◆qqtckwrihのSSのまとめです。完結した作品および、新作告知、Wiki限定連載等を行っております(ハル SS Wiki)

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――――【 岩場 青年の休憩した場所の付近 】


ゴソゴソ…


姉剣士(…うーん、見つからないなぁ)

姉剣士(この岩場は何度か足を運んでるけど、岩の下からの発光もたまにあるし、もっと探さないと。)

姉剣士(妹はどうせ忘れて遊んでるだろうし…私が頑張らなきゃ)ハァ


ゴソゴソッ……


姉剣士(…冒険者学校を卒業して、私と妹で始めた姉妹堂。)

姉剣士(あまり大きな仕事をしたことはないけれど…。)

姉剣士(こういった、小さな仕事から頑張ることが大事だよね)

姉剣士(一つ一つの積み重ねで、私たちの経験値にもなるんだからー……)





……


ゴソゴソッ……ガサッ


……




姉剣士(!)ピクッ

姉剣士(…今、小さく物音が。後ろに…何かいる?)クルッ


青年「…」ユラッ


姉剣士「…あ、青年さん!」


青年「あ、ここにいたんですね」ペコッ


姉剣士「足のほうは大丈夫…なんですか?」


青年「えぇ、少し休んだら元気になりました。姉剣士さんだけに任せる訳にはいかないので、自分もやりますよ。」

青年「自分のことなんですから、俺が働かなければどうにもならないと思いますし」ハハ


姉剣士「…元気になりましたね!」

姉剣士「その意気ですよ♪」




ザッザッザッ…

青年「この周辺にありそうなんですか?」

姉剣士「前、この辺で見かけたことがあるので…」キョロキョロ

青年「へぇ、じゃあ俺もこの辺を探してみますよ」


姉剣士「お願いします」ニコッ

姉剣士「じゃあ、私はそちら側で……」クルッ


青年「…」

青年「……」ニタァッ

……ガバァッ!!!

姉剣士「きゃっ!?」ビクッ!




青年「姉剣士さん……!」

姉剣士「せ、青年さんっ!?ど、どうしました急に抱きついて…!」

青年「えへへ…」

モゾッ…!

姉剣士「ひあっ!?」ピクッ!

姉剣士「ちょっ、どこに手を入れてるんですか!」


青年「姉剣士さんってキレイですよねぇ!」ハァッ!

青年「ちょっとだけいいじゃないですかっ…!」ハァハァ…!

モゾモゾッ…モニュッ

姉剣士「あっ…!?」ピクン

青年「服に隠れてて分からなかったけど、随分と良いモノ持ってるじゃないですかぁ!」

モニュッ、ポニュッ……



姉剣士「せ、青年さんっ…!?」

青年「見た時から、可愛いなって思ってたんですよ!」

姉剣士「だ、だからってこんな…!」

青年「うっわ、大きいし柔らかい…」

プルンッ、フニュンッ…

青年「それに髪の毛、良い匂い……」クンッ

姉剣士「…っ!」


青年「えへへ、ココかな〜?」

クリッ…クリッ、クニュクニュッ

姉剣士「あうっ…!?」ビクッ!

青年「あはぁ、身体ふるわせましたね。感じやすいんですか?」



姉剣士「…っ!」

姉剣士「…い、いい加減にしないと殴りますよ!」


青年「傭兵稼業の人が、力のない一般人に対して出来るんですか?」

姉剣士「なっ…!」

青年「…」ニタニタ

姉剣士「…っ!」


青年「…」ニタァ

青年「…殴らないなら、許してくれたってことで」

…グイッ!

姉剣士「きゃっ…!?」

青年「キスとか、したことありますかー…」グッ



姉剣士「えっ……!」

姉剣士「…ッ!」

姉剣士「……いい加減にッ!」ビュンッ!!

……ガシィッ!

姉剣士「えっ…」

青年「無駄ですよ。その程度の腕力じゃ、俺を殴れませんよ」ニタァ

姉剣士(腕が、動かない…!なんて力ッ…!)ググッ!



青年「…えへへ。首筋、舐めちゃおう」

…ベロォッ

姉剣士「や、やぁっ!」ゾクゾクッ!

青年「ん〜…甘いですね…。それとその声、首筋も弱いんですかぁ」

姉剣士「そ、そんなわけっ!」

青年「分かりますよ、吐息が熱くて…。触るたびに身体、震わせてるじゃないですか」

…レロォッ

姉剣士「ッ!」ビクッ!



青年「ほぉら、ね」

姉剣士「も、もうやめっ……!」ググッ!

青年「無駄ですよ、そんな力じゃ。」


姉剣士(ど、どうして急にこんな…!)


青年「…さぁ、楽しく遊びましょうよ」

姉剣士「や、やめっー…!」



…………
……


「…こらぁぁ〜〜っ!!!」


……
…………


ダッ…!ダダダダダダダッ!!!!

