(工事中)
摩美々「……そこまで言うならぁ、考えておきますねー。それより、準備しなくていいんですかぁ?」
P「ああ、そうだな。よし、じゃあまずはメイクさんのところへ行こう」
摩美々「はぁい」
P(最初はどうなることか不安だったが……、順調すぎて驚くな。カメラマンさんの受けもよさそうだ)
カメラマン「摩美々ちゃん、いい感じだよー。じゃあ、次はカッコいいポーズお願いっ!」
摩美々「はぁい」
P(摩美々、返事はだるそうでも、ポーズの指示には的確に応えている……やればできる子なんだけどな)
摩美々「終わりましたぁ、もうクタクタですー。プロデューサー、私頑張りましたよー?見てましたかぁ?」
プロデューサー「ああ、見てたよ、お疲れさま。とても良かったぞ」
摩美々「ですよねー、完璧でしたよねー。……あれ?何かいいたげな顔してますねー。遠慮せずに言ってくれていいんですよー?」
P「……そうだな、良かったのは確かなんだけど、摩美々には、欠けているものがあると思うんだ。」
P
P(283プロダクションに入社して数か月……、いよいよ俺が、アイドルをプロデュースする時が来た)
(ずっと憧れていた仕事をようやく任されたんだ、これから精一杯頑張るぞ!)
「おはようございます!って、天井社長……?」
社長「おはよう、お前を待っていたぞ」
P(この283プロダクションを束ねる天井社長……あいかわらずダンディな雰囲気だ)
社長「お前には今日から、アイドルをプロデュースしてもらうと伝えていたが……、素晴らしい結果を期待させてもらう。私は甘くないぞ。」
P「は、はい!よろしくお願いします!」
社長「よろしい。では、仕事の説明ははづきに任せて……」
P「?はづきさんはどこにも……あっ!?」
(そ、ソファの裏で誰かが倒れてる!?)
はづき「……ふわぁ〜?なんですか〜急に大きな声出して〜……」
社長「は、はづき……なぜ床で寝ているんだ」
はづき「すみません、ソファへ着く前に眠気に負けてしまいまして〜……」
社長「せっかくまじめな雰囲気を出したというのに……。……ともかく!彼に仕事の説明をしてくれ」
はづき「はい、もちろんです。プロデューサーさん、どうぞ〜」
P「ありがとうございます。……あいかわらず、わかりやすくまとまってますね、資料」
(はづきさん、こういうところは頼れるっmだよな……)
はづき「ありがとうございます。それじゃあ、さっそくお仕事の説明に入りますね〜。まず、今回のプロデュースの目標についてですが……、ワンダーアイドルノヴァ・グランプリ……通称『W.I.N.G.』への出場を目指してください」
P「『W.I.N.G.』……ですか」
はづき「はい、新人アイドルの祭典とも言われる、すごいライブなんです。祭典と言われるだけあって、この『W.I.N.G.』は出場資格を手に入れるまでが厳しいんです……。エントリーしたアイドルは開催前まで、全4回のシーズンごとに審査を受けます。その時、一定のランクに達していないと、出場資格を失ってしまうんです。ですので、精一杯頑張っていきましょ〜!私もたくさんサポートさせていただきますね〜」
社長「……少しアドバイスをしておくが、お前は、283プロダクションのプロデューサーだ。担当アイドルと他のアイドルたちを交流させることも重要になってくる。互いに影響しあうことで目指せる高みもあるだろう。まあ、まずは思うようにやってみるといい。結果がついてくるかは、お前とアイドルの頑張り次第だ。」
はづき「では、そろそろお仕事に移ってもらいましょうか。今回プロデュースするアイドルは──」
P(スカウトで見つけてきてくれって言われたけど……、今日はいい子には出会えなかったな……。もう遅いし、そろそろ引き上げて──)
???「……」
P(ん?かなりパンキッシュな格好をしてるなあの子。……独特の雰囲気があるし、綺麗だし……。──声、かけるしかない!)
