ヒコーキ構築解説講座
最終更新：ID:RDR+hZzXew 2018年09月19日(水) 04:54:41履歴
ヒコーキ構築解説講座 
概要
この講座は「3D世界なんだから"楽しく"空を飛べるヒコーキを作りたい！」
という人に向けての制御しやすいヒコーキの構築を扱っています。
戦闘用で三次元機動を取りたい という理由でこのページを開いた方には残念ですが、
個人的にはヘリ系以外の航空機というカテゴリ自体が戦闘に向いていないと思います。
また、このページの
という人に向けての制御しやすいヒコーキの構築を扱っています。
戦闘用で三次元機動を取りたい という理由でこのページを開いた方には残念ですが、
個人的にはヘリ系以外の航空機というカテゴリ自体が戦闘に向いていないと思います。
また、このページの
←コレの中は知っておかなくても良い補足が入ってます。無視してもらって構いません。
用語解説
おおざっぱに翼の種類とマシンクラフトで実際に必要かどうかを説明します。
マシンクラフトの物理は現実世界とは大きく異なり、特にShaftパーツは"翼"ではなく"舵"のようなものだと認識しておくと良いです。
画像:普通っぽいヒコーキ。コレの作成風景を使いつつ解説していきます。
※トリム、フラップについては画像の機体にはありません。
とりあえずこれだけの翼を搭載できていて、重心位置についても問題がなければほとんどは安定して自由に飛ぶことが出来ます。
マシンクラフトの物理は現実世界とは大きく異なり、特にShaftパーツは"翼"ではなく"舵"のようなものだと認識しておくと良いです。
画像:普通っぽいヒコーキ。コレの作成風景を使いつつ解説していきます。
| 色 | 名称 | 現実での機能 | マシンクラフトでの備考 ◎=必要 ○=できれば欲しい △=あるといいかも | |
| 赤 | 主翼 | 空を飛ぶための揚力を発生させます | ◎ 無くてもミサイルのように出力でカッ飛ぶことはできますが 安定するためには必要です | |
| 橙 | 水平尾翼 | 縦方向の安定性を確保します | ◎ 流石にこの機能はないとまともに直進できません 全翼機を作る場合でも擬似的に仕込むべきです | |
| 黄 | 垂直尾翼 | 横方向の安定性を確保します | ◎ 無くても一見飛べそうですが横滑りを抑えるためには必要です 全翼機でも仕込むべきです | |
| 緑 | エレベーター | 縦方向の制御に使用します | ◎ 上下方向へ機首を向けれるようになります 離陸の為にも必要です | |
| 空色 | ラダー | 横方向の制御に使用します | ◎ これとエレベーターの操作を組み合わせると上下左右大体の方向へ機首を向けれます | |
| 青 | エルロン | 傾きの制御に使用します | ○ これとエレベーター、ラダーの3つを組み合わせることでさらに自由な機動を取れます | |
| なし | トリム | 調整用の小さい動翼です | △ 速度や重心位置が変わる機体ではこれが無いと真っ直ぐ飛べないことが多くなります | |
| なし | フラップ | 主翼の揚力を変化させます | △ 見た目重視の際に採用することがあります | |
| 紫 | プロペラ | 回転して推力を生み出します | △ 推力としてならThrusterのほうが扱いやすい為最初の内はおすすめしません |
とりあえずこれだけの翼を搭載できていて、重心位置についても問題がなければほとんどは安定して自由に飛ぶことが出来ます。
もっと詳しく翼について
とりあえず作ってみよう
大まかに、飛ばしたいモノの形をShassisで作ってみましょう。 実機であれば3ブロック1m換算での制作がおすすめです。
基本的にどんな形のモノでもShaft配置と重心、推力の中心を調整してやれば飛びます。
ただし、あまりにも特殊なものは最初は選択しないほうが良いです。
特に 重心を調整しにくい可変翼/変形機能を持つもの と あまりにも大きすぎて制作が大変なもの(全長で150マス超〜等) はおすすめしません。
Shaftと推力を配置してみよう
とりあえず固定翼があるべき場所をshaftに置き換え、重心と平行なあたりにの真ん中に推力を設置してみましょう。
重心より推力の位置が低いと上昇側に、高いと降下側に機首が振られてしまいます。