青年「ん…」

姉剣士「え…」



ビュッ!!ゴチィィィンッ!!!

青年「あがっ!?」

ズザザザッ…ドシャアッ!!!


妹魔法師「…っ!」

妹魔法師「な…なななっ…!」プルプル

妹魔法師「お姉ちゃんに何やってるのよっ!!この変態ッ!!」


姉剣士「い、妹魔法師っ!?」

妹魔法師「お、お姉ちゃんもお姉ちゃんだよっ!!」

姉剣士「えっ…」


妹魔法師「遠くから見つけたら、なんか襲われそうになってるから、走ってきたのに…」

妹魔法師「お姉ちゃんてば、感じてたでしょっ!?」

妹魔法師「こんな男に火照らないでよ!もっといい男いるでしょー!!」



姉剣士「なっ…!」カァァ!

姉剣士「か、感じてなんかいないからっ!」

姉剣士「確かに、少し弱いところもあるかもしれないけど…!?」ボソボソ

姉剣士「…って!」

姉剣士「な、何を言わせるのっ〜〜!!」


妹魔法師「自分で言ったんでしょー!!」

姉剣士「そ、それは…!」


…ムクッ

青年「いたた…」


妹魔法師「…えっ!?」

姉剣士「!」


青年「痛いじゃないか、妹さん」ニタァ


妹魔法師「お、起き上がった…?」

妹魔法師「うっそ〜…。私、一撃で気絶するくらいの威力で殴ったのに…!」



青年「…」

青年「…」キョロキョロ

青年「…えへへ」エヘラエヘラ

青年「へへ、えへへへっ……」フラフラ



妹魔法師「な、なんか…様子がおかしい?」

姉剣士「…笑ってるってことは、妹に殴られたのが気持ち良かったのかな…?」

妹魔法師「えぇ、キモッ!」

姉剣士「…そんなバッサリ」


青年「…」

青年「…」ブツブツ


妹魔法師「ん〜…?」

姉剣士「何かしゃべってる…?」



青年「…」

青年「…」ブツブツ

青年「……小さなおっぱいに殴られても、嬉しくないんだけどな」ブツブツ



姉剣士「えっ」


妹魔法師「…」


姉剣士「…」チラッ


妹魔法師「…」プルプル


姉剣士(…あ、怒ってる)


妹魔法師「こ、このっ…!」

妹魔法師「ち…っ!ちっこいって言うなぁぁあっ!」ダッ!!

ダダダダダダッ!!!



青年「…お、ちっぱいの妹さん」


妹魔法師「こ、これから大きくなるんだってばぁぁぁっ!」

妹魔法師「肉体強化魔法っ!鋼鉄化ぁぁっ!」パァァァァッ!

ビキビキッ…!!


青年「なるほど、魔術師の類のはずなのに、どうして殴ってるのかと思ってたけど…」

青年「鋼鉄化魔法を使ってたってことだったのか」


妹魔法師「吹き飛べぇぇーっ!!」ビュンッ!!

青年「…ふんっ!」

…ガシィッ!!

妹魔法師「へっ…!」

青年「…そおれ」

…サワッ

妹魔法師「…ひゃあああっ!?」ゾワッ!

青年「おっぱいちっちゃいけど、お尻はいいね!」

妹魔法師「きゃあああっ!!!へ、変態、バカッ!!アホ〜〜ッ!!!」

ゲシゲシゲシッ!!バキィッ!!

青年「はっはっは、痛くもなんともないぞ」

妹魔法師「な、なんでっ〜!」グスッ



姉剣士(…や、やっぱりおかしい)

姉剣士(この人は、そこまで打たれ強くないはずだし、力も強くないはず…)

姉剣士(……まさか)ハッ

姉剣士(急にあそこまで強くなるってことは…恐らく何か幻惑か強化魔法にかけられている…?)



青年「あ、そうだ」

妹魔法師「何よっ!」

青年「さっき、お姉さんとチューしそびれたから…君としよう」ニコッ

妹魔法師「えっ」

青年「ん〜…」ググッ


妹魔法師「ちょちょちょいっ!!ま、待って!!」

妹魔法師「や、やだよっ!私、まだ…!」


青年「…」ググッ!

妹魔法師「やだぁぁぁっ!!」




姉剣士「…っ」キョロキョロ


姉剣士(もし、操る術者がいるなら近くにいてもおかしくない……!)


姉剣士「…」


姉剣士「…」


姉剣士「……あっ」ハッ



M.ゴブリン『…』ニタニタ



姉剣士(…いたっ!)

姉剣士(あんな場所に、ゴブリンが…。)

姉剣士(青年さんに気を取られていて、気付けなかったんだ……)



青年「ん〜…」ググッ

妹魔法師「お、お姉ちゃん助けてぇぇぇ〜〜〜!!!」ググッ!







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