時は2000年、ナチスの「約束されし新世界−NeueNazi-Ordnung−」が崩壊してから45年が経った。

ノルウェー民主共和国
den demokratiske republikken norge
Demokratische Republik Norwegen


国旗

国章
国の標語Heil og sæl
国歌Ja, vi elsker dette landet

領土
公用語ノルウェー語
首都オスロ
最大の都市オスロ
政府
初代首相:ヴィドクン・クヴィスリング 2代目首相:ロルフ・ヨルゲン・フグルサング 3代目首相:エイヴィン・エックボ 4代目首相:アルヴェ・ロンヌム 5代目首相:オドヴァル・ノードリ 6代目首相:ヤン・ペダー・シセ 7代目首相:エイヴィン・エックボ 8代目首相:カール・ハーゲン
面積
総計 約447,634km2(スカンディナヴィア半島の本国とスヴァールバル諸島およびヤンマイエン島を含む)
人口
総計  4,503,000人
GDP
約2,902億9577万5000ドル
建国成立 1942年2月1日
通貨第1通貨:ノルウェー・クローネ 第二通貨:ドイツ・マルク
時間帯UTC+1
ISO 3166-1NO / NOR
ccTLD.no
国際電話番号47

国名

ノルウェー民主共和国(Den norske demokratiske republikk、略称DNDR)

歴史

史実と違いナチスが勝利した事により、その同盟者であるヴィドクン・クヴィスリングも傀儡政権であるノルウェー国民連合政府の首相としてドイツの権力をバックに君臨し、枢軸国加盟国として独立を果たす。一応議会や投票権は存在したが実質的に親独である国民連合のみが合法化されていたことから独裁となんら変わりなかった。1955年まではドイツとズブズブで石油や鉄鉱石などの資源提供と引きかえに兵器や技術等のライセンスを好待遇で輸出されていた。
1953年のクヴィスリングの病死、ヒトラー死後の1955年の国際情勢混乱の際にスウェーデン・フィンランドとイェムトランドを始めとした一連の土地を巡って領土紛争を起こしたクヴィスリングの後継者、ロルフ・ヨルゲン・フグルサングは前任者の手法・思想に忠実であったため、これらの行動によりドイツのシュペーア政権の評価は悪く一時期は最低限の外交関係しかなされなかった。その際にこれをチャンスと見た国内の反政府勢力や海外に亡命していた自由ノルウェー政府等が反乱を起こすも、既に国防軍を掌握し飴と鞭で国民意識に浸透しつつあった国民連合政府の前には無力であり、クーデターは鎮圧され関与したものも合わせて数万人近くが処刑もしくはグリニ・ベルクの両強制収容所に収容された。
1958年あたりからドイツと関係改善を行い、1997年にはドイツと共に相互防衛機構である統一条約を結成した。
因みにホーコン7世を始めとしたノルウェー王室は1940年6月9日にノルウェーを脱出して以降、始めはイギリス、ついで戦況悪化に伴いイギリスからアメリカに向ったが第二次世界大戦の枢軸諸国の勝利とそれに伴うクヴィスリング政権の権力確立後に永久国外追放宣言がなされ、現在はアメリカ合衆国で亡命生活を送っており、ホーコン7世はノルウェーの土を踏むことなく1957年9月21日に85歳で死去。ノルウェー王位を継承したオーラヴ5世もノルウェーに戻ることなく1991年1月17日に87歳で没した。現在のノルウェー王位継承者はハーラル5世だが、現ノルウェー政府は承認していない。

政治

ファシズム政党である国民連合(Nasjonal Samling)の一党独裁体制を取る民族社会主義国家。政治目標として反共主義、政党廃止、階級闘争の排除、協調組合国家の建設などを掲げている。
諸外国からは大ドイツ国?のナチスと比べると二番煎じのファシスト扱いだが、その思想の細部などには違いなどが見られる。

外交

第二次世界大戦以来の数少ない親独国家であり、ドイツとは経済的にも軍事的にも外交的にも深いつながりを持つ。
一方で隣国スウェーデン=フィンランド王国とは、スウェーデン側のヒステリックなまでの反ファシズム・反ナチ姿勢から関係は険悪であり、この外交関係によってしばしば国境紛争を引き起こしている。
ロシアについてはかつて共産主義という悪魔の思想を信奉した愚かな劣等人種と考えている。
中東情勢に関してはユダヤ人国家であるイスラエルを国家として認識しておらず、ただのパレスチナを占領している不法勢力として認識している。

軍事

おおざっぱに正規軍であるノルウェー国防軍(det norske forsvaret、略称DNF)と秘密警察たるノルウェー秘密国家警察(Norsk hemmelig statspoliti、略称NHS)が保有する直属の準軍事組織が存在する。
国防軍は1993年当時で総員約20,900人、予備役とそれに相当する郷土防衛隊員を合わせて約45,200人である。首相を最高司令官とするも、実際には国防大臣の下で国防省を通じて文民統制を受ける。国防省傘下の陸海空の三軍の他に、予備役的組織として第四の軍種として運用されるノルウェー郷土防衛隊が存在する。1960年代には総員約10万とかなりの規模であったが近年では縮小傾向にある。
一方秘密国家警察はクヴィスリング政権時代に設立された国家警察(Statspolitiet)を前身とし、現在は総員約4万人の隊員が所属している。秘密国家警察はノルウェー民主共和国にとって政治的・民族的に不快な要素を排除するために、非常に強力な権限を保有しており、彼らは、反対派やユダヤ人、シンティ・ロマなどの少数民族、そして同性愛者などといった国家にとって不快で有害と判断された「特定指定集団」を消去するために活動している。
このほかの軍事組織として政府高官の身辺警護等を担当する指導者護衛隊(Førergarden)や民兵組織であり、国民連合のすべての党員の加盟が義務付けられているヒルデン(Rikshirden)が存在する。
装備品は設立以来一貫してドイツ製の兵器を使用していたが、近年は装備の一元化を避けるために国産兵器やドイツ以外の友好国からも兵器を調達している。

行政

公務員には国民連合の党員でないと就職不可能、と定められた法律が存在するためノルウェーの公務員は軍人を除いて全て国民連合党員である。

経済

スタンバンゲルに経済特区を設けて外国企業を誘致する他、国内企業に対して他国への進出を推奨する等努力はしている。とはいえその政治的思想や体制に起因してか、他国との交流はドイツを除くと小さく経済的にはややきつい状況に立たされている。

科学技術

国民・文化

簡潔にまとめると自然を愛し恥ずかしがり屋で奥手かつ細かいことを気にしないで自分の空間を大事にする、という国民性を持つ。
また文化的には男女平等の風潮が強く、鯨肉を食べて欧州では珍しく家の中で靴を脱ぐ文化があり、水道水が軟水であることから直接飲むことができる。

治安

国家保安省麾下の政治的な面を担当する秘密警察であるノルウェー国家警察(Statspolitiet、略称Stapo)と、内務省麾下の殺人や交通事故などといった一般的な刑事犯罪等に対応する制服警察である国家公民警察(Nasjonalt sivilt politi、略称Naspo)の二つの警察機関が存在する。
警察機構は優秀で、第三世界の後進国と違い基本的に通報すればちゃんと到着するし賄賂を要求したりはしない。しかしながら度の過ぎた国家批判や言動には国家警察によって連行される上、国内には大規模な盗聴網や密告網が整えられているなどかなり息苦しく、全体的な警察国家となっている。

スポーツ

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