最終更新: naminagares 2014年05月10日(土) 21:24:02履歴
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――――【 前 線 】
…ワァァァ!!!カキィン!!
ヒュウウウッ…ドゴォォン!!!ミシミシミシ…!!
英雄剣士「あぶねえ!」
青年剣士「これが魔界の戦争…!?」
英雄剣士「人間同士の戦争より、ハデ。そして何より…」
ダダダダッ…
魔物『ギィィィィ!!!』
英雄剣士「ふんっ!!」ブンッ
ズバァンッ!!!ゴロンッ…
魔物『…ギギッ…』クルッ
英雄剣士「クビをはねただけじゃ死なねぇし、相手に合わせた戦い方が必須になるわけだ」トントン
英雄剣士「…面倒くせぇけど」ハァ
青年剣士「戦争…」
英雄剣士「お前は殺しは苦手だったな。特にこういう無闇やたらなのは」
青年剣士「…だけどこれが、人の世を守る戦いなら。この魔界を謀反とする面子なら」チャキッ
英雄剣士「おっ?」
魔物『ギ…ギィィ!!』クワッ!!
青年剣士「俺は戦うよ」ブンッ!!!
…ズバァンッ!!…
………
…
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――――【 魔法使いサイド・後衛部隊 】
後衛隊長「どんどん放て!打ち落とせるのは打ち落とし、本陣に攻撃が届かないようにしろ!」
パァァッ…ビュンッ!!ギュウウッ…!!!
ドゴォンッ!!!ボォンッ!!
魔法使い「凄い数の魔法使い…!こんなに適当に放って、味方に当たらないの?」
大魔道「前衛部隊のルートは出来るだけ被らないようにしています。ですが、味方撃ちは少なからず発生しているでしょう」
魔法使い「むむ…。こんな砲火の中を青年剣士たちは…」
大魔道「彼らが死ぬとでも?」
魔法使い「心配無用…うん!」
大魔道「はてさて、魔法使いさん」
魔法使い「うん?」
大魔道「今のところ、この魔界を分かつ超決戦…、こちら側は本当の敗北をしたことがありません」
魔法使い「え?」
大魔道「その理由がわかりますか?」
魔法使い「やっぱり、人数的にも勝ってたりするから?」
大魔道「人数的、ですか。惜しいですね」
魔法使い「うーん…」
大魔道「簡単なことです。それは…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 青年剣士サイド・前衛部隊 】
英雄剣士「…俺と大魔道の存在よ」
青年剣士「だから、今までまともな敗北を喫したことがない…か」
英雄剣士「うんむ。もうすぐ前線が飛び出して20分になる。えーと、そろそろだな」
青年剣士「何が?」
英雄剣士「…まぁ今わかる」
青年剣士「?」
…ブォオオォォ!!!!
青年剣士「…またこの音?後衛部隊から!?」ハッ
英雄剣士「来るぞ…」
青年剣士「な、何が!」
英雄剣士「ん〜ここは危ねぇな、ちょっと走るぞ。全速力で東に走れ。遅れたら死ぬから」ニカッ
青年剣士「え?どういうことー…」
英雄剣士「石造があるはずだから、そこで待つ、じゃあな!」ダッ
青年剣士「えっ、ちょっ!?」
ダッ…ダダダダダダダダッ!!!!
青年剣士「って、父さんの足早ぁぁ!!」
青年剣士「…ん?」
ザワザワ…、ダダダダッ!!
青年剣士「味方も走り始めた…?一体何が…」
味方軍「おい、そこの男!人間か…早く逃げないと巻き込まれるぞ!」
青年剣士「え…な、何が!?」
味方軍「あれが見えないのか!空を見ろ!」
青年剣士「空?」
…チラッ
青年剣士「…!!」
【 2-2へ続く 】
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――――【 前 線 】
…ワァァァ!!!カキィン!!
ヒュウウウッ…ドゴォォン!!!ミシミシミシ…!!
英雄剣士「あぶねえ!」
青年剣士「これが魔界の戦争…!?」
英雄剣士「人間同士の戦争より、ハデ。そして何より…」
ダダダダッ…
魔物『ギィィィィ!!!』
英雄剣士「ふんっ!!」ブンッ
ズバァンッ!!!ゴロンッ…
魔物『…ギギッ…』クルッ
英雄剣士「クビをはねただけじゃ死なねぇし、相手に合わせた戦い方が必須になるわけだ」トントン
英雄剣士「…面倒くせぇけど」ハァ
青年剣士「戦争…」
英雄剣士「お前は殺しは苦手だったな。特にこういう無闇やたらなのは」
青年剣士「…だけどこれが、人の世を守る戦いなら。この魔界を謀反とする面子なら」チャキッ
英雄剣士「おっ?」
魔物『ギ…ギィィ!!』クワッ!!
青年剣士「俺は戦うよ」ブンッ!!!
…ズバァンッ!!…
………
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――――【 魔法使いサイド・後衛部隊 】
後衛隊長「どんどん放て!打ち落とせるのは打ち落とし、本陣に攻撃が届かないようにしろ!」
パァァッ…ビュンッ!!ギュウウッ…!!!
ドゴォンッ!!!ボォンッ!!
魔法使い「凄い数の魔法使い…!こんなに適当に放って、味方に当たらないの?」
大魔道「前衛部隊のルートは出来るだけ被らないようにしています。ですが、味方撃ちは少なからず発生しているでしょう」
魔法使い「むむ…。こんな砲火の中を青年剣士たちは…」
大魔道「彼らが死ぬとでも?」
魔法使い「心配無用…うん!」
大魔道「はてさて、魔法使いさん」
魔法使い「うん?」
大魔道「今のところ、この魔界を分かつ超決戦…、こちら側は本当の敗北をしたことがありません」
魔法使い「え?」
大魔道「その理由がわかりますか?」
魔法使い「やっぱり、人数的にも勝ってたりするから?」
大魔道「人数的、ですか。惜しいですね」
魔法使い「うーん…」
大魔道「簡単なことです。それは…」
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――――【 青年剣士サイド・前衛部隊 】
英雄剣士「…俺と大魔道の存在よ」
青年剣士「だから、今までまともな敗北を喫したことがない…か」
英雄剣士「うんむ。もうすぐ前線が飛び出して20分になる。えーと、そろそろだな」
青年剣士「何が?」
英雄剣士「…まぁ今わかる」
青年剣士「?」
…ブォオオォォ!!!!
青年剣士「…またこの音?後衛部隊から!?」ハッ
英雄剣士「来るぞ…」
青年剣士「な、何が!」
英雄剣士「ん〜ここは危ねぇな、ちょっと走るぞ。全速力で東に走れ。遅れたら死ぬから」ニカッ
青年剣士「え?どういうことー…」
英雄剣士「石造があるはずだから、そこで待つ、じゃあな!」ダッ
青年剣士「えっ、ちょっ!?」
ダッ…ダダダダダダダダッ!!!!
青年剣士「って、父さんの足早ぁぁ!!」
青年剣士「…ん?」
ザワザワ…、ダダダダッ!!
青年剣士「味方も走り始めた…?一体何が…」
味方軍「おい、そこの男!人間か…早く逃げないと巻き込まれるぞ!」
青年剣士「え…な、何が!?」
味方軍「あれが見えないのか!空を見ろ!」
青年剣士「空?」
…チラッ
青年剣士「…!!」
【 2-2へ続く 】
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続き期待だよ