ニセコで、滑ろっ♪

ニセコに大型複合リゾート　香港企業　２０ヘクタール１００億円投資　07/03 09:00、07/03 12:57 更新


　【倶知安】世界各地で高級リゾートを展開する「ザ・パビリオンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」（香港）が
後志管内倶知安町山田のスキー場近くに総面積２０ヘクタールの大型複合リゾートを建設することが分かった。
今秋に着工するホテルをはじめ、分譲別荘地を２０１９年冬までに完成させ、その後商業施設街も造成する。
総投資額１００億円規模の大規模開発となる。
　リゾートの名称は「ザ・パビリオンズ・ニセコ」。
世界的スキーリゾートであるニセコ地域のニセコグラン・ヒラフスキー場（倶知安町）から車で数分の道道沿いに建設する。
用地は取得済み。ニセコ地域では近年、外国人観光客の急増を背景に大型ホテルやコンドミニアムの建設が相次いでいるが、
２０ヘクタールに及ぶ大規模開発は珍しい。


ホテルは、地上2〜3階建ての和風建築によるホテル棟に加え、周辺に戸建ての宿泊棟を建設。
今年10月に本格着工し、全体では50室規模となる見込み。

分譲別荘地は全47区画で、1区画約千〜2500平方メートルを約1億〜2億円で販売する。うち6区画は売却済み。

　

【倶知安】
　米国人投資家らによる合同会社が、後志管内倶知安町のニセコ地区に高級大型コンドミニアムを建設することが11日分かった。
ニセコグラン・ヒラフスキー場につながる目抜き通り「ひらふ坂」の最上部という好立地で、建設費は約70億円。
収容人数は400人規模となる見込み。
2016年4月に着工し、18年秋にも開業する。
後志管内ではニセコ地区を中心に、高級ホテルの進出が相次いでおり、ブランド化に拍車がかかりそうだ。

　新施設は「スカイ　ニセコ」で、地下2階地上6階の延べ約1万5150平方メートル。
40〜320平方メートルの客室計96戸を数千万〜数億円で分譲した上で、
家具やキッチンなどを備えたホテル仕様の高級コンドミニアムとして運用する。

　1戸当たりの平均面積は約100平方メートルで、大型の客室は2、3室に分割して利用できる仕組み。
米国人らでつくる合同会社「サミットホテルマネジメント」（後志管内倶知安町、ブレア・スミス社長）が建設する。

　ゲレンデに隣接した立地で、施設からスキー場に直接出入りする「スキーイン・スキーアウト」が可能だ。
ひらふ坂周辺のコンドミニアムは収容人数200人以下のものが多く、ここ数年で計画された中では最も大型の施設となる。