時は2000年、ナチスの「約束されし新世界−NeueNazi-Ordnung−」が崩壊してから45年が経った。

アフリカ民族会議
African National Congress
基本情報
議長ネルソン・マンデラ
成立年1923年
本部所在地南アフリカ共和国
ハウテン州ヨハネスブルグ
国民議会議席数230/400
全国州評議会議席数54/90
シンボルカラー汎アフリカ色
スローガンAfrica's National Liberation Movement
党歌神よアフリカに祝福を
政治的思想立場
中央左派
汎アフリカ主義
反人種主義
非暴力主義

党史

欧州によるアフリカ進出の進む1900年代初頭、多くの被支配者たちの人権は踏みにじられていた。あるところでは手が切り落とされ、またあるところでは...
この事態に憤りを感じた人々はこれに抵抗するため、白人・黒人・カラード入り交じった「連絡会」を設立した。これは当初「反コロニアル同盟」と称されていた。連絡会の5代目指導者であるピクスレイ・セメはこの連絡会を政党に格上げさせる構想を立てた。この構想は皇帝など有力者の後押しもあり*1、1932年に政党「アフリカ民族会議」が設立される。同党所属の外交官らは後の南アフリカ連邦併合で大きな功績を残すこととなった。
1930年代後半には一度ファシストに政権を引渡すことになるものの、ヒトラー死去後には与党として復活、現在は統一党と並び一大政党となっている。

政策・理念

汎アフリカ主義を党の一大政策・理念として推しており、自分らを解放運動の第一人者として認識し続け、「あらゆる形態の差別と国家的抑圧からの完全な解放」を追求している。1955年の自由憲章は「ANCの基本政策文書」であるとされている。しかしこの自由憲章の広範な原則は、組織内のさまざまな派閥によって色々な解釈がされており、政策も一枚岩では行かないのが現状である。
反人種主義
ANCは非人種主義の理想を掲げ、「あらゆる形態の人種的、部族主義的、民族的排他主義や排外主義」への反対に尽力している。
国民民主革命
1969年のモロゴロ会議でANCは「各植民地における既存の社会的・経済的関係を破壊する国家民主主義革命によって、先住民多数派に対して行われてきた歴史的不正義の是正をもたらし、新たな革命の基礎を築く」ことを約束した。運動の知識人にとって、国民民主革命 (NDR) の概念は、反植民地主義政策を国政と調和させる手段であった。

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