架空国家を作ろう　亜空世界線

ゴトロスの鉄道は主に特急・急行・準急・各駅停車とGTX(ゴトロス高速鉄道)の種別が運行されている。西暦1950年に鉄道庁から公社化されたゴトロス連邦鉄道が運営している。地下鉄は現在、首都オビエストでオビエストメトロが、第2の都市ラウネでラウネメトロが運行されている。

ゴトロスの路線バスは大別して、高速バス、市内バスの2種類に分けられる。ゴトロスでは、鉄道よりも高速道路の方が路線延長が長いなど、鉄道よりも道路の整備が進んでいることから、都市間輸送においては鉄道よりも高速バスの方が、運転頻度が高くて所要時間も短く、利便性の高い区間が多い。

ゴトロスの道路は、高速道路、国道、それ以下の様々な段階の道路に分類される。高速道路は2011年現在、約4,000キロの総延長を有している。路線の大半が有料であり、ほとんどがゴトロス連邦高速道路公社によって運営されているが、民間企業の管理による路線もある。2022年には高速4号がレファルの都市ゴトロスクに向けて延伸される。

オビエスト港がゴトロス一のターミナル港として機能している。貨物取扱量も国内第1位である。造船はチャパンウ造船が造船メジャー企業として世界シェア5%を占めている。

ゴトロス航空が最大手の運行主体で、1988年まではゴトロス唯一の航空事業者であった。このほか近年、中小の格安航空会社(LCC)が台頭してきている。空港は、オビエスト都市圏にあるものとしては、チンポ国際空港が国内最大、世界でも有数の規模を有しており、ゴトロスに発着する国際線の拠点となっている。またオビエスト国際空港は国内線を中心とした路線を有している。

19世紀以前のゴトロスは世界最貧国のひとつであり、舗装されていない悪路がほとんどだった。第二次世界大戦、ゴトロス戦争後、1970年にラウネ高速道路がデニエスタとスカセバリアルの資金援助を活用して建設され、以後、経済発展とともに、高速道路網の拡充がなされる。1974年にゴトロス最初の地下鉄として、現在のオビエスト地下鉄1号線が開通した。2004年にはスカセバリアルの技術によって、ゴトロス高速鉄道が開業した。

• ゴトロス連邦