時は2000年、ナチスの「約束されし新世界−NeueNazi-Ordnung−」が崩壊してから45年が経った。

イベリア連合王国


国旗

国章
国の標語Una, Grande y Libre!
国歌Marcha Rea

領土。薄黄はモロッコ王国。
公用語スペイン語、ポルトガル語
首都マドリード、リズボン(副首都)
最大の都市
国王
フアン・カルロス1世  摂政ヴィクトール・O・サラザール/第二摂政 カルメン・フランコ 
面積
総計 886,658 ㎢
人口
総計 7344万人
GDP
1兆5094億5200万USD
建国スペイン内戦にてフランコ勝利 1937年
君主主義勢力との結束のため王政は存続
第二次世界大戦 1939年9月1日
ジブラルタル奪還を名目に枢軸側で英国に宣戦、第二次世界大戦に参加 1941年4月1日
ナチス政権崩壊を好機と見た人民戦線残党が蜂起イベリア動乱 1961年
通貨ペセタ
時間帯UTC+1 (DST:+2)
ISO 3166-1ES/ESP
ccTLD.es
国際電話番号34
イベリア連合王国
1937年4月に終結した内戦の結果独伊の強力な支援などによりフランコ将軍率いる反乱軍が人民戦線政府を瓦解させスペイン第二共和制は終焉を迎えた。スペインを掌握したフランコは王政を独裁体制に組み込むことで君主主義者の懐柔及び取り込みを図り自らを摂政とし国王のもと政治を行うという体制を確立した。大戦では1941年4月1日に英国に長年奪われたままであったジブラルタルの奪還を名目に枢軸側で参戦した。大戦後の講和にてジブラルタルの回復に加え仏領ギアナの獲得、モロッコ保護領をモロッコ全域に拡大することに成功した。大戦後は1973年までフランコが摂政として政治を行う。対独外交ではアトラントローパ計画に端をなす経済的混乱はイベリア連合王国の対独感情をおおきく悪化させることになった。独裁体制であったもののナチスドイツとは一定の距離感を保つ外交スタイルが確立された。
ナチスドイツの崩壊後、人民戦線残党の蜂起によるイベリア動乱が発生し一時マドリードを占領され共和制イベリアが成立するも右派市民団体や王立陸海軍が"イベリア義勇軍"と名乗り人民戦線の再びの打破と人民戦線の根絶を目指し進撃し軍事的基盤が薄弱であった人民戦線は民兵などで対抗したがマドリード奪還され人民戦線による共和制スペインは数ヶ月の幻となった。軟禁下におかれていたフランコも即座に釈放さイベリア連合王国は復活したのだ。
人民戦線残党を完全に粉砕し磐石となったためフランコ摂政による全体主義体制は再び確立された。これを見た民主主義国家や共産主義国家から経済制裁なども行われ国民を弾圧していると批判されたがその動員力や第三国を交えた世論調査などから国民からの信認が確認される結果となったため批判の根拠が消滅したことにより制裁や批判は次第にやんでいくこととなる。
1970年代にさしかかると独裁体制に限界が近づきルイス=カレーロ=ブランコが摂政として政治を行っていた時代より緩やかに民主制が取り入れられることとなり摂政についても国民による選挙で選出された王国議会議員より選出されることが慣例となっていく。尚、摂政は首相に相当し摂政を支える摂政府が内閣に相当する。
ナバーロ摂政が高齢を理由に引退を表明したことで行われた摂政選挙では国民同盟中道右派を支持基盤としていたホセ=マリーア=アスナール氏が国民同盟中道左派を支持基盤とするフランシス=アルバレス=カスコス氏を破って後任の摂政に選出された。
第二次大戦終戦後、英葡永久同盟の廃棄などポルトガル統合の障害が消えたことからポルトガル統合に向けて当時ポルトガルを率いていたサラザールと交渉を重ね双頭政治の確立を条件に統合が行われた。イベリア連合王国が数百年ぶりに復活を遂げることとなる。

国名

歴史

政治

第ニ次世界大戦までスペインは海外県を武力を用いた武断政治をもって力で押さえつける統治をしていたがスペイン王国の国力では武断政治は近い将来破綻するだろうとフランコ摂政のもと統治改革が行われ海外県においてもイベリア内地人と同様の権利を認め相互理解を促進している。1990年のスペイン国内の大学には多くのモロッコ保護領などの海外県出身の優秀な若者が集っている。
また、海外県の住人の政治参加についても被選挙権・選挙権共に認めている。
フランコ摂政から受け継がれた目標として海外県の住人もイベリア内地人もイベリア連合王国内の人民が「我らイベリア連合王国人」という共通認識を形作ることというのがありナバーロ摂政も本目標を受け継いでいる。
政治システムとしては摂政が長を勤める摂政府にて審議が行われ法案などは国会へと提出され関係省庁へ指針の伝達などが行われるという形態が成されている。
摂政府は摂政と各省庁の大臣・長官そして大臣・長官を高い専門性、知識で補佐する副大臣・副長官、モロッコ保護領執政官・執政官補佐2名によって構成される。
・モロッコ保護領執政官
モロッコ保護領及び西サハラといったイベリア連合王国海外県の統治、政策について摂政府に様々な提案をする。公的にはスペイン王国海外県首長という位置付けでモロッコ執政府のトップである。
執政官はアフリカ海外県出身者から選出される。
・モロッコ保護領執政府
モロッコ保護領執政府という名前だが実質的なスペイン王国アフリカ海外県の統治を行う統治機関である。執政府構成はイベリア内地人5割、アフリカ海外県出身者5割となっており執政府の抑圧的な施策を抑止する仕組みとなっている。
また執政府構成員は定期的な身体検査・思想調査が王国中央情報局によって行われ不適格と判断された場合速やかに罷免される。