「ちょっといいですか?」
???「……何か用ですかぁ?」
P「俺は、芸能事務所でプロデューサーをしているもので……。あ、こちら名刺です。よければ受け取ってください。実は、君をスカウトしたくて声をかけました。うちの事務所で、アイドルになってみませんか?」
???「283プロダクション……。なんか、唐突すぎませんー?本気で誘ってるんですかぁ?」
P「ひと目見て、素質があると思ったんです──。俺と一緒にトップアイドルを目指してみませんか?新しい世界が見られると思うんです!」
???「……えー、アイドルってー、学校終わりとかに毎日練習するんですよねー?それはちょっとめんどくさそーじゃないですかぁ?」
P「えっと……、君、学生なのか?大学生?」
???「いえー、違いますー」
P「え!?じゃあ……高校生?」
???「そうですケドー?見えませんかぁ?」
P「見えない……って、それはどうでもいい。こんな時間にひとりで、危ないじゃないか。」
???「別にいつもこうですケド……。てか、スカウトのお兄さんの方がめちゃめちゃ怪しいですし。まぁいいや、話は終わりでいいですかぁ?私、もう行きますねー。」
P「あっ、ちょっと待って!」
???「……まだ、何か用があるんですかぁ?アイドル、やりませんよー?」
P「そうじゃない。こんな時間に君ひとりほおっておけないだろ?」
???「…………。……お兄さん、変わってますねー」
P「普通は心配するよ。危険な目にあってからじゃ遅いんだから」
???「……初めて会った相手に、こんなしつこく叱る人、フツーとは言いませんよー?まぁ、そんなに言うなら、お兄さんに免じて今日は帰ってあげますねー。それではぁ、さよーならぁ。」
P(……駅の方向へ向かって行ったな。ちゃんと帰宅してくれるといいんだが……)
P(さて、今日もスカウトに行ってくるかな。……あの時の様な子に、出会えるといいんだけど……)
???「こんにちはぁ、この間のお兄さんいますかぁ?」
P「あ、君は……あの時の!」
???「あ、いたいたぁ。お兄さんの顔、しっかり覚えてますよー。あんなしつこく叱られたの、初めてでしたしー。お兄さんといると面白そうなのでー、アイドルになってあげてもいいかなぁって思いましたぁ」
P「本当かっ?てっきり興味がないのかと──」
(でも、この子以上に魅力的な子にまだ出会えていないし、……心配なこともあるけど──良しっ!)
「……これからは夜遅い時間にふらふらしないでくれよ。この約束は絶対守ってもらうぞ」
???「どうですかねー。でも、もしかしたらぁ、それはお兄さん次第かもしれませんよー?」
P「じゃあ、俺がプロデューサーとしてしっかりしないとな。これからよろしく!」
摩美々「田中摩美々っていいますー。私、悪い子ですし、たくさん迷惑かけてあげますからね。プロデューサー。」
(ずっと憧れていた仕事をようやく任されたんだ、これから精一杯頑張るぞ!)
「おはようございます!って、天井社長……?」
社長「おはよう、お前を待っていたぞ」
P(この283プロダクションを束ねる天井社長……あいかわらずダンディな雰囲気だ)
社長「お前には今日から、アイドルをプロデュースしてもらうと伝えていたが……、素晴らしい結果を期待させてもらう。私は甘くないぞ。」
P「は、はい!よろしくお願いします!」
社長「よろしい。では、仕事の説明ははづきに任せて……」
P「?はづきさんはどこにも……あっ!?」
(そ、ソファの裏で誰かが倒れてる!?)
はづき「……ふわぁ〜?なんですか〜急に大きな声出して〜……」
社長「は、はづき……なぜ床で寝ているんだ」
はづき「すみません、ソファへ着く前に眠気に負けてしまいまして〜……」
社長「せっかくまじめな雰囲気を出したというのに……。……ともかく!彼に仕事の説明をしてくれ」
はづき「はい、もちろんです。プロデューサーさん、どうぞ〜」
P「ありがとうございます。……あいかわらず、わかりやすくまとまってますね、資料」
(はづきさん、こういうところは頼れるっmだよな……)
はづき「ありがとうございます。それじゃあ、さっそくお仕事の説明に入りますね〜。まず、今回のプロデュースの目標についてですが……、ワンダーアイドルノヴァ・グランプリ……通称『W.I.N.G.』への出場を目指してください」
P「『W.I.N.G.』……ですか」
はづき「はい、新人アイドルの祭典とも言われる、すごいライブなんです。祭典と言われるだけあって、この『W.I.N.G.』は出場資格を手に入れるまでが厳しいんです……。エントリーしたアイドルは開催前まで、全4回のシーズンごとに審査を受けます。その時、一定のランクに達していないと、出場資格を失ってしまうんです。ですので、精一杯頑張っていきましょ〜!私もたくさんサポートさせていただきますね〜」
社長「……少しアドバイスをしておくが、お前は、283プロダクションのプロデューサーだ。担当アイドルと他のアイドルたちを交流させることも重要になってくる。互いに影響しあうことで目指せる高みもあるだろう。まあ、まずは思うようにやってみるといい。結果がついてくるかは、お前とアイドルの頑張り次第だ。」
はづき「では、そろそろお仕事に移ってもらいましょうか。今回プロデュースするアイドルは──」
P(スカウトで見つけてきてくれって言われたけど……、今日はいい子には出会えなかったな……。もう遅いし、そろそろ引き上げて──)
???「……」
P(ん?かなりパンキッシュな格好をしてるなあの子。……独特の雰囲気があるし、綺麗だし……。──声、かけるしかない!)
