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ルール


ニコリのページをご覧ください。

ルール4についてはこちらで解説しています。

例題

こちらの問題を解いてみましょう。

ぱずぷれv3で解く puzz.linkで解く

解き方

へやわけにおいて、"a in b x c"とは「aという数字の入った、辺の長さがbとcのへや」を表します。
また、白と確定したマスには黄緑色を付けてあります。紙で解く方は、マスの中央に点(・)を付けると分かりやすいです。

では、早速解いていきましょう。
まずは、左上の2in1x3に注目します。

ルール4の前半「黒マス隣接禁」より、この部屋に入る黒マスのパターンは1つに決まります。
「隣接禁」から、黒マスの隣は黒マスではない、つまり白マスと確定するので、きちんとメモするようにしましょう。

次に、その隣の0in2x3に注目しましょう。

この部屋には黒マスが0個入る、つまり全て白マスだと分かります。
なお、ルール2の後半にある通り、数字の入っていない部屋にはいくつ黒マスが入るか分からないので、「数字がない」≠「黒マスがない」です。

次は左下の2in2x2を考えてみます。

2in2x2での黒マス入り方は2通りあります。しかし、ルール4の後半「黒マス分断禁」から、隅の2in2x2は1通りとなります(詳しくは、分断禁とは砲台をお読みください)。
ちなみに、初めに考えた2in1x3は飛び石定理といいます。

同じ考え方で、右側の3in2x3も埋めることができます。

これを天地開闢といい、砲台と並んで入り口としてよく出てきますので、ぜひおさえておきましょう。

ここで一旦全体を見てみましょう。

天地開闢砲台の周りで、分断禁から大量の白マスが確定します。
こういった小規模の分断禁で決まる白マスをササッとメモすることが出来るようになると、かんたんな問題が解きやすくなってきます。頑張りましょう。

それでは、次に下部の数字なし2x3を考えます。

ここでついにへやわけの特徴とも言えるルール3「白マス3部屋連続禁」が登場します。
一番下の列を見てみましょう。白マスが多く並んでいて、未確定の1マスを白マスにすると、白マスが3部屋連続してしまいます。これを防ぐため、このマスは黒マスに決まります。
ちなみに、制作者の間ではこのような「両側に白マスが決まってくることで、間のマスが三連禁から黒マスに決まる」ものを「内向き三連禁」と呼んでいます。

終盤に差し掛かってきました。右上の2in2x4とその周辺を見てみます。

ここでも「三連禁」から2つの黒マスが決まります。この2つは「片側に白マスが2部屋連続で並ぶことで、端のマスが三連禁から黒マスに決まる」パターンになります(この決まり方は「外向き三連禁」と呼ばれます)。

これでこの部屋の黒マスは全て決まりました。

この部屋の残りのマスが全て白マスと分かります(これをホワイトニングと呼びます)。これに合わせて右上の部屋も「分断禁」と「三連禁」から確定します。

ここでついに最後の大仕掛け!
中央の2in2x3に注目してください。右側2マスが白マスと確定しているので、実質"2in2x2"となっているので、入るパターンは2つだけです。
ここで、「/」のように黒マスを置くと……

大 分 断 !
ということでもう1パターンに確定し、完成となります。お疲れ様でした。

解答


ここで紹介した手筋は数ある中のほんの一部です。
興味を持たれた方、他にも見てみたいという方はへやわけ用語の基礎知識βをご覧ください。
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