【◆qqtckwrih】オリジナルSS倉庫

本来、今年の夏にWiki大更新ということで公開予定だった作品です。
中央大陸に出てきた歴戦の英雄や、名を残した人々が集い、戦い、もっとも強き者を決めるというパラレル物語です。
ただ、更新頻度が低く公開未定となり、そのまま物置小屋行きとなりました。

最初から描いてはありますが、大体の主要人物がほとんど出てくる＆初代英雄剣士と白剣士の戦闘シーンを抜粋。
どのような作品か、その流れで少しでも楽しんでいただければ嬉しい限りです。

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英雄剣士「おいおい、怖いな」ｸｸｸｯ

白剣士「…ちっ、ジジィが」

英雄剣士「…」

白剣士「…」


英雄剣士「…おい、青年剣士！お前よりよっぽど、こっちのほうが俺に似てるじゃねえか！」

英雄剣士「お前は俺と正反対だし、お前の息子もお前と正反対だな！はっはっは！」


青年剣士「め、面目ない…」


白剣士「…クソ親父に、クソジジィ。どっちもどっちだよ、クソが」






英雄剣士「だったら、そのクソを吹き飛ばすチャンスっつーことだ」

英雄剣士「お前が人をクソ呼ばわりするなら、それ相応の実力はあるんだろうな？」ｸｸｯ


白剣士「…ぶっ飛ばすも何も、ぶっ殺してやる！！」ｸﾜｯ!

英雄剣士「お？」

白剣士「おらぁっ！！」ﾀﾞｯ!

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!!

白剣士「死ねコラァ！！」ﾋﾞｭｯ!

…ｶﾞｷｨﾝｯ!!


英雄剣士「…早くて、重い。良い動きだ」





白剣士「何が早いだ！はぁっ！！」

ﾋﾞｭｯ…!ﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭｯ!!

英雄剣士「よっ、おっ、ほっ……」

ｶﾞｷｷｷｷｨﾝｯ!!


白剣士「…ちっ！中火炎魔法っ！」ﾊﾟｧｯ!

ｶｯ!ﾎﾞｫｫｫｯ!!

英雄剣士「…」ｽｩｩ

英雄剣士「かっ！！！」

ﾊﾞｼｭｳｯ!!



白剣士「…っ！？」

英雄剣士「かっかっか、中途半端な魔法なんざ気合で消せるっつーの」

白剣士「…っ！」

英雄剣士「俺は魔法が苦手だった分、血の繋がったお前らが魔法を扱うと不思議な気分で仕方ない」ﾌｩ


…ﾜｲﾜｲ

青年剣士「…さ、さすがお父さん」

聖剣士「初代英雄剣士、その名に恥じぬようで…。白剣士も3代目の実力ながら、遊ばれている……」


僧侶戦士「どっちとも当たりたくねぇな…」

武道家(息子)「はっはっは、僧侶戦士！お前とだったら勝てそうだぜ！」

僧侶戦士「何だと…」




真剣士「自分から見たら、数千年以上前とか言ってたかな…。どんな時代の人間が来てるんだか…」

竜騎士「…い、一体何がどうなってんだよ。俺は夢でも見てるのか…」

錬金術師「どうして俺がこんな場所にいるんだ。死ぬよ。いいの？俺、死ぬよ」


大魔道士「ははっ…。歴史に名を残すであろう、貴方たちはこの戦いを楽しむ権利があるということですよ」

大魔道士「折角、時間の渦と亀裂が生じ、こういったことが可能になったんです」

大魔道士「戦いの歴史に生きた者達が、最強を決めるというお話も…悪くはないではありませんか」

大魔道士「でも、楽しむことが一番ですけどね」ﾆｺｯ


真剣士「だ、大魔道士…」

竜騎士「…参ったね。確かに、その通りっちゃその通りなんだが」

錬金術師「かかかか、帰りたい。僕は戦闘要員じゃないんです、ただの研究者です。早く家に帰りたい」ｶﾞﾀｶﾞﾀ






英雄剣士「…ま、俺と戦う以上は本気を出さないと死んじゃうぜ？」ﾆｶｯ

白剣士「…」

英雄剣士「…お前も嫁がいるなら、五体満足で帰りたいだろ？」

白剣士「ジジィが…」ｷﾞﾛｯ

英雄剣士「白髪も増えたが、生涯現役だぜ？」

白剣士「俺は、そこまで本気で戦いを楽しむ人間じゃねーんだよ！」


英雄剣士「なら…」

英雄剣士「…」ﾁｬｷｯ

英雄剣士「……真極斬ッ！！！」

ｺﾞｯ…!ｺﾞｫｫｫｫｫｵｯ!!!!!




白剣士「！？」

英雄剣士「何もしなけりゃ、死んじまうぞ！！耐えて見せろぉ！」


白剣士「こ…！」

白剣士「この、クソジジィがぁぁぁ！！」ﾋﾟｶｯ!!


…ｽﾞﾄﾞｫｫｫｫﾝｯ!!!!…


英雄剣士「…」

白剣士「…」

英雄剣士「…なるほど、な」

白剣士「ちっ…！」





英雄剣士「…やりゃあ出来るじゃねえか。竜の身体、皮膚。悪いもんじゃねーだろ？」

白剣士「竜化は好きじゃねぇんだ…！」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ

英雄剣士「最初から竜化しろよ。手ェ抜いてたら、俺にかてねーぞ、バカ孫」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

白剣士「…っ」


英雄剣士「…さぁってと、じゃ！ここから真剣勝負ってことで戦ろうか…！」

白剣士「後悔すんなよ、ジジィ」

英雄剣士「ジジィの愛の斬撃を、存分に食らってみな、バカ孫！」

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ここまでです。

機会があれば、Wikiにて公開する…かもしれません。