻撃のダメージ、そして災害・疫病系宝具の効果を大幅にカットし、規模によっては完全に無効化する。
このスキルの存在により、地属性のサーヴァントが宝具を用いずにライダーに傷をつけることは非常に難しい。
本来は宝具であるが、「仙」としての側面での現界ではないためスキルとなっている。

王母の加護:EX

蚩尤に苦戦していた際、泰山にて、西王母より九天玄女を介して賜った様々な強化チート
「幅三寸、長さ一尺。玉の如し美しい緑色をした、赤き血で兵法の秘技*5が記されている『真符』」を始めとして、あらゆる知識が与えられた*6
後に蚩尤に打ち勝った後も冠や地図や楽器など役立つものを何かと贈られており、西王母からの加護の強さ……もしくは甲斐甲斐しさが伺える。

以下の「奇門遁甲」スキルを習得するほか、幸運のステータスを永続的かつ超大幅に向上する。
更に、ライダーが窮地に貧した時、その状況を打破するスキルを自動的に会得する効果も持つ。
奇門遁甲:A
遁甲式、八門遁甲とも呼ばれる占術。方位を元に吉凶禍福を識るもの。
同時に自身に向けて行われる呪術でもあり、体内の気を練る事で擬似的な魔力放出、身体能力の強化を行える。
圧倒的な身体能力*7を持ち変幻自在の術を操る戦神蚩尤に対し追い縋るために、西王母、或いは天帝が黄帝へと与えた術。
後に続く奇門遁甲の原典であるが、これも本来は「仙」の領域のため此度の現界では弱体化している。

土徳:A+++

五行における土、即ち黄の気を宿す王であることを現すスキル。ライダーのものはスキルとして最高峰の領域に達する。
黄帝という名の由来でもあり、そして後の中国において黄という色が帝を示す色であるとされた所以。
方位においては中央を指し、金に対して相生*8、火から相生*9水に対して相剋*10、木から相剋*11であり、それに準じた特性・有利不利の相性をライダーは保有する。

蚩尤の討滅後、泰山にて行った封禅の儀により空に巨大な黄色の蚯蚓や螻蛄が現れたことにより明快となったという、起源にも近しい魂の方向性。
しかし、その原点は雷神(五行においては雷は木に属する)であったと言われる黄帝が、それに対し不利な土の特性を持つのはやや奇妙にも映る。
というのも、これは天帝により与えられた使命により自身を人の身へと零落させているが故のものであり、「人の帝、黄帝」としての属性はあくまで土/黄なのである*12
そのため、「帝」や「竜」の側面が強い現界でこのスキルの性質は最大化され、逆に「神」の側面を宿す際には弱体化する。

【宝具】

軒轅夏禹剣Xuān_Yuán_Xià_Yǔ_Jiàn*13

ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
神々により鍛造された与えられたとも、神々により集められた銅から黄帝本人が鍛え上げたとも伝わる赤金色の神剣。何れにせよ、紛れもない神造兵装。
軒轅は黄帝本人の名であり、夏禹は黄帝の子孫であり後にこの剣を受け継いだ者の名。
長さ三尺の刀身には片面に太陽と月と星辰が、もう片面には山河と草木が刻まれている。
また柄も二面となっており、片面には農耕や牧畜の術が、もう片面には四海を統一するための術が刻まれている。
即ち天地の全て、そして文化を記すこの剣が示すのは無限の力──かの聖剣と同質の「星の息吹」──であり、大いなる魔を滅するべく神によってもたらされた至高の剣である。
不死でありあらゆる武器を受け付けない身体を持っていた蚩尤の身体を四つに切り裂き封印することに成功したり、刑天の首を叩き割ったことで落とした頭を封印するために山を二つに切り裂き深い谷を作り出したといった逸話が残る。