「ちょっといいですか?」
???「……何か用ですかぁ?」
P「俺は、芸能事務所でプロデューサーをしているもので……。あ、こちら名刺です。よければ受け取ってください。実は、君をスカウトしたくて声をかけました。うちの事務所で、アイドルになってみませんか?」
???「283プロダクション……。なんか、唐突すぎませんー?本気で誘ってるんですかぁ?」
P「ひと目見て、素質があると思ったんです──。俺と一緒にトップアイドルを目指してみませんか?新しい世界が見られると思うんです!」
???「……えー、アイドルってー、学校終わりとかに毎日練習するんですよねー?それはちょっとめんどくさそーじゃないですかぁ?」
P「えっと……、君、学生なのか?大学生?」
???「いえー、違いますー」
P「え!?じゃあ……高校生?」
???「そうですケドー?見えませんかぁ?」
P「見えない……って、それはどうでもいい。こんな時間にひとりで、危ないじゃないか。」
???「別にいつもこうですケド……。てか、スカウトのお兄さんの方がめちゃめちゃ怪しいですし。まぁいいや、話は終わりでいいですかぁ?私、もう行きますねー。」
P「あっ、ちょっと待って!」
???「……まだ、何か用があるんですかぁ?アイドル、やりませんよー?」
P「そうじゃない。こんな時間に君ひとりほおっておけないだろ?」
???「…………。……お兄さん、変わってますねー」
P「普通は心配するよ。危険な目にあってからじゃ遅いんだから」
???「……初めて会った相手に、こんなしつこく叱る人、フツーとは言いませんよー?まぁ、そんなに言うなら、お兄さんに免じて今日は帰ってあげますねー。それではぁ、さよーならぁ。」
P(……駅の方向へ向かって行ったな。ちゃんと帰宅してくれるといいんだが……)
P(さて、今日もスカウトに行ってくるかな。……あの時の様な子に、出会えるといいんだけど……)
???「こんにちはぁ、この間のお兄さんいますかぁ?」
P「あ、君は……あの時の!」
???「あ、いたいたぁ。お兄さんの顔、しっかり覚えてますよー。あんなしつこく叱られたの、初めてでしたしー。お兄さんといると面白そうなのでー、アイドルになってあげてもいいかなぁって思いましたぁ」
P「本当かっ?てっきり興味がないのかと──」
(でも、この子以上に魅力的な子にまだ出会えていないし、……心配なこともあるけど──良しっ!)
