架空国家を作ろう　亜空世界線

かつてカーキスト州南部に存在した騎馬民族「アル族」と「エル族」の両民族が、文明化し脅威となりうる北部民族から追われる形でこの地にたどり着いた。初めは緩やかな村の集まりであったが、外部の競争の熾烈化により「國」としての認識を持つようになり一つにまとまった。(デク朝-820~-140)しかし、諸外国の文化が流入し、馬を扱うようになると遊牧民族としてこの地を拠点としつつも各地に勢力を伸ばした(ルタ朝-141~0)そして所謂帝国が各地で勢力を伸ばし始めた頃、テラコフ1世の元、カヴァレニスカ公国が台頭した。

国として歩みを始めた彼らは、隣国である高天原帝国に政治や司法の仕組みを学んだ。公暦4年に統治の基本となる「ハイネ公会議」が行われ、国の在り方が考えられた。公暦21年にテラコフ1世が死去し、その娘であるニーシャがその跡を継いだ。ニーシャは議会制の導入を検討したが、定住しない国民との相性が悪く、公暦35年に「テラコフ公会議」を開き、王権を強化して独裁政権を作り上げた(暗帝時代35~241)
絶対王政期には弓術が盛んに研究され、また、南下政策が実施されて騎馬弓兵部隊(白馬弓隊)がカーキスト州最南端まで侵攻し、領土は最大となった。テラコフ4世(172~214)の時代に領土的最盛期を迎えた彼らは、さらなる南下をすれば、新たな大陸があるとして、帆船による南下を目指したが、潮の流れは強く、より暑い南部へは技術的にたどり着けず、「新大陸ルィ」として伝説となった。

絶対王政による民衆の批判を集めた王シュトゥースカ(214~242)に対し民衆は241年、身分制改正を求めて「ドルツカ革命(241,3~242,1)」を起こし、絶対王政は終わりを告げた。そして法を書物に明記し、それに基づいた統治を行う仕組みを取り入れ、247年、「スベーチカ憲法」が施工された。これにより他国から一足先に立憲君主制を取り入れた。しかし、国軍が行っていた国防の役割に関して徴兵令が出るまで決まっていなかったこともあり、国土は現在の領土まで他国により侵略された(血の代償)すっかり小さくなってしまった国土で、人々は農耕へ切り替えざるを得なくなった。この地は戦略的価値が低く、かつ南部を激しい地形が占めているため、現在に至るまで目立った外乱はない。

時代が進み、宗教が世界の中心となったが、独自信仰を守り抜いた事で、別段干渉されたりする事は無かった。
そして宗教による支配の崩壊が始まった921年、現行の立憲君主制を貫く保守派と、市民権の拡大に乗り出した革新派による対立が激化した。
初めは均衡していた2勢力だが、高天原帝国の支援を受けた保守派が964年に「ゼムリャホトコニカの戦い」で勝利し、後の1241年の「5月動乱」、「7月革命」、「12月革命」翌年の「5月革命」まで君主による事実上の独裁政治が行われた。

先に記した革命により、民主化が更に進んだ公国であったが、課題になってきたのは国防面である。

この辺は周りに合わせるぜ！

この辺も大戦についてなんか決まってからにする

東方カーリスト同盟

高天原帝国