グリーンランド Greenland | |
国の標語:なし | |
国歌:Nunarput utoqqarsuanngoravit(グリーンランド語) 祖国よ、汝はいと星霜重ねり | |
公用語 | グリーンランド語 |
首都 | ヌーク |
最大の都市 | |
政府 首相 ヨナタン・モッツフェルト 高等弁務官 グンナー・マルテンス | |
面積 総計 2,166,088km2 | |
人口 総計 56,350人 | |
GDP 10億USD | |
建国 | バイキングの入植 985年 |
デンマークの支配 1917年 | |
カナダのグリーンランド購入 ???年 | |
自治権付与 2001年8月1日 | |
通貨 | カナダドル |
時間帯 | UTC±0〜-4 (DST:+1〜3) |
ISO 3166-1 | GL/GRL |
ccTLD | .gl |
国際電話番号 | 299 |
島として見るとグリーンランドは世界で最も広い面積を持つ島であり、鉱物資源や海洋資源に恵まれグリーンランドの産業は漁業を初めとする食品加工業や鉱業が盛んである。
グリーンランドという名前は、10世紀頃にアイスランドを旅していたノルウェー出身のバイキング、赤毛のエイリークに由来している。エイリークはヨーロッパ大陸に近い島を発見し、「アイスランド」と名づけたが、入植者が現れなかったため、新たに発見した大きな島を「グリーンランド」つまり「緑の島」と名付けたという説が有力である。皮肉なことに地球温暖化が進行し、グリーンランド国内では地表の氷が溶けて植生が豊かになっているため、グリーンランドの由来通りになっている。
- 985年 バイキングによって発見され以降入植が始まる。
- 1917年 デンマークによる支配が全島に及ぶ
- ???年 カナダ政府がデンマーク政府よりグリーンランドを購入。
- 2001年にカナダ政府から自治権を得る。
議会制民主主義を採用し、カナダ本国同様に民主主義的な政治が行われている。メタ的な話をすると、グリーンランドは人口が少なすぎるせいか、イギリスエコノミスト紙が発表する民主主義指数にランクインしていない(資料なし)扱いなので、悲しい。
カナダ元老院では1950年代からのグリーンランド自治権付与に肯定的だった時代背景もあり、今回の選挙においても「新しい時代の幕開けであり、グリーンランドの歴史の大きな1ページだ。」と声明を発表している。*12001年8月1日には政治の大部分の権限をグリーンランド政府に移譲し、本格的な自治政府のあり方が確定した。
グリーンランドの政治経済の中心 首都ヌーク
詳細はグリーンランドの経済?を参照
グリーンランド経済は第一次産業を基幹産業としながらも高所得経済に分類される。一方でカナダ政府からの支援金が政府の財政において非常に重要であり、自治権獲得後もそれに依存している状態が続いており、脆弱性が指摘されている。主要産業は漁業や鉱業、観光業である。観光業はグリーンランド政府が振興産業に指定しているものの、航空代の高さから旅行客数は低いままとなっている。
グリーンランドでは家庭から出る家電や生ゴミが50%は焼却処分され、残りの50%はそのまま野山に放置されるというほかの先進国では見られないような処理がされており、環境問題に注力する母なるフィヨルド所属のアナヤママ氏は「このままではグリーンランドがゴミの島になってしまう」と警告している。実際首都でグリーンランドの顔であるヌーク市内は道路の側溝にゴミが落ちていることが多く、国民の環境モラルも低いことも問題視されつつある。
一方で再生可能エネルギーの利用率は世界最高で、グリーンランドで使われる電力のおよそ70%が水力発電で賄われている。
一方で再生可能エネルギーの利用率は世界最高で、グリーンランドで使われる電力のおよそ70%が水力発電で賄われている。
グリーンランドは世界最悪の自殺率とアルコール中毒者を抱えており、自殺率に至っては世界平均の6倍である。人口の20%は少なくとも一度は自殺未遂をしている。これは日照時間の短さ、少ない仕事の数(求人数)に起因する。
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