何かしらの実機みたいな推力配置はダメなの？
一旦制作物の飛行特性を知ろう
とりあえず主翼と尾翼ができたらThrusterをneutral:100に設定してTestへ出てみましょう
基本的に前に進むはずで、上昇および機首上げを起こさずに紙ヒコーキのように飛んでいけば残りの作業がかなり楽になります。
上昇したらなんでいけないんだ、と思うかもしれませんが Thrusterが重心の高さと同じくらいにあるのに上昇する場合はほとんど重心のせいだから、です。
この状態で上昇するとなると機体をどの方向にロール軸で回転させても上昇してしまうので、真っ直ぐ飛ぶために固定舵を当ててしまうと背面飛行時に上昇してしまったりします。
なるべくまっすぐ飛ぶようになるまでGroupのdummyを利用したりしてちょっとずつ後ろを軽く、前を重くしてはTestに出てまっすぐ飛ぶよりちょっと落ちるくらいまでフロントヘビーにします。
あまりにも下に即落ちるようであれば主翼を重ねたり逆にリアヘビー寄りにして解決させます。 個人的にはTestの時の土台より遠くに着地してればokくらいの軽い調整で十分だと思います。
基本的に前に進むはずで、上昇および機首上げを起こさずに紙ヒコーキのように飛んでいけば残りの作業がかなり楽になります。
上昇したらなんでいけないんだ、と思うかもしれませんが Thrusterが重心の高さと同じくらいにあるのに上昇する場合はほとんど重心のせいだから、です。
この状態で上昇するとなると機体をどの方向にロール軸で回転させても上昇してしまうので、真っ直ぐ飛ぶために固定舵を当ててしまうと背面飛行時に上昇してしまったりします。
なるべくまっすぐ飛ぶようになるまでGroupのdummyを利用したりしてちょっとずつ後ろを軽く、前を重くしてはTestに出てまっすぐ飛ぶよりちょっと落ちるくらいまでフロントヘビーにします。
あまりにも下に即落ちるようであれば主翼を重ねたり逆にリアヘビー寄りにして解決させます。 個人的にはTestの時の土台より遠くに着地してればokくらいの軽い調整で十分だと思います。
何度か飛ばして重量バランスを調整しよう
画像:重すぎて翼を無視してストンと落ちていたので翼を重ねた上で適当に軽量化させています。
原型が吹き飛びましたがカタチだけであればBOXなどで作ってしまえるのでガンガン削って大丈夫です。人によってはBox製の機体とバラスト用のChassis数個だけって人も居ます。
動翼を載せよう
画像:完成品の機体のエルロン、エレベーターの動作を見やすいようにブロックをくっつけておいた。 右ロールするキーを押している。
assignを制作します。 左右ロール、上下ピッチ、左右ラダーとエンジン用あたりのassignを作成しておきます。 必要であればその他も各種。
また、パーツを置きたい部分が空中の場合は RBG0/0/0 で塗った上でTranslucent化させたChassisを土台に本体につなげてやるとshaftとジョイント以外の重量増加もなく増設できて便利です。
画像のパーツだけで見れば右翼では下に向いているため上昇、左翼では上に向いているため降下する方向に動翼を向けている。そのため前進していれば右回転するはずの状態となっている。
エレベーターに関しても同じように 重心より後ろが上昇する方向に動翼を向ければ逆に頭が下がって降下、逆なら上昇となる。
めんどくさければとりあえず飛ばしてキーを押して自分の向いたい方向に動いてくれればok
フラップは? その他は?
飾り付けをしよう
ここまで出来ていればほぼ飛行性能は完成、Boxで飾り付けたりタイヤを履かせる等して好きな状態にしよう。
重量が変動したりする物を付けた場合は終わった後にもう一度水平に飛ぶように調整し直そう。
このあたりに関しては船舶や車両と同じなので自分のできる造形方法を取り入れよう。
重量が変動したりする物を付けた場合は終わった後にもう一度水平に飛ぶように調整し直そう。
このあたりに関しては船舶や車両と同じなので自分のできる造形方法を取り入れよう。
追記予定内容
その他の制御方法
著者：SCIENCE
著者：SCIENCE
このページへのコメント
単発プロペラ機の反トルクってどう処理するんですか？