当然ながら宝具としても超一級。
これ単体が無限の魔力炉心として機能するお陰で、楔となるマスターとの契約さえ保持されていればライダーは魔力切れによる消滅や燃料切れの心配が一切ない。
もちろん剣としても、真名解放をせずとも法外な威力と魔性・不死性への特攻(といっても不死殺しではなく、再生封じの方が近い)を宿す無双の剣として扱うことができ、さらに真名解放することで山を割る遠隔斬撃を放つ。
それが単発で終わりではなく、『真名解放している間は毎回遠隔斬撃が発生する』のもこの宝具の凄まじい点である。
一撃一撃の規模は星の聖剣の最大解放にこそ及ばないものの、それが絶え間なく連続で飛んでくる光景は敵対者にとって絶望の一言だろう。
無差別な破壊は好まないライダーではあるが、一度相対するに相応しいと認めた相手に対しては容赦なくこれを振るい、国祖の大英雄としての実力を余すことなく見せつける。

【Weapon】

軒轅夏禹剣Xuān_Yuán_Xià_Yǔ_Jiàn

要するにめちゃくちゃ長いブレード光波が飛ぶリボルケイン。
ビル街とかひと振りで同じ高さにできます。

『体術』

巫術や呪術と武の精神が繋がることにより、後世に編み出された武のうち「術」に関する要素を持つものであれば達人級の領域で使いこなせる。
もちろん神と竜の特性を持つが故の単純な身体能力も凄まじく、これらが合わさることで徒手であっても殆どのサーヴァントと同格以上に戦うことが可能。

『烏号乾坤弓』

『竜旱招来』

『軒轅鏡』

本来ライダーとして現界していれば扱える筈の宝具たち……であるが、うっかり剣をフルスペックで持ち込んだ結果サーヴァントの身では余裕のキャパオーバーとなったため座に置いてきた。
一応、令呪三画と引き換えであればどれか一つを一時的に持ち出すことは可能。
それぞれの内容としては、三本の追尾光線が確実に相手の急所を貫き戦闘不能にさせるEXランク対軍宝具、応竜と旱魃の力を借り大雨と日照りを操るEXランク対国宝具、「王」特性を持たない相手を即死させる効果を持つ鉄球を降らせるAランク対人宝具、である。

【解説】

姓は公孫、後に姬。氏は轩辕、または帝鸿、有熊。黄帝は帝としての号。
三皇五帝の五帝が一人、或いは三皇の一柱に数えられる中国最高格の英雄王。漢民族全ての"血の根源"であるとされ、人の時代を始めた国祖。
中国史上最強最悪の魔性にして人類史における"反乱"の魁たる戦神*14蚩尤を下し、後に"中国と言われることになる"領土の統一を成し遂げた伝説的な帝である。

その戦績が輝かしく語られる一方、国の祖として、発明者・文化英雄としての側面も強い。
例えば黄帝の氏である軒轅は軒冕*15の発明と、その使用のために必要だったながえから来ているとされる。
また、著書であるとされる黄帝内経素問、黄帝内経霊枢は東洋医学の原点とされ、後の道教の影響により仙人としての像も重ねられた。
その他にも若かりし頃に虎に追い詰められ土壇場で弓を発明した、妻の嫘俎が蚕から絹を織ることを発明したなどと言われており、こと中国におけるあらゆる文化の原点として、黄帝とその部下/家族達は据えられている。

そもそも黄帝の原型は雷を司る古き竜神であり、そこに中国の原始国家が成立していく際の諸侯の同盟や戦闘の軌跡のすべてが一人の帝に集約されることで成立した『伝説』こそが黄帝である、とされる。
また、一般的に三皇は神で五帝は聖人であるとされるが、こと黄帝に関しては(その成立の過程もあり)間違いなく神としての特性が強い。現代に伝わる伝説でも一応人間の分類にある筈なのだが、娘のは当然のように女神として語られている。
このように、様々な形で伝説として成立するがゆえに英雄としての側面を無数に有し、その全てにおいて他の多くを圧倒する、偉大にして古き存在として君臨し続けるのが黄帝という存在である。

