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このダムは、ブイグ、コンコール、グループ5、ホクティーフ、インプレジロ、キール グループ、スターリング インターナショナルのコンソーシアムによって建設された。ダムは1966年に完成し、貯水池は1967年までに満水になった。総工費は80億ドルであった。

ダムからの水は、最初に長さ45キロメートル 、直径4メートルのトンネルを通って移動し水力発電所に排水される。ダムの標高が高いため、ソト州での水力発電に加えて、その他の地への重力流水供給が可能なので、当地が選ばれた。
水の供給は1968年1月22日に正式に開始された。ダムは現在、毎秒約30立方メートル(1,100立方フィート/秒)の水を南アフリカ行政区に供給している。
近年では、不足時に州都マセルに水を供給するために、ダムからの水がカレドン川にも放流されている。
ダムから下流の河川への排水は、生態系のバランスを維持するために考案された計画に基づき続けられている。この放流された水は、オレンジ川に流れ、生態系の現状を維持しながら、川沿いのコミュニティに利益をもたらしている。

取水塔はダムの北約18キロメートルに位置し、LHWPの実施のために最初に想定された最大転送量である毎秒70立方メートル(2,500立方フィー/秒)に対応するように設計されている。
取水塔は直径23メートル、高さ98メートルで、貯水池の様々な高さに対応し、4 つの異なる水位レベルでの排水を容易にする。これにより、配水される水の品質を常に制御することができるようになっている。
取水塔の位置と設計により、貯水池には移送トンネルで排水できない一定量の水が常に存在する。この量はは約430,000,000立方メートル(350,000 エーカー・フィート)におよぶ。

長さ45kmのトンネルを通り行き着いた先の発電所ではダムから取水された水でタービンを回転させ約350MWを発電している。当初はタービンは二基のみの設置で発電能力も150MWだったがのちに二基が追加された。

• 高さ - 185m(607フィート)(アフリカで一番高い)
• 頂上の長さ - 710m(2,330フィート)
• デザイン - 二重アーチ式コンクリートダム
• コンクリート - 2,320,000m³(3,030,000立方ヤード)
• 標高 - 海抜 1,993 m (6,539フィート) (アフリカで最も標高の高いダム)