「……これからは夜遅い時間にふらふらしないでくれよ。この約束は絶対守ってもらうぞ」
???「どうですかねー。でも、もしかしたらぁ、それはお兄さん次第かもしれませんよー?」
P「じゃあ、俺がプロデューサーとしてしっかりしないとな。これからよろしく!」
摩美々「田中摩美々っていいますー。私、悪い子ですし、たくさん迷惑かけてあげますからね。プロデューサー。」
摩美々「……そこまで言うならぁ、考えておきますねー。それより、準備しなくていいんですかぁ?」
P「ああ、そうだな。よし、じゃあまずはメイクさんのところへ行こう」
摩美々「はぁい」
P(最初はどうなることか不安だったが……、順調すぎて驚くな。カメラマンさんの受けもよさそうだ)
カメラマン「摩美々ちゃん、いい感じだよー。じゃあ、次はカッコいいポーズお願いっ!」
摩美々「はぁい」
P(摩美々、返事はだるそうでも、ポーズの指示には的確に応えている……やればできる子なんだけどな)
摩美々「終わりましたぁ、もうクタクタですー。プロデューサー、私頑張りましたよー?見てましたかぁ?」
プロデューサー「ああ、見てたよ、お疲れさま。とても良かったぞ」
摩美々「ですよねー、完璧でしたよねー。……あれ?何かいいたげな顔してますねー。遠慮せずに言ってくれていいんですよー?」
P「……そうだな、良かったのは確かなんだけど、摩美々には、欠けているものがあると思うんだ。」
P
P「一次審査、通ったぞ。良かったな、摩美々。
摩美々「──へぇー、そーなんですかぁ」
P「……うれしくないのか?摩美々の頑張りが認められたんだぞ?」
摩美々「うーん、どうですかねー?まだ、アイドルって感じではないのでー……」
P(……まぁ、まだ一次審査を突破しただけだからな。二次審査、三次審査だってある)
「摩美々の素質なら、まだまだ、もっと上へ行けるだろうし、こんなところでは喜んでいられないか」
摩美々「えー、別にそういうんじゃないですケドー。ていうかぁ実際、マジうれしいですしー」
P「まったく、本当にうれしいと思ってるのか?もっと素直に喜んでもいいんだぞ」
摩美々「さぁ、どうでしょうねー?まぁでもー、少なくとも、嫌な気分ではないですよー。もしかしたらぁ、プロデューサーの助言もー、ちょーっと、役に立ったかもですねー」
P「……摩美々に足りないものがあるって話か。言っておくけど、まだまだあるからな。」
摩美々「えー……まだなにかあるんですかぁ?」
P「あぁ、沢山ある。けどそれは、それだけ摩美々が成長できるってことだ。二次審査や三次審査を突破するためにも、一つずつ足りないものを埋めていこう。摩美々もここまで来たんだ。そろそろアイドルとしての自覚を持つようになっていってくれるとうれしい。」
摩美々「そんなものなくても、仕事だってちゃんとしてますしー、私は大丈夫だと思いますけどー。頑張るのも、めんどーですしー。」
P(まったく……これじゃあ、先が不安だな。……けど、このモチベーションで審査を突破したんだな。摩美々はどう思ってるか知らないけど、それだけ、ポテンシャルが高いってことなんだろう)
摩美々「どうかしたんですかぁ、プロデューサー。」
P「ちょっと、摩美々の今後を考えていたんだ。摩美々が更に上を目指すには、どうすればいいかってな。」
摩美々「……めんどーなことじゃなければ、まぁ、頑張ってみますよー。」
P
摩美々「──へぇー、そーなんですかぁ」
P「……うれしくないのか?摩美々の頑張りが認められたんだぞ?」
摩美々「うーん、どうですかねー?まだ、アイドルって感じではないのでー……」
P(……まぁ、まだ一次審査を突破しただけだからな。二次審査、三次審査だってある)
「摩美々の素質なら、まだまだ、もっと上へ行けるだろうし、こんなところでは喜んでいられないか」
摩美々「えー、別にそういうんじゃないですケドー。ていうかぁ実際、マジうれしいですしー」
P「まったく、本当にうれしいと思ってるのか?もっと素直に喜んでもいいんだぞ」
摩美々「さぁ、どうでしょうねー?まぁでもー、少なくとも、嫌な気分ではないですよー。もしかしたらぁ、プロデューサーの助言もー、ちょーっと、役に立ったかもですねー」
P「……摩美々に足りないものがあるって話か。言っておくけど、まだまだあるからな。」
摩美々「えー……まだなにかあるんですかぁ?」
P「あぁ、沢山ある。けどそれは、それだけ摩美々が成長できるってことだ。二次審査や三次審査を突破するためにも、一つずつ足りないものを埋めていこう。摩美々もここまで来たんだ。そろそろアイドルとしての自覚を持つようになっていってくれるとうれしい。」
摩美々「そんなものなくても、仕事だってちゃんとしてますしー、私は大丈夫だと思いますけどー。頑張るのも、めんどーですしー。」
P(まったく……これじゃあ、先が不安だな。……けど、このモチベーションで審査を突破したんだな。摩美々はどう思ってるか知らないけど、それだけ、ポテンシャルが高いってことなんだろう)
摩美々「どうかしたんですかぁ、プロデューサー。」
P「ちょっと、摩美々の今後を考えていたんだ。摩美々が更に上を目指すには、どうすればいいかってな。」
摩美々「……めんどーなことじゃなければ、まぁ、頑張ってみますよー。」
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