サーヴァントとしては、座に存在する黄帝本体が自身の側面を「帝」「仙」「神」「竜」の四つに大別して霊基を分割、その上で「召喚されるに足る願い」を叶えるためにチューンアップした分霊を世界へ向けて送り込む形で現界する、という特殊なサーヴァント。
そのため儀式によって召喚される黄帝はその全てが偽であるとも、真であるとも言える。
だが、少なくとも生前の彼とは構成要素がまったくと言っていいほどに異なる存在であることは常に確実である。
その分霊の全てが超A級サーヴァントであり、数多の魔術師が召喚を目指す英雄ではあるが────未だ彼は、"黄帝"の召喚を目的とした儀式に応えた事はない。

大阪聖杯大戦においては、ただでさえ避けられぬ死に瀕した中で、より死へと歩みを進めんとしながら、自らの身体の救済ではなく心の救いを求めるという愚かで美しいアルス・ヴィクトリアスの願いを聞き届け、気紛れに召喚に応じた*16
ライダー・黄帝はその願いを守るための戦いに向けて調整された霊基であり、殲滅能力を控えた代わりに一対一であればいかなるサーヴァントに対しても敗北を喫することはないだろうスペックとなっている。
ただし、本人には願いがないこともたあって積極的に聖杯戦争に参加するつもりはあまりなく、普段見られる姿はマスターの世話をしているか、未だ開店している数少ない書店で現代の医学書や兵器について調べ目を輝かせているかといったところ。
その際もサーヴァントとしての気配を隠すことはなく、他サーヴァントからの挑戦を拒むことはないが……もし聖杯戦争の最後の勝者となりたいのであれば、その決断は概ねの場合において愚かな選択となるだろう。

なお、宝具が剣にも関わらずクラスがセイバーではない理由は、ライダーの自認が剣士ではないため。
頂に座すものにして人を使うもの。その栄華が自身のみの手によって為された事ではないことを知っているからこそ、「帝」のライダーはあくまで人の上に立つ者として召喚に応じるのである。

【人物・性格】

空の如く公明正大にして思慮は海より深く、母なる大地のように寛容な器を持つ大人物。
言葉を交わした者の殆どに"従いたい"という欲望を抱かせる程の帝気を持つ、紛れもない英雄。
……ではあるが、本人のノリは(おそらく、現代人に形だけでも合わせておこうという努力の結果として)妙に軽い。
その割に敬語を使われないとびっくりして殺してしまいそうになるなど危うい部分も未だにあり、平民と接することに不馴れであることがよく見て取れる。
また、個人戦である聖杯戦争は「帝」である自分には専門外、という考えもあり、現界してからはやや気怠げな雰囲気も漂わせている。

一人称はわたし。自己への定義の確認も兼ねている。
二人称は主にマスター含め「人間」、人種によっては「我が子」。他所の人類種についてはどう接すれば良いのかよくわからないため、纏めて人間と呼ぶ。
個人としての名前で呼ぶのは文化側面であれ戦闘であれ実力を認めた相手のみ。
この閾値に関しては至って実力主義であり、ライダーからの好意や敵味方は一切関係ない。そのため、基本的に現代に生きる人間は召喚者でさえその対象にならない。

他の口調面の特徴として、他者に対し、どこか幼い子供に対し諭す、或いは叱るようにして優しく語りかけることが挙げられる。
これは民族の祖としての自負と、守るための霊基であるがゆえにほぼ全ての他者に対し無意識での慈しみを抱いているからであり、見下していたりするわけではない。
……見下して「は」おらず、それに起因する慢心を抱くこともないが、それと実力の上下に関しては別の考え方をしていることも確か。
彼我の実力差についてはあまりにもドライであり、「強い」「弱い」という単語はよく使う。そのため、少なくとも聖杯戦争においては他者から要らぬ反感を買うことは割と多い。

