最終更新:ID:86Pph4vURg 2020年02月14日(金) 19:20:56履歴
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前提として、麻雀には1,2,3,…,8,9と数字の振られた牌があり、これらの中から1,2,3や3,4,5や7,6,5のように連続した3数を集めることでミリジャンにおける3人役のようなもの(順子といいます)を作ることができます。
ここで、例えば14枚の牌のうち(※麻雀では1人の持つ牌の枚数は14枚)、11枚を役が完成した状態で持っており、残り3枚として3と5を持っていて、上がりの為に最後の1枚を待っている状況だとします。この時、何の牌を引いてくれば上がることができるでしょうか。
正解は、もちろん4です。4を引けば3,4,5となり、役を作ることができます。
では、同じ状況下で、3と4を持っている場合はどうなるでしょう。
正解は2種類あります。2と5です。
2を引けば、2,3,4となり、5を引けば、3,4,5となって、どちらの場合でも役を作ることができます。
前者の例の状態を「1面待ち」、後者の例の状態を「2面待ち」と呼びます。
すなわち、あと1枚で上がれる状態において、その牌を引ければ上がれるという牌がn種類ある場合、「n面待ち」と呼びます(nは1以上の自然数)。
そして、n≧2のとき、すなわち上がれる牌が複数あるときのことを総称して、「多面待ち」と呼ぶのです。
麻雀では、牌は全部で34種類です。
前者の例では、上がりとなる牌が1種類しかないため、自分で牌を引いてきたり他人が牌を捨てたりするときに上がれる確率は単純計算で1回当たり1/34≒2.94%となります。
一方、後者の例では、上がれる確率は2/34=1/17≒5.88%です。
もちろん状況に応じて細かい確率は変わってきますが、基本的には1面待ちより2面待ちの方が上がれる確率が高くなります。
更に、残り6枚の状況で2,3,4,5,6を持っている場合、
3面待ち以上を作ることができれば上がれる確率がぐっと上がることになります。麻雀では最大13面待ちが存在します(「国士無双13面待ち」で検索)。
(※麻雀とミリジャンにおける「役」という言葉の定義は若干異なっています。本項ではミリジャンにおける定義に沿って説明していますが、本来麻雀では単独の順子を指して「役」とは言わないことにご留意ください。)
ここで、例えば14枚の牌のうち(※麻雀では1人の持つ牌の枚数は14枚)、11枚を役が完成した状態で持っており、残り3枚として3と5を持っていて、上がりの為に最後の1枚を待っている状況だとします。この時、何の牌を引いてくれば上がることができるでしょうか。
正解は、もちろん4です。4を引けば3,4,5となり、役を作ることができます。
では、同じ状況下で、3と4を持っている場合はどうなるでしょう。
正解は2種類あります。2と5です。
2を引けば、2,3,4となり、5を引けば、3,4,5となって、どちらの場合でも役を作ることができます。
前者の例の状態を「1面待ち」、後者の例の状態を「2面待ち」と呼びます。
すなわち、あと1枚で上がれる状態において、その牌を引ければ上がれるという牌がn種類ある場合、「n面待ち」と呼びます(nは1以上の自然数)。
そして、n≧2のとき、すなわち上がれる牌が複数あるときのことを総称して、「多面待ち」と呼ぶのです。
麻雀では、牌は全部で34種類です。
前者の例では、上がりとなる牌が1種類しかないため、自分で牌を引いてきたり他人が牌を捨てたりするときに上がれる確率は単純計算で1回当たり1/34≒2.94%となります。
一方、後者の例では、上がれる確率は2/34=1/17≒5.88%です。
もちろん状況に応じて細かい確率は変わってきますが、基本的には1面待ちより2面待ちの方が上がれる確率が高くなります。
更に、残り6枚の状況で2,3,4,5,6を持っている場合、
- 1を引けば1,2,3と4,5,6で上がり
- 4を引けば2,3,4と4,5,6で上がり
- 7を引けば2,3,4と5,6,7で上がり
3面待ち以上を作ることができれば上がれる確率がぐっと上がることになります。麻雀では最大13面待ちが存在します(「国士無双13面待ち」で検索)。
(※麻雀とミリジャンにおける「役」という言葉の定義は若干異なっています。本項ではミリジャンにおける定義に沿って説明していますが、本来麻雀では単独の順子を指して「役」とは言わないことにご留意ください。)
次はミリジャンにおいて多面待ちの例を考えてみましょう。
13枚のうち9枚を役が完成した状態で持っており、残りの4枚中3枚が水瀬伊織、エミリー、百瀬莉緒であるとします。
まず、伊織とエミリーの2人で「little trip around the world」の2人役が組めますので、ここを固定して考えてみます。
すると、莉緒が残ります。残り2人となるので、この莉緒と来た誰かで2人役をもう一つ作ればいいことになります。
莉緒を含む2人役は、三浦あずさと百瀬莉緒の「たしかな足跡」、馬場このみと百瀬莉緒の「Sherry 'n Cherry」の2つです。
よって、あずさ又はこのみを引いてくることができれば、ミリオンライブとすることができます。
この時点で、ミリオンライブできる札が2種類あるので、上記の例に照らし合わせれば「2面待ち」ということになります。
しかし、上がれるのはこの2人だけではありません。
次に、残り4枚全体を4人役として考えてみます。
この3人をすべて含む4人役は、ミリシタで最も遊ばれている曲こと「Sentimental Venus」。そのメンバーは水瀬伊織、エミリー、百瀬莉緒、真壁瑞希です。
よって、瑞希を引いてくることでもミリオンライブとすることができます。
