シン・世界線

この文書には、北米事変及び、巨大不明生物群に関する内容が記述されている。21世紀前半で起きた史上最大規模の生物災害である北米事変では、90兆ドル以上もの経済的被害、500万人以上の人的被害が生じた。
これにより、アルストツカは国家機能が一時消失し、大規模な混乱を引き起こした。

巨大不明生物群の進攻経路にあった土地は、高濃度放射性物質が拡散し、高濃度放射能汚染被害が広がったことで、少なくとも16年以上は人が全く住めない状況になった。
また、進攻経路上に存在した建造物への被害も大きく、多数の世界遺産や国宝が消失した。

巨大不明生物群進攻経路

通過州は、ニューファンドランド・ラブラドール州、ケベック州、オンタリオ州の三州のみ

正式名称-巨大不明生物群の進攻阻止及び首都防衛を主軸とする作戦要綱

• 序章

西暦2021年10月31日午前11時12分、突如深海から現れた巨大不明生物群が記念式典中のベルアイル海峡トンネルを通過して破壊。
600m級の個体が計60体いること、ケベックシティ、モントリオール、イーヴァンジェリウム方面へ向かっていると確認され、
大統領が国家非常事態宣言を発令し、周辺住民への避難指示を開始。
巨大不明生物群は予想を上回る速度で進攻し、それに対し、アルストツカ政府はイーヴァンジェリウムの住民避難の時間を稼ぐため、
陸海空軍の統合運用によって巨大不明生物群の進攻阻止及び首都防衛を大統領が命令。
これによって、アルストツカ史上最大規模の陸上防衛作戦が行われることとなった。

• 使用兵力
  • アルストツカ陸軍
    • 兵数約3万人
    • 戦車　D2ヴァルザーク108両
    • 回転翼機　AH-99(ケルヴェック)
  • アルストツカ海軍
    • 兵数約4千人
    • ミサイル発射艦艇8隻
  • アルストツカ空軍
    • 兵数約7千人
    • 爆撃機53機

• 作戦準備

絶対防衛ライン：デュー・モンターニュ湖
作戦目的：イーヴァンジェリウム住民の避難完了まで時間を稼ぐことを目的として、巨大不明生物群の進攻を総軍をもって阻止する。
・陸上部隊はデュー・モンターニュ湖西部に東部に砲身を向けて待機。攻撃ヘリコプター部隊は
・中央艦隊のミサイル発射艦艇は大西洋沖に出て発射準備をして待機。
・航空部隊も離陸準備をして待機。

• 作戦開始

開始時刻：10月31日午後1時05分

正式名称-巨大不明生物群誘引殲滅作戦