また、相手の言外の意を汲もうとするときには「たぶん」とつける癖がある。
これは未だに他者の思考について図りかねている部分があるからでもあり、相手への意思確認の重要性をよく理解しているからでもある。
いかに自分の思考が圧倒的に優れていて、相手の心の内を概ね察すことができようとも、本人に直接意を問うこと以上に確実な事はない……それ自体は至極当然のことではあるが、それをライダーはどんな対象であっても等しく、真摯に、傲ることなく行える誠実さを持つ。

その立ち振舞いや口調から、理解の埒外に存在する"人類の上位種"のように思われがちであるが、思考自体は非常に人間のそれに近い。
神として接するには俗で、人として接するには貴い……というような精神的座標に存在するが、それゆえにどちらに対してもある程度の理解を示すことができる、まさしく神と人を繋ぐ時代の帝。
大きな功績の一つである医学に対しても、「帝」としての責務ではなく、至って個人的な興味からくる関心であったと語る。
そして、「帝」として、明確な理想郷*17のビジョンを持ちながらも、それをそのままに実現できるとは到底思っていない。
理想を見た経験を自らの政治に活かすことはできても、理想そのものは優秀な部下が何人いようと体現できるとは考えない──というのは、まさしく「人」の考えである。
それゆえに、ライダーは超常の力を持ちながらどこまでも現実主義者であり、人であれ、神であれ、魔であれ、その為せることと為せぬことを正しく認識した上での最善策しか導き出すことは出来ない。
だから、聖杯に抱く願いもない。
彼にとって自らがすべきことはすべて終わったことである。
それでも尚召喚に応じたのは、偶然自らへの元と届いた願いを気紛れに拾い上げ、拾い上げたゆえの責務として、何よりも真摯に向き合い、そして叶えてやるためだけなのだ。

イメージカラー:黄金
特技:なんでも
好きなもの:医学の勉強
嫌いなもの:とくになし
天敵:蚩尤、天帝
願い:なし

【一人称】わたし
【二人称】人間、我が子、クラス名など
【三人称】あいつ

【台詞例】

「黄帝軒轅、クラスはライダーだ。とりあえず自慢するとな、わたしはここに呼ばれたサーヴァントの中で一番強いぞ。お前は幸運だな、たぶん。……でも、わたしの事を呼んだ願いは勝利じゃなかったな?何がしてほしいんだ?態度次第では聞いてやらんでもないぞ、ほれ」

わたしの血脈であれば我が子って呼んでやるんだけどな。そうかどうか分からなくて、それで臣民でもないなら単に人間としか呼べないぞ。名前を覚えて欲しかったらわたしの記憶にこびりつけるようもっと頑張るんだな」

「んん、戦うのが別に好きな訳じゃないぞ。人に戦わせるのもあんまり好きじゃない。……ただ、向かってくるやつがいるなら斬り払わないといけないだけだ。それは人も帝も神も変わらないだろ」

「人間、この本に書いてあること、わたしに解説することはできるか?できないよな、たぶん。……やっぱり難しいか。資格、なんて名前が付くくらいだからそうなんだろうな。ま、それなら自力でやっつけるだけだ。ということでちょっと勉強するからな。寂しくなったら呼べよ、人間」

「流石に蚩尤ほどじゃないけど、お前は強いな。……仕方ない、抜くか。『軒轅夏禹剣Xuān_Yuán_Xià_Yǔ_Jiàn』───刮目するといい。これが、わたしの剣だ」

【因縁キャラ】

生前他



【コメント】

逸話が強すぎる人
たぶんグランドとかヒューマンで呼ばれたら宝具7つくらい持ち込んでくる
それでも多分部下いる生前の方が万倍強い
あとこの人で王の軍勢系宝具やるのはたぶん満杯の聖杯使っても無理

Q.なんでこんな大英雄をわざわざTSさせるのですか?
A.その方が名の同じ別人という言い逃れ利くかなと思ったからです(誰に?)
 でも最近は国の上層部にだけまともに信仰されてて若者からはフィクション扱いされてる場合が多いとかなんとか聞くので
 まぁ結局性癖です