以下のような判定基準にて移行作業着手可否を判断する。
※リハーサルの結果
(項目) | (判定基準) | |
1 | 新システムのシステムテスト完了 | 全てのテスト項目が完了し、検出された不具合の対応が完了していること |
2 | 移行手順書の作成・レビュー | 移行手順書が作成・レビューされ、承認されていること |
3 | 移行用プログラムの作成およびテスト | 移行用プログラムが作成・テストされ、承認されていること |
4 | 移行リハーサルの完了 | 移行用プログラムを使用して、移行リハーサルが実施され、検出された不具合の対応が完了していること |
※リハーサルの結果
- 移行用データの抽出=6.5h
- データ変換=7h
- 新システムのDB生成=7h
- 実際のスケジュールをチェック
ただし、時間設定の妥当性については、追加で確認すべきことがある。
↓
移行計画書で想定した条件と同程度なのかが不明。=リハーサル時の条件が本番移行時と同じ条件で実施しているかチェックが必要
- テスト報告書でUT/STが実施されていることを確認。
- ただし、このプログラムはシステムテストデータ作成でも使用している
データ不備があった場合、都度プログラムを修正している
↓
修正の都度テストをしているかどうかが不明。
=テストがないと、本番移行のデータに不備が発生するリスクあり。
↓
修正されたプログラムに対し、テスト結果報告書を閲覧し、結合テストの実施結果を確認すべき
今回、顧客マスタに対し、カラム:「顧客ランク」を追加する
⇒顧客マスタの移行状況の確認が特に重要と予測される = 確認精度を高めるべき
【追加確認方法】
・移行データ処理結果について
<処理件数>=<現行データ件数>
となることを確認する
・サンプリングとして何件か表示させる
⇒顧客ランクが適切に付与されていることを確認する
⇒顧客マスタの移行状況の確認が特に重要と予測される = 確認精度を高めるべき
【追加確認方法】
・移行データ処理結果について
<処理件数>=<現行データ件数>
となることを確認する
・サンプリングとして何件か表示させる
⇒顧客ランクが適切に付与されていることを確認する
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