まとめると、
よって、この場合は3面待ちとなるわけです。
ミリジャンでも麻雀同様に、引くことでミリオンライブになる札が複数ある状況を「多面待ち」といいます。
ミリジャンでは札は54種類あるため、1面待ちでは1回の試行で上がれる確率は1/54≒1.85%と、麻雀に比べてもだいぶ低くなってしまいます。よって、多面待ちを作ることで少しでもミリオンライブの可能性を上げることの重要性は麻雀以上に高いと言えるのではないでしょうか。
因みに、現在見つかっている最大の待ちの数は20面待ちです。
13枚のうち9枚を役が完成した状態で持っており、残りの4枚中3枚が水瀬伊織、エミリー、百瀬莉緒であるとします。
まず、伊織とエミリーの2人で「little trip around the world」の2人役が組めますので、ここを固定して考えてみます。
すると、莉緒が残ります。残り2人となるので、この莉緒と来た誰かで2人役をもう一つ作ればいいことになります。
莉緒を含む2人役は、三浦あずさと百瀬莉緒の「たしかな足跡」、馬場このみと百瀬莉緒の「Sherry 'n Cherry」の2つです。
よって、あずさ又はこのみを引いてくることができれば、ミリオンライブとすることができます。
この時点で、ミリオンライブできる札が2種類あるので、上記の例に照らし合わせれば「2面待ち」ということになります。
しかし、上がれるのはこの2人だけではありません。
次に、残り4枚全体を4人役として考えてみます。
この3人をすべて含む4人役は、
よって、瑞希を引いてくることでもミリオンライブとすることができます。
まとめると、
- あずさを引くと、little trip around the world(伊織、エミリー)+たしかな足跡(あずさ、莉緒)
- このみを引くと、little trip around the world(伊織、エミリー)+Sherry 'n Cherry(このみ、莉緒)
- 瑞希を引くと、Sentimental Venus(伊織、エミリー、莉緒、瑞希)
よって、この場合は3面待ちとなるわけです。
ミリジャンでも麻雀同様に、引くことでミリオンライブになる札が複数ある状況を「多面待ち」といいます。
ミリジャンでは札は54種類あるため、1面待ちでは1回の試行で上がれる確率は1/54≒1.85%と、麻雀に比べてもだいぶ低くなってしまいます。よって、多面待ちを作ることで少しでもミリオンライブの可能性を上げることの重要性は麻雀以上に高いと言えるのではないでしょうか。
因みに、現在見つかっている最大の待ちの数は20面待ちです。
どちらかというと頭を使う方です。
上記の例で考えると、
これ以外にも、もしも伊織&エミリー&莉緒で3人役が組めるのであれば詩花を加えて3人+1人というのも考えられますし、もしも伊織&莉緒またはエミリー&莉緒で2人役があったら別の枠組みの2人+2人というのも考えられます。
4人程度であれば組み合わせの総数も高が知れていますが、これが7人とか10人を巻き込む多面待ちであった場合組み合わせがとんでもない数になるため、よく見落としも発生します。
上記の例で考えると、
- Sentimental Venusを作る時は4人全体を4人役として見ている
- little trip around the world+たしかな足跡を作る時は伊織&エミリーを2人役、莉緒&残り1人をもう一つの2人役として見ている
これ以外にも、もしも伊織&エミリー&莉緒で3人役が組めるのであれば詩花を加えて3人+1人というのも考えられますし、もしも伊織&莉緒またはエミリー&莉緒で2人役があったら別の枠組みの2人+2人というのも考えられます。
4人程度であれば組み合わせの総数も高が知れていますが、これが7人とか10人を巻き込む多面待ちであった場合組み合わせがとんでもない数になるため、よく見落としも発生します。
言い換えると「1ユニットで完結する多面待ち」です。
どちらかというと脳死でやりやすい方です。
上記の例のうち、以下の2面待ちの部分のみを考えます。
よってこの多面待ちは、百瀬莉緒に2人役が2つある為に2面待ちになっているだけであり、例えばこの莉緒が篠宮可憐であった場合は1面待ちになり、逆に最上静香であった場合は3面待ちになるのです。
どちらかというと脳死でやりやすい方です。
上記の例のうち、以下の2面待ちの部分のみを考えます。
- あずさを引くと、little trip around the world(伊織、エミリー)+たしかな足跡(あずさ、莉緒)
- このみを引くと、little trip around the world(伊織、エミリー)+Sherry 'n Cherry(このみ、莉緒)
よってこの多面待ちは、百瀬莉緒に2人役が2つある為に2面待ちになっているだけであり、例えばこの莉緒が篠宮可憐であった場合は1面待ちになり、逆に最上静香であった場合は3面待ちになるのです。
手持ちの札をA,B,C,D,引いてくる札をXとします。
組成 | Xの所属(下線) | 全組み合わせ |
---|---|---|
5 | 5 | ABCDX |
4+1 | 4+1 | ABCD+X |
3+2 | 3+2 | ABC+DX |
ABD+CX | ||
ACD+BX | ||
BCD+AX | ||
2+3 | AB+CDX | |
AC+BDX | ||
AD+BCX | ||
BC+ADX | ||
BD+ACX | ||
CD+ABX | ||
2+2+1 | 2+2+1 | AB+CD+X |
AC+BD+X | ||
AD+BC+X |
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