軍事

・陸軍約60万人(予備役45万人)
海軍は空母機動部隊を運用し新無敵艦隊の再生に向けて邁進しモロッコ保護領などの海外県防衛のためという実利的な理由からフリゲートやパトロール用の巡洋艦などが多数建造されている。
陸軍については機械化部隊の育成に力を注ぐ。またモロッコ保護領からのモロッコ志願兵軍団もイベリア連合王国軍にとって重要な戦力であり給金や福利厚生が完備されておりモロッコでは士官は有力な若者の選択肢となっている。
王国中央情報局(CNI)ではフランコ摂政の保護下で情報機関としての地力を急速にのばしナバーロ摂政下に於いても危険思想や過激な政治思想の流入による王国混乱防ぐ防波堤として王国に献身している。
またイベリア連合王国の国益に繋がる情報の蒐集など多岐にわたる職務が存在する。
英国との関係改善に成功した結果イギリス空母機動部隊のフェロル港駐留が両国の同意により行われる。
当初、ジブラルタルへの駐留が英国側より提案されたがジブラルタル駐留は英国のジブラルタル簒奪を想起させると王立海軍・摂政府・与党国民同盟より反対の声が噴出したため見送られた。
それに替わる策としてバレアレス諸島州航空基地の拡張事業やレーダー施設の増設が予定されている。
モロッコ執政国の設立によりモロッコ志願兵軍団はモロッコ執政府軍と名を変え、また徴兵制度がモロッコ執政府によって定められている。

行政

経済

モロッコ保護領への搾取を基本とした抑圧政策からフランコ摂政時代より転換が行われブランコ摂政時代からはモロッコにおける鉱山開発に於いて現地モロッコ人の雇用に加え経営陣にもモロッコ人を参画させることが開発企業に義務付けられ鉱業のみであった本規定はナバーロ摂政時代にモロッコに進出するスペイン企業全てに適用されるようになる。モロッコに於ける資源開発を筆頭とした経済活動はスペイン内地人のみが利益を享受する仕組みからモロッコ人も含めた「イベリア連合王国人」に利益がもたらされる開放的な経済システムが構築され今に至る。

現在、アスナール摂政政権・王国企業連盟が両輪となり新大陸やアジアなどの今後の成長が予測される国々への進出が推進されている。

新しく選出された執政官モロッコ王族サイディ・ムハンマド・ビン・ハッサン・アル・アラウィーによってカサブランカ、タンジェ、ラーユーヌに経済特区を設置し積極的な経済発展を模索する政策が摂政府に提出され摂政府の認可のもと経済特区設置が正式決定した。それと同時にカサブランカ規約が制定される。
※カサブランカ規約(経済特区進出に関する規約)
・現地人を正当な報酬にて雇用すること。
・鉱山などの租借は不可能。
・児童労働など不法な労働を強いないこと。
・人種や国籍による不当な差別的扱いを行わないこと。
・イベリア連合王国の法を遵守すること。
・1年に一度のカサブランカ規約が遵守されているかスペイン王国モロッコ保護領執政府当局の監査を受けること。
以上となっている。追加される可能性あり。

※スペイン王国企業連盟
スペイン企業経営者が加盟するスペイン王国では有数の圧力団体。しばしば豊富なロビイストや献金などでスペイン王国議会や摂政府に影響を与えてきた団体でモロッコ保護領経済特区設置についてもモロッコ保護領執政官が本連盟の理解を得ていたことが経済特区設置に大きな役割を果たしたといわれている。
○企業連盟主要企業
・サンタンデール銀行
スペイン銀行最大手サンタンデール銀行はヨーロッパ各地を始め世界中に支店がある。
エミリオ=ボディン氏が最高経営責任者の座に座ったときより銀行は機密性などの分野でスイス銀行に次ぐほどの厳重さや誇るシステムを構築するに至り欧州各国の要人の口座が多数存在しているのだとか。
&
○naturgy
エネルギー大手で西シベリア第2バクー油田に於ける石油採掘関連事業やアルジェリア〜モロッコ〜イベリアガスパイプライン事業への中核企業としての参画などスペイン王国のエネルギー事情の好転化に向けた様々な施策を行う。王国企業連盟に於いてはサンタンデールやACSに次いで3番目の影響力を持つ。
○ACS
ゼネコン大手。ブラジル政府からの奨励もありブラジルへ積極的進出を図りブラジルでの建設需要の取り込みを推し進める。それの影響もありここ最近の成長度合いは王国内企業のなかでは髄一である。
○インディテックス
ZARAに代表されるような著名なブランドを保有するブランド力の高い服飾大手。ブラジルへは既に進出しておりやソ連邦に留まらずヨーロッパ外の大市場へ打ってでることを計画し意欲的に動いている。
○Construcciones Aeronáuticas S.A(CASA)
スペイン航空産業の担い手たるスペイン最大手の航空関連企業。王立空軍への航空機納入の大部分を担うスペイン王国における空の守り手と王国民からは敬愛を向けられている。

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